いけっち店長夢日記
『店長 vs 子供』編 2002



2002年4月7日(日)

「なぁハリー、知ってるかい? ポケモンって夢の数だけいるんだよ」

「どうしたんです店長、夢のある話題を」

「いやぁ、エロエロポケモンエロイラーっていないかなぁ?」

「・・・・」

「鳴き声は『エロエロ〜〜』

「それは夢とは言いません」
「知ってるかね? モンスターボールの中ってとっても気持ちいいらしいんだ。どう気持ちいいんだろうねぇ? 『ロケット団のお姉さんゲットだぜ!!』とかどうか?」

「何で店長の話題には常にエロスが込められているんですか!! そんなんだから常連のさっそう氏に『店長オヤジだね。エロいよ』とか言われるんですよ!!」

「ち、違う! 俺はオヤジだからエロいのではない!! 俺だからエロいのだ!!話せば長いが、私がエロいのには訳がある!」
「ほほぅ」

「もう10年近く昔になる・・・当時私は玩具店に勤めており、常連の子供達と対戦格ゲーで遊び呆けていた」

「今と変わらんじゃないですか」

「そんな時、私は一人の女性と付き合い始めた。この女性が凄い美人で、さらに本物のお嬢様だったのだ。何しろ四天王寺高校

「どこです?」

「大阪の超お嬢様学校だ。昔、華族とかが通ってた。日常会話から敬語で、武道の嗜みもあり、舞も踊れておしとやか」

そんなクリーチャーがいるハズないでしょ

「いるのだ。マンガやゲームの中にしかいないように見えるが、彼女らは現実に存在する。我々とは違う次元に住んでいるのだが、僅かな次元の隙間から現出するのだ」
「そんなレアクリーチャーと店長がお付き合いを!? バカな!! 本当なら性犯罪だ!!」

「黙らっしゃい!! そりゃともかく、彼女も少しオタク入ってて、そこらで世界が繋がったのだが、彼女と付き合うにあたり、私もお下品なギャグを言うのをやめ、彼女に合う男になろうとした。今思えば若かった・・・」

「下品じゃなくなるのは良い事では」

「付き合う相手に合わせて自分を変えるなど、本当の恋愛ではないよ。
 まぁそれで私は子供達に、『もう僕は下品な事は言わないよ。これからはエレガンツ池っちと呼んでくれたまえよ』と宣言した」

「三日坊主でしたか?」

「信じられんが半月間、上品な大人を演じ切った。だが、子供達が泣いてすがり付いてきたのだ。
『イヤだ、こんなの池っちじゃないよ!! 下品な池っちを返せ!!』
 ・・・・・・」

「・・・・・・」

「私が下品でもエロくもなくなってしまうと子供達が悲しむ・・・私はエロくあらねばならないのだ。 解るかね? ハリー」

「ここのバイト、やめていいっスか?」

2002年6月22日(土)
 
今回の登場人物

ちゅーじょー君
 ポケモン常連。当店のポケモンシングル値段は彼が決める。
 重労働だが、給料はジュース1本。

カビゴン君
 同じくポケモン常連。
 ポケモンのカビゴンに似ている。すごく、似ている。
 同じく常連の瀬戸君にも似ている。
 ここで
 カビゴン君=瀬戸君=カビゴンの公式が成り立つ。

いけっち店長
 いつものエロ仙人。

ポケ少年たち
 ケガレれなき、ポケモンプレイヤーの少年たち。

 今日はポケモン大会、14人の子供達が集まり、仲良く和気あいあいとプレイしましたの事よ。
 そこへやって来たエロ中年店長、あぶない!! ケガレき子供たちが!!

店長「ねぇねぇ君達、エロエロポケモンエロイラーって、どこ行ったら捕まえられるの?」

ちゅーじょー「わぁ! 店長、なに言い出すンスか!?」

店長「(全く無視して)どこかのジムの裏辺りにいるって話なんだけど。ミニスカート≠フそばに出現するとも」

そんなのいねーよと笑う少年達。そりゃそうだ。

店長「何を言うんだ少年。ポケモンは夢の数だけいるんだぞ。エロイラーも必ずいる!」

カビゴン「誰の夢だよ!」

店長「オレだ!! どんな夢か具体的に言うとだな!

