CYBERNETIC REVOLUTION攻略＆Ｅ・ＨＥＲＯデッキ紹介


　お待たせしました！　遊戯王“CYBERNETIC REVOLUTION(サイバネティック・レボリューション)”の攻略記事をお送りします。

　今回も、アニメ“遊戯王ＧＸ”で活躍した人気カードがいっぱい。
　“ユーフォロイド”なんか、ズバリ言って融合してもおもしろいだけでぜんぜん強くないのに、子供たちには大人気。
　そんなに丸藤君になって十代アニキを追っかけまわしたいのかと(笑)。やはりアニメの効果は絶大です。

　Ｅ・ＨＥＲＯをはじめとする現実にカード化された人気のカードたちによって、パックを買うにしても、ゲームをするにしても、“なりきって”楽しめるようになりました。これが今の人気のモトでしょう。他にもこういうアニメがあれば良いなぁ、と思います。

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　今回、最注目の強力カード！
　特に【サイバー・ツイン・ドラゴン】と【サイバー・エンド・ドラゴン】は、はっきり言って遊戯王プレイヤー、全員２枚以上必須のカードと言えるでしょう。
　何しろこれらのカード、ご存知【突然変異（ＥＥ１）】で、簡単に出てきます。


突然変異
通常魔法
自分フィールド上モンスター１体を生け贄に捧げる。生け贄に捧げたモンスターのレベルと同じレベルの融合モンスター１体を融合デッキから特殊召喚する。


　前回ご紹介した“開闢変異デッキ”などに問題なく入り、上級プレイヤーの方々にとっては発売前から話題になっていた通り、破壊的な攻撃力を発揮します。

　では、１枚１枚を見ていきましょう。

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サイバー・ツイン・ドラゴン
光　☆８　機械族　融合・効果
ＡＴＫ／２８００　ＤＥＦ／２１００
「サイバー・ドラゴン」＋「サイバー・ドラゴン」
このモンスターの融合召喚は、上記のモンスターでしか行えない。
このカードは１度のバトルフェイズ中に２回攻撃する事ができる。

　【カオスソルジャー−開闢の使者−（ＥＥ２）】や【冥王竜ヴァンダルギオン（特典）】を【突然変異】するだけで、どちらも特殊召喚で出す事ができます。

　特に【カオスソルジャー−開闢の使者−】から出した場合、まず【開闢】の能力で相手モンスターをゲームから除外し、がら空きになった相手に対し【サイバー・ツイン・ドラゴン】の２回攻撃でダイレクトダメージ５６００！！　この攻撃だけで、ほぼ決着がつくでしょう。


　【冥王竜ヴァンダルギオン】は、【神の宣告（ＢＥ２）】【マジック・ジャマー（ＢＥ２）】などで相手のカードをカウンターすれば、生贄なしで簡単に出す事ができます。
　攻撃力２８００で、そのまま攻撃してもОＫですし、その一撃でキメれるならば、【突然変異】して【サイバー・ツイン】にしても良いでしょう。


冥王竜ヴァンダルギオン
闇　☆８　ドラゴン族・効果
ＡＴＫ／２８００　ＤＥＦ／２５００
相手がコントロールするカードの発動をカウンター罠で無効にした場合、このカードを手札から特殊召喚する事ができる。この方法で特殊召喚に成功した時、無効にしたカードの種類により以下の効果を発動する。
●魔法：相手ライフに１５００ポイントダメージを与える。
●罠：相手フィールド上のカード１枚を選択して破壊する。
●効果モンスター：自分の墓地からモンスター１体を選択して自分フィールド上に特殊召喚する。

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サイバー・エンド・ドラゴン
光　☆１０　機械族・融合・効果
ＡＴＫ／４０００　ＤＥＦ／２８００
「サイバー・ドラゴン」＋「サイバー・ドラゴン」＋「サイバー・ドラゴン」
このモンスターの融合召喚は、上記カードでしか行えない。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。

　【メタル・リフレクト・スライム（特典）】から【突然変異】で出現。
　原作やアニメで【オベリスクの巨神兵（特典）】に化けたからなのか、どーゆーわけか星１０個のモンスター扱いです。まさかここで、こういう使われ方をする事になるとは。

