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“SHADOW OF INFINITY攻略(後編)&『ダンディ黄泉帝』紹介”
お待たせしました。
それでは『SHADOW OF INFINITY』攻略記事後編といきましょう。
SOI収録カード中心デッキ紹介〜『遺言黄泉帝』〜
それでは、今回も最新弾カードを中心としたデッキのご紹介をいたしましょう。
今回ご紹介するのは【黄泉ガエル】を中心とした最新型『帝デッキ』に、Vジャンプ1月号収録のプロモカード【ダンディ・ライオン】も一緒に突っ込んだデッキ、『ダンディ黄泉帝』です(なんかイカスデッキ名だなー)
黄泉ガエル
水 ☆1 水族・効果
ATK/100 DEF/100
自分のスタンバイフェイズ時にこのカードが墓地に存在し、自分フィールド上に魔法・罠カードが存在しない場合、このカードを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
この効果は自分フィールド上に「黄泉ガエル」が表側表示で存在する場合は発動できない。
ダンディライオン
地 ☆3 植物族・効果
ATK/300 DEF/300
このカードが墓地へ送られた時、自分フィールド上に「綿毛トークン」(植物族・風・星1・攻/守0)を2体守備表示で特殊召喚する。このトークンは特殊召喚されたターン、生け贄召喚のための生け贄にはできない。
まずはレシピをご覧ください。
黄泉帝デッキ最新型『ダンディ遺言黄泉帝』 |
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上級モンスター(13枚) |
3x 雷帝ザボルグ(EE2)
3x 氷帝メビウス(SOD)
2x 炎帝テスタロス(RDS)
1x 地帝グランマーグ(FET)
2x 冥界の魔王ハ・デス(BE2)
1x 人造人間−サイコ・ショッカー(制限・BE1)
1x 混沌の黒魔術師(制限・EE2)
下級モンスター(9枚) |
3x 黄泉ガエル(SOI)
3x ダンディ・ライオン(プロモ)
2x 魂を削る死霊(EE1)
1x ならず者傭兵部隊(制限・BE2)
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魔法(18枚) |
1x 強欲な壺(制限・BE1)
1x ブラック・ホール(制限・BE1)
1x ライトニング・ボルテックス(制限・FET)
1x 強奪(制限・BE1)
1x サイクロン(制限・BE1)
1x 大嵐(制限・BE2)
1x スケープ・ゴート(制限・ST城之内Vol2)
1x 強制転移(準制限・BE2)
1x 地砕き(EE2)
2x 洗脳−ブレインコントロール(TLM)
2x 撲滅の使徒(BE1)
2x 遺言状(EX-R)
3x おろかな埋葬(ST城之内Vol2)
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動きを簡単に説明しますと、
・【おろかな埋葬】でもなんでもいいんで、【黄泉ガエル】を墓地に送る
・自分スタンバイフェイズに【黄泉ガエル】特殊召喚
・【黄泉ガエル】を生け贄に、手札から上級モンスターを特殊召喚!
・あわよくば【遺言状】も撃って、【魂を削る死霊】を特殊召喚し、相手の手札を捨てさせる!
