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■WSを始めよう!「魔法少女まどか☆マギカ」トライアルの収録カードだけで作ったデッキ
大人気作品「魔法少女まどか☆マギカ」がヴァイスシュヴァルツにも参戦しました!
後日発売されるブースターに先駆けて、トライアルデッキが発売されています。(2012年2月16日現在)
「魔法少女まどか☆マギカ」の参戦でヴァイスシュヴァルツを始めようかな?という方も多いでしょう。
ですので、今回は「トライアル収録のカードだけを使ったヴァイスシュヴァルツに慣れようデッキ」をご紹介です。
■「まどか☆マギカ」トライアルデッキのカードのみデッキ |
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Lv0キャラ 16枚 |
4x 孤独な戦い ほむら |
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「シフト レベル0」他に自分のキャラがいなければレベル+1&パワー+1500 |
なし |
3x 保健係 まどか |
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対応CXのあるアタック時、クロックを1枚回収→山札上1枚をクロックに |
なし |
1x 平凡な少女 まどか |
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「応援」+500 |
なし |
4x 上条君の幼なじみ さやか |
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能力なし(パワー3000) |
なし |
4x 上条 恭介 |
|
アタック時、山札上1枚を見て上か下へ |
なし |
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Lv1キャラ 13枚 |
2x 青空のまどか |
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能力なし(パワー5500) |
なし |
4x 見滝原中学二年生 さやか |
|
能力なし(パワー5500) |
なし |
4x 笑顔のさやか |
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「応援」応援持ちの自分キャラ×500&手札アコール |
+1 |
3x 剣の魔法少女 さやか |
|
●助太刀 +2000 |
+1 |
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Lv1イベント 3枚 |
3x 円環の理 |
|
デッキから「魔法」1枚を探して手札に |
なし |
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Lv2キャラ 6枚 |
2x 運命に挑むほむら |
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1コストで自身にパワー+2000 |
+1 |
4x 正義の味方 さやか |
|
他の「魔法」が3枚以上あれば+1000 |
+1 |
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Lv3キャラ 4枚 |
2x 鹿目 まどか |
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他に「魔法」が3枚以上あれば+1000&場に出たターン中、自キャラ全てに+2000
&1コストで自身にパワー+2000 |
+1 |
2x 暁美 ほむら |
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ストックが4枚以下なら、+500され手札アンコール付与&正面にソウル−1 |
+1 |
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CX 8枚 |
3x 夢に出てきた少女 |
|
対応キャラ「保健係 まどか」
ストック+1&ソウル+1 |
+2 |
3x もう誰にも頼らない |
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パワー+1000&ソウル+1 |
宝 |
2x 奇跡も、魔法も、あるんだよ |
|
ソウル+2 |
+2 |
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(このデッキは、トライアルデッキ2つ分のカードと2012年2月時点のルールにより作られています)
■レベル0の解説
このゲームには、各カードに設定された「レベル」が存在します。
使用するためには、プレイヤー自身があるダメージを受けて「レベルアップ」する必要があります。
プレイヤーが「レベル1」なら、「レベル1のカード」までを使用することができます。(自身のレベルより低いカードも使用可能です)
そしてゲーム開始時ですが、この段階では「レベル0」の状態です。
レベル1以上のカードを使用することができません。
そこでレベル0カードの出番です。
レベル0のカードは使用するための条件が一切なく、ゲーム開始直後からいきなり場に出すことができます。
レベル1になるまでは、レベル0のカードのみで戦うわけです。
逆に言うと、
「レベル0のカードが手札にないと、ゲームを始められない」ということ。
なのでレベル0カードはデッキに多めに入れる必要があります。
レベル0カードの枚数は「16〜17枚」を基本として考えましょう。
終盤になるとパワーや能力の弱さが響いてくるので、「必要以上に引かない」のがベストだからです。引きすぎても困るし、引かなさすぎるのも困ります。
(「序盤〜終盤まで大きく活躍してくれるレベル0」がデッキにあるのなら、18枚くらいになることもあります)
というわけでゲームスタート。
ゲーム開始時手札の入れ替え(不要カードを捨てて、捨てた分ドロー)では、レベルが高くて序盤役に立たないカードや不要なクライマックスなどを捨ててレベル0を探しにいきましょう。
レベル0が無事に数枚手札に入ったら一安心。
そして、どんどんアタックを仕掛けましょう!
