FB徳島遊戯王研究所第25回(2005.9.28)

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『9月1日・制限&禁止カード改定』&『E・HEROデッキ』


 9月1日より、制限&禁止カードが変更されました。
 なお、その際の変更点は以下のとおりです。


新禁止(デッキに入れてはいけない)
【カオス・ソルジャー−開闢の使者−】
【キラー・スネーク】
【いたずら好きな双子悪魔】
【天使の施し】
【聖なるバリア−ミラーフォース−】
【破壊輪】

新制限 (デッキに1枚だけ)
【サウザンド・アイズ・サクリファイス】
【月読命】
【深淵の暗殺者】
【押収】(禁止解除)
【スケープ・ゴート】
【月の書】
【リミッター解除】
【ブラック・ホール】(禁止解除)
【突然変異】

新準制限 (デッキに2枚まで)
なし

制限解除 (デッキに3枚まで)
【ヴァンパイア・ロード】
【黒蠍−逃げ足のチック】
【切り込み隊長】


 以上です。

 全リストは、公式ページをご覧下さい。



■【カオス・ソルジャー−開闢の使者−】禁止!


 今回の改定で、一番の注目は【カオス・ソルジャー−開闢の使者−】の禁止!

 これにより、
「こっちが押してたのに、いきなり【開闢の使者】が出てきて突然死させられた!」
というような理不尽な負け方をする可能性が減りましたし、逆に
「どんなピンチでも、引けばあっという間に大逆転!」
ということもなくなってしまいました。

 一発逆転の派手カードがなくなったことにより、これからは「細かなプレイングによるライフとカード枚数の削りあい」が、より重要になってきます。



 デッキ構築でいうと、【開闢の使者】が禁止になったということは逆に「【開闢の使者】をデッキ入れないでいい」ということ。
 つまり、デッキの中に光属性と闇属性のモンスターを無理して多く積む必要がなくなったということです。

 これにより「属性が悪いからデッキにはいりにくい」ということがなくなり、デッキ構築に大きく幅が出ることとなりました。

 地属性だったため、これまであまり見かけなかった【D.D.アサイラント(プロモ)】なんかの強力カードもよく見かけるようになるかも知れません。

 また、【開闢の使者】が無くなったことで、モンスターがゲームから除外されにくくなったので、墓地に送られることで効果を発揮するモンスター、【クリッター】や【ピラミッド・タートル】の価値が上がったともいえます。



 また、これまで【開闢の使者】を使っていた人は、【カオス・ソーサラー】を使うと良いでしょう。
 さすがに【開闢の使者】には劣りますが、これは【開闢の使者】が強すぎただけ。
 【カオス・ソーサラー】で充分に強力です。


カオス・ソーサラー(エキスパート・エディション2)
闇 ☆6 魔法使い族・効果
ATK/2300 DEF/2000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の光属性と闇属性モンスターを1体ずつゲームから除外して特殊召喚する。
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体をゲームから除外する事ができる。
この効果を発動する場合、このターンこのカードは攻撃する事ができない。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。




■【キラー・スネーク】&【いたずら好きな双子悪魔】禁止


 次に重要なのは【キラー・スネーク】と【いたずら好きな双子悪魔】の禁止です。


 【キラー・スネーク】が禁止になったことで、

・【同族感染ウィルス】や【ライトニング・ボルテックス】といった「手札を使うかわりに強力」なカードが使いにくくなる

・ピンチのときの「回収した【キラー・スネーク】で毎ターンブロック」ができなくなった

ということになります。


 特に、【キラー・スネーク】&【同族感染ウイルス】とのコンボがなくなったのは重要で、今までは「結果的に手札0枚でモンスター1体以上を破壊するスーパーお得コンボ」だったのが、「手札1枚で1枚以上破壊する普通コンボ」となりました。
 つまり、お手軽にカード枚数で得をするのが難しくなったのです。

 また、回収しつづけて無限ブロックができなくなったので、デッキの防御力が下がることになります。

(【深淵の暗殺者】も同じようにお手軽に得できるカードでしたが、これも準制限だったのが制限カードになり、簡単には得できなくなりました)



