TOP→ヴァイスシュヴァルツ研究所→第1回(08.06.28)

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■ヴァイス研究所スタート! D.C.限定初心者用デッキ!


 ブースターはリトルバスターズ!も発売し、本格始動から約1ヵ月が経った、絶好調のヴァイスシュヴァルツ!

 聞けば、このゲームからカードゲームを始めた!という人も非常に多いとのこと。
 ですので、記念すべき研究所第1回は、
「レアなしでも充分戦える初心者用デッキ+まずはゲームに慣れよう! デッキ構築法&戦い方講座!」
ということでお送りいたします!




 ■ デッキレシピ紹介&このゲームの戦い方

 ではまず、サンプルレシピをご紹介。組みやすく、コモン&アンコモンのみとなっております。
 このデッキを元に、入っているカードのバランス(Lv0カードの枚数を始めとした各LVキャラの枚数、応援キャラの枚数など、各カードの枚数比率)を参考にしながら、続いてご自分の持ってるレアカードを投入してみてください。

■ダ・カーポ限定レアなしサンプルデッキ
Lv0キャラ 18枚
 4x μ(ミュー)
レベル0以下と相打ち&リバース時、自キャラのパワー+1000
なし
 4x 浴衣の音夢
パワー3000(能力なし)
なし
 4x うたまる
「水着のさくら」のパワー+1000&応援500
なし
 4x はりまお
パワー3000(能力なし)
なし
 2x 鷺沢 美咲
自ターン中、パワーが3500に
なし
Lv1キャラ 14枚
 4x 体操着の由夢
1コスト パワー6000(能力なし)
ソウル+1
 4x ゆず&慎
「音楽」キャラが2体で+1000&レベル1以下と相打ち
なし
 2x ロボ美春
相手を倒せば山札へ&専用CCでキャラ回収
ソウル+1
 4x 芳乃 さくら
『カウンター』助太刀2000 レベル1
ソウル+1
Lv2キャラ 6枚
 4x 美春&音夢
2コスト パワー9000 ソウル2(能力なし)
ソウル+1
 2x 才色兼備の生徒会長 音姫
1コスト パワー8500(能力なし)
ソウル+1
Lv3キャラ 2枚
 2x 水着のさくら
パワー9000 大活躍&専用CCでキャラを手札へ
ソウル+1
Lv2イベント 2枚
 2x 朝倉姉妹のお料理
自キャラのパワーをそのターン中+6000
なし
クライマックス
 8枚
 4x 美春のオルゴール
ソウル+1&パワー+1000
キャラ回収
 4x 魔法使いの見る夢
ソウル+1&パワー+1000
ソウル+2
(このデッキは、2008年6月28日時点のカードとルールにより作られています)


 レア(R)以上のレアリティカードなしで組んでいるため、使用できるカードがかなり制限されていますが、それでも十分に勝利を狙うことができるでしょう。
 高パワーのカードが多い赤に、「応援」やLv3キャラなどがコモン・アンコモンで手に入る黄色を組み合わせた、使いやすいデッキです。
 つまり、赤のパワーで押しつつ、相手に防御や反撃されそうならば黄色で、といった具合な役割分担ですので、それを意識しつつ戦いましょう。


 もし持っているのなら、【天枷 美春】などの強力なレアカードを投入するといいでしょう。
 主力である【美春&音夢】、さらに【浴衣の音夢】を簡単に強化できる上に「応援500」を持つ、非常に優秀なサポート用キャラです。

天枷 美春(D.C.&D.C.II)
 キャラ Lv0/コスト0/トリガーなし
 特徴:バナナ
【永】 他のあなたのカード名に「音夢」を含むキャラすべてに、パワーを+500。
【永】 応援 このカードの前のあなたのキャラすべてに、パワー+500。
パワー500 ソウル1





 ではまず最初に、カードゲーム自体を始めてプレイする、という方向けの解説を行っていきましょう。

1・まずはクロックを置いて手札を増やそう!
2・次は、とにかくキャラでアタックしてストックを増やせ!
3・最後にクライマックスを祈れ!


 以上です。



 これだけではなんなので、「なぜそうしたほうが良いのか?」を解説しましょう。



■必ずクロックを置こう!

