■作品単メガネデッキ!らき☆すた「みゆき単」
過去2回に渡って「らき☆すた」単デッキのご紹介を続けてきました。
前回の2デッキで主要キャラ4人のうち3人のデッキのご紹介を完了しておりますので、今回ご紹介するのは「みゆき」のデッキです。
これまた「らき☆すた」カードの例にもれずパワー重視のわかりやすいデッキとなっており、何より「メガネのカードをたくさんいれればデッキになるんだな?」という構築方法もがわかりやすいのが素敵なデッキです。
ではデッキレシピをご覧ください。「らき☆すた」単メガネデッキです。
■らき☆すた単デッキ「みゆき単メガネ」 |
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Lv0キャラ 17枚 |
4x 幼少時のみゆき |
| 「メガネ」能力なし(パワー3000) |
なし |
4x 湯上がりのこなた |
| 能力なし(パワー3000) | なし |
4x 委員長キャラみゆき |
| 「メガネ」応援+500&自身を控え室へ送ると+1000 | なし |
2x 眼鏡っ子激LOVEこなた |
| 控え室へ送られると「メガネ」サーチ | なし |
3x パジャマの柊姉妹 |
| 能力なし(パワー3000) | なし |
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Lv1キャラ 15枚 |
4x やりこみ大将みゆき |
| 「メガネ」手札アンコール&場に出るとターン中ソウル+50 | +1 |
4x みゆき&みなみ |
| 「メガネ」自分の「メガネ」をレストして自分の「メガネ」に+1000 | なし |
4x 歯が痛いみゆき |
| 「メガネ」能力なし(0コスト パワー5500) | なし |
3x 高良 ゆかり |
| アラーム:自分の「メガネ」に+1000 | +1 |
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Lv2キャラ 6枚 |
4x 名探偵みゆき |
| 「メガネ」専用CXで相手キャラを手札戻し&自身パワー+3000 | +1 |
2x 高スペックみゆき |
| 「メガネ」手札アンコール&クロック回復 | +1 |
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Lv3キャラ 4枚 |
4x 最強キャラみゆき |
| 「メガネ」控え室からCX回収&CX1枚捨ててクロック回復 | +1 |
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クライマックス
8枚 |
4x 名案 |
| ソウル+1&パワー+1000 | +1&手札戻し |
2x 夏休み明け |
| 1枚ドロー&キャラ1体にソウル+3 |
+2 |
2x 貧乳はステータスだ希少価値だ |
| ソウル+1&パワー+1000 |
ドロー |
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(このデッキは、2009年4月21日時点のカードとルールにより作られています)
■とにかく「メガネ」&「みゆき」!「メガネ」で自分の舞台を埋め尽くせ!
レシピをご覧いただきますとおわかりでしょうが、このデッキとにかく「メガネ」や「みゆき」のカードが「これでもか!」というくらい入っています。
もちろん、意味もなく増量したりする趣味があるわけではありません。
ちゃんと意味があってのことです。
そう、
「らき☆すた」で優秀な「メガネ」がかなりの数登場し、さらに「メガネ」を持つカードを強化するとても優秀なカードが存在するためです。
その優秀な戦闘用「メガネ」と「メガネ」サポートカードを多めに突っ込めばそれだけでデッキっぽい形になるでしょう。
繰り返しますが、その「デッキの作り方のわかりやすさ」がこのデッキの良さの1つともいえます。
では順に優秀な「メガネ」カードを解説していきましょう。
■自ターン中は恐るべきパワー!Lv1段階を圧勝せよ!
Lv0時点では、『「メガネ」のパワー3000』がある程度で、あまり変わったことはありません。
というか、黄と青にはパワー3000以外に使いやすい戦闘用Lv0キャラがいないため、他の色のLv0パワー3000で補強したりしてます。
なのでLv1状態から解説していきましょう。
やりこみ大将みゆき
キャラクター Lv1/コスト1/トリガー1
パワー6000 ソウル1 特徴:メガネ・委員長
【自】このカードが手札から舞台に置かれた時、そのターン中、このカードのソウルを+50。
【自】 アンコール [手札のキャラを1枚控え室に置く] (このカードが舞台から控え室に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、このカードがいた枠にレストして置く)
あの超強力カード、【朝倉 音姫(D.C.&D.CII)】に似たスペックのカードです。
あちらは「別の味方キャラをレスト」というマイナステキストを持ちますが、こちらはなんと
「出たターンはソウル51になる」という何かの冗談のような能力を持ちます(笑)
ようするに
「出たターンのアタックは確実にキャンセルされる」というデメリットなわけですね。
しかし、Lv1時点での攻防では1回キャンセルされるくらいはどうってことないタイミング。
どちらかというと「相手のキャラを何体倒せるか」、というアドバンテージ勝負を挑むタイミングであるといえます。
むしろ
・「最初に低ソウルでチクチク」
→「通った!」
→じゃあ次はキャンセルされるだろう、ソウル51アタック!
→すぐにキャンセル!
という動きを取ることで、マイナス点をプレイングで軽減できる可能性も大きくありえます。
(ソウルの調整がしやすいということで、出た時ソウル+3の置きドロークライマックスとも相性がいいといえます)
なので【朝倉 音姫】と同じくらい使い勝手がいいカード、といっても過言ではないかもしれません。
ようするに
このカードは単体でもかなり強いということです。
とはいうものの、Lv1時点であっても2回のキャンセルが確定してしまえば戦いがちょっとつらくなる可能性もありますので、できる限り同一ターン内に2枚以上を出さず、1ターンに1枚程度の登場にしたいものです。
また、終盤の「1点を争う状況」で引いてしまうと、絶対に入らない打点化するのでかなりがっかりすることでしょう。
そのあたりは要注意です。
他にも「Lv1 コスト0 パワー5500 能力なし」というカードも登場しており、Lv1戦線の安定に大きく貢献してくれます。
歯が痛いみゆき
キャラクター Lv1/コスト0/トリガーなし
パワー5500 ソウル1 特徴:メガネ・委員長
(能力なし)
また、ただ単に「メガネ」に強いカードが増えただけでは、ただ単に「好きな特徴を集めただけのデッキ」に過ぎません。
ところが、「メガネ」にも優秀なサポートカードがLv1に登場してくれました。
その特に優秀な「メガネ」サポートカードがこれ。
みゆき&みなみ
キャラクター Lv1/コスト0/トリガー0
パワー4500 ソウル1 特徴:メガネ・動物
【起】[あなたの《メガネ》のキャラを1枚レストする]あなたは自分の《メガネ》のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+1000。
このカード、パッと見た感じ以上にものすごいパワーを秘めています。
能力を簡単にいうと、
『「メガネ」をレストする→「メガネ」に+1000』ですね。
自分自身が+1000!という能力ではないので注意。
…なんとこのカード、自分自身が「メガネ」を持っています。
つまり
自分自身をレストすることで、別の「メガネ」に+1000できるということ。
しかも能力に使用回数制限はありません。
そう、
別の「メガネ」をレストすることで、さらにパワー+1000ができる!のです!