 同じく【いたずら好きな双子悪魔】もたいていの状況で2枚のカードを奪えたので、これまたお手軽にカード枚数を得できるカード。



 これからは、お手軽にカード枚数で得する方法が減ったことで、勝ち続けるにはプレイングの比重が大きくなった、ということですね。




 ■帰ってきたカードその1、【ブラック・ホール】


 【聖なるバリア−ミラー・フォース】が消えてしまった反動なのか、あの超強力カード【ブラック・ホール】が帰ってくる事となりました。


ブラック・ホール(ビギナーズ・エディション1)
通常魔法
フィールド上に存在する全てのモンスターを破壊する。



 相手にどれだけモンスターが並んでいようが、(自分のモンスターも含めて)全てブッ飛ばすことのできる超強力全体除去カードですね。

 また【サンダー・ボルト】と違って自分のモンスターも全部破壊してしまうため、『自分が有利なときに使うと、トドメの押し込みになる』というカードでもないので、割といいバランスのカードとも言えますね。
 【ミラーフォース】と同じように『めちゃ強力だけどほんの少し状況を選ぶカード』といえます。

 ↑で解説したように『お手軽にカード枚数で得をする』ことが難しくなっているため、1枚のカードで相手のカードを2枚以上葬ることのできるカードは非常に重要であり、強力です。
 不利な状況になったとき、モンスターを全て破壊して場をきれいにしてやりましょう。



 しかしそれだけではありません。
 このカードにはさらに他の仕事があります。

 それは『裏側守備モンスターを倒すことができる』ということ。

 ただでさえちょっと状況を選ぶカードだった上に、【キラー・スネーク】禁止と【深淵の暗殺者】制限で、さらに使い辛くなった【ライトニング・ボルテックス】と違い、ノーコストで表側裏側を問わず全てのモンスターを破壊することができるのです。

 この差は非常に大きなものです。

 「あの伏せカードは【聖なる魔術師】の匂いがプンプンする・・・でも、手札の【ライトニング・ボルテックス】では裏守備モンスターを倒せない!」
というようなことも多かったでしょうし、逆に【抹殺の使徒】や【シールドクラッシュ】では『守備モンスターしか殺せない』ので、こちらが押されているときにはまったく役に立たないカードと化します。


 しかし、この【ブラック・ホール】は違います。
 表だろうが裏だろうが、攻撃表示だろうが守備表示だろうが、何匹モンスターが並んでいようが問答無用ですべてブッ飛ばすことができるのです。

 ここでも【キラー・スネーク】禁止の影響が出ており、(実戦でよく見かけるカードのなかでは)【クリッター】ぐらいしか、「しまったー、撃って損した!」というクリーチャーがいません。



 『相手にモンスターが並んでから使う』というプレイングも、そこそこ重要ではありますが、『裏守備も殺せる数少ないカード』ということもかなり重要です。
 このことは常に念頭におくように心がけましょう。




 ■帰ってきたカードその2、【押収】

 【いたずら好きな双子悪魔】が禁止になった代わりに、【押収】が帰ってきました。


押収(ビギナーズ・エディション1)
通常魔法
1000ライフポイントを払う。
相手の手札を確認し、その中からカードを1枚選択して墓地に捨てる。


 さて、【双子悪魔】は1枚で2枚叩き落すので「撃てば得する簡単カード」でしたが、【押収】は1枚落とすだけ。
「1枚使って1枚落とすだけじゃあ、自分はライフ払っている分、不利になるんじゃないの?」
 いえ、そうではありません。


 まず【押収】は、「相手の手札から1番強いカードを落とせる」のです。
 【双子悪魔】では「相手の手札の中から弱い方の2枚が落ちただけ」というガッカリな結果に終わることもあったのですが、【押収】はそうではありません。必ず相手のベストカードを落とせるのです。


 さらに、【押収】は、「相手の手札を全て見る」ことができます。
 なので、その後の相手の作戦を予想できるのです!
 相手が手札に隠し持っている魔法やモンスターがわかれば、その後の戦いはぐっと楽になるでしょう。




