トップデュエルマスターズ研究所第114回(2006.07.27)

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□【ヴィーナス・ラ・セイントマザー】デッキ“黄金のフェニックス”
 
 19弾で一番人気、【超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー】を活躍させるテーマで組まれた、シンプル・イズ・ベスト、常にフェニックスの強さを体感できるデッキです。


超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー(スーパーレア)
 6コスト フェニックス 12500
■進化GV−自分のガーディアン、グレートメカオー、アーク・セラフィムのいずれか3体を重ねた上に置く。
■メテオバーン - このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにこのクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。
■T・ブレイカー



■黄金のフェニックス
クリーチャー
 4x 蒼天の守護者ラ・ウラ・ギガ
 4x 日輪の守護者ソル・ガーラ
 4x 時空の守護者ジル・ワーカ
 3x 曙の守護者パラー・オーレシス
 2x ビコラキス
 1x アクアン(殿堂)
 2x 雷鳴の守護者ミスト・リエス
進化
 3x 守護聖天ラルバ・ギア
進化GV
 4x 超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー
呪文
 4x エナジー・ライト
 2x 魂と記憶の盾
 1x サイバー・ブレイン(Sトリガー・殿堂)
 3x アポカリプス・デイ(Sトリガー)
 2x ホーリー・スパーク(Sトリガー)
 1x ハイドロ・ハリケーン

 
 
 【超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー】を使うデッキは、どういったものが最も効率的なのか? 実は簡単に答えの出ない、難しい命題でした。

 まず進化元。
 “ガーディアン”以外にも“グレートメカオー”と“アークセラフィム”があります。

 しかし“グレートメカオー”を使う構成にすると、それらはほとんどが新ルール、“ダイナモ”を持つものばかり。
 【ヴィーナス】に進化させるにしても、せっかく3体以上並べたのだから、“ダイナモ”を生かして闘った方が良いのでは・・・という事になり、“ヴィーナス”に進化する意義が薄められてしまいます。

 “アークセラフィム”にはもっと解かりやすい欠点が。
 そう、1体1体のコストが全体的に高いため、3体も使って進化させるのがもったいなさ過ぎる上に、重いカードをたくさん場に出して進化、というのことに現実味がありません。

 結局、DM始まって以来、最も種類の多い恵まれた種族である“ガーディアン”中心と言う事になるのですが、またここからも、様々な選択肢があります。


1・ガーディアンを強化するパターン
 “ガーディアン”に種族を絞り、そしてそれが光文明であるならば・・・【光器ペトローバ(9弾)】の使用、という事も考えてはみました。

 これによりサイズアップした“ガーディアン”は鉄壁の防御力を誇り、ときどき【ホーリー・スパーク】を使って相手をフルタップ、相手クリーチャーを殴り倒して相手の場を全滅させる・・・という『昔ながらの光の闘い方』が楽しむ事はできます。

 しかし、【ペトローパ】を出して“ガーディアン”を強化させてしまうと、それはつまり【ヴィーナス】を出さなくても勝ててしまうのでは?という事に・・・。
 【ヴィーナス】を使う理由を最大限に作らなければ、“ヴィーナスデッキ”とは言えません。


2・闇を入れて持久力・対応力を上げる
 『種族デッキの友』と言えば、光の【光器ペトローパ】と共に、闇の【凶星王ダーク・ヒドラ(プロモ)】があります。
 破壊されたクリーチャーを無限に回収し、何度も何度も使い倒す【凶星王ダーク・ヒドラ】に加え、破壊しても破壊しても戻って来る【時空の守護者ジル・ワーカ(9弾)】のシナジーなどは、相手にとっては悪夢以外の何者でもありません。

 その上、ドローを安定させる【アクア・ハルカス(1弾)】とタップカードと相性の良い【腐敗電脳メルニア(10弾)】が8枚の“リキッドピープル”として入り、【凶星王ダーク・ヒドラ】で回り始めると、それはもう、磐石の構えです。
 そして最終的に【ヴィーナス】・・・・
 確かにこれはこれで強い、光・水・闇の理想的な構成ではありますが・・・。
 これにしても、【デーモン・ハンド(18弾)】などの標準的パワーカードを入れていくと、ガーディアンのスロット(デッキに入れる隙間)を潰してしまう事になり、【ヴィーナス】を最速で場に出す事が難しくなります。

 そもそも、この構成なら、【ヴィーナス】にこだわる必要がなくなってしまいます。トドメを刺すカードは、別に【ヴィーナス】でなくてもいくらでも見つかるでしょう。


3・シンプル・イズ・ベスト。最速の進化を目指す
 そういった理由で、今回のデッキは、最もシンプルに【超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー】のパワーを生かした、【ヴィーナス】らしいデッキを目指しました。