　これまた使い方は簡単で、普通に【メタル・リフレクト・スライム】を発動して、守備力３０００のモンスターカードにし、【突然変異】で【サイバー・エンド・ドラゴン】にチェンジ。
　あとはそのまま攻撃するなり、必殺の【リミッター解除（ＢＥ１）】を使って攻撃力を２倍にして、攻撃力８０００のぶち抜き貫通攻撃を繰り出したりと、やりたい放題。

　そのほか、なつかしの【デビル・フランケン（ＢＥ２）】から召喚するのも手軽ですね。
　また、【デビル・フランケン】からの召喚ならば、【巨大化（ＢＥ１）】での一撃必殺コンボも用意に狙えます。


メタル・リフレクト・スライム
永続罠
このカードは発動後モンスターカード（水族・水・星１０・攻０／守３０００）となり、自分のモンスターカードゾーンに守備表示で特殊召喚する。
このカードは攻撃をする事ができない。（このカードは罠カードとしても扱う）

デビル・フランケン
闇　☆２　機械族・効果
ATK 700／DEF 500
５０００ライフポイントを払う。自分の融合デッキから融合モンスター１体をフィールド上に攻撃表示で特殊召喚する。

巨大化
装備魔法
自分のライフポイントが相手より少ない場合、装備モンスター１体の元々の攻撃力を倍にする。
自分のライフポイントが相手より多い場合、装備モンスター１体の元々の攻撃力を半分にする。

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サイバー・ドラゴン
光　☆５　機械族・効果
ＡＴＫ／２１００　ＤＥＦ／１６００
相手フィールド上にモンスターが存在し、自分フィールド上にモンスターが存在していない場合、このカードは手札から特殊召喚することができる。

　実はごく普通に、特殊能力で召喚しやすいモンスター。
　わりと簡単に「自分の場にモンスターがいない状況」は作れますし、相手のモンスターがいない事はめったに無いので、そのまま手札から特殊召喚できます。
　とくに後攻１ターン目なら、簡単に特殊召喚することができますね。

　特殊召喚扱いなので、後から通常召喚でさらにモンスターを出す事ができる点も便利ですね。

　また、光属性なので、【カオスソルジャー−開闢の使者−】の召喚コストにもなったり・・・こうして考えると、このサイバードラゴンシリーズ、全部悪い事しかしませんね。


　小ネタですが、【サイバー・ドラゴン】は５ッ星なので、【突然変異】すると、【魔人ダークバルター（ＢＥ２）】になります。これまた強力なモンスターですね。


魔人　ダーク・バルター
闇　☆５　悪魔族・融合・効果
ＡＴＫ／２０００　ＤＥＦ／１２００
「憑依するブラッド・ソウル」＋「辺境の大賢者」
このモンスターの融合召喚は、上記のカードでしか行えない。
通常魔法の発動時に１０００ライフポイントを払う事で、その効果を無効化する。
また、このモンスターが戦闘で破壊した効果モンスターの効果は無効化される。

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□Ｅ・ＨＥＲＯ関連

「店長さん、僕のＥ・ＨＥＲＯデッキを強くして下さい！」
「すまん、少年！　Ｅ・ＨＥＲＯはどうあがいても弱い！　あきらめてくれ！」

　…いったい、何回このセリフを言ったことやら。
　今回、祈るような気持ちで研究したのがこれら「Ｅ・ＨＥＲＯデッキ用カード」。
　子供たちにぶっちぎり人気のヒーローデッキは、今度こそ強くなるのか？

