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『叩き込め! レベル1モンスターのダイナマイトパンチ!!』
禁止・制限カードが改訂され、いろいろなデッキが活躍する環境となりました。みなさんも新しいデッキタイプ、環境に合った強いカードを模索中だと思います。
そんな中今回は、大会で勝つことは難しいかもしれませんが、使っていて非常に楽しいデッキの紹介をします。
ちょっと一休みして、こんなデッキはいかがでしょうか?
■「ダイレクトアタック!」
このデッキの勝ち方は、レベル1の【ワイトキング】や【カオス・ネクロマンサー】に【光学迷彩アーマー】を装備して殴る、ただそれだけです。
しかし、その攻撃力を甘く見てはいけません。軽く4000は超えます。
ちなみに最大値は
【ワイトキング】攻撃力5000
【カオス・ネクロマンサー】攻撃力7500!!
つまり、2回攻撃すれば勝てるデッキなのです。
ワイトキング
闇 ☆1 アンデット族・効果
ATK/? DEF/0
このカードのもともとの攻撃力は、自分の墓地に存在する「ワイトキング」「ワイト」の数×1000ポイントの数値になる。このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、自分の墓地の「ワイトキング」または「ワイト」1体をゲームから除外する事で、このカードを特殊召喚する。
カオス・ネクロマンサー
闇 ☆1 悪魔族・効果
ATK/0 DEF/0
このカードの攻撃力は、自分の墓地に存在するモンスターカードの数×300ポイントの数値になる。
光学迷彩アーマー
装備魔法
レベル1のモンスターのみ装備可能。装備モンスターは相手プレイヤーに直接攻撃をする事ができる。
ワイトキングのぶっこみデッキ |
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下級モンスター(26枚) |
3x魔導雑貨商人(EE1)
1x同族感染ウィルス(制限・EE1)
3x聖なる魔術師(セイント・マジシャン)(BE1)
2x深淵の暗殺者(ナイト・アサシン)(準制限・ファラオの遺産)
2x月読命(ツクヨミ)(EE1)
3xワイトキング(TLM)
3xワイト(BE1)
1xメタモルポット(制限・BE2)
1xならず者傭兵部隊(制限・BE2)
1xサイバーポッド(制限・BE1)
1xクリッター(制限・BE2)
1xキラー・スネーク(制限・ST城之内Vol.2)
3xカオス・ネクロマンサー(混沌を制す者)
1xお注射天使リリー(制限・BE2)
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魔法(9枚) |
1x天使の施し(制限・BE2)
1x早すぎた埋葬(制限・BE2)
1x手札抹殺(制限・ST遊戯)
1x死者転生(RDS)
1x光学迷彩アーマー(天空の聖域)
1x強欲な壺(制限・BE1)
2xレベル制限B地区(準制限・ファラオの遺産)
1xサイクロン(制限・BE1)
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罠(5枚) |
3x砂塵の大竜巻(BE1)
2xグラヴィティ・バインド−超重力の網−(準制限・BE1)
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■「デッキの回し方」
このデッキの主役は【魔導雑貨商人】です。
こいつのリバース効果を使い、墓地にモンスターを増やしていきましょう。
魔導雑貨商人
光 ☆1 昆虫族・効果
ATK/200 DEF/700
リバース:自分のデッキを上からめくり、一番最初に出た魔法か罠カード1枚を自分の手札に加える。
彼のリバース効果でどんどんモンスターカードが墓地に落ち、(おかげで【ワイトキング】【カオス・ネクロマンサー】がパワーアップ)魔法・トラップカードが手に入ります。
手札に入る魔法・罠も、もともと強力なものしか入っていないのでさらに戦力を増強できます。
【月読命】の効果を使えば、このリバース効果を使いまわすことができます。
月読命
闇 ☆4 魔法使い族・スピリット
ATK/1100 DEF/1400
このカードは特殊召喚できない。召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに持ち主の手札に戻る。このカードが、召喚・リバースした時、フィールド上の表側表示モンスター1体を選択し、裏側守備表示にする。
つまり、【魔導雑貨商人】を反転召喚し、リバース効果を発動させた後、【月読命】を通常召喚。その効果で【魔導雑貨商人】を裏守備に。これで、次のターンまで生き残っていれば、再びリバース効果を使うことができます。
さらに、【月読命】はターン終了時に自分の手札に戻ってしまうので、次のターンも【魔導雑貨商人】を反転召喚したあと、【月読命】の効果で裏守備に・・・と、何度もリバース効果を使うことができるのです。
序盤はこの【魔導雑貨商人】の効果を使いまわすのがいいでしょう。
リバース効果によって手札に加えた【レベル制限B地区】、【グラヴィティ・バインド】で相手の攻撃を防ぎ、身を守ることができます。
これをすり抜けてくるモンスターがいた場合は、【同族感染ウィルス】や【ならず者傭兵部隊】、【サイバーポッド】などで除去します。かなり磐石の守りと言えるでしょう。これなら安心してコンボをゆっくり回せるはずです。
中盤での【月読命】の相方は、【聖なる魔術師】になります。
普通のデッキならば【強欲な壺】を使いまわしたいところですが、このデッキの場合は【天使の施し】の方を使いまわしましょう。
なぜなら、墓地にモンスターを増やしたいからです。【ワイト】は手札に持っていても何の意味もないので、真っ先に墓地に捨てましょう。
【ワイトキング】も【カオス・ネクロマンサー】も墓地に送られてしまったら?
