カードファイト!!ヴァンガード研究所 (2012.5.23.)

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黒鋼の戦騎カード紹介 《スペクトラル・デューク・ドラゴン》デッキ「スペクトラル・ハルバード」


 いよいよ今週末に一般発売の「エクストラブースター黒鋼の戦騎」。
 さっそく今回は黒鋼の戦騎のカードを主役にしたデッキを紹介するぞ。

  

スペクトラル・デューク・ドラゴン
 グレード3 アビスドラゴン ツインドライブ!!
 トリガー:なし シールド:なし パワー:10000
■【自】【V】【LB(4)】(あなたのダメージが4枚以上で有効):[【カウンターブラスト(2)】,あなたの《ゴールドパラディン》のリアガードを3枚選び、退却させる]
 このユニットがヴァンガードにアタックしたバトルのクローズステップ開始時、コストを払ってよい。
 払ったら、このユニットをスタンドし、そのターン中、このユニットは『ツインドライブ!!』を失う。
■【永】【V】:あなたのソウルに「黒竜の騎士 ヴォーティマー」があるなら、このユニットのパワー+1000。


 まず、パワーが(条件を満たせば)11000。
 これは現時点のゴールドパラディンの中ではバツグンの防御力を発揮してくれるぞ。

 そしてそのテキストだが、リアガードを3体生け贄といえば・・・

  

 どちらも種族アビスドラゴンだし。

 だが《スペクトラル・デューク・ドラゴン》と《ファントム・ブラスター・ドラゴン》は微妙に使い勝手が異なる。
 《ファントム・ブラスター》は「パワーとクリティカルの上昇」なので、《光輪の盾 マルク》のような「ヒットされない」ユニット、いわゆる「完全防御」を使われるとまったくの無駄。つまり実践で使うにはリスクの高い能力だった。

 では、今回の《スペクトラル・デューク》は?
 今回の便利なところは、能力起動のタイミングが「アタックしたバトルのクローズステップ開始時」な点。
 つまりバトルを行って、自分のツインドライブ!!をチェックし、ヒットを判定、ダメージの判定を行い、相手のトリガーを確認。そこまで行った後で、《スペクトラル・デューク》の能力を起動するかどうか選べられるのだ!
 なので、《ファントム・ブラスター》のような「3体生け贄で能力起動!→完全ガードで無駄使い」みたいなガッカリ行動は起きない。
 自分と相手の状況をしっかり確認してから起動するかどうか考えよう。


 おまけにこの能力はヒットしなくとも起動できる!
 1回目の攻撃で相手に完全ガードを使わせ、2回目でトドメ、なんてことも狙えるぞ。


 もちろん良いことばかりでもない。
 スタンドするのは自分のみ。ブースト用のリアガードなどは起きてくれないので、2回目の攻撃は貧弱だ。トリガーがめくれていない限り、インターセプトとかであっさり防がれてしまうだろう。
(注:ブーストでの上昇分は1回の戦闘のみ。トリガーで得た効果はそのターンが終わるまで残っている)
 この点で《ファントム・ブラスター・ドラゴン》の圧倒的破壊力には劣っている。


 ちなみに2回目の攻撃時はツインドライブ!!を失うが、ヴァンガードの攻撃には変わりないので、通常のトリガーチェックはもちろん可能。
 つまり1回目の攻撃にトリガーを2回チェックで、2回目の攻撃で1回、計3回トリガーをチェックできるぞ。