ちゅーじょー「わぁぁ、言わんでいい!!」

だが何故かウケる少年達。さらにエロイラーの設定が増える始末。

ポケ少年達「エロイラーの技は?」

店長「『行っけー!エロイラー!! スカートめくり≠チだー!!』
 相手ポケモンに無理やりスカートを履かせてから、めくりまくる技だ!!
 『効果はバツグンだー!!』」


ポケ少年達「エロエロポケモンって何に強くて、何に弱いの?」

店長「エスパーポケモンあたりに強いかも。何に弱いかなぁ」

ポケ少年達「もっとエロいポケモンに弱いんだ!」

店長「何だよそのもっとエロいポケモンって!」
 

○子供達には言えないエロイラーの設定○

エロエロポケモン(セクハラポケモンとも言う) エロイラー

エロッコ→エロイラー→エロスギー→ゲキエローと進化する。
ゲキエローはもはやポケモンではなく、淫獣。

2002年10月9日(水) 基本が解ってないと、夢も追えない

 当店の遊戯王大会で、最下位になった少年のデッキを見た。
 【ヂェミナイエルフ】や【ブラッドヴォルス】(強い)は入っておらず、【メカハンター】(まあまあ)すら無い。最強が【ラジーン】(弱い)で、あとは【アックスレイダー】。
 正直、最下位も仕方ないといったところか。

 が、少年の目は死んでいなかった。彼は野心と自信に満ちた目でオレを見上げ、こう言った。

「弱いモンスターでも、強化カードを使えば【ヂェミナイ】や強いモンスターを倒せるんだ!
 【デーモンの斧】や【黒いペンダント】をコンボにして、今度こそ勝つよ!」

「【ヂェミナイ】やら【ヴォルス】とかの、最初から強いモンスターを強化したら、もっと強いよ」

 少年の目は死んだ。

 ここであなたが思ったのは、次のどれ?

  1、「ひどいわ! 店長、あんた鬼よ! 子供の夢を何だと思ってんの! PTAに訴えるザーマス!」
  2、「【ヂェミナイエルフ】って、何?」
  3、「事実を知る事は大切じゃ。たとえそれがつらい事でも・・・」
  4、「何だよ、今回、下品ネタじゃないのかよ。淫獣店長が気取ってんじゃねーよ」
  5、「はきゅーん」

 まぁ話を戻して。
 確かに少年に対してあまりにもトドメを差した意見。
 お店的には「そうか!頑張れ!」とでも言うべきかもしれませんが、相手が子供だろうが何だろうが、本当の事しかオレは言えません。
 世の中には、「努力してもムダな物、価値の無い物がある」という事実を、はっきり言うのも大人でしょう。

 ・・・いや、大人うんぬんはウソです。子供と完全に同化して遊んでいるので、手加減出来ないんすよオレ。まぁ、そこを気に入って来てくれている子供も多いようなので、まぁ、いいのかなぁ・・・

 そんなでもオレやはりオトナ、6時を過ぎるとオトナの下品トークが炸裂、子供の前でも。やっぱり困った淫獣店長。
 この前は中学1年生に、遊戯王のヤオイ同人誌「表遊戯×【ルイーズ】(モンスター)」を詳細に説明
 新しい世界の扉を開いてあげました。
 もう、彼はルイーズを以前のような清らかな心で見れません。んふんふ。

 

2002年11月13日(水)ほこりをかけて!池田大戦

常連中学生に池田君という少年がいます。僕の名前も池田。

オレ「この店に池田は二人もいらぬ!池田の名をかけて、デュエル!」

少年池田「よかろう! かかって来なさい! ゲームはデュエルマスターズだっ!」

オレ「良い度胸だ。フフフ。負けた方は今日から井上と名乗る事になる!(全国の井上さんすいません)

井上になりました。

風船君「こんにちわ。井上店長

オレ「うん、僕、井上

ハリー「おや、井上さんじゃないですか」

オレ「うん、僕、井上

次の日

井上店長「池田の名を返してもらう! 再び勝負だ! ゲームは遊戯ウォー!!」

少年池田「ぬはは良かろう! 誇り高き池田の名はキサマごときにはやれぬわ!」

彼は山田になりました。

池田店長「ぐははは、思い知ったか! このトンチキが!!キサマは今日から山田だ! 家に帰ったらまずママに『ママ、僕、山田になっちゃった』と言え! 必ず言え!!

次の日

少年山田「今度は僕の番だ! 池田の名を取り戻す!」

池田店長「良かろう。しかし、もし今回も負けたらキサマの名はもっとムズかしい名にしてやる。覚悟は良いな!?」

少年山田「(ごくり・・・)僕にはもう、失うものなど無い!!

彼はトンダバヤシ君≠ノなりました。

池田店長「ぎゃははは! (中略) 家に帰ったらまずママ (中略) 『僕、トンダバヤシになっちゃった』 (中略) かならず言え!! 屈辱を噛み締めるのだ!!!

少年トンダバヤシ「くそう! 明日こそ・・・明日こそ!!」

池田店長「明日も負けたらキサマはもはや日本人名でいられぬ! 明日負けたらゴンザレス=Bどんどん人間外の名へと進化し、究極完全体はうんこ食い太郎≠セ!!
 

我らの闘いは続く・・・