□大公開! 面白デッキ“ダーウィン” 〜それはエックスデッキのなりそこない〜
まずは、苦労話から・・・
某月某日。
いけっち店長「ようシマムー、17弾のリストはできたかね? エックス(通信販売予約特典秘密デッキ)を作るから、とっととおくれ」
シマムー 「リストはありますが・・・絶望的ですよ」
いけっち店長「ははは。君はいつも悲観的だなぁ。カードの数だけ可能性がある! きっと今回も、面白いデッキが組めるさ!」
しまむー 「今回ばかりは、さすがの店長もだめじゃないですかねぇ・・・変なカードが、全然ありませんよ」
いけっち店長「変なカードが無い? この【ヴァリアブル・ポーカー】とか面白そうじゃないか」
しまむー 「面白そうなんですが、どう使ってみても、『それで?』ってレベルなんです」
いけっち店長「どれどれ・・・(2、3分ディスカッション)なるほど。確かに大した事にならんなぁ」
しまむー 「でしょう。エックスはいつもながら、全社を挙げて開発しますんで、ものすごく作業効率が悪いんですよ。面白くて強いカードが無いと、苦労しますよ」
いけっち店長「むぅ。よかろう。今回は俺が一手に引き受けてやる! 徹夜してでも開発してやるぜ!」
一晩経過。
しまむー 「おはようございます。・・・社長、マジ徹夜したんですか」
いけっち店長「・・・うん・・対戦相手もいなくて、とてつもなく寂しかった。ずっと一人でシャドーデュエルしてたの。
『どうだー! このコンボは見切れまい!』
『なにぃ! くそう、ハメられたぜ!』
『ここからどう逆転してくれるか見物だな! 貴様の手札の切り札は何だ?!』
『ふっ・・それを知られる訳にはいかないな!』
・・とか、延々一人で」
しまむー 「それは、想像を絶する寂しい一人遊びですねぇ・・手札もコンボも、解ってるじゃないですか。どっちも自分だし」
いけっち店長「カマキリと対戦する方が、なんぼか楽しいよ」(刃牙)
しまむー 「で、デッキは出来たんですか?」
いけっち店長「・・・まず、【ダンディ・ナスオ】は【神秘の宝箱(6弾)】付きクリーチャーで、キーカードをマナゾーンに置けるのが強いと思った」
しまむー 「今回のトップカードの一つですね」
ダンディ・ナスオ
2コスト ワイルド・ベジーズ 1000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中から1枚選んで自分のマナゾーンに置き、自分のマナゾーンから1枚選んで墓地に置く。その後、山札をシャッフルする。
いけっち店長「で、同じく自然には、進化クリーチャーを持ってくる【進化の化身(17弾)】があって、【護法僧リョクドウ(15弾)】を持って来たら【ナス】で埋めたキーカードを回収できて面白いかと思った」
しまむー 「ほうほう」
進化の化身(エボリューション・トーテム)
4コスト ミステリー・トーテム 3000+
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中から進化クリーチャーを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。
■このクリーチャーのパワーは、バトルゾーンにある進化クリーチャー1体につき+3000される。
護法僧リョクドウ
5コスト ワンダー・トリック 7000
■進化
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から2枚を自分のマナゾーンに置く。その後、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから手札に戻す。
■W・ブレイカー
いけっち店長「【進化の化身】はミステリー・トーテムなんで、【闘将メサイア(14弾)】に進化できるのも良いかな・・とか思ったけど、【メサイア】に進化して何が強いのかさっぱりなので、やめた。
【戦いの化身(6弾)】出して、【メサイア】に相手クリーチャーを激突させるコンボとかも、企んだけど」
しまむー 「一応、面白そうですが・・・」
闘匠メサイヤ
7コスト ミステリー・トーテム 13000
■進化
■誰も、このクリーチャーがブレイクしたシールドの「S・トリガー」を使うことはできない。
■T・ブレイカー
戦いの化身(バトル・トーテム)
5コスト ミステリー・トーテム 4000
