TOPヴァイスシュヴァルツ研究所第11回(09.04.18)

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■今度は「こなた」!らき☆すた単・オタクデッキwithツンデレ特急

 前回は「らき☆すた単かがみ&つかさデッキ」をご紹介いたしました。
 ですので今回はそれに続いて、「こなた」を中心とした「オタク&漫画」デッキをご紹介です!



■らき☆すた単オタクデッキwithツンデレ特急
Lv0キャラ 17枚
 4x 湯上がりのこなた
「オタク」 能力なし(パワー3000)
なし
 3x こなた&ひより&パティ
「オタク」「漫画」 「オタク」キャラ2体レストで+2500
なし
 3x パトリシア=マーティン
「オタク」「漫画」 絆/【戦場のこなた】&「漫画」に+500
なし
 3x 八坂 こう
「オタク」 応援+500
なし
 4x 泉 こなた
「オタク」 絆/【ツンデレ特急かがみ】&レスト「かがみ」に+500
なし
Lv1キャラ 14枚
 4x 戦場のこなた
「オタク」「漫画」 他の「オタク」1枚につき+500&アンコール
+1
 4x そっち思考のひより
「オタク」 「オタク」に+500&特徴付与&専用CXでドロー
なし
 3x 熱い国のパトリシア
「オタク」「漫画」 相手ターン中+1000
なし
 3x パティシエかがみ
「かがみ」 Lv1以下の「お菓子」と相討ち可能&アンコール
なし
Lv2キャラ 7枚
 4x つっぱしる女こなた
「オタク」 他の「オタク」1枚で+500&専用CXで「オタク」サーチ
+1
 3x ツンデレ特急かがみ
「かがみ」 相手のLvをダウン&専用CXでLv1以下を控え室送り
+1
Lv2イベント 2枚
 2x Boooo!!
山札の上から舞台の「オタク」の枚数分見て2枚手札に
なし
Lv3キャラ 2枚
 2x 恥じらうこなた
控え室からCX回収&CX2枚捨てて前列Lv2以下を山札上に
+1
クライマックス
 8枚
 3x 貧乳はステータスだ希少価値だ
ソウル+1&パワー+1000
1枚ドロー
 2x ひより始まる
ソウル+2
+2
 3x バレンタイン
ソウル+1&パワー+1000
キャラ回収
(このデッキは、2009年4月18日時点のカードとルールにより作られています)


 ■各レベルで「こなた」大暴れ!

 このデッキの中心となるキャラ、【戦場のこなた】と【つっぱしる女こなた】の能力は以下のとおり。
 

戦場のこなた
 キャラクター Lv1/コスト1/トリガー1
 パワー4500 ソウル1 特徴:オタク・漫画

 【永】他のあなたの《オタク》のキャラ1枚につき、このカードのパワーを+500。
 【自】アンコール[手札のキャラを1枚控え室に置く](このカードが舞台から控え室に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、このカードがいた枠にレストして置く。)

つっぱしる女こなた
 キャラクター Lv2/コスト2/トリガー1
 パワー7500 ソウル2 特徴:オタク・ネトゲ

 【永】他のあなたの《オタク》のキャラ1枚につき、このカードのパワーを+500。
 【自】このカードがアタックした時、クライマックス置場に「貧乳はステータスだ希少価値だ」があるなら、あなたは自分の山札を見て《オタク》のキャラを1枚まで選んで相手に見せ、手札に加える。その山札をシャッフルする。

 同じLvのほかのキャラと比べると、元々のパワーが少し低く、見劣りしてしまう気がしますがそんなことはありません。
 どちらの「こなた」も『他の自分の「オタク」キャラの枚数×500パワーアップ』という能力を持っています。
 舞台に出せるキャラは5枚。舞台の枠をすべて《オタク》のキャラで揃えてしまえば、それだけで+2000!
 自分自身も特徴に「オタク」を持つので、2枚、3枚並べても悪影響が出ないのも高得点です。


 …でも+2000程度なら、正直なところほかのデッキでも実現可能。
 (前回記事の「双子」なんか、Lv1で最大パワー9500!)

 ご安心を。「オタク」デッキのパワーアップの真髄はここからです!

 まずはLv0。【八坂 こう】と【パトリシア=マーティン】。
 【八坂 こう】は応援+500を持つ「オタク」です。
 なので、このキャラ1枚で【戦場のこなた】を+1000することができます。
 デッキには黄のカードはこれだけですが、Lv0なのでプレイに支障をきたすこともありませんし、Lv1以上の黄のカードも採用していませんので、レベル置場に置く必要もありません。
 
 【パトリシア=マーティン】は「絆」の能力によって【戦場のこなた】を控え室から回収でき、さらに「漫画」キャラすべてに+500する能力も持ち合わせています。
 【戦場のこなた】は特徴に「漫画」も持っているため、このカード1枚で+1000を実現します!

八坂 こう
 キャラクター Lv0/コスト0/トリガーなし
 パワー1000 ソウル1 特徴:生徒会・オタク

 【永】応援 このカードの前のあなたのキャラすべてに、パワーを+500。

パトリシア=マーティン
 キャラクター Lv0/コスト0/トリガーなし
 パワー500 ソウル1 特徴:オタク・漫画

 【永】他のあなたの《漫画》のキャラすべてに、パワーを+500。
 【自】絆/「戦場のこなた」[1](このカードがプレイされて舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の控え室の「戦場のこなた」を1枚選び、手札に戻す。)


 そしてLv1には、他の「オタク」すべてを+500する【そっち思考のひより】がいます。
 1コスト支払うと、好きなキャラ1枚(相手のキャラでもOK!)に、好きな特徴を与える能力も、いろいろと悪さができる面白い能力です。
 自身のパワーがさほど高くないので、基本的には後列にいることになるでしょうが、専用クライマックスカード【ひより始まる】を使えば、アタック時にコストを払って1枚カードを引くことができます。
 登場にコストもかからず、能力も豊富。シチュエーション問わず仕事をしてくれる、とても優秀なカードです。

そっち思考のひより
 キャラクター Lv1/コスト0/トリガーなし
 パワー3500 ソウル1 特徴:オタク・メガネ

 【永】他のあなたの《オタク》のキャラすべてに、パワーを+500。
 【自】[1] このカードがアタックした時、クライマックス置場に「ひより始まる」があるなら、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは1枚引く。
 【自】[1] あなたはキャラを1枚選び、そのターン中、あなたが指定した特徴を1つ与える。


 【そっち思考のひより】を4枚出し、残りの1つの枠に【戦場のこなた】か【つっぱしる女こなた】を出すことができれば、なんと+4000ものパワーアップを成し遂げることができます。
 さすがにこれは現実的ではありませんが、後列2枚だけでも+3000は得られます。

 つまり、最大値は+3000クラスと高いレベルで保ちつつ、自身の能力に加えて他のキャラの優秀な「+500」能力がかなりの数存在するため、パワーの平均値も高次元で維持できている、ということですね。


 ■「こなた」以外のオタクたちをチェック!

 とまあ、「こなた」がデッキの中心となって戦っていくわけですが、「こなた」以外にも優秀なアタッカーが揃っているのも「オタク」デッキのポイントです。

 Lv0の【こなた&ひより&パティ】。

こなた&ひより&パティ
 キャラクター Lv0/コスト0/トリガーなし
 パワー2500 ソウル1 特徴:オタク・漫画

 【起】[あなたの《オタク》のキャラを2枚レストする] そのターン中、このカードのパワーを+2500。

 なんとLv0ながらパワー5000に!
 確かにコストは必要ですが、後列にいる【八坂 こう】とか2枚をレストするだけでいいので、高すぎるほどでもないでしょう。
 その気になればLv1キャラにも勝てるパワーを出せるのは素晴らしいパフォーマンス。
 元々のパワーも2500。Lv0としてはそこそこ高いほうなので、運がよければ倒されずにすむこともありえます。

 余談ですが、ここ最近のカードパワー的には、Lv0からパワー4000を超えてくることもあり、パワー3000の能力なしキャラに応援をつけてるだけでは、カンタンに突破されてしまうようになってしまいました。
 サイドアタックでもソウル減少しないLv0とはいえ、一方的にこちらのキャラばかり倒されていくような展開になれば、あまりいい状況とは言えません。
 相手キャラをきっちりと倒せるカードを採用することも、今後のデッキ作りには必要になってくるでしょう。


 Lv1には【戦場のこなた】がいますが、【熱い国のパトリシア】も優秀です。

熱い国のパトリシア
 キャラクター Lv1/コスト0/トリガーなし
 パワー5000 ソウル1 特徴:オタク・漫画

 【永】相手のターン中、このカードのパワーを+1000。


 相手ターン中のみパワーアップという非常に地味な能力ですが、元々のパワーが5000あるため、実質「相手ターンパワー6000のLv1の0コストキャラ」。これが結構なプレッシャーになります。
 しかも「オタク」で「漫画」なので、それぞれのパワーアップの恩恵も受けることができ、気がついたらパワー7000くらいになっていた、ということもしばしば。
 【戦場のこなた】と並んで、Lv1での戦線を支えるキャラです。