こんなことを繰り返しつづけるデッキです。
やってることはモンスター召喚だけなんですが、それが非常に強力。
生贄にする【黄泉ガエル】は何度でも復活するので、なんど墓地に送ってもマイナスアドバンテージにはなりません。
そして生け贄召喚するのは、生け贄召喚するだけで効果を発揮する【帝】モンスターがほとんどなので、『場に出すだけでアドバンテージ』を生み出せるのです。
しかも場に残るのが攻撃力2400以上のものばかり。これはたまりません。
あの帝モンスターたちが全て、4ッ星モンスターだったら・・・と考えると、とてつもなく恐ろしいでしょう。
このデッキは、その帝モンスターたちを4ッ星のモンスターであるかのように使えるのです。そりゃ強力です。
そして【黄泉ガエル】を確実にスタンバイフェイズに復活させるため、レシピをご覧くだされば一発でわかりますように、罠カードが一切入っていません。
普通のデッキだと防御力に不安が残るでしょうが、このデッキだとそんなことはほとんど気になりません。
防御力の薄さは、【黄泉ガエル】の永続復活、上級モンスターたちの攻撃力の高さで、充分に補えます。
(もし罠カードを入れるならば、【強制脱出装置】はいつでも使えて便利だし、自分の帝モンスターを手札に戻して出しなおす、というような動きもできるため、それはそれでおもしろいですよ)
とはいえ、まだ場に何もいない1ターン目、そして手札と場に上級モンスターが切れてしまった場合、【黄泉ガエル】が墓地にいないときなどなど、非常に脆くなってしまうような状況もあります。
それを補うために、【ダンディ・ライオン】が投入されています。
このカードは『墓地に送られる』だけで、壁用として便利な綿毛トークンを2体も特殊召喚します。
しかもこのトークン、1ターン経過すると生け贄召喚のための生け贄としても使用できるため、非常に強力です。
また、この綿毛トークンのおかげで生け贄を確保しやいため【混沌の黒魔術師】まで投入していますが、無理にいれる必要のないパーツですので、ちょっと重いなーと感じるのなら、別のカードに変えても良いでしょう。
生け贄としてだけでなくとも、このカードを壁として出すだけで、例え戦闘などで破壊されてもトークンとあわせて合計で攻撃3回分を止めることのできる壁モンスターとして使えるため、相当な堅さを発揮します。
それだけではありません。
↑にも書いてあるように、『墓地に送られる』ことがトークンを出す為の条件。
つまり、どこから墓地に送られても、トークンを出せるのです!
例えば【ライトニング・ボルテックス】のコストとして捨てても、相手表側モンスター全破壊後にトークンが2体出現しますし、【おろかな埋葬】でデッキから墓地に送っても、やっぱりトークンが出現します。
つまり、一度使ってしまうとその後は役立たずカードとなっていた【おろかな埋葬】が、【ダンディ・ライオン】がデッキにある場合、なぜか『綿毛トークンを2体特殊召喚する』という効果に変わるようなもの。
このように、さまざまな使い道のある【ダンディ・ライオン】、非常に強力なカードです。
別にこのデッキに限らず、今後、たくさんのデッキに投入されるでしょう。
というわけで、相手の【ダンディライオン】などに対抗するため、上級モンスターは帝モンスターばかりでなく、【冥界の魔王ハ・デス】も投入されているのです。
冥界の魔王 ハ・デス
闇 ☆6 悪魔族・効果
ATK/2450 DEF/1600
このカードが表側表示でフィールド上に存在する限り、自分フィールド上の悪魔族モンスターが戦闘で破壊した効果モンスターの効果は無効化される。このカードは墓地からの特殊召喚はできない。
このカード(が場にあるときに、自身も含む悪魔族モンスター)がモンスターを破壊すれば、そのモンスターの効果は無効化されるため、【ダンディ・ライオン】や【異次元の女戦士】などの効果を無効化することができるのです。
そして攻撃力が微妙に高く、2450。
つまり相手の【氷帝メビウス】などに一方的に勝つことができるのもうれしいところですね。
マイナステキストとして、墓地から特殊召喚することができませんが、そもそもこのデッキには墓地から特殊召喚するカードが1枚も入っていません。
つまり、こんな強力な効果のモンスターなのにマイナステキストが一切ないようなもの。
やっかいな4ッ星以下のモンスターが回りに多ければ、非常に強力でしょう。
(まぁ別に無理に入れる必要はないので、不要とかんじれば他の帝モンスターなどに換えてもいいでしょう)
それでは、前回ご紹介していなかったカードをご紹介していきましょう。
プロト・サイバー・ドラゴン
光 ☆3 機械族・効果
ATK/1100 DEF/600
このカードはフィールド上に表側表示で存在する限り、カード名を「サイバー・ドラゴン」として扱う。
【サイバー・ドラゴン】の融合モンスターや、進化モンスターは数あれど、【サイバー・ドラゴン】自身がデッキにたった3枚しか入らない以上、そう何枚も場に出すことはできません。
しかし、ついにそれを解決するカードが登場しました!