 それでは《スペクトラル・デューク・ドラゴン》を主役にしたデッキレシピを紹介。


■スペリオルコール型《スペクトラル・デューク・ドラゴン》デッキ
G3 7枚
 4x スペクトラル・デューク・ドラゴン (LB)
EB03
 3x 灼熱の獅子 ブロンドエイゼル (LB・スペリオルコール)
G2 11枚
 4x 神技の騎士 ボーマン (テキストなし)
BT06など (TD05など)
 4x 聖弓の奏者 ヴィヴィアン (スペリオルコール)
 4x 黒竜の騎士 ヴォーティマー (スペリオルコール)
EB03
G1 14枚
 4x 美技の騎士 ガレス (テキストなし)
BT06など (TD05など)
 4x 光輪の盾 マルク (ヒットされない)
 4x 漆黒の先駆け ヴォーティマー (スペリオルコール)
EB03
 2x 聖斧の奏者 ニムエ (スペリオルコール)
G0 17枚
 4x 【治】エリクサー・ソムリエ (テキストなし)
 4x 【☆】フレイム・オブ・ビクトリー
 4x 【☆】サイレント・パニッシャー (テキストなし)
 2x 【引】武器商人 グイディオン (テキストなし)
 2x 【引】蒼穹のファルコンナイト
EB03
 1x 【FV】幼き黒竜 ヴォーティマー
EB03
(このデッキは2012年5時点のカードとルールで作成されております)



 《スペクトラル・デューク・ドラゴン》と相性ばっちりなのが《ヴォーティマー》シリーズだ。

    

幼き黒竜 ヴォーティマー
 グレード0 ヒューマン ブースト
 トリガー:なし シールド:10000 パワー:4000
■【自】:「漆黒の先駆け ヴォーティマー」がこのユニットにライドした時、山札の上から7枚まで見て、「スペクトラル・デューク・ドラゴン」か「黒竜の騎士 ヴォーティマー」を1枚まで探し、相手に見せ、手札に加え、その山札をシャッフルする。
■【自】:「漆黒の先駆け ヴォーティマー」以外の《ゴールドパラディン》がこのユニットにライドした時、このカードをRにコールしてよい。


漆黒の先駆け ヴォーティマー
 グレード1 ヒューマン ブースト
 トリガー:なし シールド:5000 パワー:7000
■【永】【V】:あなたのソウルに「幼き黒竜 ヴォーティマー」があるなら、このユニットのパワー+1000
■【自】:[あなたの《ゴールドパラディン》のリアガードを1枚選び、退却させる]
 「黒竜の騎士 ヴォーティマー」がこのユニットにライドした時、あなたのソウルに「幼き黒竜 ヴォーティマー」があるなら、コストを払ってよい。
 払ったら、あなたの山札の上から2枚まで見て、《ゴールドパラディン》を2枚まで探し、ユニットのいない別々のRにコールし、残りのカードを山札の下に好きな順番で置く。


黒竜の騎士 ヴォーティマー
 グレード2 ヒューマン インターセプト
 トリガー:なし シールド:なし パワー:9000
■【永】【V】:あなたのソウルに「漆黒の先駆け ヴォーティマー」があるなら、このユニットのパワー+1000
■【自】:[あなたの《ゴールドパラディン》のリアガードを1枚選び、退却させる]
「スペクトラル・デューク・ドラゴン」がこのユニットにライドした時、あなたのソウルに「漆黒の先駆け ヴォーティマー」があるなら、コストを払ってよい。
 払ったら、あなたの山札の上から2枚まで見て、《ゴールドパラディン》を2枚まで探し、ユニットのいない別々のRにコールし、残りのカードを山札の下に好きな順番で置く。


 このゲームではおなじみ、順番にライドすればオマケがついてくるシリーズ。
 しかもそのオマケはリアガードが増えるという、《スペクトラル・デューク・ドラゴン》とかみ合った能力だ。
 4種きっちりとライドしていけば、1枚のリアガードが最終的に3枚になって、《スペクトラル・デューク》のコストにぴったりの数となるぞ。

 ゲーム初手の引き直しルールを活用して、できるかぎり《ヴォ―ティマー》シリーズでのライドを目指そう!