 いろいろとコンボやシナジーを考えるより、素直に【ヴィーナス】を最も早く出しやすいデッキ構成にした、という事です。

 また、現実問題として、それが一番強いとも思うからです。なぜならば・・・。
「一旦場に出た【超神聖ヴィーナス・ラ・セイントマザー】は、本当にどうしようもないほど強い!」
 止まりません。破壊できません。手札に戻らず、マナゾーンにも行きません。

 何とかブロックを続け、破壊カードを3回叩きつけて万一生き残る事ができても、やっと落ち着いた時には、次の【ヴィーナス】か、他のアタッカーで止めを刺されています!

 それほどまでに強力な【ヴィーナス】ですから、【ペトローパ】で強化とか、【ヒドラ】で回収とか、余計なフォローカードを入れても、それは進化速度を落としてしまうだけの事なのかもしれません。

 そういったわけで、このデッキ構成は、最も早く、安定して【ヴィーナス】への進化が完成する構成にして完成させてあります。



○各カード投入理由

■エナジー・ライト
 DMというゲームに一家言持つプレイヤーさんが、最も不審に思うのが、この「【エナジー・ライト】4枚積み」かもしれません。

「ガーディアンなら、まず【ミスト・リエス】を優先すべきでは?」
「そもそもそんなにドローカードの枚数は必要ないのでは?」
等、様々な意見がある事と思います。

 しかし、ここは【エナジー・ライト】4枚、が正しいと判断しました。

 【ミスト・リエス】による爆発的なドローはわかります。しかし、このデッキの闘い方は、従来の、「【ミスト・リエス】が出てから闘う光のデッキ」とは根本的に違います。

 1ターン、2ターン目からの“ガーディアン”の展開から、ドローカードのプレイを挟み、最速6ターンで【ヴィーナス】を出して、そのまま殴りきります!

 そのためには、間に挟むドローカードは、軽く、安定した2枚ドローの【エナジー・ライト】以外考えられません。

 【アポカリプス・ディ】を撃つための数増やしに使える【アクア・ハルカス】の投入も考えられましたが、【アクア・ハルカス】を出して場のクリーチャーの数を増やすよりも、【エナジー・ライト】で引いた2枚の中に“ガーディアン”が入っている事の方が重要です。
 【アポカリプス・ディ】を撃つ事より、【ヴィーナス】を出す事の方が本来の趣旨なのですから。

 【ハイドロ・ハリケーン】や【ビコラキス】などの、ある意味「遊び」の部分を【ハルカス】にして、さらにデッキの安定度を増す、というのはアリでしょうが、そこまではやりすぎと判断しました。


■守護聖天ラルバ・ギア

守護聖天ラルバ・ギア(アンコモン)
 3コスト ガーディアン 5000
■進化
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべてタップする。


 数あるガーディアン進化の中から、なぜこれが選ばれたかと言うと、もちろん理由があります。

 【ヴィーナス】で殴り始めると、相手はシールドブレイクによる、大量の手札を手に入れます。
 【デーモンハンド】【アクア・サーファー(18弾)】などの破壊・バウンスカードは【ヴィーナス】のメテオバーンでかき消せますが、意外とうっとうしいのがブロッカー。
 シールドブレイクで増えた手札から毎ターン出てくるブロッカーは、思いのほか面倒なもので、確実に時間を稼がれてしまいます。
 そうこうしているうちに、相手の攻撃がこっちのシールドをブレイク(相手が【ボルメテウス・サファイア・ドラゴン】だったりすると、こちらの手札も増えません)し、こちらの攻撃回数と相手の攻撃回数の差で、負けてしまう事も多々あります。

 【ラルバ・ギア】は、ガーディアン最速の進化獣であり、擬似スピードアタッカーとして、相手の計算外の攻撃を加えてくれます。
 【ラルバ・ギア】を1枚握っていれば、【ヴィーナス】を出した次のターンの7マナで、3マナ【エナジー・ライト】、残り4マナで【ラ・ウラ・ギガ】進化【ラルバ・ギア】もよく決まる動きです。(トリガーが無ければこれで勝ち)

 そして出現時の、「相手のブロッカーを全てタップする能力」がトドメを加えるために大いに役立つ事でしょう。

 もう一つ。
 現在、僕が最強クラスのデッキの1つと考えているもので、“水単色速攻デッキ”があります。
 これと闘っていれば、【パシフィック・チャンピオン(13弾)】を何とかするための、軽い進化獣がどうしても光デッキには必要だと気付きます。


