トップデュエルマスターズ研究所第136回(2007.08.02)

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□スーパーデッキゼロ ヘブン・オブ・ドラゴン改造! 強化大作戦!!
 
○もともとのデッキレシピ
 
■スーパーデッキゼロ ヘブン・オブ・ドラゴン
クリーチャー
32枚
 4x チッタ・ペロル
 4x コッコ・ルピア
 4x 紅神龍ガルドス
 2x トット・ピピッチ
 4x アンビシャス・ドラゴン
 4x 紅神龍バルガゲイザー
 2x アルティメット・ドラゴン
 2x フレミング・ジェット・ドラゴン
 3x バルキリー・ドラゴン
 2x インフィニティ・ドラゴン
 1x ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン
呪文8枚
 4x デーモン・ハンド(Sトリガー)
 4x 地獄スクラッパー(Sトリガー)

 
 言うまでもなくこのデッキ、非常に良く出来ています。
 
 序盤戦は《チッタ・ペロル》《ガルドス》のコンボで守り、《バルガゲイザー》を出してからはドラゴンがわらわら。
 
 入っているドラゴンも、一見首をひねる物が入っていますが、よ〜く考えると非常に納得がいきます。
 多くのプレイヤーが真っ先に引っこ抜く《アンビシャス・ドラゴン》は、《コッコ・ルピア》を引かなかった時に、最初に出しておけるドラゴンです。
 そればかりでは無く、結構なサイズにまでふくれ上がり、ライバルであるバイオレンス・エンジェルの《タージマル》をもぶち抜いてくれるアタッカーに成長します。実は、やりおります。
 
 
 《アルティメット・ドラゴン》も同じ。パワー15000ぐらいにはあっという間。
 上級者はクリーチャーのパワーを軽視する傾向にありますが、“ゼロ・デュエル”の戦いにおいては、大きさは重要な要素といえるでしょう。
 
 
 《バルキリー・ドラゴン》は、実はこの構成では厳密にはあまり必要ではないカードなのですが、長らく市場から消え去っており、再録が待ち望まれていたカードでした。
 子供たちも喜んでいますから、大変良い収録であったと思います。
 
 
 さて、そんな「言う事の無い構築デッキ」であるへブン・オブ・ドラゴンですが、皆様漫画やアニメでご存知の通り、スーパーデッキゼロに、10枚だけ新しいカードを入れて改造するルールがあります。
 そう。ゼロ・デュエルルールです。
 ゼロ・デュエルで勝ち抜くには、どう改造すれば良いのか? 考えてみましょう。
 


○いつものデッキ構築とはまったく違う! ドラゴンデッキとバイオレンス・エンジェルにさえ勝てば良い!!
 
 ゼロ・デュエルでは、すなわち同系デッキであるドラゴンデッキと、バイオレンス・エンジェルしか敵はいません。
 すなわち、除去コントロールデッキや、火単や水単、火水速攻などの敵と戦うことを考えなくても良いのです。
 そこに絞って考えると・・・・
 


○やっぱりコイツが主役だ!! 全てを解決するスーパーカード《超竜バジュラ》!! 改造デッキ“スーパー・ヘブン・オブ・ドラゴン”

 
■ゼロデュエル用スーパー・ヘブン・オブ・ドラゴン
クリーチャー
25枚
 4x チッタ・ペロル
ヘブン・オブ・ドラゴン
 4x コッコ・ルピア
ヘブン・オブ・ドラゴン
 3x 紅神龍ガルドス
ヘブン・オブ・ドラゴン
 1x アンビシャス・ドラゴン
ヘブン・オブ・ドラゴン
 1x 腐敗勇騎ガレック
 4x 紅神龍バルガゲイザー
ヘブン・オブ・ドラゴン
 2x フレイムバーン・ドラゴン
 2x フレミング・ジェット・ドラゴン
ヘブン・オブ・ドラゴン
 2x バルキリー・ドラゴン
ヘブン・オブ・ドラゴン
 2x インフィニティ・ドラゴン
ヘブン・オブ・ドラゴン
進化4枚
 4x 超竜バジュラ
呪文11枚
 1x ドリル・ボウガン
 1x スケルトン・バイス(殿堂)
 1x 炎獄スマッシュ
 4x デーモン・ハンド(Sトリガー)
ヘブン・オブ・ドラゴン
 4x 地獄スクラッパー(Sトリガー)
ヘブン・オブ・ドラゴン

 
 
 主役はもちろん、《超竜バジュラ》。
 
超竜バジュラ
 7マナ パワー13000 アーマード・ドラゴン
■進化−自分のドラゴン1体の上に置く。
■このクリーチャーが攻撃するとき、相手のマナゾーンからカードを2枚まで選ぶ。相手はそれを持ち主の墓地に置く。
■T・ブレイカー


 3ターン目《コッコ・ルピア》、4ターン目何かのドラゴン、5ターン目の《バジュラ》が決まれば、相手のマナは3マナか4マナ。ここからの逆転はとんでもなく難しい!
 
