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2002年9月4日(水) ありふれた日常1
ハリーと僕。マンガ、ワンピース大好き。いい年してルフィ海賊団のTシャツを着たりしています。
「ハリー! オレはこの前、ルフィが食べ損なったナゾの食物、生ハムメロンを食ったぞ!」
「ほぅ、どんな味でした?」
「生ハムとメロンの味だった」
「ぶぅ!」
「ほれ、意外な物同士を組み合わせる事により生まれる味のハーモニー! まさに新!食!体!験!!とかを期待するやん!? それが恐ろしい事に、全くハムとメロンの味が別々にするだけなんよ!」
「まずいの?」
「ハムと思って食べるとメロンの水気がイヤーンでメロンだと思うとハムの塩味がイヤーンなのだ」
「なるほど。しかし店長が食べたのは本物の良い物ではなかったのでは!?」
「教えて山岡さん!」
「下内はどう思う?」
「オレのアルター名は『報復のムフロン』!」「なんだそりゃ!」
今日も建設的な会話が無かった。
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2002年9月12日(木) ありふれた日常3
夏休みから一挙に子供比率の上昇した我がFB徳島。
夕方まではデュエルマスターズや遊戯王の子供達でいっぱいです。
ですが、この子供達、夏の間この変な店に入り浸っていたせいで、やはり、どこかおかしくなっています。
野球のユニフォームのままテニスの王子様≠プレイする野球少年一同。彼らは若くして道を誤ったのか!?
遊戯王のマンガに出てくるデュエルディスクをダンボールで自作、右手に装備して嬉しそうにプレイする風船君。
最初は対戦相手も喜んでましたが、やっぱりめんどくさがられてます。
風船に対抗し、改良型デュエルディスクを作ってきた中学生、木で作ったため重くて長時間プレイ出来ません。
こんなヘコむ事ばかりでも、子供達は毎日元気にやってきます。
道を踏み外すんじゃないよ。
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2002年10月15日(火)
凄く足のくさいお客さんが来た。凄く困った。
困っていると帰ってくれた。でも何か恨めしい表情だった。
・・・私にどうしろと!?
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2002年10月20日(日) 下うぅ、二日で遊戯王にハマる!
二ヶ月前の話ですが。
夏休みの間、バイト下うぅ=ゥ(アルバイト紹介コーナー参照)が復活。
相変わらずの『んふんふ』っぷり。
「よう下うぅ。岡山での大学生活はどうよ。」
「ヒマですよ、んふんふ」
「岡山はカード専門店が色々あろう? どうよ」
「今ひとつ水が合わんのですよ。んふんふ」
そんな下うぅですが、当店に帰ってからは、疲れた店長の代わりにレジに詰め込まれたり、中村名人のスリッパをトイレに戻したりと大活躍。
ご存知の方も多いでしょうが、彼は本来、きゃべ助氏を崇拝するモンコレプレイヤー。しかし当店にはモンコレプレイヤーが少なく(売れまくってはいるんですがコレクターさん多し)、下うぅも対戦相手にめぐまれない日々が続いておりました。
そんな彼が、当店で毎日流されている遊戯王のビデオに興味をしめしました。
「店長、なんで毎日遊戯王なんですか。んふんふ」
「いいじゃん。おもしろいし」
「ペガサスの声がスゴすぎっすよ。どう考えても本物ですよ」
「あぁ、あれね。本物のニセ外人を声優に起用してるらしいよ(本物のニセ外人って、なんだ)」
「うぉぉ、パーフェクト機械王かっこよすぎ! デュエルディスク、イカしすぎ! ほっスィ〜!んふんふ」
急激に遊戯王シンパと化してゆく下うぅ。
しかし、カードゲームとしては、1年以上昔のイメージを引き摺っており、なかなかプレイしようとしなかった(遊戯王カードゲームは1年程前はあまりお奨めできるTCGではなかったが、今は最高)。
そんな下うぅにムリヤリデッキを渡し、ハリーと勝負させてみる。
夢のような時が流れた。
曰く、
「何かが降りてきた」「デッキが光った」 「今、神のドロー!」等々。
めでたく遊戯王プレイヤーとなった下うぅ、夏休みのラスト二日間は遊戯ずくしでした。
ところで当店では、上級ルールとして『攻撃時に即興で技の名前を宣言しないと攻撃不可』という遊び方をしていますが、その時のごっきーとハリーの会話。
ごっきー「【ブラッドヴォルス】の攻撃! ビッグ・アックス=I」