■アポカリプス・デイ

アポカリプス・ディ(レア)
 6コスト 呪文
■S・トリガー
■バトルゾーンにクリーチャーが6体以上あれば、それをすべて破壊する。


 大逆転カード。
 ある意味、自分のカードを3枚も失わせてしまう【ヴィーナス・ラ・セイントマザー】ですが、相手が破壊してくれなければ、その能力も宝の持ち腐れ。
 そこで無理矢理メテオバーンを使ってみよう、という事です。
 相手と自分のカードが6枚以上になるようにコントロールして、一気に吹き飛ばしたいものですね。

 このカードが入っているだけで、“牙サファイアデッキ”や“ウェーブストライカー”とは、ずいぶんと闘いやすくなっています。



 いかがでしたか?
【超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー】はおそらく、5体のフェニックスの中でも1・2を争う強力なフェニックス。
 「光文明使い」であるならば、ぜひ一つは持っておきたいデッキであると思います。
 光には珍しい、超・強力なゴリ押し殺法が楽しめ、ストレス発散に最高です!


 では、ここからは19弾の光と水のカード紹介です。




護法の精霊アムシオン(スーパーレア)
 6コスト エンジェル・コマンド 5500+
■バトルゾーンにある自分の、タップされているクリーチャーのパワーは、攻撃していない時、+7000される。
■自分のクリーチャーがブロックされた時、その攻撃を中止してもよい。そうした場合、バトルは行われない。ただし、両クリーチャーはタップしたままである。


 タップしている自分のクリーチャーは+7000・・・実は、とんでもない能力です。
 ブロックしたクリーチャーは、ブロックしたとたんタップするため、すなわち自分のブロッカーは全部、「ブロックする時パワー+7000になる」という事です。
 もしブロッカーがパワー6000以上ならば、【ヴィーナス・ラ・セイントマザー】を受け止めて生き残るブロッカーになります。

 ついでに言うと、アタックしたクリーチャーもアタックが終わった後、+7000になりますから、相手のターンに反撃で破壊されにくくなります。
 攻撃、防御、どちらにも強力なカードと言えるでしょう。

 「自分のクリーチャーがブロックされた時、バトルは行われない」というのも、地味に安心して攻撃する事のできる能力です。

 また、新しいルール、“ダイナモ”を、とんでもなく強くしてくれる点も見逃せません。
 ダイナモは、自分のパワーと能力を、ほかのダイナモに付け足す能力ですが、【アムシオン】がいると、ダイナモ能力でタップしたとたん、なんと+7000してダイナモする事になります。




霊騎アラク・カイ・バデス(ベリーレア)
 5コスト アーク・セラフィム 3500
■ブロッカー
■バトルゾーンにある自分の他のアーク・セラフィムすべてのパワーは+2000される。
■自分のターンの終わりに、バトルゾーンにある自分の他のアーク・セラフィムをすべてアンタップしてもよい。


 【霊騎マルディス】と組み合わせれば、
「全員強化されたブロッカー、そして攻撃してもターンエンドに起き上がる」
という、鉄壁のアークセラフィム軍団が出来上がります。
 【マルディス】に【ペトリアル・フレーム(15弾)】を付けて守り、【光器ペトローパ(9弾)】や【アムシオン】でどんどん強化していけば・・・絶望的な防御ラインが完成しますね。




霊騎ラファーム(レア)
 7コスト アーク・セラフィム 4000
■相手は、火または自然のクリーチャーを バトルゾーンに出す時、そのクリーチャーをタップして置く。


 【ボルメテウス・サファイア・ドラゴン(ドリーム)】がタップ状態で出てくる事になります。
 “アークセラフィムデッキ”で自然のマナ加速が入るならば、対抗策として入れておいて良いでしょうが、問題はタップした【サファイア】を攻撃する、パワー11000以上のクリーチャーをどう用意するか、ですね。




光粒の守護者バル・パース(アンコモン)
 4コスト ガーディアン 5000
■ブロッカー
■相手の闇または火のクリーチャーが破壊された時、このクリーチャーをアンタップしてもよい。
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。


 強力な“火単色速攻”に対する素晴らしい対抗策。
 5000のパワーは【エル・ジージョ(14弾)】に勝利し、何度も起き上がってはブロックを繰り返してくれます。
 問題は【火炎流星弾(6弾)】【ピーカブのドライバー(ドリーム)】などのブロッカー破壊。先に他のブロッカーをオトリとして使わせておくのがベストです。
 どちらにしろ、相手にとっては「絶対に破壊しなければならないカード」があるだけで、相当こたえるものです。