そのときは【死者転生】を使い、回収しましょう。手札コストにモンスターカードを使えば、墓地のモンスターの数を減らさなくて済みます。
魔法カードのため、先ほどのコンボで使いまわすことも可能です。
手札をコストにする際は、いらないモンスターカードや【キラースネーク】【深淵の暗殺者】を使うといいでしょう。 特に【深淵の暗殺者】の場合、リバース効果モンスターを回収できます。これが重要!
墓地にあまりモンスターが落ちていない場合は【魔導雑貨商人】、もう十分に落ちている場合は【聖なる魔術師】と、状況に応じて回収するモンスターを選びましょう。
【死者転生】のコストで【深淵の暗殺者】を使えば、【月読命】と【聖なる魔術師】を一気にそろえることができるのも覚えておきましょう。
使いまわすという言葉を使いまわしたような気がしますが(汗)、墓地は肥えているはずなので、状況に応じたモンスター、魔法を回収しましょう。
2,3回ほどこのデッキを使えば、何を回収したらいいか慣れてくるでしょう。
死者転生
通常魔法
手札を1枚捨てる。自分の墓地に存在するモンスターカード1枚を手札に加える。
深淵の暗殺者
闇 ☆3 悪魔族・効果
ATK/200 DEF/500
リバース:相手フィールド上のモンスター1体を選択して破壊する。このカードが手札から墓地に送られた時、自分の墓地に存在するリバース効果モンスター1体を手札に戻す。
パーツがそろい、十分に墓地にモンスターが溜まったらいよいよ攻撃です。
【カオス・ネクロマンサー】か【ワイトキング】に【光学迷彩アーマー】を装備して攻撃しましょう。
ここで相手の罠にかかるのは絶対に避けたいので、【サイクロン】、【砂塵の大竜巻】で、相手の魔法・罠ゾーンのカードを破壊します。
なるべくなら、相手がセットしたターンのエンドフェイズで発動したいところです。そうすれば、伏せたターンには速攻魔法も罠カードも発動できないので、チェーンして発動されることはありません。
【砂塵の大竜巻】を使いこなすには、タイミングと“読み”が必要なので、「何が何でも必殺の攻撃を通す」事に特化するのであれば、【砂塵の大竜巻】を【神の宣告】や【盗賊の七つ道具】に差し替えても良いかもしれません。
【トラップジャマー】は、【激流葬】やバトルフェイズでないときに撃たれた【破壊輪】を止められないため、おすすめ出来ません。
それでも攻撃モンスターが除去されてしまった場合、再び墓地回収コンボを使い、状況を整えましょう。
盗賊の七つ道具
カウンター罠
1000ライフポイント払う。罠カードの発動を無効にし、それを破壊する。
トラップ・ジャマー
カウンター罠
相手がバトルフェイズに罠カードを発動した時に発動する事ができる。罠カードの発動を無効にし、それを破壊する。
■「このデッキの弱点」
もちろんこのデッキにも弱点は存在します。
どうしても裏側守備表示のモンスターが多くなってしまうので【抹殺の使徒】に弱くなっています。
とはいえ、デッキから全部抜かれてしまうのが、【魔導雑貨商人】、【聖なる魔術師】のどちらか片方だけならまだ戦えます。諦めてはいけません。
両方が除外されてしまったら・・・。そのときは・・・(苦笑)
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