ハリー「それはさっき言った技だ」
ごっきー「あぁそうか・・・じゃあ、攻撃!でかいオノ!」
あほです。
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2002年12月18日(水) 徒然なるままに・・・
年末ですな。最近の私の動きですが、いくつか徒然なるままに。
○超巨大パチンコ、エグゾディアドラゴン製作。大体70%くらい完成。
釘を打てば打つほど「エグゾディアのデザインって、パチンコ台にする為にあるようだにゃあ」と思う。
作りかけを店内に置いていると、お客が遊びたがる。
「すげぇ! 思ったよりまともなパチンコ台じゃないスか!!」
「本当はもっと凝りたいんだけどねぇ。真ん中に入ったら、両端から腕が飛び出して、スピーカーから『エグゾーズド・フレイム!! ドギューン!!』とか鳴らしたりね」
「いや、プレイヤー攻撃してどうすんスか!?」「即死技だし」
「で、これ、どうしたらプレイ出来るんです?」
「遊戯王やデュエマスのシングルカードを買えば出来る」
「我々大人は!?」
「遊戯王を始めろ!!」「ひでぇ!!」「それがねらいか!!」
○ジャングルはいつもハレのちグゥ≠ノハマる。マンガはもともと好きだったが、アニメ版(ビデオオリジナル)を見て、その完成度に感動。
あんなにダンサブルなオープニング、エンディングは初めて見た。俺的にマサルさんを超えた。
店頭のビデオでムリやり見せ、強制的に同志にした客達とエンディングを再現するためのダンスチームを結成。
店の入り口で振り付けを研究していると、店に入ろうとしていた客におびえられる。「フフフ恐ろしかろう(カロッゾ風)」
○デュエルマスターズの入荷数カットに落ち込む。マジやばい。他店よりも多い方だが、結果的には、8倍数発注すべきだった。
ガンダムウォーベースドUも足りなかったし、ハリーに「アホ」「マヌケ」「ノータリン」等、暴力的な言葉を投げつけられる。
○給料で、遊戯王カードを嬉々として買おうとするハリーに、5年前の自分が、今の姿を見たらどうするだろうと聞いた。
「殺しますな。」
一瞬、あの頃の目に戻るハリー。怖すぎ。
彼が、偽りの人生を歩んでいるようで心配になり、ハリーの友人、ドイウッチー氏に相談。
ドイウッチー氏(仮面ライダーファッツ)「俺も昔はときメモ≠ニ聞けば、つばを吐く男でしたが、今はおジャ魔女どれみ¢蜊Dきっ子。人は変わるものですよ」
安心。
○カードダス6台導入!! 私の長年の研究と、グラナダの科学により、何とカードダスマシーンで、ガンダムウォーやMTGが販売出来るようになりました!!(改造しないと入らないんですよ)ビバ! グラナダの科学!!
もはや、アンティークの趣きさえある、クリームイエローの自販機に、マジックのカードが入っている姿は違和感ありまくり。でも100円でマジックが買える時代になったんだなぁ・・・
ところで、売れ残ったグラビアアイドルのトレカも入れようと思うんですが、売れると思います? 大学が近いんで良いと思うんスけど(エロポケモン、エロイラー出現ポイント)。
○彼女に送るクリスマスプレゼントで悩む俺。彼女も困ってるらしい。5年も付き合うとネタ不足が深刻。
「池っち、何が欲しい?」
「君の写真集」
「・・・・・」
「じゃあ、君のイメージビデオ」
「・・・・・・・・・・・・・・」
(日記係から注:ハリーさんの命令により、ここの文章はビンクになりました。ご了承下さい。)
○微妙にMTGを始める子供達が増えてきたので、自分も久しぶりにデッキを組もうとする。かなりカンが鈍っている。
「ううむ。昔は『酔っぱらいデッキ』でもそれなりに動いたのに・・・」
「何です? 『酔っぱらいデッキ』って?」
「酔っぱらって記憶を失う。朝起きると、見知らぬデッキを握り締めている。そんな事が3〜4回あった。うち3回はちゃんと動いた」
「失敗作は?」
「言いたい事は解るが動くはずのない、夢のつまったデッキだった。よーするに、ネクロポーテンスの入った5色デッキ」
「動くはずないでしょ」
「よっぱらいなりに、考えてはいたようなんだ! ダークリチュアルが4枚入って、黒マナを出そうとしてたし、モックスダイヤもあって色事故を緩和しようとも・・・ネクロ用に、ジェラード・ウィズダムも入ってた。
でも、しょせん酔っぱらいの思考能力。正気になって見た時、詰め込まれた夢の大きさに涙したものだよ」
「で、今はそれさえも組めないんですか?」
「はっ! すると俺は過去のよっぱらい以下!!」
もう、ダメかもしれない。