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「TD12 超次元の勇者」発売！ ＆ 「銀の茨」型《銀の茨の竜女帝 ルキエ “Я”》デッキ
　
　

　いよいよ今週は新トライアル「TD12　超次元の勇者」の発売！
　超次元ロボが主役の構築済みデッキなので、新録の超次元ロボはもちろん、今まで入手しづらかったプロモの超次元ロボも再録！
　ロボ好きにはおススメのデッキだぞ！

　8月9日（金）はお店にダッシュだ！



　また、今回もカードキングダム全店にて、新トライアル発売記念として、「超次元の勇者」をご購入いただけたお客さまへ「超次元の勇者」のカードを使ったテーマデッキ記事をお渡します！

・店頭にて「超次元の勇者」をご予約、または2013年8月18日（日）までにお買い上げの方に、デッキレシピ記事を差し上げます。

・後日、内容の一部または全部が一般公開される場合があります。

　みなさまよろしくお願いします。

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　12弾「黒輪縛鎖」収録のカード、《銀の茨の竜女帝 ルキエ “Я”》を使ったデッキを紹介。


　
　新パック黒輪縛鎖でリンクジョーカー本格参戦！



　今回は《銀の茨の竜使い ルキエ》とのクロスライドを目指したデッキにしてみたぞ。

　　

■「銀の茨」型《銀の茨の竜女帝 ルキエ “Я”》デッキ 　 Ｇ３ 　４x 銀の茨の竜女帝（シルバーソーン・ドラゴンクイーン） ルキエ “Я”　（クロスライド） ＢＴ１２ 　４x 銀の茨の竜使い（シルバーソーン・ドラゴンテイマー） ルキエ　（LB） ＢＴ０７ Ｇ２ 　４x 銀の茨の獣使い（シルバーソーン・ビーストテイマー） マリチカ 　（スペリオルコール） ＢＴ１２ 　４x 銀の茨（シルバーソーン） ライジング・ドラゴン ＢＴ１２ 　２x 銀の茨の操り人形（シルバーソーン・マリオネット） りりあん 　（テキストなし） ＢＴ１２ Ｇ１ 　４x 銀の茨のお手伝い（シルバーソーン・アシスタント） イリナ　（ソウルチャージ） ＢＴ１２ 　３x 銀の茨（シルバーソーン） ブリージング・ドラゴン ＢＴ１２ 　４x 銀の茨の催眠術師（シルバーソーン・ヒュプノス） リディア　（守護者） ＢＴ１２ 　４x パープル・トラピージスト 　（スペリオルコール） ＢＴ０７など （PR0036） Ｇ０ 　４x 【治】 銀の茨のお手玉師（シルバーソーン・ジャグラー） ナディア　（テキストなし） ＢＴ１２ 　４x 【☆】 銀の茨（シルバーソーン） バーキング・ドラゴン　（テキストなし） ＢＴ１２ 　４x 【☆】 ポイゾン・ジャグラー ＢＴ０７ 　４x 【引】 銀の茨の操り人形（シルバーソーン・マリオネット） なたーしゃ　（テキストなし） ＢＴ１２ ＦＶ 　１x 銀の茨のお手伝い（シルバーソーン・アシスタント） イオネラ ＢＴ１２

このデッキは２０１３年７月時点までのルールとカードで組まれています。

ＢＴ０７＝ブースターパック 獣王爆進
ＢＴ１２＝ブースターパック 黒輪縛鎖

PR0036＝DVD カードファイト!! ヴァンガード（８）



　ペイルムーンは、人によって構築の個性が出るクランだと言われている。


　一口に「《ルキエ“Я”》のデッキ」と言っても、

　・クロスライド中心
　・《ミラクルポップ エヴァ》からのブレイクライドを狙うデッキ
　・そもそも「銀の茨」の枚数が少なく、既存の型に《ルキエ“Я”》が入ったようなデッキ