■このクリーチャーがバトルゾーンにある間、相手の攻撃クリーチャーは、可能であればミステリー・トーテムを攻撃する。
いけっち店長「10回ぐらいデッキの中心テーマが入れ替わり、最終的に『何が何でも【レオパルド・グローリー・ソード】を使いこなす!』のがテーマになった。何でこうなったんだろ」
しまむー 「・・・それは、17弾のカードでは、無いですね。エックスはその弾のカードを使うのが前提なので・・・」
いけっち店長「【ナスオ】が入ってるから、許されないだろうか?」
しまむー 「・・・ギリギリですね」
いけっち店長「んで・・手札が足りなくなるんだよなぁ・・弱点」
しまむー 「どれどれ・・・何で、【ストリーミング・チューター】が入ってないんですか?」
いけっち店長「ちゅーたー?・・・」
しまむー 「コロコロドリームパックの強力カード」
いけっち店長「!!それだっ!!」
しまむー 「寝ぼけてましたね、あなた」
レオパルド・グローリーソード(コロコロ06年4月号特典)
2コスト クロスギア
■クロスギア
■これをクロスしたクリーチャーに、好きな種族の進化クリーチャーを置いてもよい。
■このクロスギアに、好きな文明の進化クロスギアを置いてもよい。
■エックス6になりそこねたデッキ・“ダーウィン” |
|
クリーチャー |
4x 青銅の鎧 |
1弾 |
4x 式神イノセント |
14弾 |
2x ブルータル・リベンジャー |
14弾 |
2x ストーム・クロウラー |
6弾 |
|
進化 |
1x アストラル・リーフ(殿堂) |
4弾 |
3x 護法僧リョクドウ |
15弾 |
1x 魔獣虫カオス・ワーム |
2弾 |
3x 超竜バジュラ |
8弾 |
2x 悪魔神バロム |
ドリーム |
|
呪文 |
2x 神秘の宝箱 |
6弾 |
1x サイバー・ブレイン(Sトリガー・殿堂) |
1弾 |
4x ストリーミング・チューター |
ドリーム |
1x 炎槍と水剣の裁(殿堂) |
13弾 |
2x デーモン・ハンド(Sトリガー) |
1弾 |
2x 憎悪と怒りの獄門 |
11弾 |
2x 地獄スクラッパー(Sトリガー) |
14弾 |
|
クロスギア |
4x レオパルド・グローリー・ソード |
特典 |
|
まるで、酔っぱらって作ったかのようなこのデッキ。
何と、進化獣が10体、それだけならまだしも、種族が5種類にも分かれています。
さすがに、「安定して動く!」とは言い難いのは事実ですが、なんとか“デッキとして”稼動する、とはギリギリ言えるところまで、作りこんであります。
ほんの少しでも枚数をいじると、途端に事故率が急上昇する、という綱渡りのようなバランスではありますが・・!
動き始めた時の派手さは、さすがに“エックス”になる予定で作られたデッキ。その動きは、初めて見る世界です。進化に次ぐ進化。まさに“ダーウィン”。
では、各カードの使いどころを解説しながら、デッキの動き、戦術の流れが理解できるようにご説明しましょう。
○【レオパルド・グローリーソード】を使って、わけのわかんない進化を!
クロスしているクリーチャーが、何にでも進化できるようになる【レオパルド・グローリーソード】。コイツがこのデッキのキーカードです。
ここで重要なのが、「進化元にクロスしていたクロスギアは、進化しても引き継がれる」というルール。
↓
オフィシャルページのQ&Aを引用してみました。
『Q:クロスギアをクロスしたクリーチャーが進化した場合、どうなりますか?
A:進化元クリーチャーにクロスされていたクロスギアはすべて、進化したクリーチャーに付けられます。
同様に、進化Vクリーチャーを召喚した場合、進化元クリーチャー2体に付いていたクロスギアはすべて
進化クリーチャーに引き継がれます。』
なので例えば、
1・【ソード】を付けた【青銅の鎧】が【リョクドウ】に進化。
↓
2・【リョクドウ】でマナゾーンから【アストラル・リーフ】を回収して、【リョクドウ】で増えたマナを使ってそのターンのうちに、【リョクドウ】から【リーフ】に進化。
↓
3・次のターン、【ソード】が付いたままの【リーフ】が、【悪魔神バロム】に進化。
↓
4・【悪魔神バロム】が【超竜バジュラ】に進化。攻撃開始!
これが、実際にやってみると相当の異常事態! DMの常識が吹き飛びます。
【アストラル・リーフ】、【バロム】、【バジュラ】などと言う、超スーパスター進化獣が、次々と現れてくるのは痛快の一言!