渓谷の守護者クレスタ(アンコモン)
 2コスト ガーディアン 1000+
■ブロッカー
■このクリーチャーのパワーは、バトルゾーンにある相手のクリーチャー1体につき+1000される。
■このクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃できない。


 意外といつのまにか大きくなる、頼れるブロッカー。
 コストも軽いので、進化のタネとしても優秀です。




鋼鉄大使ジャンボ・アタッカー(コモン)
 2コスト グレートメカオー/ダイナモ 2000
■ダイナモ(バトルが始まる時、あるいはこのクリーチャーで攻撃できる時、このクリーチャーをタップしてもよい。そうした場合、そのターンの終わりまで、このクリーチャーのパワーと能力をバトルゾーンにある自分の他のダイナモ1体に加える)


 使いやすいダイナモクリーチャー。グレートメカオーで進化元としても活躍。
 ダイナモは、新ルールなだけに、頭で考えているだけでは理解できません。一度適当にでもデッキを組んでみて、使い方を練習してみるべきカードです。
 自分が攻撃する時、どう“ダイナモ”を生かすのか?
 相手の攻撃時にどう“ダイナモ”を生かすのか?
 理屈ではなく、実際に使ってみないとこれはわかりません。
 勝敗関係なしに、とりあえず“ダイナモ”を15枚以上入れたデッキを組んでみて、実際に使ってみてください。様々な発見があります。





ソーラー・コミューン(レア)
 2コスト 呪文
■S・トリガー
■種族をひとつ選ぶ。バトルゾーンにある、選んだ種族の自分のクリーチャー1体につき、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。


 地味に見えますが、実はすごく強いカード。
 種族をそろえたデッキに入れると、たった2マナの【ホーリー・スパーク(1弾)】になります。




リバース・サイクロン(アンコモン)
 2コスト 呪文
■サイクロン(このターン、この呪文を唱える直前にクリーチャーを召喚していれば、この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分の手札に戻す)
■バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップする。


 相手クリーチャーをタップして、パワーのあるアタッカーで攻撃して破壊する・・・と言う、「タップ&デストロイ」のデッキに入れると、とんでもない破壊力・制圧力を持ちます。

 毎ターン、コレを使う前にクリーチャーを出す必要がありますが、【雷鳴の守護者ミスト・リエス(ドリーム)】は当然の事、第9弾の自然クリーチャー【誕生の祈】もオススメ。
 コイツで次のターン2マナ残して召喚可能なクリーチャーを、次々に持ってきましょう。
 大型クリーチャーも破壊できるように、【盗賊の盾(6弾)】を入れるか、黒を足して【クエイク・スタッフ(14弾)】を投入するのも面白いでしょう。



超神星マーキュリー・ギガブリザード(スーパーレア)
 5コスト フェニックス 15000
■進化GV−自分のグレートメカオー、グランド・デビル、リキッド・ピープルのいずれか3体を重ねた上に置く。
■メテオバーンー呪文の効果が実行される時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、その呪文は効
果を失い、持ち主の墓地に置かれる。
■T・ブレイカー


 相手が使った呪文を打ち消す事ができる・・・遊戯王で言えば、【マジック・ジャマー】みたいな能力です。
 【マーキュリー】が【デーモン・ハンド】などで破壊されそうになっても、それを打ち消してしまう事ができるだけでなく、相手がこっちに使った【ロスト・ソウル(18弾)】を消したり、【ボルメテウス・サファイア・ドラゴン】を出そうとして使った【母なる大地(10弾)】を消したりと、やりたい放題です。
 そうした制圧力を持っているうちに、さっさと攻撃して勝負を決めてしまいたいものですね。

 進化もリキッド・ピープルからできるため、【アクア・ガード】や【アクア・ハルカス】を並べていけば簡単でしょう。

 水&闇にしてグランドデビルを混ぜる(その場合【凶星王ダークヒドラ】を忘れずに!)のも、光&水にしてグレートメカオー&リキッドピープルにするのも(【電脳聖者タージマル(10弾)】【アクア・リバイバー(10弾)】投入も考えてみましょう。リキッドピープルですから)、どちらでも良さそうですね。




ファンタジー・ハート(スーパーレア)
 7コスト スプラッシュ・クイーン 2000
■このクリーチャーで攻撃するかわりに、タップして次のT能力を使ってもよい。
□T−バトルゾーンにある相手のクリーチャーを2体選び、その2体をバトルさせる。