　など、とにかく好みによってさまざま。



　今回ご紹介するのは「銀の茨＆クロスライド中心」のデッキだ。

　《銀の茨の竜使い ルキエ》と《パープル・トラピージスト》（と一部トリガー）以外、全て「黒輪縛鎖」収録のカードだけで組めるぞ。
（《ポインゾン・ジャグラー》をスタンドトリガーに変えて、トリガーも全１２弾仕様にしてもＯＫ。デッキ的にスタンドトリガーとの相性は悪くない）



　　

銀の茨の竜女帝（シルバーソーン・ドラゴンクイーン） ルキエ “Я”
　グレード３　エルフ　ツインドライブ！！
　トリガー：なし　シールド：なし　パワー：１１０００
■【【起】【(V)】【リミットブレイク】(4)（あなたのダメージが４枚以上で有効）：[【カウンターブラスト】(1)，あなたの《ペイルムーン》のリアガードを１枚選び、呪縛する]
　あなたのソウルから、《ペイルムーン》を１枚選び、(R)にコールし、そのターン中、そのユニットのパワー＋5000。
（呪縛されたカードは、裏向きになり何もできない。持ち主のターンの終わりに表に戻る）
■【永】【(V)】：あなたのソウルに「銀の茨の竜使い ルキエ」があるなら、このユニットのパワー＋2000。
■【永】【(V)/(R)】：盟主（共通するクランがないあなたのユニットがいるとアタックできない）






　Ｇ１では変わった特に動きはなし。


　ただ、後攻の場合は「先駆」持ちファーストヴァンガードである《銀の茨のお手伝い イオネラ》の効果を使う機会がある。
　効果を使うのを忘れないようにしよう。
（Ｇ３ライド以降は本当に忘れやすい。マジ注意）


　　

銀の茨のお手伝い（シルバーソーン・アシスタント） イオネラ
　グレード０　ワービースト　ブースト
　トリガー：なし　シールド：１００００　パワー：５０００
■【自】：先駆（同じクランのユニットにライドされた時、(R)にコールできる）
■【自】【(R)】：このユニットがカード名に「銀の茨」を含むヴァンガードを【ブースト】したバトル中、アタックがヴァンガードにヒットした時、
　あなたの山札から２枚まで見て、カード名に「銀の茨」を含むカードを１枚まで探し、ソウルに置き、残りのカードを山札の下に好きな順番で置く。


　なお、「銀の茨」ヴァンガードをブーストするのが条件で、相手のヴァンガードへヒットした時に、「銀の茨」ユニットのみをソウルに入れられる。
　効果が非常に強力だけに、細かな制約が意外と厳しいのだ。

　つまり、《パープル・トラピージスト》にライドしてしまった場合、「先駆」はできるけど下の効果が使えない。間違えないように注意しよう。

　





　Ｇ２では《銀の茨の獣使い マリチカ》へのライドを狙おう。


　　

銀の茨の獣使い（シルバーソーン・ビーストテイマー） マリチカ
　グレード２　エルフ　インターセプト
　トリガー：なし　シールド：５０００　パワー：９０００
■【自】【(V)/(R)】：[【カウンターブラスト】(1)]
このユニットのアタックがヴァンガードにヒットした時、あなたの《ペイルムーン》のヴァンガードかいるなら、コストを払ってよい。
　払ったら、あなたのソウルからカード名に「銀の茨」を含むカードを１枚まで選び、(R)にコールし、
　そのターンの終了時、そのユニットをソウルに置く。



　とりあえずリアガードのコールは無しで話を進めるぞ。



　図のように、《マリチカ》を《イネオラ》でブーストしてアタック。アタックは無事、相手ヴァンガードへヒットしたとしよう。



　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　



　《マリチカ》と《イネオラ》は共に「ヒット時」タイミングで効果が起動する。
　なので、効果解決の順番は自分の好きなように選べるぞ。




　というわけで、まず《イネオラ》のソウルチャージ的な効果を使おう。
　山札上２枚を見て、「銀の茨」１枚をソウルに。残りは山札下に。「銀の茨」がなかったら、運が悪かったと思ってあきらめよう。