【プロト・サイバー・ドラゴン】は場に表側表示で存在する限り【サイバー・ドラゴン】として扱われるため、
・【フォトン・ジェネレーター・ユニット】や【アタック・リフレクター・ユニット】で進化
・手札の本物の【サイバー・ドラゴン】と融合して、【サイバー・ツイン・ドラゴン】や【サイバー・エンド・ドラゴン】に融合召喚
などなど、さまざまな専用カードがぐっと使いやすくなりました。
さらには、このカードに【地獄の暴走召喚】を使った場合、デッキの中から特殊召喚されるのは、本物の【サイバー・ドラゴン】3体なのです!
(ルール的には、【サイバー・ドラゴン】という名前のカードに【地獄の暴走召喚】を使った、ということになるから)
こんな感じでさまざまに使い道のある【プロト・サイバー・ドラゴン】ですが、さらにすばらしいことに、攻撃力が低く、3つ星のモンスター。
つまり、【サイバー・ドラゴン】と違い、通常召喚に生け贄がいらないこと、そして【シャイン・エンジェル】や【遺言状】などでデッキから特殊召喚できることの2点のメリットがあるのです。
【サイバー・ドラゴン】と【プロト・サイバー・ドラゴン】を詰め込んで、【パワーボンド】で融合すれば、【サイバー・ツイン】や【サイバー・エンド】でガンガン攻撃できる、強力なサイバーデッキが組めることでしょう。
サイバー・レーザー・ドラゴン
光 ☆7 機械族・効果
ATK/2400 DEF/1800
このカードは通常召喚できない。
このカードは「フォトン・ジェネレーター・ユニット」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。
このカードの攻撃力以上の攻撃力か守備力を持つモンスター1体を破壊する事ができる。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
カイザーこと丸藤亮が使う【サイバー・ドラゴン】の系譜のモンスター。
ATK2400の攻撃力と、ATKもしくはDEFが2400以上のモンスターを破壊する能力を持っているため、戦闘も含めると、ほとんどの表側表示モンスターを破壊できるでしょう。
しかし、【サイバー・ドラゴン】(もしくは【プロト・サイバー・ドラゴン】)2体と、【フォトン・ジェネレーター・ユニット】の3枚も使ってこれだけでは物足りないのも事実。
普通に【雷帝ザボルグ】を生け贄召喚してたほうが強いってもんです。
【ザボルグ】なら裏側表示モンスターも倒せますし、【マシュマロン】のような数値が低くて倒しにくいモンスターも倒せますしね。
一応、【フォトン・ジェネレータ・ユニット】は速攻魔法なので、戦闘中に使えば追加ダメージを与えることができますが、そのためにデッキに入れるかは疑問です。
サイバー・バリア・ドラゴン
光 ☆6 機械族・効果
ATK/800 DEF/2800
このカードは通常召喚できない。
このカードは「アタック・リフレクター・ユニット」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。
このカードが攻撃表示の場合、1ターンに1度だけ相手モンスター1体の攻撃を無効にする。
これもカイザー操る【サイバー・ドラゴン】シリーズの1枚。
例に漏れず、このカードも使い物になりません。
貴重な【サイバー・ドラゴン】(もしくは【プロト・サイバー・ドラゴン】)を、特殊召喚に必要な専用魔法カードと一緒に失うというデメリットの割には、大して強い能力ではありません。
さらにひどいのは、『1ターンに1度だけ相手モンスター1体の攻撃を無効にする』という記述。
『してもよい』ではなく、『する』です。
よーするに、これは強制効果ということ。
発動条件を満たしている場合、必ず発動しなくてはならない、つまり発動タイミングを選ぶことができないということです。
これがどういう事かというと、
■相手の場
・【青眼の白龍(ATK3000)】
・【おジャマイエロー(ATK0)】
(ともに攻撃表示)
■自分の場
・【サイバー・レーザー・ドラゴン(DEF2800)】
(攻撃表示)
こんな場だったとしましょう。
普通なら、【青眼の白龍】の攻撃を【サイバーバリア・ドラゴン】の効果で止めて、ATK0の【おジャマイエロー】なんて無視してやりたいところですね。
しかしこれがそうはいきません。
攻撃を無効化する効果の発動タイミングを選ぶことができないので、先に【おジャマ・イエロー】で攻撃されると、強制的にその【おジャマ・イエロー】の攻撃を無効にしてしまうため、続いての【青眼の白龍】の攻撃を無効化することができないのです。
そりゃまぁDEF2800は早々破られるものではありませんが、ATKたったの800では攻めに転じることもできません。
無理してデッキに入れる必要はないでしょう。
神竜−エクセリオン
光 ☆5 ドラゴン族・効果