 むりやり対戦させる面白い能力を持ったスーレアカード。
 うまくいけば相手クリーチャーを2体破壊できますが、さすがにコストが重いですし、パワーも小さいですね。




電脳鉄人センジュオー(ベリーレア)
 5コスト グレートメカオー/ダイナモ 3000
■ダイナモ(バトルが始まる時、あるいはこのクリーチャーで攻撃できる時、このクリーチャーをタップしてもよい。そうした場合、そのターンの終わりまで、このクリーチャーのパワーと能力をバトルゾーンにある自分の他のダイナモ1体に加える)
■このクリーチャーはブロックされない。
■このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、このターンに「ダイナモ」能力を使うためにタップした自分のダイナモ1体につき1枚、シールドを余分にブレイクする。


 ややこしい“ダイナモ”ですが、誰も使ってないうちからデッキを作り、一足早く使いこなしてライバルに差をつけたいところです。
 その場合、必殺のカードになるのが【センジュオー】。
 【電脳ロボ・ダイ・クラッシャー】からダイナモスタートして、最終的に【センジュオー】で攻撃!
 そしてターンエンドに【ダイ・クラッシャー】の能力で全員起き上がり、守りも万全。
 この動きはなかなかメカニカルで、面白いですよ。




封魔ニューロ・マルヴァス(ベリーレア)
 5コスト グランド・デビル 1000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分のグレートメカオー1体につき1枚、カードを引いてもよい。 ■バトルゾーンにある自分のグレートメカオーすべてのパワーは+1000される。


 光&水でグレートメカオーデッキを組むならば、ぜひとも入れておきたいカードです。
 ただし、グレートメカオーと、グランド・デビル両方が入る意味がある・・例えば【マーキュリーギガブリザード】に進化させたい、という目的があるならば、ですが。
 そうでないならやはり、【エナジー・ライト(ドリーム)】や【ブレイン・チャージャー(8弾)】等を優先させるべきでしょう。




魔皇バルパス(レア)
 5コスト グランド・デビル 7000
■進化
■メテオバーン - クリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、バトルゾーンにあるコスト3以下のカードを1枚選び、持ち主の手札に戻す。
■W・ブレイカー


 バトルゾーンのカード・・なので、実はクロスギアも手札に戻せます。
 相手にとっては、また出すだけならともかく、またまたクロスしなおさなければならないので大変です。
 進化クロスギアなど戻されたら、相手にとっては相当の痛手でしょう。




魔皇バーガンティス(レア)
 6コスト グランド・デビル 4000
■自分のターンに1枚目のカードを引く時、もう1枚余分に引いてもよい。
■相手のクリーチャーが自分を攻撃してブロックされなかった時、自分の手札をすべて捨てる。


 進化獣だった【アストラル・メデューサ(7弾)】の能力がコレ1体で!
 ペナルティーがありますが、手札を使い切るほど軽めに作るか、ブロッカーを展開しておけばそれほど問題ではありません。




爆腕ロボ・リターンエース(コモン)
 2コスト グレートメカオー/ダイナモ 2000
■ブロッカー
■ダイナモ(バトルが始まる時、あるいはこのクリーチャーで攻撃できる時、このクリーチャーをタップしてもよい。そうした場合、そのターンの終わりまで、このクリーチャーのパワーと能力をバトルゾーンにある自分の他のダイナモ1体に加える)
■このクリーチャーは攻撃することができない。


 気をつけましょう!
 ダイナモ能力はパワーだけでなく能力まで加えるので、【リターンエース】にダイナモされたクリーチャーは、そのターン、「アタックできなく」なります!!




ハイドロ・コミューン(アンコモン)
 3コスト 呪文
■S・トリガー
■種族をひとつ選ぶ。選んだ種族の自分のクリーチャーを好きな数、バトルゾーンから自分の手札に戻す。その後、その数以下の相手のクリーチャーをバトルゾーンから選び、持ち主の手札に戻す。


 コストが軽いユニットがたくさん出ていれば、自分のクリーチャーを戻すペナルティーを最小限に抑えられます。
 種族としては、やはり“ガーディアン”がおすすめ。
 1コスト【蒼天の守護者ラ・ウラ・ギガ(1弾)】【聖珠の守護者パラ・プロキオン(17弾)】
 2コスト【渓谷の守護者クレスタ】【日輪の守護者ソル・ガーラ(8弾)】
 これらを投入し、【ハイドロ・コミューン】を使った直後に【ロスト・ソウル】を撃てれば完璧です。
 再展開の時にドローできるので、【ミスト・リエス】も当然入りますね。



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