 さて、最後にデッキを紹介。
 リクエストが多かった、『エレメンタルエナジー』対応、E・HEROデッキです。

 エレメンタルエナジー対応版『戦士族型E・HEROデッキ』
通常モンスター
 3x E・HEROスパークマン(FET)
 1x E・HEROクレイマン(FET)
効果モンスター
 3x 沼地の魔神王(EE2)
 2x E・HEROワイルドマン(EEN)
 1x 聖なる魔術師(BE1)
 1x 忍者マスターSASUKE(SOD)
 1x ミスティック・ソードマンLv2(SOD)
 1x メタモルポット(BE2・制限)
 1x クリッター(BE2・制限)
 1x ならず者傭兵部隊(BE2・制限)
 1x 魔道戦士ブレイカー(EE1・制限)
 1x 異次元の女戦士(EE1・制限)
 1x 同族感染ウイルス(EE1・制限)
通常魔法
 3x 融合(BE1)
 2x ミラクル・フュージョン(CRV) 
 1x 地砕き(EE2)
 2x 増援(BE2・準制限)
 1x 抹殺の使徒(BE1・準制限)
 1x 強欲な壷(BE1・制限)
 1x 押収(BE1・制限)
 1x ブラック・ホール(BE1・制限)
 1x 大嵐(BE2・制限)
速攻魔法
 1x サイクロン(BE1・制限)
 1x 月の書(BE2・制限)
装備魔法
 1x 強奪(BE1・制限)
 1x 早すぎた埋葬(BE1・制限)
通常罠
 3x 炸裂装甲(EE1)
 1x 激流葬(BE1・制限)
永続罠
 1x リビングデッドの呼び声(制限・BE1)
融合デッキ
 E・HEROシャイニング・フレア・ウイングマン(EEN)
 E・HEROワイルドジャギーマン(EEN)
 E・HEROサンダージャイアント(FET)
 クリッチー(SOD)


 何度も紹介してますが、【沼地の魔神王】はE・HEROデッキのベストカード!

沼地の魔神王
水 ☆3 水族・効果
ATK/500 DEF/1100
このカードを融合素材モンスター1体の代わりにする事ができる。その際、他の融合素材モンスターは正規のものでなければならない。
また、このカードを手札から墓地に捨てる事で、デッキから「融合」魔法カードを手札に加える。その後デッキをシャッフルする。


・【融合】をデッキから持ってこれる。

・【スパークマン】と【融合】すれば【シャイニング・フレア・ウイングマン】、【ワイルドマン】となら【ワイルドジャギーマン】、【クレイマン】となら【サンダージャイアント】。
 パワーの低い【E・HEROバーストレディ】や【E・HEROフェザーマン】を、無理にデッキに入れなくて良い。

・一度使い終わっても、【ミラクル・フュージョン】などで再利用。

・攻撃力が低いのもメリット。【クリッター】で持ってこれる

 1人で何役もこなす便利モノです。
 こいつと【増援】があれば、E・HEROの融合は非常に簡単。



 また、『エレメンタルエナジー』により、融合して出てくるE・HEROもかなりパワーアップしました。

 今までの【サンダージャイアント】は、3枚もカードを使っているくせに、2枚しか使っていない【人造人間−サイコショッカー】に相打ちというガッカリなサイズでした。
 【E・HEROフレイム・ウイングマン】にいたっては、【サイバー・ドラゴン】にすら相討ちです。3枚使っているのに1枚にすら負ける、これではゲームになりません。

 ですが、【シャイニング・フレア・ウイングマン】&【ワイルドジャギーマン】はこれらを一方的に倒せます。
 倒せるだけでなく、ダメージを与えたり、横のモンスターも倒せたりと、強力なオマケまでついてきます!

(一応【サンダージャイアント】は、【魂を削る死霊】&【マシュマロン】の、「戦闘で破壊されないモンスター対策」としてときどき必要ですので、【クレイマン】もデッキに入っています。
 【クレイマン】は自身の守備が高いので、手札が悪いときの時間稼ぎにもなりますし)



 しかし、融合E・HEROが強力とは言え、カードを3枚も使っているので、手札があっという間になくないます。
 手札がなくなっているのに、強力な融合E・HEROを倒されたり奪われてしまっては、目も当てられません。

(普通の大型モンスターは一度倒されても、【リビングデッドの呼び声】や【早すぎた埋葬】すれば良いのですが、融合E・HEROは「融合召喚でしか特殊召喚できない」ので、そういった手段では再召喚できません)

 そうならないよう、【押収】で危険なカードを落としたり、【サイクロン】&【大嵐】&【ブレイカー】で伏せカードを破壊したり、【炸裂装甲】で【異次元の女戦士】から身を守ったり、【月の書】で回避したり、とにかく守りきりましょう。



 それでも守りきれなかった時は、【メタモルポット】や【ミラクル・フュージョン】の出番です。
 手札を回復させてもう一度融合したり、墓地から融合したりで、戦線を保ちつづけましょう。

メタモルポット
地 ☆2 岩石族・効果
ATK/700 DEF/600
リバース:自分と相手の手札を全て捨てる。その後、お互いはそれぞれ自分のデッキからカードを5枚ドローする。



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