いったいどのクリーチャーでトドメをさしてやろうかと、悩む事請け合いです。
一番シンプルなのは、【ソード】付き【リョクドウ】→【バジュラ】や、マナ加速しての【式神イノセント】→【バジュラ】が早くて強力。余裕の無いときは、容赦なくこのパターンで勝つのがベスト。
しかし、余裕のある時は、「進化クリーチャーの上に進化クリーチャーを重ねる!」という、超贅沢プレイを楽しみたいところです。
○地味にデッキをコントロール! 【神秘の宝箱】
序盤戦、重要なのは“水文明”と“自然文明”のマナが揃う事。自然でのマナ加速の後に、確実に【ストリーミング・チューター】が使えるようにしておかなければなりません。
水文明が不安な状況なら、3ターン目【宝箱】をプレイして、デッキから水文明のカードを持ってきます。
お勧めカードは【アストラル・リーフ】。
【リーフ】は、後で【リョクドウ】で拾い上げ、進化してドローし、手札を補充するのに使えます。
○何にでも進化! 【式神イノセント】
式神イノセント
3コスト ワンダー・トリック 2000
■メタモーフ(自分のマナゾーンに7枚以上カードがあれば、このクリーチャーは次のメタモーフ能力を得る)
≪メタモーフ能力≫どんな種族の進化クリーチャーを、このクリーチャーの上に置いてもよい。
基本的には、最速で【リョクドウ】を出すための進化元。
そして、メタモーフが発動すれば、【ソード】が無くても何にでも進化可能。マナ加速があるので能力の発動する7マナもすぐ。発動したターンには、ちょうど【バジュラ】にも進化できます!
どうしても【ソード】を引かない場合、【リョクドウ】を出した時、もう1体の【イノセント】をマナゾーンから回収しておきましょう。次の進化元を確保できて、安心です。
○やっぱり必要【青銅の鎧】
【幻緑の双月(14弾)】は手札がなくなりますし、2ターン目は【ソード】を出すなり、レインボーカードを出しておくなりで、絶対にマナ加速しなければ!というターンではありません。
3ターン目の【青銅】で、4ターン目の【ストリーミング・チューター】に間に合います。
単純に、1枚得して、マナスピードも1ターン速くなる。自然のデッキには、やはり【青銅の鎧】が入ります。
暇な時には、【ソード】をクロスしておきましょう。
○マナ加速・手札補充・隠れたキーカード【護法僧リョクドウ】
5マナ揃ったら、【ストリーミング・チューター】か、この【リョクドウ】。
【リョクドウ】を出した次のターンには、マナチャージして7マナ。【リョクドウ】の進化元に【ソード】が付いていたなら、【バジュラ】に進化できます。そのまま殴り勝ちましょう!
○謎の名脇役【ブルータル・リベンジャー】
ブルータル・リベンジャー
3コスト マーフォーク 3000+
■ブロッカー
■このクリーチャーは攻撃することができない。
■メタモーフ(自分のマナゾーンに7枚以上カードがあれば、このクリーチャーは次のメタモーフ能力を得る)
≪メタモーフ能力≫このクリーチャーのパワーは+2000される。
≪メタモーフ能力≫このクリーチャーの「このクリーチャーは攻撃することができない」という効果を
無効にする。
なんで入ってんの?とお思いでしょうが、これが実は重要。
青マナの確保と、軽めなブロッカーであること、マナが増えると頼れる攻防クリーチャーになること、複数の事情からこのデッキには入ります。
パワー3000ブロッカーは、火速攻の【タイラーのライター(14弾)】とも相打ちできるサイズ。大活躍、というカードではありませんが、デッキのバランスを取る安定剤、というところでしょうか。
無論、【レオパルド・グローリーソード】をクロスするための、小型クリーチャーとしても使えます。
○好みが分かれる【ストーム・クロウラー】
もちろん、ブロッカーであり、キーカードを回収できる【ストーム・クロウラー】は、このデッキでは大切な役目を持っていますが、この2枚の枠を、【アクア・サーファー(5弾)】にするという手もあります。
【クロウラー】だと、デッキを自分でコントロールする、自由度が楽しめます。
【サーファー】だと、トリガー頼みがありうる点と、イザという時の時間稼ぎに使えます。
○やっぱ強いよ【ストリーミング・チューター】
なんだかんだで消費しまくる手札を、一気に補充できます。
“火”と“自然”しか手札に加えられませんが、この2色を含むレインボーカードも、問題なく手札にできるので、【裁】や【獄門】もオーケーです。
○実はコイツだけで勝てるのは秘密【超竜バジュラ】
超竜バジュラ
7コスト アーマード・ドラゴン 13000
■進化−自分のドラゴン1体の上に置く。
■このクリーチャーが攻撃するとき、相手のマナゾーンからカードを2枚まで選ぶ。相手はそれを持ち主の墓地に置く。
■T・ブレイカー
ミもフタも無い最凶の進化クリーチャー。ある程度早い段階、つまり相手のマナが十分でない時に出てしまうと、そのまま勝利です。
もしも、このデッキを、よりシンプルに、勝つためだけにチューンアップしたいなら・・・