ATK/1500 DEF/900
このカードの召喚時に自分の墓地に存在する「神竜−エクセリオン」1体につき、以下の効果を1つ得る。ただし同じ効果を重複して得る事はできない。
●このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
●このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、もう一度だけ続けて攻撃を行う事ができる。
●このカードが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
今回の弾でたくさん収録されている、墓地に同じ名前のモンスターがいると強化されるモンスターの一つです。
他のカードたちが得る効果は固定ですが、このカードは違います。
このカードは生け贄召喚時に、3つの効果の中から1つを選ぶことができます。
なお、効果の発動条件が『召喚時』なので、この効果は攻撃表示で生け贄召喚したときのみ発動します。
つまり【仮面竜】や【早すぎた埋葬】などでの、特殊召喚時には発動しません。
これは間違えやすく、重要なのでので覚えておきましょう。
墓地に【エクセリオン】を送るためには、【おろかな埋葬】や【ロスト・ネクスト】で直接送る方法、【シャイン・エンジェル】などでデッキ内からサーチしてきて地道に送る方法、いろいろありますが、どれもこれもあんまり得した気がしない方法ばかりです。
てっとり早い方法として、【連鎖破壊(BE1)】を使う方法があります。
【エクセリオン】を生け贄召喚し、その効果発動(墓地に1体もいなくても効果自体は発動し、チェーンブロックに乗るようです)にチェーンして【連鎖破壊】を使いましょう。
すると、【連鎖破壊】の効果で【エクセリオン】を手札やデッキから2枚を墓地に送った後、【エクセリオン】の効果を解決するので、2つの効果を得ることができるでしょう。
(勘違いされやすいのですが、【連鎖破壊】は召喚されたモンスター自体は破壊されず、手札とデッキにあるカードのみを墓地に送るカードです)
E・HEROバブルマン・ネオ
水 ☆4 戦士族・効果
ATK/800 DEF/1200
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に存在する「E・HERO バブルマン」と手札の「突然変異」を墓地へ送った場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードはフィールド上に表側表示で存在する限り、カード名を「E・HERO バブルマン」として扱う。
このカードと戦闘を行った相手モンスターをダメージステップ終了時に破壊する。
特殊召喚するのに【突然変異】が必要な変わったモンスターです。
フィールド上に表側表示で存在する限り、【E・HEROバブルマン】としても扱うので、アニメのように【バブル・ショット】や【バブル・イリュージョン】などのカードを使用することもできます。
ヒーロー・キッズ
地 ☆2 戦士族・効果
ATK/300 DEF/600
このカードが特殊召喚に成功した時、デッキから「ヒーロー・キッズ」を任意の枚数特殊召喚する事ができる。
特殊召喚すると、一気に3体場にそろえることが可能なモンスター。
攻撃力が低いため、【巨大ネズミ】や【遺言状】などで案外簡単に特殊召喚することができます。
並んだ3体を活かす方法は、【幻魔皇ラビエル】の他に【キャノン・ソルジャー】で投げ飛ばしても良いし、【ギルフォード・ザ・ライトニング】を生け贄召喚してみるのもおもしろいでしょう。
記憶破壊者(メモリー・クラッシャー)
闇 ☆3 悪魔族・効果
ATK/1000 DEF/600
このカードが相手プレイヤーへの直接攻撃に成功した場合、相手の融合デッキの枚数×100ポイントダメージを相手ライフに与える。
相手の融合デッキが大量にあった場合、大ダメージを与えることができます。
もし、いつも大量に融合デッキを持ち歩いている人が身近にたくさんいるならば、サイドデッキに入れてみるのも面白いかもしれませんね。
逆に、自分が融合デッキを大量に用意し、相手にこのカードを【強制転移】などでプレゼントしてやり、ダイレクトアタックを受けたときに【地獄の扉越し銃】で相手に跳ね返して即死させる、というのも1回はやってみたいですね。
デビルドーザー
地 ☆8 昆虫族・効果
ATK/2800 DEF/2600
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の昆虫族モンスター2体をゲームから除外した場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、相手のデッキの上からカードを1枚墓地へ送る。
昆虫族デッキに新しい切り札登場!
攻撃・守備ともに文句なしの数字。
また特殊召喚モンスターなので、通常召喚とは別に召喚できること、また、墓地のカードを除外することが特殊召喚条件なので、自分の場にモンスターがいないときでも召喚できるのが強みです。
もちろん、墓地に昆虫族がないと召喚できないので、【ドラゴンフライ】などの昆虫族をデッキから探せるカードをデッキに入れておきましょう。
破滅の女神 ルイン
光 ☆8 天使族 儀式・効果
ATK/2300 DEF/2000
「エンド・オブ・ザ・ワールド」により降臨。
フィールドか手札から、レベルの合計が8になるようカードを生け贄に捧げなければならない。
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、もう1度だけ続けて攻撃を行う事ができる。
終焉の王 デミス
闇 ☆8 悪魔族 儀式・効果
ATK/2400 DEF/2000
「エンド・オブ・ザ・ワールド」により降臨。
フィールドか手札から、レベルの合計が8になるようカードを生け贄に捧げなければならない。
2000ライフポイントを払う事で、このカードを除くフィールド上のカードを全て破壊する。
プチ【カオス・ソルジャー−開闢の使者−】とプチ【混沌帝竜−終焉の使者−】(どちらかと言うと【海竜−ダイダロス】?)ですね。
パワーは下がっているとはいえ、2回攻撃、リセット能力どちらも強力な効果には違いありません。
問題は、このカードが儀式モンスターであるということ。
【マンジュ・ゴッド】などを用いて、儀式モンスター(このカード本人)と、儀式魔法【エンド・オブ・ザ・ワールド】、そして合計星8つ分になるように生け贄モンスターを用意しなければなりません。
効果は弱体化しているくせに、【開闢の使者】などよりもはるかに出しにくいのです。
(まぁあの2枚が明らかにおかしい、強すぎるカードだった、ということなのですが・・・)
【ルイン】のほうは、そこまでするなら【不意打ち又佐】に【デーモンの斧】を持たせ、2300の2回攻撃をさせたほうが楽というもの。
しかも【又佐】は【強奪】や【洗脳−ブレインコントロール】も効かないので、こっちのほうが楽な上に強力ともいえます。
【デミス】は、そこまで苦労して出したあとでも、きっちり能力を使えれば2400のダイレクトアタックを決めることができるので、そこまで悪い能力ではないでしょう。
効果を使って場をサラ地にした後、【デミス】をコストに【突然変異】を使い、【サイバー・ツイン・ドラゴン】に化けて5600ダイレクト、というのも強力です。
つまり、【デミス】はそれなりに使う価値が見出せるけど、【ルイン】は使う価値がほとんどない、ということ。
ならば、どうせ星8つちょうどになるよう生け贄に捧げなければならないのなら、無理に【エンド・オブ・ザ・ワールド】からの儀式を狙う必要はありません。
儀式降臨を狙うのが(【デミス】&【ルイン】の)2種類を狙うというのなら、大して強くもない【ルイン】はあきらめて、儀式魔法には【奈落との契約】を使い、【闇の支配者−ゾーク】との併用を狙ったほうが強力でしょう。
闇の支配者−ゾーク(EE1)
闇 ☆8 悪魔族 儀式・効果
ATK/2700 DEF/1500
「闇の支配者との契約」により降臨。
フィールドか手札から、レベルが8以上になるようカードを生け贄に捧げなければならない。
1ターンに1度だけサイコロを振る事ができる。