これが場にいれば、例えば「Lv0のメガネ」というLv1時点ではもうどうでもいいカードですら、「自身をレストすると「メガネ」にそのターン中+1000する」という能力を持たせているに等しいことになるのです。
そのレスト用キャラが「応援」を持っていれば、さらに効果は高まりますね。
このおかげで自ターン中は
「2人にパワー+1000するか、1人にパワー+2000する」ことが任意で選択可能。
一応、「能力を使ってレストしたキャラを圧殺(すでにキャラのいる枠に、新しく手札からキャラをプレイし、元いたキャラを控え室に送ること)して別キャラを出す→さらにレスト!」という無茶をしたり、前衛キャラをレストするという無茶を行えば、パワー+3000以上を狙うことが可能です。
しかも本人が0コストなため非常にコスト的にエコロジーであり、パワーも4500とシステムキャラにしてはなかなか高く、いざとなったら前衛キャラとしても活躍可能な万能っぷり。
このデッキを陰から支えてくれる優秀なカードです。
それとあともう1枚。こういう便利なカードもあります。
高良 ゆかり
キャラクター Lv1/コスト1/トリガー1
パワー2500 ソウル1 特徴:(なし)
【永】 アラーム このカードがクロックの1番上にあるなら、あなたの《メガネ》のキャラすべてに、パワーを+1000。
クロックフェイズにクロック置き場へ置くだけで、「メガネ」にパワー+1000してくれます。
これでLv0やLv1時点での接戦状態のパワーを上げ、バトルを有利に展開してくれることでしょう。
このキャラ自体を場に出すことはほぼないでしょうから、ソウル+1トリガーがあるのも評価点です。
なお、相手ターンで相手にアタックされ、クロックの一番上が入れ替わることが多々あるでしょうが、そのアタックの打点がキャンセルされた場合はまだアラームのテキストが生きていることになりますので、相手的にも油断ならないことでしょう。
相手のアタックで「うっかりこのカードでダメージ終了→「メガネ」パワーアップ!」という妙な事態が発生する可能性もありますね。
で、これらの力を駆使すると…。
・クロックフェイズに【高良 ゆかり】をクロックへ置き、アラーム起動
→【やりこみ大将みゆき】登場(パワー7000!)
→【みゆき&みなみ】の能力を【やりこみ大将みゆき】へ2回適応(パワー9000!!)
…という風に、自ターン中限定ではありますがこんなに簡単にLv1時点でパワー9000を実現してくれます。
後列にいるのが「応援+500」を持つ【委員長キャラみゆき】だと、パワー9500に到達しますし、無理をして【委員長キャラみゆき】の能力を使えば…。
委員長キャラみゆき
キャラクター Lv0/コスト0/トリガーなし
パワー500 ソウル1 特徴:メガネ・委員長
【永】 応援 このカードの前のあなたのキャラすべてに、パワーを+500。
【起】[このカードを控え室に置く]あなたは自分のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+1000。
なんと、Lv1でパワー10000!!
パワー+1000クライマックスを置けば、パワー11000!!!
こんなパワーを出してやれば、さすがにLv1同士の殴り合いで勝てないことはほぼありえないでしょう。
また「アラーム」を置かずとも、パワー8000程度なら割と簡単に実現します。
この「自ターン中限定の超パワー」こそが、「メガネ」デッキの真骨頂なのです。
…しかし、逆にいえば、「応援」以外で相手ターンにパワーが上がっていることはほぼない、というのが弱点といえます。
そこは【やりこみ大将みゆき】の手札アンコールを頼りましょう。
■主力登場のLv2!そしてLv3の「最強キャラ」!!
ではLv2以降の解説です。
Lv1キャラも強力でしたが、それに負けず劣らず強力なのがこのカード。
名探偵みゆき
キャラクター Lv2/コスト2/トリガー1
パワー8500 ソウル2 特徴:メガネ・探偵
【自】[1]このカードがアタックした時、クライマックス置場に「名案」があるなら、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは相手のキャラを1枚選び、手札に戻し、そのターン中、このカードのパワーを+3000。
専用CX効果で、キャラの手札戻し(バウンス)と自身のパワー+3000が可能!
+3000=パワー11500!
…と思わせておいて、CX効果が合わさって
実質12500!!
【みゆき&みなみ】効果も合わせると、
自ターン中、パワー14500!!!
「アラーム」や【委員長キャラみゆき】の自身控え室送り能力も駆使すれば…
自ターン中、パワー16500!!!!
まぁ【委員長キャラみゆき】能力の使用はさすがにやりすぎですが(笑)
とにかく、これだけのパワーをたたき出すカードがバトルでパワー負けする事はほぼありえません。
それだけでも十分にスゴいのに、なんと
さらに相手キャラ1枚を前衛後衛を問わず、手札に戻してくれます!
後列のシステムキャラを消して別のキャラが安全に殴れるようになったり、前衛キャラを消して別キャラをダイレクトアタックにしたり…。
まさにやりたい放題!