 まずはクロックフェイズに必ず手札をクロック置く癖をつけましょう。
 結果「1ダメージを受けてしまう」ということになりますが、代わりにカードを2枚引けます。(2ドロー)

 カードゲームを始めて遊ぶ、という方のため、ここできちんと明言しておきます。
 カードゲーム全般において「手札を増やす」という行為は、これは最強と言っても過言ではない、ものすごく強い能力です。
 このゲームも例外ではありません。
 キャラを並べるのにも、助太刀をするのにも、イベントを使うにも、まずはその使いたいカードを手札に加える必要があります。
 そして、それらカードの使える回数(使ったカードの枚数)が相手よりも多いとなると、相手よりも多くの戦力で戦えるということに他なりません。

 例えば、相手が10枚のカードで戦っていたとして、自分はドロー効果を駆使し、20枚のカードで戦っている場合。
 これは10人 vs 20人でケンカをしているようなもの。
 どちらが有利かというのは考えるまでもありませんね。(ちょっと極端な例ですが)


 というわけで、ダメージ7点×4レベルアップ=全部で28点ライフのゲームで、自ら1点のダメージを受けることはさほど痛手ではありません。
 終盤の「1点の攻防が重要な場面」以外では必ずクロックを置いてカードを2枚引きましょう。



■慣れるまではガンガン殴ろう! ストック貯金はすごく重要

 このゲーム、他のカードゲームと比べるとちょっと変わったゲームシステムです。
 なにせ、相手に攻撃すれば攻撃するほど、カードの使用に必要なコスト(ストック)が溜まっていくゲームシステムなのです。


 ゲームに慣れていない方からよく見受けられるのは「相手のレベルが上がると怖いから、攻撃はやめておこう」という動き。
 しかし、相手のレベルアップは「基本的には」気にする必要なし!
 とにかくゲームに慣れるまでの間はガシガシ殴ってストックを貯めていきましょう!
 相手のレベルアップを気にするのは、ゲームに慣れたあとからで充分。まずはゲームに慣れることが大切です。


 では、なぜガンガン殴ったほうがいいのか?
 そう、ストックをたくさん貯めるためです。

 Lv1以降の強いキャラは、そのほとんどが場に出すため1〜2のコストが必要です。
 それらを1枚や2枚のキャラ出すだけならちょっとのストックで大丈夫ですが、キャラはもっともっと、たくさんの枚数をプレイしなければなりません。
 さらに、中盤から終盤にかけて非常に強力であるLv2以上のキャラは、ほぼ2コストくらいのストックを要求されてしまいます。ちょっとのコストじゃとても足りません。

 加えて、他にも
・イベントの使用コスト
・キャラの起動型能力のコスト
・助太刀能力の使用コスト
・アンコールのためのコスト

などなど、パッと並べるだけでもこれだけストックを使用する機会があります。
 勝つためにはとにかくたくさんのストックが必要なのです。

 さらに、序盤から攻めまくっていると、
・相手のダメージが増えていく(相手のライフを削れるため、相手の余裕を無くならせられる)
・クライマックスによるダメージキャンセル率が変動する
・相手のデッキが減っていくため、リフレッシュダメージの回数が増える可能性がある
・そしてもちろん、自分のストックが貯まっていく

などなど、いいことのほうが多いのです。


 繰り返しますが、序盤からどんどん攻めてやりましょう。
 殴る用キャラがいないような場合、もしかするとパワー500の応援キャラを無理やりサイドアタックさせてでも殴ったほうが得な場合すらありえます。
(もしダイレクトアタック可能なら、それはドンドン狙いましょう)



 一応、「殴らないほうが良い状況」というのも存在します。
 ですが、これは割と高いゲーム知識とプレイングが必要なことです。
 ゲームに慣れてくると「このタイミングは殴るべきではない!」というタイミングが肌で感じられるハズです。
 それを完全に感じる、理解できるようになるまでは、全力で殴り続けましょう。

 「殴るべきではないタイミング」が本当に理解できれば、晴れて立派な一人前プレイヤーになった、といえるかもしれませんね。



注意!
 以降は、ある程度に他のカードゲームをやったことがある人や、ある程度ヴァイスシュヴァルツに慣れたプレイヤー向けです。
 ですので、「ヴァイスシュヴァルツからカードゲームを始めたいんだけど・・・」みたいな人は読む必要がありません。
 そういった人は、まず普通にゲームを遊んで、ゲームに慣れてから、以降をお読みください。




■デッキの組み方について

 「自分でデッキも組んでみたい!」という方のため、このデッキをサンプルに、デッキ構築を解説します。
 「このデッキはこういう考え方で組まれている」というのが伝われば、改造する際の指針にもなると思います。



■クライマックスカードは必ず8枚いれよう!

 当たり前のことかもしれませんが、デッキを組むとき、「クライマックス」カードは必ず8枚デッキに入れましょう。
 「いつ、何回、ダメージキャンセルが起こるか」はゲームと絶対に切り離せない重要な事柄。

 ぶっちゃけてしまうと、「キャンセルの成功回数に差が広がれば、それだけで上級者でも初心者に負けかねない」という非常にシビアな世界なのです。
(まぁ実際はそこまで極端な運の世界というわけでもありませんが、それだけダメージキャンセルが重要、とお考えください)

 コレに関しては何も考える必要はありません。
 とにかく最大枚数である8枚ギリギリまでデッキに入れておいて、ダメージキャンセルが起こる確率は最大限に高めておきましょう。



・Lv0キャラの枚数について

 序盤からドンドン殴ろう、と書きましたが、そのためには1ターン目からプレイできる、Lv0のキャラクターを多めに積まなくてはなりません。

 ズバリ、現状の目安としてはLv0の0コストキャラは18枚前後(16〜20枚)を基本として考えましょう。
(今後、新しいパックの発売によってカードが増えることで、デッキ構築状況が変化するかもしませんので、今のところは18枚が目安、とお考えください)

 序盤にある程度の枚数を引かないとゲームになりませんし、かといってLv0のパワーの低いカードばかりでは、中盤以降のLv1以上キャラとの戦闘にはとても耐えられません。
 ようするに、多すぎても困るし、少なすぎても困るわけです。
 というわけで、今回ご用意したサンプルデッキは18枚になっています。



・Lv1キャラの重要性

 続いてLv1キャラについて解説していきましょう。

 このあたりになると、場に出すのに「色を合わせる」という条件が必要となります。
 レベルを上げるだけでなく色を合わせる必要があるため、Lv0と比べ、強さがいきなり跳ね上がります

 具体的に言うと、「Lv0&コスト0&能力なし」カードの基準値は「パワー3000」
 これがLv1になると「Lv1&コスト0&能力なし」カードの基準値は「パワー5500」にまで跳ね上がります。
(そういうカードは現状ほとんどレア以上なので、このデッキには入っていませんが)


 加えて、Lv0キャラのアタッカー(殴ることが仕事のキャラ)は前述のとおり、「ゲームが始まってすぐに殴り始め、相手と戦いながらストックを貯める仕事をする」ことに有用性が見出されます。
 ですので、可能な限り「Lv0アタッカーは0コストであること」が最重要視されます。
(ストックを貯めることが仕事の半分なのに、そのくせコストが必要なのでは本末転倒。よほど強くないと採用されません)

 しかし、Lv1以上になると「ストックを貯める」のではなく、「貯めたストックを効率よく使う」ことが仕事です。
 つまり、Lv1以上になると「コストが1や2必要でも別にかまわない」のです。



 さて、先ほど、「Lv1&コスト0&能力なし」の基準値が「パワー5500」と書きましたが、コストが1になると基準値が「パワー6000」になります。
(ちょっと話がそれますが、このデッキには入っていないものの「Lv1でコスト2で能力なし」になると、なんと基準値が「パワー7500」にまで跳ね上がります)

 では「Lv2でコスト1で能力なし」の基準値はいくらになるか?
 それは「パワー8500」です。

 で、現在よく使われているLv1キャラアタッカーの数値は「パワー6000」のカード。
 このカードに「応援」や助太刀2000、他のキャラの能力などの助けをしてやると、パワー8500に届かせることはそこまで難しいことではありません。

 そしてLv2キャラがすでに場に出ている(=レベル2になっている)と、それは残りダメージ(ライフ)の半分を切っているわけですので、このあたりになると、受けるダメージに関してちょっと気を配らなければならないタイミング、といえます。

 それに比べ、Lv1キャラは7点のダメージを受けるだけで出せるので、そこまで出す条件は難しくありませんし、ダメージを心配するタイミングでもありません。わりと気楽に出せます。
 加えて、前述のとおり、他のカードのサポートを受ければ格上のLv2キャラにも勝負することができます。

 つまり、このデッキでもっとも重要といえるタイミングは「Lv1キャラでの攻防」なのです!


