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2003年1月29日(水)ハゲ騒動
平気で少年に、ヒドイ事を言う店長がいる店、FB徳島店。
そんなお店の平和なある日。
店長「おーい、少年池田」
少年池田「なんスか店長? 寒いから、お使いは拒否」
店長「・・・君の父さんは・・・ハゲているかね?」
少年池田「うん。・・・そうだけど?」
店長「・・・そうか・・・やはりな」
少年風船「どうしたんですか? 店長」
店長「おぉ、風船。実は池田少年の頭髪についてだが・・・ゴニョゴニョ(耳打ち)」
風船「うっ! それはしかし・・・ありえますね!」
店長「ありえるではない! 決定だ!!」
少年池田「さっきから何なんですか!?」
店長・風船「キミはハゲる!」
少年池田「ぎゃあ! ひでぇ!!」
店長「あきらかに広い前頭部、後退しつつある生え際。そしてお父さんがすでに・・・ならばDNAにより決定している! 中学1年にしてふびんよのう」
少年池田「ひどすぎる! そんな事ハッキリ言うなんて!」
本当にひどい店長だ。
それからというもの、少年池田の頭髪について、他の常連少年達も騒ぎ始める。
原田少年「勝負だ! 池田少年!! わぁ〜負けた〜!50本ぐらい抜けた!!」
少年池田「何が抜けたんだ! 何が!!」
明野少年「頭髪を賭けて! デュエル!!」
少年池田「やらんわい!」
とくにひどいのが明野少年。ことあるごとにハゲる∞抜ける∞すべる≠連呼。少し責任を感じる店長。
少年池田「店長〜! 何とかして下さいよ!」
店長「・・・明野を呼べ」
明野出現。「別にハゲなんて言ってないよ〜」と、ヘラヘラしている。
少年池田と明野少年を見渡し、ゆっくりと口を開く店長。ここで普通の大人なら、少年池田に謝るなり、明野を諌めるたりするものだが・・・
店長「明野、前髪を上げてみろ。・・・やはりな・・・お前も、ハゲる」
その瞬間、完全に明暗分かれる2人!
バカにしていたネタが、自らに降りかかる明野の絶望的表情と、同じ地獄に足を踏み入れた明野に対する、亡者のごとき少年池田の笑み。
人間の闇を見る思いです。
それ以来、明野もハゲの恐怖に怯え、少年池田をからかう事は無くなりましたとさ。
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2003年3月12日(水)店長のお仕事、下品話と子供いぢめ。
ガンダムタブレット発売。タブレットって知ってます? 眠気覚ましに使ったりする、ラムネ菓子みたいなものです。
ガンダムのアルミプレートが付いていて、コレクション性があり、描き下ろしの絵もシブくて、200円は安いかと。
アルミプレートのウラには、ランダムに名セリフが書いていて、表の絵とのミスマッチが爆笑もの。
迫り来るゴッグの大迫力イラストのウラに、「見せてもらおうか、連邦軍のモビルスーツの性能とやらを!!」と、シャアのセリフが書いていたり、コロニー落としの絵のウラが、「アムロ、ゲンキカ」とハロのセリフだったり。
で、タブレットの方が、かなりの辛口。
タブレット常飲者で、ドイツ製インパクト≠使用している西岡氏も、「キャラ物のくせに、やりおる」とのご意見。凄くスースーします。
調子に乗ってアルミプレートを集めていたオレ。タブレットの処理に困りました。
で、何とか処理する方法を考え、デュエルスペースを見渡していると、スマッシュブラザーズで遊んでいる子供達が騒いでいます。
「わぁ! アケノ君ひでぇ!」「ひどくないよ!」「あ、店長」「聞いて下さいよ、アケノ君がひどいんです」
店長「まったくだ! 今来たばかりで何の事か知らんが、アケノが悪い! 罰だアケノ! 上を向いて口を開けろ!」