 よく考えたらパワーも13000と目玉の飛び出る数値。
 バイオレンス・エンジェルの《シリウス》が12000、最強のアタッカー《アルカディアス》が12500。惜しい! 500足りません!! 《バジュラ》の勝ち!!
 
 バイオレンス・エンジェルが「ならば《聖霊王アルファディオス》だ!」とヤケになっても、10マナ? 《バジュラ》のマナ破壊をなめるんじゃねえぜ!!ってところです。
 
 バイオレンス・エンジェルが改造して、《魂と記憶の盾(11弾)》を投入していても、進化獣である《バジュラ》はくたばりません。
 基本カードで怖いのは《アクア・サーファー》ぐらい。それでも致命的ではありません。
 
 もちろん、同系のドラゴンデッキに対しても有効。ズバリ言って、先に出した物勝ちです!!
 
 シンプル・イズ・ベスト。結局コイツが一番強い、ということで、バジュラを生かす形でデッキを組んでみました。だから4枚は必須です。


 なお、もし《バルガゲイザー》で《バジュラ》が表になった場合、場にドラゴンがいれば、問題なく進化できます。
 なので、たいていは《バルガゲイザー》の横のドラゴンを進化させて、すぐにアタックでマナ破壊&Tブレイク!

 ですが、もし場のドラゴンが「アタックして《バジュラ》を表にした《バルガゲイザー》」しかいなかった場合、その《バルガゲイザー》が《バジュラ》に進化することになりますが、すでに「攻撃するとき」タイミングは過ぎてしまっているので、マナ破壊能力は発動しません。次のターンまでガマンしましょう。
 

 
○入るカード(合計10枚)
 
超竜バジュラ
 主役。4枚必須。



フレイムバーン・ドラゴン
 6マナ パワー5000 アーマード・ドラゴン
■このクリーチャーをバトルゾーンに出したときに、相手のパワー4000以下のクリーチャーを1体、破壊してもよい。


 パワー4000以下のクリーチャーを破壊できます。
 すなわち、同系戦では相手のファイヤーバードを、エンジェル戦では《タージマル》や《アクアン》《エメラル》《サーファー》を。
 
 なにより、3ターン目《ルピア》、4ターン目で相手の《ルピア》を焼いて、次のターンに《バジュラ》になる、というパターンが美しすぎます。はっきり言って、それで勝ち。
 
 なお、対バイオレンス・エンジェルで、こちらが先攻であった場合、4ターン目に《フレイムバーン》を出した返しのターン、相手に《マリエル》を出される事も多々あります。
 なので、相手がバイオレンス・エンジェルであった場合、出来るだけ《フレイムバーン》以外の6コストドラゴンから出していきたいところです。(《バジュラ》に進化させるのは勿体無いですが、《バルガゲイザー》もあり)



ドリル・ボウガン
 4マナ 呪文
■バトルゾーンにある相手のクロスギアを1枚選び、持ち主の墓地に置く。その後、選んだクロスギアをクロスしていたクリーチャーのパワーが2000以下なら、 そのクリーチャーも破壊する。


 改造版バイオレンス・エンジェルの最終兵器、《予言者マリエル(8弾)》&《ペトリアル・フレーム(15弾)》を粉砕します。
 このコンボは、ドラゴンデッキにとって言うまでも無く致命的で、揃われては勝つ手段が完璧になくなってしまいます。
 
 もし、まわりにこの戦術を仕込んでいる人が多いなら、《炎獄スマッシュ》《ガレック》《スケルトン・バイス》等の闇の投入カードを全抜きして、
《フレイムバーン・ドラゴン》1枚
《ドリルボウガン》2枚
を新たに投入すると良いでしょう。
 


腐敗勇騎ガレック
 4マナ(闇&火) パワー2000 ゴースト/ヒューマノイド
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、「ブロッカー」を持つ相手のクリーチャーを1体選んで破壊し、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。


 手札破壊が出来て、相手のブロッカーを破壊できます。《シリウス》も一撃!
 しかしコストが重いし、他にも《シリウス》を何とかできるカードがあるから、1枚で充分。
 
 それに、手札がカツカツのこのデッキでは、「次のターン次に引いたカードをマナにして、手札のこのカードをプレイして・・」という状況が常に発生しますが、そこでタップでマナに置かれるレインボーカードを引いてしまうと、それだけで負けてしまう事もありえます。
 なので、「バイオレンス・エンジェルに対抗して《ガレック》を4枚積み!」という人も見かけますが、このデッキでは危険が大きいと思います。
 


炎獄スマッシュ
 4マナ 呪文
■相手の、多色ではないクリーチャーを1体破壊する。


 先攻4ターン目に使えるので、相手の《コッコルピア》を仕事する前に破壊できる、アタックしてきた相手の《バジュラ》を軽く除去できる、等の理由により、様々な闇除去カード候補の中から採用。
 


スケルトン・バイス

 闇文明の殿堂入りカード。やはり強烈です。
 
 

○抜いたカード(10枚)
 
《トット・ピピッチ》 2枚抜き
 ドラゴンデッキ同士なら、出したほうが負けるカードです。出した返しのターン、相手がスピードアタッカーになって殴ってきます。
 また、バイオレンス・エンジェル相手でも、無くても困りません。全力で抜きましょう。

 
《アンビシャス・ドラゴン》 3枚抜き
 バイオレンス・エンジェル相手に突破力にはなるのですが、過信はできません。
 また、ドラゴンデッキ相手には、相手のドラゴンを殴っている間が無い事も多く、そもそも《インフィニティ・ドラゴン》が出ていると無意味です。


《紅神龍ガルドス》 1枚抜き
 天使デッキとドラゴンデッキの戦いでは、それほど使いません。
 しかし、《コッコ・ルピア》のいる状況での《バジュラ》の進化元として、ものすごく軽いのが場合によって強烈。7マナで出ます。


《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》 1枚抜き
 非常に残念ですが、抜けます。「これが無くても勝てる」からです。
 《ボルメテウス》は、「《ボルメテウス》でしか殴らない」からこそ強いカード。
 自然入り超速攻型デッキに《呪紋の化身(7弾)》が入らない(入っても非効率的)のと同じ理由。
 
 
《バルキリー・ドラゴン》 1枚抜き
 基本的には《バルガゲイザー》でドラゴンがわらわら出てきますので、それほど必要ではないのですが、このデッキにはフィニッシャー《超竜バジュラ》が入りましたので、事故った時に持ってくる保険に使えます。
 


○入るかどうか検討されたカード
 
デス・チェイサー
 5マナ 呪文
■S・トリガー
■相手のタップされていないクリーチャーを1体破壊する。


 シールドトリガーで、相手のタップされていないクリーチャーを破壊できる呪文。
 普通に手札から使っても強力。
 このトリガーのおかげで守りが少し強くなるし、相手の切札クリーチャーを撃破できます。
 
 しかし、同系戦において、先攻の場合は相手の《コッコ・ルピア》破壊に間に合う点、相手の殴っている《バジュラ》を破壊できる点を考えれば、《炎獄スマッシュ》に席を譲りました。
 
 とは言え、「闇が7枚しか入っていないデッキで、闇マナをマナゾーンに置けるとは限らない」と考えると、トリガーで勝手に発動する《デスチェイサー》の方が正しいとも言えます。さあ、堂々巡りだ。


 
黒神龍ジャグラヴィーン(12弾)
 6マナ パワー6000 ドラゴン・ゾンビ
■ブロッカー
■このクリーチャーがブロックした時、バトルの後でこのクリーチャーを破壊する。
■W・ブレイカー

 
 それほど強くありませんが、ブロッカーが少しでもあるだけで、ずいぶん戦いやすくなります。
 《インフィニティ・ドラゴン》がいると、ほぼ死なない無敵のブロッカーになりますしね。
 
 ですが、実際に入れるかどうかは意見が分かれるところです。「あって良かった」と思えるシーンが多少限定されてしまうのが難点。メタ次第でしょうか。


 
イモータル・ブレード(16弾)
 4マナ クロスギア
■クロスギア
■これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、クリーチャーを1体、自分の墓地から自分の手札に戻してもよい。
■このカードがどのクリーチャーにもクロスされていない時、バトルゾーンにあるクリーチャーはすべて「スレイヤー」を得る。


 どんなクリーチャーでも《バジュラ》や《シリウス》を倒せるようになりますし、いったん場が有利になればクリーチャー回収能力で相手に逆転のチャンスを与えません。
 が、《マリエル》相手には役に立たないので、その意味《炎獄スマッシュ》を優先しました。


◆その他
《ビトレイヤル・ドラグーン(14弾)》
《バキューム・ジェル(7弾)》
《マインド・リセット(17弾)》
などなど。
 
 バイオレンス・エンジェルに対して有効かもしれませんが、同系に全く役に立ちません。残念。
 


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