 サンプルデッキの枚数比率を見ていただいてもわかりますが、「数が重要」であるLv0キャラ18枚に対し、Lv1カードは「出すことに条件が必要」でありながら、なんと「14枚」です。
 そしてLv2キャラはというと、「6枚」、半分以下に減っています。
(Lv3にいたっては、出すのがひどく終盤なので「2枚」というさらに3分の1です)

 コレを見れば、いかにLv1キャラを重要視しているか、というのが伝わりやすいことでしょう。



 話変わって、「Lv1以上のキャラはコスト0である必要はないのか?」と聞かれると、もちろんそんなことはありません。
 なぜなら、Lv1時点でストック使い切ってしまっては、Lv2以上の戦いになったときにストック切れを引き起こします。
 つまり、Lv1以降は「コストを使ってもかまわない」というだけで、考え無しに使い切って良いわけではありません。
 なので、「Lv1で0コスト」のキャラもある程度はは投入しましょう。
(Lv1の段階でも、「ストックを貯める」ことは重要です。ストックは終盤まで絶対に必要です)



・Lv2キャラ、特に【美春&音夢】の強さ

 Lv1が大事だとはいっても、Lv2キャラを軽視してはいけません。

 Lv2でよく見かける「パワー8500」。
 これは確かにLv1をサポートしてやれば充分戦えますが、逆に言えば、「他のカードのサポートなしでは絶対に届かない」「サポートがないのなら絶対に負ける」という恐るべき数値。

 このLv2を主役にしたデッキももちろん組めますが、これはダメージギリギリのところから逆転を狙う的な戦い方になるので、ゲームを始めたばかりの方にはあまりオススメしません。
 ある程度ゲームに慣れてからチャレンジしてみてください。


 で、このデッキにも入っている【美春&音夢】というカード。
 2コストが必要ですがLv2でなんと「パワー9000」という意味不明な大きさを誇ります。
 そう、なんとこのカード、Lv2のくせにLv3相手にも「一方的に勝ってしまえる」のです!

 コストは高いですが、レアリティも低くてすごく強い、初心者の心強い味方と言えるカードです。
 赤を使うのなら必ず意識しておきましょう。



 とはいっても、別にLv3キャラが「特別弱い」わけではありません。
 もし終盤だせれば「大活躍」で文字通り勝利に向けて大活躍してくれることでしょう。
(逆にいうとLv3キャラは、特別なコンセプトを持ってデッキ構築しない限りは、2枚くらいの投入枚数に抑え、「出せればラッキー」くらいの感覚でいたほうがいいでしょう)



■このゲームでの得(アドバンテージ)の取り方

 普通のゲームだと、ドローカード(カードを引く効果を持つカード)はあまり多くないか、使用に条件があることが多いものです。
 よって、コレまでのゲームだと「カードの1対1交換」が重要視されます。

・「1対1交換」とは?

 例えば、厄介なカードAがあるとします。
 そのカードを倒すため、相手プレイヤーは使い捨てカード(このゲームだとイベント)Bを使い、カードAを倒しました。

 結果を見ると、Aを倒すため、Bを捨てた事となります。
 よって、AとBが相打ちとなった、つまり「1対1交換を行った」という考え方です。

 この「1対1交換」を繰り返すだけでは決着がつかないので、隙あらば「1対多交換」(1枚のカードでたくさんのカードを倒すこと)を狙い、相手との戦力差を広げていくわけですね。
(また、「1枚のカードを使って2枚のカードを引く」ということは、ただ単に「カードを1枚得をした」ということです)

 その「カード枚数で得をする」ことを、カードゲーム用語で「アドバンテージを得る」、あるいは単に「アドバンテージ」と言います。
(略して「アドを取る」とか、単に「アド」といったりします。逆に細かく「カードアドバンテージを得る」と言ったりもします)


 ですが、このゲームはちょっと違います。
 このゲームは「キャラ同士のバトルで、相手を一方的に倒す」ことで相手カードを倒すことが多いゲームです。

 例えばLv0キャラが相手した場合、Lv1キャラで一方的に倒すことは簡単です。
 ようするに1対0交換が頻繁に起こるということ。

 よーするに、「1対1交換」ではちょっと弱いのです。

 このゲームで重要となるのは、何回、バトルで相手を一方的に倒す(1対0交換を行う)ことができるか?ということ。
 つまり、「いかに自分が損をせず、相手にだけ損害を与えてアドバンテージを得るか」という考え方になるのです。

 逆に言えば、「相手に一方的に倒されなければ」損をしないということ。
 「倒されないようにする」ことは「相手のカードを一方的に倒すことができる」ということにも直結します。
 とにかく、現状ではバトルで負けないようする事、「パワーを高くする」ことが重要なのです。




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