　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　（↓の効果でソウル増加）
　　　　　　　　　　　　　　




　次に、カウンターブラスト１を使って《マリチカ》の効果発動だ。


　ソウルにはＧ１ライドしたユニットと、《イネオラ》効果でソウルに入ったカードの２枚が（たぶん）あるはず。



　その中から、パワーの高い方の「銀の茨」を選んでスペリオルコールだ。
　ヴァンガードはＧ２状態だけど、この効果ならＧ３リアガードでもスペリオルコールできるぞ。
（ここでは《ルキエ “Я”》を出したとする）


　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　




　スペリオルコールした「銀の茨」で、ヴァンガードかリアガードをアタック。
　ヒットすればそれで良し、ガードされれば「ガードに手札を使わせた」のでどっちにしろお得だ。




　ターン終了時、スペリオルコールした「銀の茨」はソウルに帰る。

　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　




　相手ターンを迎えれば、前列にリアガードが残らなくなる。


　つまり、返しのターンで《ブラスター・ブレード・解放者》や《ブラスター・ダーク・撃退者》のような、「前列を退却させる」効果でアドバンテージを取り返されることがない。



　相手が早い段階でリアガード展開→速攻を仕掛けてきても、《マリチカ》で手札を使わずアタック回数を増やし、相手リアガードの数を削る事もできるのだ。

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◆Ｇ３での回し方


　というわけでＧ３へライドだ。

　本来、クロスライドは「再ライド＝手札を１枚消費する」ことで、強力な常時１３０００ヴァンガード化するギミックだった。
　１３０００は強力だが、手札消費が結構きつく、さらに再ライド＝自分の４ターン目にならないと行えないという速度的な問題もあった。



　しかし「黒輪縛鎖」には、余分に手札消費することなく、また最速自分３ターン目のクロスライドができるカードたちが存在する。
　《ルキエ “Я”》もそのひとつだ。


　　



　まず、《銀の茨の竜女帝 ルキエ “Я”》Ｇ２→Ｇ３ライドの場合でも、各種ソウルチャージ効果で《銀の茨の竜使い ルキエ》がすでにソウルへ入っていることもある。
　完全に運任せだが、これができればすぐに手札消費なしの最速クロスライド状態。いきなりパワー１３０００だ。


　　
　　　　　（パワー１３０００）

　　＼ソウルチャージワッショイ／
　　



　ソウルチャージ効果でソウルに入れられなかった場合でも、《銀の茨の竜使い ルキエ》と《パープル・トラピージスト》が手札にあれば最速クロスライドできるぞ。


　※《竜使い ルキエ》をコール

　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　


　→《パープル・トラピージスト》をコール

　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　


　→効果で《竜使い ルキエ》をソウルに送り、別のユニットをソウルからスペリオルコール
（ここでの例はまた《ルキエ “Я”》）

　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　


　→《パープル・トラピージスト》は場に残るため、手札消費なしでクロスライド状態！！



　なお、《パープル・トラピージスト》はパワーが低い。キチンとパワー１６０００↑ラインを意識して配置しよう。






　相手が速攻を仕掛けてきて、Ｇ３ライドした瞬間に４ダメージ以上なら、《銀の茨の竜使い ルキエ》にライドするのも手だ。

　

銀の茨の竜使い（シルバーソーン・ドラゴンテイマー） ルキエ
　グレード３　エルフ　ツインドライブ！！
　トリガー：なし　シールド：なし　パワー：１１０００
■【起】【(V)】【リミットブレイク】(4)（あなたのダメージが４枚以上で有効）：[【カウンターブラスト】(3)]
　あなたのソウルから、グレード３とグレード２とグレード１とグレード０の、《ペイルムーン》をそれぞれ１枚まで選び、別々の(R)にコールする。
■【自】【(V)】：あなたの《ペイルムーン》がソウルから(R)に登場した時、そのターン中、このユニットのパワー＋3000。


　《マリチカ》の効果でカウンターブラスト１を使っていたとしても、残りの表コストは３枚。
　ちょうど《竜使い ルキエ》のカウンターブラスト３で使い切れるぞ。



　そうした場合、最低でも「ライドしてたＧ１とＧ２」があるので、２枚のアドバンテージが確定。

　各種ソウルチャージ効果でＧ０やＧ３がソウルに入っていた場合、最大で４枚ものアドバンテージが得られる。


　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　
　


　ただし、パワー＋３０００効果をうまく使える構築ではないので、次のターン以降はほぼ効果のない１００００ヴァンガードになってしまう。
　つまり、《イネオラ》ブーストでもパワー１５０００しか出ない貧弱なパワーラインとなってしまうのだ。

　　　　　　　　　（↓パワー１５０００しか出ない↓）
　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　


　なので、その後は再ライドからのクロスライドを狙おう。
　
　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　



　つまり、《竜使い ルキエ》は基本的にクロスライド要員＆速攻対策といった立ち位置だ。

　どういうルート、クロスライドできるかどうかに関わらず、最終的には《ルキエ “Я”》へのライドを目指すことになる。

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◆《ルキエ “Я”》の運用方法


　続いて、《ルキエ “Я”》の効果の使い方の解説に移ろう。

　　

銀の茨の竜女帝（シルバーソーン・ドラゴンクイーン） ルキエ “Я”
　グレード３　エルフ　ツインドライブ！！
　トリガー：なし　シールド：なし　パワー：１１０００
■【【起】【(V)】【リミットブレイク】(4)（あなたのダメージが４枚以上で有効）：[【カウンターブラスト】(1)，あなたの《ペイルムーン》のリアガードを１枚選び、呪縛する]
　あなたのソウルから、《ペイルムーン》を１枚選び、(R)にコールし、そのターン中、そのユニットのパワー＋5000。
（呪縛されたカードは、裏向きになり何もできない。持ち主のターンの終わりに表に戻る）
■【永】【(V)】：あなたのソウルに「銀の茨の竜使い ルキエ」があるなら、このユニットのパワー＋2000。
■【永】【(V)/(R)】：盟主（共通するクランがないあなたのユニットがいるとアタックできない）


　自分のユニット１枚を呪縛（ロック）し、ソウルから１枚スペリオルコール。
　一時的にユニットを１枚減らしてユニットを１枚増やすため、次のターンまで待てば単純に１枚のアドバンテージだ。


　そのターン中のユニットは１枚減るが、呼び出されたユニットはパワー＋５０００されるので、うまく使えば普通にアタックするよりガード強要力が高い殴り方ができるぞ。
　長期的に見ればアドバンテージを稼ぐこともできる、強力な効果だ。



　例えば、《ルキエ “Я”》にライドし、その後列には《イネオラ》がいる。
　左右の後列にはＧ１リアガードがいる状態で、片方だけ前列リアガードがいる状態になったとする。


　　　　　

　　　　　　　




　《ルキエ “Я”》のリミットブレイクを起動。呪縛するのは「前列のいる列の、後列リアガード」だ。
（ここでは左後列）

　そしてソウルからリアガードを＋５０００しつつ、スペリオルコール。
（とりあえずここでは《ルキエ “Я”》を）


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（＋５０００）
　　　　　　　

　　　　　　　



　こうした場合、相手のパワー１１０００ヴァンガードへの、リアガードアタック時の要求ガード値は「左５０００、右１５０００」となる。


　（例の）右の後列を呪縛していると、「左１００００、右１００００」となり、お互い合計ガード値は２００００で変わらない。
　しかし、要求ガードの「枚数」が変わってくるのだ。
（トリガーがめくれなかったということで話を進める）


　パワー１００００ｘ２だと、１００００シールド２枚でガード完了。



　しかし、５０００＆１５０００の場合だと、「５０００シールド１枚」と「１００００シールド１枚＋５０００シールド１枚」。
　合計３枚のガードが必要になる。


　同じ合計数値でも、１枚での最大ガード値が１００００な以上、数値がかたよると必要な枚数が変わってくる。
　細かいテクニックだけど、確実に使いこなそう。






　また、《ルキエ “Я”》効果で出てきたユニットのパワーが１００００以下の場合、そもそも単体アタックで１１０００ヴァンガード相手に（＋５０００込みでも）１００００ガードを要求できない。
　単体で１１０００を出せるユニットはあまり多くないので、そういう意味でもちゃんとブースト付きでアタックしたほうが良い場合も多いことになる。



　なお、↑の方法＆状態でアタックするとして、例では《ルキエ “Я”》だった、単体アタック予定の左リアガードがパワー９０００程度しかなかった場合、１１０００ヴァンガードへの攻撃は当然通らない。
　こんな場。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（＋５０００）
　　　　　　　

　　　　　　　



　そんな場合、単体アタックしなければならないリアガードは、相手のリアガードへアタックだ。
　むしろ１１０００↑のリアガードでも、相手の前列を削れるので相手リアガードをアタックした方がいい場合も多いぞ。



　相手リアガードにも攻撃が通らないようなら、仕方ないので１００００×２の殴り方で攻めよう。

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改造するなら？

　たとえば、《イネオラ》や《イリナ》のソウルチャージ効果で、山札下の方にトリガーが溜まっていくことが多々ある。
　それを別の場所に動かすため、山札シャッフル要員があるといいかもしれないぞ。

　

レインボー・マジシャン【引】(BT03)
　グレード０　エルフ　ブースト
　トリガー：ドロー　シールド：５０００　パワー：４０００
■【自】【(R)】：このユニットが【ブースト】したバトル中、アタックがヒットした時、【ソウルチャージ】(1)してよい。【ソウルチャージ】したら、このユニットを山札に戻し、その山札をシャッフルする。

　

シーソーゲーム・ウイナー(BT07)
　グレード１　ゴブリン　ブースト
　トリガー：なし　シールド：５０００　パワー：６０００
■【自】：[【カウンターブラスト】(1)]
　このユニットが(V)か(R)に登場した時、あなたの《ペイルムーン》のヴァンガードがいるなら、コストを払ってよい。払ったら、あなたの山札の上から１枚をダメージゾーンに置き、そのターンのエンドフェイズ開始時、あなたのダメージゾーンから１枚選び、山札に戻し、その山札をシャッフルする。

　

シーソーゲーム・ルーザー(BT07)
　グレード２　ジャイアント　インターセプト
　トリガー：なし　シールド：５０００　パワー：８０００
■【自】：[【カウンターブラスト】(1)]
　このユニットが(V)か(R)に登場した時、あなたの《ペイルムーン》のヴァンガードがいるなら、コストを払ってよい。払ったら、あなたの山札の上から１枚をダメージゾーンに置き、そのターンのエンドフェイズ開始時、あなたのダメージゾーンから１枚選び、山札に戻し、その山札をシャッフルする。

　

夜空の舞姫(BT07)
　グレード２　エルフ　インターセプト
　トリガー：なし　シールド：５０００　パワー：８０００
■【自】：[【カウンターブラスト】(1)]
　このユニットが(V)か(R)に登場した時、あなたの《ペイルムーン》のヴァンガードがいるなら、コストを払ってよい。払ったら、あなたの山札からグレード２以下の《ペイルムーン》を１枚まで探し、ソウルに置き、その山札をシャッフルする。





　記事冒頭にもあったとおり、ペイルムーンは非常に使用者の好みで構築が変わるクランだ。
　別にこのレシピだけが正解、というわけでもないので、各々が自分に合った構築法を見つけ、使いこなしていこう。

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