　結論から申しましょう！！

　まだ微妙。

　とりあえず、僕の使っているＥ・ＨＥＲＯデッキをご紹介しましょう。
　「強さ」よりも、「ほぼ確実にＥ・ＨＥＲＯが出現しまくる事」をテーマにしたデッキ構成です。

“いけっち店長のＥ・ＨＥＲＯデッキ『ヒーロー・ストライク！』” モンスター 　３ｘ　【Ｅ・ＨＥＲＯスパークマン（FET）】 　２ｘ　【Ｅ・ＨＥＲＯバーストレディ（FET）】 　３ｘ　【Ｅ・ＨＥＲＯクレイマン（FET）】 　３ｘ　【沼地の魔神王（EE2）】 　３ｘ　【魔道雑貨商人（EE1）】 　２ｘ　【聖なる魔術師（BE1）】 　１ｘ　【ならず者傭兵部隊（制限・BE2）】 　１ｘ　【魔道戦士ブレイカー（制限・EE1）】 　１ｘ　【異次元の女戦士（制限・EE1）】 　２ｘ　【深遠の暗殺者（準制限・EE2）】 　１ｘ　【クリッター（制限・BE2）】 魔法 　３ｘ　【融合（BE1）】 　３ｘ　【ミラクル・フュージョン（CRV）】 　１ｘ　【融合回収（CRV）】 　１ｘ　【強制転移（準制限・BE2）】　 　２ｘ　【増援（制限・BE2）】 　１ｘ　【強奪（制限・BE1）】 　１ｘ　【天使の施し（制限・BE2）】 　１ｘ　【強欲な壷（制限BE1）】 　１ｘ　【摩天楼−スカイスクレイパー−（CRV）】 　１ｘ　【手札抹殺（制限・ST遊戯）】 　１ｘ　【早すぎた埋葬（制限・BE1）】 　１ｘ　【サイクロン（制限・BE1）】 罠 　１ｘ　【リビングデッドの呼び声（制限・BE1）】 　１ｘ　【聖なるバリア−ミラーフォース−（制限・BE2）】 融合 　３ｘ　【Ｅ・ＨＥＲＯサンダージャイアント（FET）】 　３ｘ　【Ｅ・ＨＥＲＯフレイムウイングマン（FET）】 　１ｘ　【クリッチー（SOD）】

　　　
　もう一度言います。
　「強い」デッキではありません。
　そりゃもちろん、何も考えずＥ・ＨＥＲＯを突っ込んだだけのデッキよりは、はるかに強いですが、前回ご紹介したような“開闢変異”のようなトーナメントデッキとは、勝負になりません。

　しかし、
「とにかく、エレメンタルヒーローを出しまくりたい！」
　という方の期待は裏切りません。うまく回れば、出まくります！

　中心となるイカスカードは【魔道雑貨商人】。
　この研究所で以前お伝えした“ワイトキングのぶっこみデッキ”を作ってみた人ならお分かりでしょうが、墓地のカードがすごい勢いで増えていきます。ここがミソ。
　今回投入された、【ミラクルフュージョン】が大活躍！　手札から墓地から、融合ヒーローが連続出現します。

ミラクル・フュージョン
通常魔法
自分のフィールド上または墓地から、融合モンスターカードによつて決められたモンスターをゲームから除外し、「Ｅ・ＨＥＲО」という名のついた融合モンスター１体を融合デッキから特殊召喚する。（この特殊召喚は融合召喚扱いとする）

　普通に手札から【融合】を使い、Ｅ・ＨＥＲＯ召喚。墓地に落ちたモンスターを【ミラクル・フュージョン】して、またまたＥ・ＨＥＲＯ召喚。
　【融合】【ミラクル・フュージョン】などの魔法カードは、【魔道雑貨商人】や【沼地の魔神王】で手に入ります。
　使った魔法カードは【聖なる魔術師】で回収。
　少なくとも１試合に３回は、融合Ｅ・ＨＥＲＯを登場させられるでしょう。


　【深淵の暗殺者】がまた、良い働きをします。
　【天使の施し】【手札抹殺】で手札から捨てると、(墓地にもう１枚あれば）自分自身か、【雑貨商人】【聖なる魔術師】を手札に戻す事ができ、手札切れを緩和します。
　さらに【サンダー・ジャイアント】の能力で捨てるモンスターを【深淵の暗殺者】にするのも面白いコンボ。タダですよ。


　いまさら言うまでも無いですが、【沼地の魔神王】は最強のＥ・ＨＥＲＯ！！(笑)
　Ｅ・ＨＥＲＯデッキを組むなら、絶対に３枚入れておきたいカードですね。


沼地の魔神王
水　☆３　水族・効果
ATK 500 ／DEF 1100
このカードを融合素材モンスター１体の代わりにする事ができる。その際、他の融合素材モンスターは正規のものでなければならない。また、このカードを手札から墓地に捨てる事で、デッキから「融合」魔法カードを手札に加える。 その後デッキをシャッフルする。

　もし、使った事の無い方がいらっしゃいましたら、ぜひお試しを。ありとあらゆる融合デッキに入る、強力なカードです。
　と、いいますか、こいつがいないと融合デッキなんて、運任せのギャンブルデッキに成り下がります。
　どんなモンスターの代わりにもなって“融合”でき、【融合】カードが無いなら捨てて、【融合】を持ってくる事が出来ます。
　つまりこの１枚で、全ての融合素材モンスターであり、【融合】カードであるのです。

　融合モンスターには、よく
「このモンスターは、融合召喚でしか特殊召喚できない」
と書かれていますが、
「このモンスターの融合召喚は、上記のカードでしか行えない」
というのとはまた違うので、問題なく【魔神王】を１体分の融合素材にできますのでご安心を。

　さあ！　君も叫ぼう！
「エレメンタルヒーロー、【沼地の魔神王】！」
　…かっこわるぅ。


摩天楼−スカイスクレイパー−
フィールド魔法
　「Ｅ・ＨＥＲＯ」と名のつくモンスターが攻撃する時、攻撃モンスターの攻撃力が攻撃対象モンスターの攻撃力よりも低い場合、攻撃モンスターの攻撃力はダメージ計算時のみ１０００ポイントアップする。

　アニメでＥ・ＨＥＲＯデッキのキメ技となっていたカードだけに、期待は大きかったのですが、自分が攻撃するときだけの強化、と、少し残念な内容。
　また、「攻撃よりも低い場合」なので、同じ攻撃力のモンスター同士が戦闘すると、結局相討ちになってしまうのも辛い点。

　しかしそれでも、攻撃時のみとは言え、攻撃力１０００アップは決して弱いわけではない・・・のですが、Ｈ・ＨＥＲＯ自体、【スパークマン】しかまともな攻撃用モンスターがいないため、まだ真の力を発揮することはできないでしょう。
　このデッキは小型Ｈ・ＨＥＲＯによる殴り合いをメインと捉えてはいないため、無理に３枚入る必要はありません。
　今回は１枚で充分かな。



クリッチー
闇　☆６　魔法使い族・融合
ATK 2100／DEF 1600
「クリッター」＋「黒き森のウィッチ」

　ごくまれにですが、【クリッター】と【沼地の魔神王】が融合して出現します。めったにないけどね。

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　さて、“サイバネティック・レボリューション”の攻略はまだ続きますが、それはまた次の回に。
　最後に子供達に人気のカードをもう１つ。


ユーフォロイド
光 ☆６ 機械族・効果
ATK 1200／DEF 1200
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、デッキから攻撃力１５００以下の機械族モンスター１体を表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。その後デッキをシャッフルする。

　一見、「何ができるの？」というカードですが、実は色々できて、そしてやっぱり「なんのこっちゃ」というカードです(笑）


○生贄召喚はバカバカしい。【シャイン・エンジェル（ＢＥ１）】を出せば、破壊された時の効果で、デッキから直接場に出せる。小さくて良かった。

○破壊された時の効果で【デビル・フランケン】を出せる！　突撃！　【サイバー・エンド・ドラゴン】！！　（またこれかよ）

○【ユーフォロイド】と戦士族１体の融合で、【ユーフォロイドファイター（ＣＲＶ）】に。
　攻撃力と守備力の値は【ユーフォロイド】の数値と、融合した戦士族モンスターの数値を足した物になるので、できるだけ巨大な戦士族モンスターを用意したい所。

　すばり！【ゲート・ガーディアン（特典）】(攻撃力３７５０・守備力３４００)と融合だ！
　攻撃力４９５０・守備力４６００の巨大【ユーフォロイドファイター】が降臨！　ヒャッホー！！
　もちろん機械族だから【パワー・ボンド（ＣＲＶ）】で融合させればなんと攻撃力９９００！！
　相手フィールドにいるのが攻撃力１９００までのモンスターなら、まさに一撃必殺！　(ドリームコンボ)

　お、さらにドリームだが、【ゲート・ガーディアン】は【ウェポン・サモナー（ＥＥ１）】で手札に持ってこれるぞ。一応、“ガーディアン”って書いてるし！

　てなわけで、また。


ゲート・ガーディアン
闇　☆１１　戦士族・効果
ATK 3750 ／DEF 3400
「雷魔神−サンガ」「風魔神−ヒューガ」「水魔神−スーガ」を生け贄に捧げなければ召喚できない。


ウェポン・サモナー
風　☆４　魔法使い族・効果
ATK 1600 ／DEF 1600
リバース：カード名に「ガーディアン」の文字が入っているカードを自分のデッキから１枚手札に加える

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