このゲームは「アタックするとストック(コスト)がたまる」ゲームなので、どんどんアタックしたほうがいいのです。
「アタックすると相手のレベルが上がっちゃう!」と考えるかもしれませんが、「アタックしないとコストがたまらない」ので、アタックしなければ自分が強いカードを使うことができません。
とにかく「アタックする!」のが重要です。
(ただし、常にレベル0を3枚並べてアタック!とかやると手札がすぐなくなる事となり、逆に危険です。ゲームに慣れるまでは、2枚までで留めるなどにし、ほどほどに動きましょう)
ゲーム馴れてきたら、「自分が相手より先にレベル1になる」とちょっと有利に立てるので、アタック回数を調節するといいかもしれません。
慣れるまでは、あまり気にせずどんどんアタックをするよう心がけたほうがいいでしょう。
ところで、このゲームには「クライマックス置き場に「(クライマックスのカード名)」がある〜」みたいな能力を持ったカードが存在します。
対応したクライマックスがある時のみ、強力な効果を発揮できるカード、といったところですね。
このデッキには、それがレベル0にあります。
保健係 まどか
キャラ Lv0/コスト0/トリガーなし
パワー2500 ソウル1 特徴:魔法
【自】[1]このカードがアタックした時、クライマックス置場に「夢に出てきた少女」があるなら、あなたはコストを払ってよい。そうしたらあなたは自分のクロック置場のキャラを1枚選び、手札に戻し、自分の山札から上から1枚を、クロック置場に置く。
このカードの場合、対応したクライマックスは《夢に出てきた少女》です。
そのクライマックスがある時にこのカードがアタックしたら、1コストを払うことで自分のクロック置場にある好きなカードを手札に回収し、代わりに山札上のカードを1枚をクロックに置きます。
つまり、手札入れ替えですね。
必要なカードがクロックにあった場合、このカードで回収してやるといいでしょう。
なお、「山札の上から1枚を、クロック置場に置く」という行為は、あくまで「クロック置場に置く」だけであり、ダメージを受けているわけではありません。
なので、その効果でクライマックスがクロック置場に置かれても、それをキャンセルはできない、ということを覚えておきましょう。
クライマックスが出てキャンセルできるのは、あくまで「ダメージを受けた時」だけなのです。
(デッキ枚数が0枚になったときの、リフレッシュの際に山札上1枚がクロックに置かれる処理もダメージではないので、キャンセルできません)
あと、1コストを払わないと効果が使えないわけですが、《夢に出てきた少女》を置いた時、クライマックス自身の効果で山札から1枚ストックを増やすことができます。
なので、アタック前にストックが0枚だったとしても効果は使えます。
ついでに、ちょっと効果の手順が分かりにくいのカードがあるので解説しておきましょう。
上条 恭介
キャラ Lv0/コスト0/トリガーなし
パワー2500 ソウル1
【自】このカードがアタックした時、あなたは自分の山札を上から1枚見て、山札の上か下に置く。
このゲームのアタック時の処理の順番は、
アタックキャラ指定→レストする→「アタックした時」の効果処理→トリガーチェック
という順番になります。
なので、このカードがアタックした時は、トリガーチェックの前に、デッキ上を見て上か下に送ることとなります。
このカード自身のアタックの、トリガーの内容を操作することになるわけです。
ゲームを始めたばかりだと順番が分かりにくいので、覚えておきましょう。
■レベル1の解説
レベルが上がったら、できるだけ「青いカードがクロックかレベルにある」状態にしましょう。
このデッキのレベル1の主力は青いカードなので、早い段階で青いカードが使えたほうが戦いやすいからです。
そしてこのデッキの主力《笑顔のさやか》を並べましょう。
笑顔のさやか
キャラ Lv1/コスト1/トリガー1
パワー2500 ソウル1 特徴:魔法・愛
【永】 応援 このカードの前のあなたのキャラすべてに、パワーを+X。Xはあなたの「 応援 」を持つキャラの枚数×500に等しい。
【自】 アンコール [手札のキャラを1枚控え室に置く]
自分の「応援」持ちキャラの数だけ、自身の「応援」の効力が上がります。
まず自分自身が「応援」持ちなので、最低でも+500応援として運用できます。
そしてこのカードが2枚並んだ場合、「応援」が2枚なので+1000応援となり、中央のキャラは+1000応援を2つ得られる状態になるので、中央キャラ+2000されます。
もし相手が後列を排除するカードを使って倒されたとしても、手札アンコールを持つので場持ちが非常に良いのも特徴です。
この《笑顔のさやか》がデッキの中心パーツとなります。
+1000応援は本当に強力なので、できるだけ2枚並べる場を作っていきましょう。
円環の理
キャラ Lv1/コスト1/トリガー1
あなたは自分の山札を見て《魔法》のキャラを1枚まで選んで相手に見せ、手札に加える。その山札をシャッフルする。
「魔法」を持ったカードをデッキから探して手札に入れるカードです。
このデッキは《上条 恭介》以外のカードは全て「魔法」持ちなので、キャラならほぼ何でも探すことができます。
このカードを使って《笑顔のさやか》を探したり、アタック要員カードが不足しているのならレベルに応じたアタック要員を探していきましょう。
■レベル2以降の解説
正義の味方 さやか
キャラ Lv2/コスト1/トリガー1
パワー8000 ソウル1 特徴:魔法・愛
【永】他のあなたの《魔法》のキャラが3枚以上なら、このカードのパワーを+1000。
他に3枚以上、つまりこのカードを含めて4枚の「魔法」がいればパワー9000になるカードです。
(「他のあなたの」とは「自分自身以外のカード」の事。なので2枚目の《正義の味方 さやか》は「他の魔法のキャラ」なので、ちゃんと条件に含まれます)
パワー9000というのは、2コストのレベル2能力なしカードと同じ数字。
結構高めのパワーなので、それを1コストで使えるのはエコロジーですね。
前述の通りデッキに入っているカードのほとんどが「魔法」持ちなので、場さえ埋められれば条件に困る事はありません。
なのでとても使いやすく、頼りになるカードです。
そして、このデッキのフィニッシャーとなるカードたちです。
レベルが高くなると、相手にサイドアタックされた場合にソウルが大きく下がるため、防御力の面でも非常に強力ですね。
鹿目 まどか
キャラ Lv3/コスト2/トリガー1
パワー10000 ソウル2 特徴:魔法
【永】他のあなたの《魔法》のキャラが3枚以上なら、このカードのパワーを+1000。
【自】このカードが手札から舞台に置かれたとき、あなたのキャラすべてに、そのターン中、パワーを+2000。
【起】[1]そのターン中、このカードのパワーを+2000。
《正義の味方 さやか》と同じ能力、出たターンの全体強化能力、そしてコストを使ってパワーを上げる、3つの能力を持った強力なカードです。
能力で簡単にパワー11000になるのでとても高いパワーを発揮してくれるでしょう。
また、出たターン中の強化能力は、「あなたのキャラすべて」を強化するため、自分自身も強化されます。
なので、上の能力が発動状態なら出たターンはパワー13000というかなりの大きさとなります。
そして1コストのパワー強化。
レベル1でコストがかかるキャラは《笑顔のさやか》しかなく、《正義の味方 さやか》でさらにコスト節約をし、また緑という色はクライマックスの能力でコストをためることが得意なので、結構コストが余りやすくなっています。
なのでこの能力にコストを回しやすいので、終盤は大きなパワーを出してくれることでしょう。
また、「コストを払うこと」自体も、このゲームでは重要な能力です。
このゲームでは「ダメージをキャンセルできるかどうか?」は勝敗に直結する非常に重要な要素です。
たとえば、圧倒的に場で勝っていたとしても、まったくキャンセルしないから負けちゃった、みたいなことになる可能性もある程度ありえます。
それを避けるためには、「デッキの中のクライマックス含有率を可能な限り高める」のが重要なのです。
つまり、「リフレッシュのタイミングで何枚のクライマックスをデッキに帰せるか」がキモということですね。
そのため、事前にできるだけ「ストックのどの場所にクライマックスが裏向きで置かれているか?」という事を覚えておましょう。
そしてコストとして裏向きクライマックスの場所までストックを消費しておくことで、クライマックスをストックから控え室に送り、結果多くのクライマックスをリフレッシュ時に山札へ戻すことができます。
《鹿目まどか》に限らず、コストを支払う際にはそういったことも意識しつつ、戦ってみてください。
運命に挑むほむら
キャラ Lv2/コスト1/トリガー1
パワー8000 ソウル1 特徴:魔法・時間
【起】[1] そのターン中、このカードのパワーを+2000。
《鹿目 まどか》と同じ、コストを使ったパワーアップ能力を持ちます。
これも終盤で高いパワーを出してくれますし、《鹿目 まどか》と違ってレベル2なので、早い段階から運用できます。
なお、このカードはエラッタ(テキストミスの修正)が発行されています。
カードには「トリガーがない」ことになっていますが、
本当は「ソウル+1」のトリガーを持っています。
非常に紛らわしいので、対戦時は注意しましょう。
(なおこのカードは、厳密には「トライアル収録のカード」ではなく、「トライアルデッキ初回特典プロモカード」です。
今は大丈夫ですが、時間が経って2版以降になった場合、トライアルの中に入っていない状態となる可能性があります)
暁美 ほむら
キャラ Lv3/コスト2/トリガー1
パワー10000 ソウル2 特徴:魔法・時間
【永】あなたのストックが4枚以下なら、このカードのパワーを+500し、このカードは『【自】 アンコール [手札のキャラを1枚控え室に置く]』を得る。
【永】このカードの正面のキャラのソウルを−1。
こちらはストックが少なければパワー10500となり、手札アンコールを得ます。
コストが余っているのなら、《鹿目 まどか》や《運命に挑むほむら》などで使って能力発動を狙ってもいいでしょう。
手札アンコールの場持ちの良さは本当に強力です。
もう一つの能力は、正面の相手キャラのソウルを下げる能力です。
正面がソウル1キャラなら、トリガーや効果などでトリガーが上がらない限り、ダメージは0になります。
地味ですが、確実に相手を困らせる能力と言えます。
■改造するなら?
これはあくまで「トライアルに入っているカードだけで作ったデッキ」です。
ブースター発売前では使用可能カードも限りがあるため、そこまで派手な改造はできません。
なのでこれはあくまで基準と考えて、ご自分で好きなように改造してみるといいでしょう。
もっと自分に合った構築が見つかるかもしれません。
なお、トライアルのカードだけでは、ブースター収録カードを使った別作品のデッキと互角の勝負をするのはさすがに厳しいですので、ブースターが発売してからが本番となります。
ブースターが発売されると一気に使用可能カードが増えることになり、そうなれば互角の勝負がすることができるようになるんでしょう。
発売が楽しみですね。
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