優秀な2つの効果を同時に発揮してくれるのは本当に頼りになります。
何より、専用CXである【名案】のトリガーが「ソウル+1&手札戻し」という優秀なCXであるのも重要な点です。
まさに「弱いわけがない!」といえる強力カードに仕上がっています。
そして次の強力カード。
「登場ターンが遅すぎる!」ということで、敬遠されがちであるLv3のカードがこのデッキにはなんと
4枚も投入されています。
【リームシアン・ラ・ヴァース(SFイクサ)】のようなLv2時点で登場可能なカードでもなければ、【超魔王ラハール(ディスガイア)】のようなインチキくさい能力を持たない限り、Lv3カードを4枚もなかなか投入には踏み切れません。
しかしあえて4枚投入。そのカードがこちら!
最強キャラみゆき
キャラクター Lv3/コスト2/トリガー1
パワー10000 ソウル2 特徴:メガネ・委員長
【自】[1]このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の控え室のクライマックスすべてを、手札に戻し、自分の手札を同じ枚数選び、控え室に置く。
【起】[1 手札のクライマックスを1枚控え室に置く] あなたは自分のクロックを1枚選び、控え室に置く。
【恥じらうこなた】と同じ、控え室のクライマックス回収能力を持つ、パワー10000の巨大キャラです。
【恥じらうこなた】は除去でしたが、こちらは回復。
超強力カードである【リームシアン・ラ・ヴァース】や【超魔王ラハール】に共通する、「クロック回復」です。
そう、能力起動に捨てるクライマックスは1枚でいいため、コストが十分にあれば
「手札が全てクロック1回復に化ける!」ということ!
繰り返しますが、「クロック回復」は本当に強力です。
なお、赤はキャラ回収が豊富なため特に使いやすいのですが、このデッキは残念ならが赤が入りません。
なので逆に
「確実に手札に入れたいから4枚投入!」という考え方です。
パワー10000というのも凄まじく、滅多なことではパワー負けすらしません。
「最強キャラ」の名は伊達ではない、本当に強力なカードです。
初手にあった場合でも、マリガンせずに残しておいた方がいい事があるかもしれませんね。
■改造するなら
いろいろ書きましたが、このデッキには「手札が不足しやすい」という割と大きな弱点があります。
それの解消のため、できれば確実にデッキに入れたいプロモカードがこちら。
うっかりなみゆき
キャラクター Lv0/コスト0/トリガーなし
パワー2500 ソウル2 特徴:メガネ・委員長
【起】[あなたは1枚引く] あなたのメインフェイズを終了しエンドフェイズに進む。
先攻1ターン目に登場させ、能力を起動して(殴らずに)ターンエンドしましょう。
ストックはたまりませんが、手札は1枚増えます。
このデッキは「集中」などのコスト食いなギミックは入っていませんので、ストックよりも手札のほうが重要といえます。
というか、手札を増やせるカードがほぼないため、手札不足のほうが確実に深刻です。
アタック時にクライマックスがめくれすぎるよ!という人は、【名案】以外のクライマックスを青のドロートリガーに変えてしまってもいいかもしれません。
話を戻しまして、このカードは「みゆき」なので、当然「メガネ」です。
Lv0の「メガネ」分の補強にもなるので、可能ならば確実に4枚いれたいところ。
また別作品も混ぜてOKなら、「らき☆すた」内でのLv0「メガネ」が深刻な人材不足なため、仕方なく入っている別色のLv0コスト0パワー3000を別作品で補強するといいでしょう。
同じヴァイスサイドである【雪風のタバサ(ゼロの使い魔)】が強力なため、特にオススメです。
雪風のタバサ(ゼロの使い魔)
キャラクター Lv0/コスト0/トリガーなし
パワー1500 ソウル 特徴:魔法・メガネ
【永】あなたのターン中、このカードのパワーを+2000。
【自】 アンコール [手札のキャラを1枚控え室に置く] (このカードが舞台から控え室に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、このカードがいた枠にレストして置く)
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