『店長 vs 子供』編 2001
2001年10月7日(日) あるお子様との会話。『シスタープリンセス』のBOX特典下敷きを見ながら。 「このいっぱいいる女の子達なに?」 「全部このまんなかのお兄さんの妹だよ」 「きしょっ」 もっともだ。 「少年、この店には夜になると毎日、こうゆうカードを買いにくる大人でいっぱいになるんだ。夜のFBは君の知らない世界なんだよ」 「その中心人物が店長なんだね。きしょっ」 今日はマジックのスタンダード公認大会。四国No,1のプレイヤー層に感謝を込めて、賞品はオデッセイ1BOX。しかし、本当のトップは県外の大会に行ってたり、家で寝てたり。 結果、当店に毎日遊びにくる常連中の常連、高校生辻君が優勝。使い慣れたNo Fiersをがっちりプレイしての勝利でした。 「見事だ辻!! だがいい気になるのは俺を倒してからだ!」 「ほぅ・・・、店長ごときが! 店長の分際で!!」 「かかって来いコラ! プレステU、『SNK VS カプコン』で勝負だ!!」 「キサマのE本田の動きなどバカのひとつ覚え。全てブロッキングよ」 その通りでした。 そのあと私は格ゲーでもマジックでもボコられ、「いいもん、店閉めるもん。明日からここないもん」と負けドッグになるまでいじめられました。 (そのあと小さな子供を『遊戯王』のレアカードパワーでボコり、復活)
2001年10月20日(土) 土曜日。学校が終わると子供たちが店に押し寄せてくる。中学校以下のお客は、よくオレのことを「店長」と言えず、間違えて「先生」と呼ぶ。さらに間違いがグレードアップし、「店長」と「先生」が合体して「船長」とも呼ぶ。 今日は5回「船長」と呼ばれた。よーそろー。 本日は『マジック』のスタンダード大会と『ハーレムマスター』大会。『マジック』は参加者が12人。少ねーッ!! 『ハーレムマスター』は8人。こちらは全力。 夜は常連たちの間でほほえましい会話が。常連にょぐらー君に彼女が出来たとの事。恋愛経験のあるみなさんが、にょぐらーにこぞって性教育。 久保田氏なきあと、性教育と言えば私の出番(なぜ?) 様々な変態プレイを教授しようとするが、店の品位を守ろうとするハリーによって阻まれる。なんだよう、オレは船長だぞう、よーそろー。
2001年11月1日(木) 私が『遊戯王』をあまり好きではないことは多くの人が知るところですが、なんだかんだ言いながら、一番楽しそうにプレイしているとも言われています。 「ギャハハハハハ馬鹿め! トラップカード発動! 《ミラーフォース》で君、全滅〜!」とか、「《ブラッドヴォルス》3枚入り! 見ろッ! これがッ! 金の力だ!!」 とか。 皆さん誤解してらっしゃる。私が好きなのは、子供いじめ。 子供が数少ないおこずかいで買った大切なレアカード。凄いレアはないけれど一生懸命考えて作った僕の魂のデッキ。 それをレアカード満載のごり押しデッキでブチ殺す時に、あぁ、大人で良かった、子供に生まれなくて良かったと実感、いやいや、だからこそレア持ってるもん勝ちの『遊戯王』はやるなと子供たちへの教育をですなァ。 いけませんな。人間どこに歪みがあるかわからんもんです。 しかしなんだかんだ言って、『遊戯王』の良い所も色々知っているつもりですよ。 たとえばカード名。かっこいいですな。少しは『マジック』も日本人的感性に訴えるようなカード名にならんもんでしょうかね。 「あのままでかっこいい」という人もいると思いますが、一般的に言って《薄汚いネズミ人間》とか《ふにゃふにゃ》とか《ぐるぐる》とかをカッコいいとは思わんでしょう。そりゃ《ドラゴン・ソルジャー》とか《デビルゾア》の方が子供らは喜びますわな。 レアカードにしても、「やったぁ、《せっかち》だぁ〜!」は迫力ないですし。 具体的に言うと、《薄汚いネズミ人間》ではなく《〜〜・ラットマン》と一部カタカナ英語にしたり、《黎明をもたらす者レイア》とかも《レイア・ザ・シャイニングエンジェル》としたり!!(もとのままの方が上品という意見多数) まあ、現実的に言うとそのまま日本語直訳でないと、後から出たセットのカードで同じ名前が出てしまう可能性があるので、あまり意訳できない、とのコンドウさん(公認ジャッジ)のお話。なんか残念。 なので、《遊戯王》のカードをコミック的に和訳してみましょう!
微妙。 |