素直に従うアケノ。
無慈悲にタブレットを全部流し込むオレ。
アケノ「ぐはぁっ!〜〜!!〜〜!!!」
涙を流し、無言でのたうち回る少年アケノ。
少年池田「どうしたんです!? アケノ君の身に何が!?」
店長「知りたいか? 少年池田!? 上を向いて口を開けろ!!」
即座に新しいタブレットを開封し、全て流し込むオレ。のたうち回る少年はこれで2名に。
少年風船「て、店長、何なんですか、これ?」
店長「ものごっつい、スースーするものだ。君はスースーするのは平気かね?」
「いえ、あんまり。」「上を向いて口を開けろぉ!」
ザラザラザラ
「ぎゃはぁあああ!!」「よく噛め!!」
ごりごりごり
「深呼吸しろ!」
「すぅ〜、はぁ〜。ああぁあぎゃはぁああ!!」
うちの子供達は何て素直なんだ。アホじゃなかろうか。
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2003年5月15日(木)子供達とTVゲーム
ご存知でしょうが、当店のデュエルスペースは、カードゲームをする所≠ニいうより、遊ぶ所≠目指した結果、マンガや雑誌は山のようにあるわ、TVゲームは遊べるわで、ただの巨大ヲタク部屋と化しております。
ハードは、PSU、ゲームキューブ、ドリームキャスト、サターン、スーファミやファミコン、果てはメガドラやPCエンジンもあり、ネオジオやコントロールパネルもあって、アーケードゲームもプレイ出来る始末。
で、もっぱら、小〜中学生がスマッシュブラザーズをプレイしてるんですが、世代差というものを感じる事がよくあります。この前なんか、マザーUのどせいさん≠ェはなげ≠ニ呼ばれてました。
「・・・君達、はなげ≠ヘないだろう」
「はなげ、はなげ」
「まぁ、マザーなんか知らんのだろうが・・・。じゃあ、このバット持った少年が主人公で、そのゲームのキャラだって事も知らんのか?」
「え〜? そうなの?」
「ピーチ姫が野菜と一緒に引っこ抜くから、ピーチ姫のペットかと思ってた」
「野菜の一種やと思ってた」
違うわい。
N64のゼルダをプレイする小学生。動く物を全て敵と認識し、ナビゲーターの妖精を追い回す。
「コイツ攻撃当たらへんで!?」「リッスン? リッスン?」
「とりゃ〜! 逃げるな!!」「リッスン!?」
同じような事がドリキャスのソニックアドベンチャーでも。
「こいつなかなか死なへんで!?」
チャオにスピンアタックを繰り返す子供。
「・・・・・・」
最近のブームはファミコン。
子供達はチープな画面に秘められたゲーム性に目を輝かせ、大人達は懐かしさに感動。思わず後ろから応援してます。
スペランカー(いきなり濃いなぁ・・・)
「あぁ、死ぬ死ぬ。」「開始2秒で死ぬな。」 | |
子 供 | 「あれ? 今何で死んだん!?」「何このケムリ。あれ!? 死んだ!!」 |
オ レ | 「はっはっはっ。どうしたTVゲーム世代。君らが生まれた時からTVゲームはあったハズだ。一面くらいクリアしてみろ。」 |
子 供 | 「無理やってコレ。ぎゃあ! また死んだ!!」 |
大人 | 「あぁ、ラスボスが実は彼女で」 |
子供 | 「本当!?」 |
すぐ信じる子供達。やっぱり死にまくり。
他、バルーンファイト≠竍魔界村∞スターフォース≠竄轤ェ大ウケ。
池田少年がロックマン1≠クリアしたりして、やっぱりおもしろい。
ゲームは世代を超えて良いものだと思いました。
カードゲームも、手に取ってもらう魅力がある事がまず第一ですが、遊び続けてもらえる内容でないと、やっぱりダメなんじゃないでしょうか。
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