【ソード】と黒のカード、他の進化獣を抜き、【チッタ・ペロル(14弾)】と【ファイナル・ドラグアーマー(14弾)】を入れれば・・・おっと、そりゃもう、違うデッキですな。
○イタズラカード【カオスワーム】
魔獣虫カオス・ワーム
5コスト パラサイトワーム 5000
■進化
■このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の墓地に置いてよい。
【バロム】のマナまで到達する前は、こちら。
ある程度マナがあれば、【リョクドウ】に進化したターンにマナから回収して進化したりも出来ます。
効果でタップしていない敵クリーチャーを破壊して、さらにタップしているクリーチャーに殴りかかりましょう。
○まとめて吹き飛ばそう【悪魔神バロム】
まさかこんな奴が出てくるとは、全然予想していない相手に対して、致命的に突き刺さります。
【獄門】をマナにしておいて、闇マナを確保しておきたいところですが・・・
【バロム】自身が【ストリーミング・チューター】で落ちてしまうので、先に【ナスオ】で【バロム】を埋めておき、【リョクドウ】で回収するのが安全かもしれません。
○速攻デッキに大逆転! 【憎悪と怒りの獄門】
憎悪と怒りの獄門(エターナル・ゲート)
6コスト(闇&火) 呪文
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■相手のシールドが自分のシールドより多ければ、この呪文を唱えることができる。
■自分のシールドと同じ枚数のシールドを、相手は自分自身のシールドゾーンから選ぶ。相手は残りのシールドを持ち主の手札に加える。(その「S・トリガー」を使ってもよい)
防御力がまったくと言ってよいほど無いこのデッキですが、「肉を切らせて骨を絶つ!」。
速攻デッキに追い詰められたり、せっかく進化が楽しくなり始めたところで、無粋な相手がシールドを破壊し尽してきたら、突然コイツを撃って、ゲームを終わらせてやりましょう。
本来の勝ち方とは違いますが、勝ちゃいいんです、勝てば(酷い)。
【獄門】のスロットを【悪魔聖霊バルホルス(13弾)】にして、1・2枚のスペースを【聖霊王アルファディアス(15弾)】にし、「超龍・悪魔神・聖霊王、夢の競演!!!」というのも試してみたのですが、いやもう・・光の進化が弱いの何の。
たしかに【アルファディオス】は、光以外の相手にとっては、「どうしようもなくなる」クリーチャーなのですが、その前に出されていたクリーチャーに、押し切られて負けてしまいます。
そりゃあ、【バロム】で一掃したあと【アルフォディアス】は、やりすぎなほどかっこいいのですが・・・それは夢ですわ。
このデッキ、前述のとおり『エックス』として開発されたのですが、最終的に17弾のカードが1枚も入らなかったため、ボツになってしまいました。
無理矢理【ダンディ・ナスオ】を入れて、一応17弾対応に・・・する事もできたのですが、「正解は入らない」ので、仕方ありません。厳しい物です。
で、実際、どんなデッキがエックスになったかは、毎度の事ながら通販ご利用のお客様のみの特典記事、という事で。
最後に、このデッキを作る過程で生み出され、「強いけど、これはエックスデッキでは無い」とボツになったデッキをご紹介します。
“裏・ダーウィン”とでもお呼び下さい。
■“裏ダーウィン・ミもフタも無くバジュラさん” |
|
クリーチャー |
4x 幻緑の双月 |
14弾 |
4x チッタ・ペロル |
14弾 |
4x 青銅の鎧 |
1弾 |
4x 式神イノセント |
14弾 |
2x ブルータル・リベンジャー |
14弾 |
2x 猛菌剣兵チック・チック |
13弾 |
|
進化 |
1x アストラル・リーフ(殿堂) |
4弾 |
2x 護法僧リョクドウ |
15弾 |
4x 超竜バジュラ |
8弾 |
|
呪文 |
1x サイバー・ブレイン(Sトリガー・殿堂) |
1弾 |
4x ストリーミング・チューター |
ドリーム |
1x 炎槍と水剣の裁(殿堂) |
13弾 |
3x 地獄スクラッパー(Sトリガー) |
14弾 |
|
クロスギア |
4x ファイナル・ドラグアーマー |
14弾 |
|
【チッタ・ペロル】に【ドラグアーマー】が付いて、4ターン目から自分自身で起きているクリーチャーを攻撃する、というお馴染みのコンボに加え、【リョクドウ】によるマナ加速と、【チューター】によるドローの安定で、より確実に【バジュラ】が出せるようになっています。
トリガーが少ないので打たれ弱い構成ですが、「【バジュラ】さえ出りゃ勝つんだよおお!」というイケイケ理論を突き詰めた内容。ドラゴン進化を愛する貴方に。
研究所TOPに戻る
ホームページTOPに戻る
〒770-0813
徳島県徳島市中常三島1丁目3番地1号2F
カードキングダム 徳島
Tel(Fax):088-656-3823
e-mail: