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一撃必殺の儀式デッキ！“デミスドーザー”
うっす。いけっち店長です。
前回からかなり時間が空いてしまったもんですが、今回も前回に引き続き（？）儀式召喚デッキを紹介！
儀式召喚、ということはもちろん、これまた引き続いて“ＳＴＯＮ”のカード【高等儀式術】の出番だ！！
前回は「かっこいい！ 真の儀式デッキ！」というのを推し進めたカンジのものでした。
が、今回はちょいとちがうぞ！
今回紹介するのは大会でも大活躍中の超！！ 実践レベルの大ダメージコンボ内蔵儀式デッキ！
なんと、後攻１ターンキル（＝１ターンで８０００点ダメージ）可能な超ダメージデッキ『デミス・ドーザー』だ！
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『デミス・ドーザー』 |
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| 儀式召喚モンスター（４枚） |
３x 終焉の王デミス（ＳＯＩ：☆８）
１x 闇の支配者−ゾーク（ＥＥ１：☆８）
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| 上級通常モンスター（２枚） |
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| 下級通常モンスター（３枚） |
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| 上級効果モンスター（３枚） |
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| 下級効果モンスター（８枚） |
３x マンジュ・ゴッド （ＥＥ２：☆４）
３x センジュ・ゴッド （ＢＥ１：☆４）
２x ソニックバード （ＢＥ１：☆４）
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| 儀式魔法（４枚） |
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| 通常魔法（８枚） |
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| 装備魔法（４枚） |
１x 早すぎた埋葬 （ＢＥ１：制限）
３x 巨大化 （ＢＥ１）
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通常罠（１枚） |
１ｘ 破壊輪（３期ストラクチャー）
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永続罠（３枚） |
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融合デッキ |
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| 融合モンスター |
サイバー・ツイン・ドラゴン（ＣＲＶ：☆８）
スーパービークロイド−ジャンボドリル（ＰＯＴＤ：☆８）
ガトリング・ドラゴン（ＥＥ３：☆８）
などなど
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このデッキタイプ自体はちょっと前からあったけど、最新ストラクチャーデッキ「巨竜の復活」で収録されたカード、【トレードイン】を投入することにより、さらに強化されたぞ！
トレード・イン
通常魔法
手札からレベル８のモンスターカードを１枚捨てる。
自分のデッキからカードを２枚ドローする。
このデッキで呼び出す儀式モンスターは全て８ッ星。
つまり、デッキに入っている全ての儀式モンスターをコストに発動可能！
それだけではなく、このデッキには同じく８ッ星の昆虫族【鉄鋼装甲虫】（攻撃力２８００）も採用。
【高等儀式術】の効果で墓地に送っても良し、【トレードイン】で捨てても良し、墓地に行ったあとは【早すぎた埋葬】で蘇生すると攻撃力２８００特殊召喚！という無駄のなさ！
おまけに【突然変異】してやることで【サイバー・ツイン・ドラゴン】を特殊召喚できてしまうぞ。
鉄鋼装甲虫
☆８ 地属性 昆虫族 通常
ＡＴＫ／２８００ ＤＥＦ／１５００
では、デッキの動きをご紹介。
○呼び出すヤツらはやっぱりコイツら！
さて、やっぱり今回出す儀式モンスターも【終焉の王デミス】＆【闇の支配者−ゾーク】。
終焉の王デミス
☆８ 闇属性 悪魔族 儀式 効果
ＡＴＫ／２４００ ＤＥＦ／２０００
「エンド・オブ・ザ・ワールド」により降臨。
フィールドか手札から、レベルの合計が８になるようカードを生け贄に捧げなければならない。
２０００ライフポイントを払う事で、このカードを除くフィールド上のカードを全て破壊する。
【終焉の王デミス】は、ライフを２０００支払うことで、自分以外のフィールド上カードを全破壊。
このカードの儀式魔法の名前が【エンド・オブ・ザ・ワールド】となっているように、まさに世界（場）を完全に破壊しつくすぞ。（このデッキでは【奈落との契約】と【高等儀式術】で呼び出すので【エンド・オブ・ザ・ワールド】入ってないけどね）
しかし！
このデッキは世界を終わらせるのではなく、ゲームを終わらせる！
【終焉の王デミス】の効果が無事に通って、場に【終焉の王デミス】のみになったら、このデッキの勝利はほぼ決定！
（【闇の支配者−ゾーク】はあくまで保険。【トレードイン】で捨てる用とか。ライフを払わずにモンスター破壊の方法とか。攻撃力が２７００とか
闇の支配者−ゾーク
☆８ 闇属性 悪魔族 儀式 効果
ＡＴＫ／２７００ ＤＥＦ／１５００
「闇の支配者との契約」により降臨。
フィールドか手札から、レベルが８以上になるようカードを生け贄に捧げなければならない。
１ターンに１度だけサイコロを振る事ができる。
サイコロの目が１・２の場合、相手フィールド上のモンスターを全て破壊する。
３・４・５の場合、相手フィールド上のモンスター１体を破壊する。
６の場合、自分フィールド上のモンスターを全て破壊する。
）
○相手の場はやっぱりコナゴナじゃ〜！！ 今回はライフも完全にコナゴナじゃ〜！！
では、後攻１ターンキルのための、細かい動かし方の説明を。
まずは、【マンジュゴッド】たちを使って、【高等儀式術】を発動、【デミス】を降臨させよう。
効果でデッキから墓地に送るのは、【甲虫装甲騎士】２枚。
甲虫装甲騎士
☆４ 地属性 昆虫族 通常
ＡＴＫ／１９００ ＤＥＦ／１５００
そしてライフを２０００支払い、【デミス】の効果を超動！
これで場には【デミス】のみというサラ地状態に。これで相手がブロッカーや【聖なるバリア−ミラーフォース】を準備していても無意味になったぞ。
その後、さっき墓地に送った【甲虫装甲騎士】２体をコストとして除外し、手札から【デビルドーザー】を特殊召喚！
デビルドーザー
☆８ 地属性 昆虫族 効果
ＡＴＫ／２８００ ＤＥＦ／２６００
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の昆虫族モンスター２体をゲームから除外した場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、相手のデッキの上からカードを１枚墓地へ送る。
この時点で攻撃力は「２４００＋２８００＝５２００」。あれ？ ８０００にはちょっと足らない。
そこでトドメ用カードの出番！
・トドメ用カード その１ 【巨大化】
さっきライフを２０００払ったため、こちらのライフは相手より少なくなっているハズ。
そこでこの【巨大化】を【デビルドーザー】に装備！ 攻撃力５６００！
５６００＋２４００ダメージ！ ・・・おっと相手のライフがちょうど０になったぞ？！
なお、ライフが変動すれば【巨大化】の効果も変動するので、殴る順番には注意しよう。
・トドメ用カード その２ 【突然変異】
【デミス】＆【デビルドーザー】は８ッ星の最上級モンスター。これを【突然変異】させて【サイバー・ツイン・ドラゴン】（攻撃力２８００の２回攻撃）へ変異！
２４００（２８００）＋２８００＋２８００ダメージ！
・・・やっぱり相手のライフは０。
・トドメ用カード その３ 【破壊輪】
とりあえずコイツらで殴って５２００ダメージ！
そして【破壊輪】をセット、ターンエンド！
相手ターン、ドロー後に自分の【デビルドーザー】に【破壊輪】を発動！ お互いに２８００ダメージ！
やっぱり相手のラ（略
厳密には１ターンキルではなくなったが、まぁこれくらいは勘弁してくれ。
といった方法で、計４枚のカードから「一撃必殺！」で相手に勝利するというとんでもなさだ！
○一撃必殺のススメ
実はこのデッキ、『デミス・ドーザー』という名前のくせに、【デビルドーザー】が無くても８０００点叩き出すことが可能！
では、【デビル・ドーザー】を引かなかった時のために、各種パターンを紹介しよう。
各種パターンを覚えれば覚えるほど、後攻１ターンキル率がアップするぞ。
１・【突然変異】＋もう１枚パターン
【デミス】を【突然変異】してやれば、【サイバー・ツイン・ドラゴン】で５６００点が確定。
なので、ここに【破壊輪】、または【早すぎた埋葬】（さっき生け贄にした【デミス】か、【鋼鉄装甲虫】を蘇生）で、８０００点オーバー！
２・【早すぎた埋葬】で【鋼鉄装甲虫】＋もう１枚パターン
これをやるためには下準備として、【デミス】儀式召喚の生け贄、または【トレード・イン】で、【鋼鉄装甲虫】を墓地に落としておくこと。
これにより、【デミス】召喚＆効果→【早すぎた埋葬】で【鋼鉄装甲虫】召喚で５２００点が確定。
ここに、【破壊輪】か【巨大化】があれば、ぴったり８０００点だ。
なお、もし墓地にさらに２体昆虫族がいれば、【デビル・ドーザー】召喚の３体攻撃でも８０００点だぞ。
３・【早すぎた埋葬】で【甲虫装甲騎士】＋通常召喚＋もう１枚パターン
さて、ここまで説明した１ターンキル作戦を改めてまとめてみると、
１・【デビルドーザー】パターン
２・【突然変異】＋もう１枚パターン
３・【早すぎた埋葬】で【鋼鉄装甲甲虫】＋もう１枚
となる。
では、【デビルドーザー】も【突然変異】もなく、【早すぎた埋葬】はあるのに（手札に引いちゃった＆【トレード・イン】や【奈落との契約】も無い等で）【鋼鉄装甲甲虫】を墓地に落とせない、という時は？
そういうときは、【マンジュゴッド】等で【デミス】の準備だけは整えながら、あえて【デミス】は召喚せずにターンエンド。
こうやってコンボ起動を１ターン遅らせることで、
・次のターン、【デミス】を儀式降臨
→効果で場をサラ地に
→その後、モンスターを通常召喚＋墓地のモンスターを【早すぎた埋葬】
→必殺コンボ発動、ゲームエンド
という流れが可能。
もちろんターンを遅らすのもある程度は危険だけど、一撃でトドメをさせないというのも【強奪】などが怖いのでまた危険。
このターン、とりあえず【デミス】を召喚してある程度ライフを削り、その後押し切るのを狙うか、それとも１ターン待って８０００点を狙うのか？
これは状況に応じて臨機応変に、ということ。
では、話を戻して、『モンスター通常召喚＋【早すぎた埋葬】』パターンで相手ライフを８０００削るための作戦を紹介しよう。
なおこのデッキに入っている、通常召喚可能なモンスターは最低でも攻撃力１４００あるので、ダメージは１４００以上。
つまり、２４００（【デミス】）＋１４００（通常召喚モンスター）＝３８００。
通常召喚＋【早すぎた埋葬】＋【巨大化】か【破壊輪】
【早すぎた埋葬】を使い、【高等儀式術】で墓地に送った【甲虫装甲騎士】（攻撃力１９００）を蘇生。
【デミス】に【巨大化】をセット、または【破壊輪】！ どかーん！
３８００＋２４００（【巨大化】or【破壊輪】）＋１９００＝８１００でゲームエンド！
通常召喚＋【早すぎた埋葬】＋【デビルドーザー】
ここはちょっと条件付。
墓地に【早すぎた埋葬】用の１体だけでなく、【デビルドーザー】用に２体の昆虫族が必要。
【早すぎた埋葬】でモンスターを蘇生＋【デビルドーザー】を特殊召喚！＋通常召喚。
３８００＋２８００＋１４００＝８０００でゲームエンド！
また、上記カードの組み合わせパターンからは外れるが、もうさらに１つ。
通常召喚＋【突然変異】＋【巨大化】
これは【早すぎた埋葬】を必要としないパターン。
いつもどおり【デミス】を生け贄に【サイバー・ツイン・ドラゴン】を特殊召喚。
そして【サイバー・ツイン・ドラゴン】に【巨大化】を装備！
ここからちょっとややこしい。
まずは５６００になった【サイバー・ツイン・ドラゴン】でアタック！
ここで相手のライフに注目。
この時点で、自分より相手のライフが少なくなれば、【サイバー・ツイン・ドラゴン】の攻撃力は１４００にダウンしちゃうね。
が、気にせずアターック！
５６００＋１４００＋（通常召喚モンスターの）１４００＝８６００！
つまり、【巨大化】付【サイバー・ツイン・ドラゴン】のダメージは５６００＋１４００＝７０００と覚えておこう。
なお、１回目に攻撃した上で、相手のライフがまだ多いようなら、５６００のまま再攻撃！ ５６００＋５６００＝１１２００・・・通常召喚の必要も無くこれだけでゲームエンド（笑） まぁそうそうないけど。
なお、【デミス】降臨→効果発動の後、さらに儀式モンスターを降臨させることができる手札であれば、ここから２４００か２７００（【ゾーク】）、ダメージがアップ。
儀式モンスター２体の競演は意外と起こりえるので、重要ポイントとして覚えておこう。
○その他カードの使い方
さて、いかに１ターンキルといっても、相手の手札に【クリボー】や【冥府の使者ゴーズ】がいたらコンボがいったんストップ。まさに天敵。
もし相手が【ゴーズ】を持っていた場合に備えて、殴る順番や【巨大化】する対象などなどはしっかり考えておこう。
また、【高等儀式術】発動にチェーン→【ダストシュート】or【マインドクラッシュ】とされると【デミス】が儀式召喚できなくなるので一気に劣勢。つまり手札破壊も大の苦手。
一応、手札破壊の罠対策に【王宮のお触れ】、【ゴーズ】には【押収】と、対策してないわけではないとはいえ、できる限りはプレイングでも気をつけたいところ。
また、【デビルドーザー】には「このカードが相手ライフにダメージを与えたとき、相手のデッキの一番上のカードを墓地に送る」という超微妙な効果がついている。
基本的には気にしないでいいんだけど、万が一【ダンディ・ライオン（プロモ）】が墓地に落ちてしまうともう大変！
「綿毛トークン」が出てしまい、こちらの攻撃が遮断！
ので、可能ならば念を押して【デビルドーザー】は最後に攻撃するようにしておこう。
（【巨大化】の関係上で攻撃する順番が固定されてる場合や、【ゴーズ】を警戒した場合のプレイング等になると、また話が違ってくるけど）
うっかり長期戦になったときは、デッキに通常モンスターが残ってない！といった具合に【高等儀式術】を撃てなくなることも。
ので、事故防止用として１枚投入してあるのが【奈落の契約】。
奈落との契約
儀式魔法
闇属性の儀式モンスターの降臨に使用する事ができる。
フィールドか手札から、儀式召喚する闇属性モンスターと同じレベルになるように生け贄を捧げなければならない。
デッキの中に通常モンスターがいなくなったら【デミス】を出せなくなってう。その保険的な意味合いで１枚投入。
手札の【デミス】生け贄で【デミス】降臨、という可能性もあり。
（とはいうものの、あくまで保険だけど）
というわけで、１ターンに８０００点を喰らわせるコンボを紹介したわけだが、もちろん相手もコンボをジャマしてくるだろう。
そこで肝心なのは、１回や２回ジャマされてもデュエルをあきらめないこと。
なにせこのデッキには、【デビルドーザー】や【巨大化】などなど、一撃で高ダメージを喰らわせられるカードが大量に詰まっている。
少々ジャマされても、逆転のチャンスはきっとあるぞ。
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