 ■オタクじゃないんだけど…

 このように、「オタク」で固めたデッキではあるのですが…。
 このデッキでは特徴「オタク」を持たないカードも採用しています。

パティシエかがみ
 キャラクター Lv1/コスト0/トリガーなし
 パワー4500 ソウル1 特徴:双子・お菓子

 【自】このカードがリバースした時、このカードとバトルしているキャラがレベル1以下で《お菓子》なら、あなたはそのキャラをリバースしてよい。
 【自】アンコール[手札のキャラを1枚控え室に置く](このカードが舞台から控え室に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、このカードがいた枠にレストして置く。)

ツンデレ特急かがみ
 キャラクター Lv2/コスト1/トリガー1
 パワー7000 ソウル1 特徴:双子・お菓子

 【自】[1] このカードがアタックした時、クライマックス置場に「バレンタイン」があるなら、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは相手のレベル1以下のキャラを1枚選び、控え室に置く。
 【起】[1 手札のクライマックスを1枚控え室に置く] あなたは相手のキャラを1枚選び、そのターン中、《お菓子》を与え、レベルを−1。


 「オタク」を持たないキャラが舞台にいると、それだけで「こなた」のパワーが500下がるのですが、それ以上にこのカードたちがデッキにマッチしている部分があるからです。

 【パティシエかがみ】は相手に「お菓子」の特徴がないと「相打ち」の能力を発揮してくれません。
 「お菓子」を持っているキャラはそれほど多くないので、普通に発動することはあんまりない、と言わざるを得ません。
 ならば、相手を「お菓子」にしてしまえば?
 …そう、ここで【そっち思考のひより】の3番目の能力が活きてくるのです!
 どんなパワーの大きい相手でも、【そっち思考のひより】で「お菓子」を与え、【パティシエかがみ】で相打ちを取ることで、カンタンに倒すことができるのです!
 しかも【パティシエかがみ】はアンコールを持っているので、その気になれば、ずっと舞台に残ることも可能!
 パワー負けする相手との対戦では、このコンボを活用することで活路を開きましょう。

 では、Lv2以上のキャラでパワー負けする場合は?
 【ツンデレ特急かがみ】の能力で、手札からクライマックスカードを1枚控え室に送れば、相手キャラのLvを下げた上に「お菓子」を与えることができます。そこに【パティシエかがみ】で特攻すれば、「相打ち」を強要することができます。
 【ツンデレ特急かがみ】は絆の効果で控え室から回収もでき、専用クライマックス【バレンタイン】によって、Lv1以下ならば後列のキャラも 倒すことができるため、非常に優秀なキャラです。
 「オタク」を持っていないデメリットも、自分のターン中なら【そっち思考のひより】で無理やり「オタク」にしてしまうことも可能ですので、カバーできなくはありません。


 そして、これらのカードを採用した最大の理由は、【恥じらうこなた】を使うためです。

恥じらうこなた
 キャラクター Lv3/コスト2/トリガー1
 パワー10000 ソウル2 特徴:オタク・ネトゲ

 【自】[1] このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の控え室のクライマックスすべてを、手札に戻し、自分の手札を同じ枚数選び、控え室に置く。
 【起】[1 手札のクライマックスを2枚控え室に置く] あなたは相手の前列のレベル2以下のキャラを1枚選び、山札の上に置く。


 10000というパワーに加えて、控え室のクライマックス回収能力つき。さらには手札のクライマックスカード2枚で、相手の前列キャラを除去することも可能!
 しかも控え室送りではなく、アンコールも許されずダメージ調整も可能な山札の上!
 とんでもない能力が詰まったスーパーキャラです。
 このキャラの採用のために、赤のカードを入れているといっても過言ではありません。
 Lv3なので活躍の機会は少ないのですが、プレイすることができれば、Lv3に恥じない活躍をしてくれることでしょう。





■改造するなら

 【恥じらうこなた】のために赤いカードを採用していますが、「オタク」で固めるならば、赤を完全に切ってしまい、青+黄で固めてしまうのも良いと思います。
 黄には【アニ研部長こう】や【アウトローひより】といった、優秀なLv1の「オタク」が揃っています。
 Lv2以降は【つっぱしる女こなた】に完全にまかせる形にして、Lv1の層を厚くするのもアリでしょう。

アニ研部長こう
 キャラクター Lv1/コスト0/トリガーなし
 パワー4500 ソウル1 特徴:生徒会・オタク

 【起】[2] あなたは自分の《オタク》のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+3000し、ソウルを+1。

アウトローひより
 キャラクター Lv1/コスト1/トリガーなし
 パワー6000 ソウル1 特徴:オタク・漫画

 (能力なし)



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