サイコロの目が1・2の場合、相手フィールド上のモンスターを全て破壊する。
3・4・5の場合、相手フィールド上のモンスター1体を破壊する。
6の場合、自分フィールド上のモンスターを全て破壊する。
奈落のとの契約(EE2)
儀式魔法
闇属性の儀式モンスターの降臨に使用する事ができる。
フィールドか手札から、儀式召喚する闇属性モンスターと同じレベルになるように生け贄を捧げなければならない。
古代の機械城(アンティーク・ギア・キャッスル)
儀式魔法
フィールド上に表側表示で存在する「アンティーク・ギア」と名のついたモンスターの攻撃力は300ポイントアップする。
モンスターが通常召喚される度に、このカードにカウンターを1つ置く。
「アンティーク・ギア」と名のついたモンスターを生け贄召喚する場合、必要な生け贄の数以上のカウンターが乗っていれば、このカードを生け贄の代わりにする事ができる。
カウンターを乗せるために通常召喚するモンスターは、カード名に「アンティーク・ギア」と付いている必要がないのはステキです。
しかも『モンスターが通常召喚される度に』ですので、自分と相手、どちらがモンスターを通常召喚してもカウンターが乗るため、さらにカウンターが乗りやすいですね。
さらにさらに、『通常召喚される度に』という記述ですので、どちらかのプレイヤーがモンスターを裏側守備表示でセットしても、表側攻撃表示で召喚しても、カウンターが乗ります。
(召喚=表側攻撃表示召喚 セット=裏側守備表示召喚 通常召喚=それら2つをあわせた名称、と認識しておけば問題ありません)
というわけですので、1ターン放置しておけば自然に2個くらいカウンターは乗るでしょう。
これがあれば【古代の機械巨人(アンティーク・ギア・ゴーレム)】もかなり出しやすくなります。
別にカウンターをためこんでおく意味はないので、さっさと生け贄に捧げて【古代の機械巨人】を召喚してしまいましょう。
攻撃力をアップさせる効果は、今のところ実戦レベルのものが【古代の機械巨人】くらいしかいないので、残念ながら無視しておくしかないでしょう。
【古代の機械巨人】を出す為に【古代の機械城】を生け贄として使用しているハズなので、そうそう場に残るものではありませんしね。
うっかり【古代の機械巨人】のパワーが上がったらラッキー、ぐらいの感じで留めておいていいでしょう。
ダメージ・コンデンサー
通常罠
自分が戦闘ダメージを受けた時、手札を1枚捨てて発動する事ができる。
その時に受けたダメージの数値以下の攻撃力を持つモンスター1体をデッキから攻撃表示で特殊召喚する。
手札1枚コストは厳しいものの、攻撃力の低いモンスターであれば、ほとんど条件なしに特殊召喚できるという、使いようによっては優れたモンスターサーチカード。
一番わかりやすい例は、この同じセットに収録されている【ヒーローキッズ】を特殊召喚することでしょう。
特殊召喚された【ヒーローキッズ】は残りの仲間も特殊召喚しますから、一気に3体も場に並べることができます。
そのほか、1体場に出ればOKな【黄泉ガエル】を持ってくるのもいいですし、ダメージによっては、普通に強力なモンスター、【同族感染ウィルス】や【ならず者傭兵部隊】なども持ってくることができるかもしれません。
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