 だが、運の要素が絡むカードゲームある以上、引き直しを使ってもうまく《ヴォ―ティマー》できないこともある。
 そうなれば《スペクトラル・デューク・ドラゴン》のコスト不足という悲しい事態に陥るかもしれない。
 そんな事態を避けるため、その他のリアガードも仲間を増やす能力持ちに特化してみたぞ。

   

聖弓の奏者 ヴィヴィアン
 グレード2 エルフ インターセプト
 トリガー:なし シールド:5000 パワー:9000
■【自】【V/R】:【カウンターブラスト(1)】
 このユニットのアタックがヴァンガードにヒットした時、このユニットが《ゴールドパラディン》に【ブースト】されていて、あなたのリアガードが4枚以下なら、コストを払ってよい。
 払ったら、あなたの山札の上を公開する。そのカードが《ゴールドパラディン》なら、そのカードをユニットがいないRにコールし、違うなら、その山札をシャッフルする。


聖斧の奏者 ニムエ
 グレード1 ヒューマン ブースト
 トリガー:なし シールド:5000 パワー:7000
■【自】【V/R】:【カウンターブラスト(1)】
 このユニットのアタックがヴァンガードにヒットした時、このユニットが《ゴールドパラディン》に【ブースト】されていて、あなたのリアガードが4枚以下なら、コストを払ってよい。
 払ったら、あなたの山札の上を公開する。そのカードが《ゴールドパラディン》なら、そのカードをユニットがいないRにコールし、違うなら、その山札をシャッフルする。


 また、通常リアガードを出せるのはメインフェイズのみだが、このカードを使えばバトルフェイズ中にリアガードを増やせる。
 それを活用することで、

1・《スペクトラル・デューク・ドラゴン》で攻撃。《スペクトラル・デューク》をブーストしたリアガードを含む、3体をコストにスタンド。

2・《奏者》で攻撃、ヒット時効果でグレード1か0が出るならば、《スペクトラル・デューク》の後ろにスペリオルコール。

3・《スペクトラル・デューク》が再度ブースト付きで攻撃。

という動きが可能。
 つまり《スペクトラル・デューク》の「2回目の攻撃時はパワーが低い」というデメリットをある程度は緩和できるコンボが可能だぞ。
(さらに理屈の上では、《奏者》とのコンボで「《スペクトラル・デューク・ドラゴン》驚異の1ターン3回攻撃!」も可能!)

 もちろんこのあたりのコンボをきれいに決めるのは難しいのではあるが、相手にいかにガードを使わせるか?という順番の選択肢には絡むので、一応覚えておこう。



 さて、このデッキは《スペクトラル・デューク・ドラゴン》を主役に組まれてはいるが、もちろん《スペクトラル・デューク》を引けないこともある。
 そんな時はこいつで戦おう。

  

灼熱の獅子 ブロンドエイゼル
 グレード3 ヒューマン ツインドライブ!!
 トリガー:なし シールド:なし パワー:10000
■【自】【V】【LB(4)】(あなたのダメージが4枚以上で有効):【カウンターブラスト(2)】
 あなたのリアガードが4枚以下なら、あなたの山札の一番上を公開する。
 そのカードが《ゴールドパラディン》なら、ユニットのいないRにコールし、違うなら、その山札をシャッフルする。
 コールしたら、そのターン中、このユニットのパワーを増やす。増やす数値は、この効果でコールされたユニットの元々のパワーである。
■【V】:あなたのターン中、あなたの《ゴールドパラディン》のリアガード1枚につき、このユニットのパワー+1000。


 《ヴォーテイマー》シリーズがうまく活用できていれば、リアガードは十分に足りているはず。
 15000の強力パワーで押していこう。

 また、リミットブレイクに達していない時やリアガードが足らない時といった、《スペクトラル・デューク・ドラゴン》にライドしてもあまりうまみがないという場合にも、まずはこちらにライドするのもいい。
 相手を5点まで追い込んで、あとはトドメだ!という時に《スペクトラル・デューク・ドラゴン》へ再ライドし、2回攻撃でゲームを決めよう。



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