トップデュエルマスターズ 研究所第161回(2009.03.06)

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□使い方が簡単で強力な城デッキ“まるざぁく”








■《バルザーク》&《エンペラーマルコ》デッキ“まるざぁく”
クリーチャー
23枚
 3x 幻緑の双月
CDP3など
 3x チェレンコ
 4x 青銅の鎧
CDP3など
 4x クゥリャン
 2x コーライル
CDP1など
 2x 無頼勇騎ウィンドアックス
10弾など
 1x 衝撃のロウバンレイ
20弾など
 2x アクア・サーファー(Sトリガー)
DMC48など
 2x コアクラッシュ・リザード
マナ進化2枚
 2x 密林の総督ハックル・キリンソーヤ
進化6枚
 4x エンペラー・マルコ
 2x 大勇者「ふたつ牙」
CDP3など
呪文6枚
 1x 母なる大地(Sトリガー・殿堂)
10弾など
 1x サイバー・ブレイン(Sトリガー・殿堂)
1弾など
 2x 破壊と誕生の神殿
 2x 地獄スクラッパー(Sトリガー)
DMC47など
城3枚
 3x 紫電城 バルザーク
(このデッキは2009年2月時点のカード・ルールで作られています)

 

紫電城 バルザーク
 5コスト 城
■バトルゾーンにある自分のクリーチャーがブレイクするシールドの数を2倍にする。
■この城を付けて要塞化したシールドが他の城によって要塞化されていなければ、そのシールドが相手のクリーチャーにブレイクされる時、かわりに他のシールドを1枚手札に戻してもよい。


 ブレイクの数が2倍になる、《紫電城 バルザーク》の効果で、《エンペラー・マルコ》も《大勇者「ふたつ牙」》もクワトロ・ブレイクに!

 だったらなにも、ほかのWプレイカーでいいじゃないか?と思うかもしれないが、なんといってもこの組み合わせが強いのは、「マナも、手札も、どんどん増えていくので、やられてもやられても、ガンガン攻撃を続けていくことができる!!」という事につきる。

 普通の速攻デッキだと、相手の守りが増えてしまった時、もう逆転できないけど、このデッキなら「数」でも勝てる。
 別に速攻をかけなくても、あとで一気にアタックして勝ってもいい。

 相手がドラゴンなど、でっかいクリーチャーを出してきても、《コーライル》で時間も稼げるし、ゆっくり戦ってもすごく強いデッキだ。



 相手をびっくりさせる切り札として、《ハックル・キリンソーヤ》がある。

密林の総督ハックル・キリンソーヤ
 3コスト ドリームメイト 5000
■マナ進化−自然のクリーチャーを1体自分のマナゾーンから選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
■シールド・フォース(このクリーチャーをバトルゾーンに出す時、自分のシールドを1枚選んでもよい。そのシールドがシールドゾーンにある間、このクリーチャーは次のSF能力を得る)
■SF−自分のクリーチャーは、それよりパワーの小さいクリーチャーにブロックされない。


 実はコイツの能力は、自分のクリーチャー全員にかかるから、《大勇者「ふたつ牙」》などは、パワー8000より小さいブロッカーには、ブロックされなくなるのだ! ブロックされないクワトロ・ブレイク!
 《ハックル・キリンソーヤ》のシールドフォースは《バルザーク》のシールドにしておこう。最後の最後まで、シールドフォースが破られないぞ!!
 



エンペラー・マルコ
 5コスト サイバーロード 6000
■進化−自分のサイバーロード1体の上に置く。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを3枚まで引いてもよい。
■W・ブレイカー


 ドローしまくりの、めちゃくちゃ強いスーパーレアだ!
 このデッキで一番大切なカードだぞ。



コーライル
 5コスト サイバーロード 2000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の山札の一番上に置く。
 

 どんな大きなクリーチャーでもデッキの上に。
 次のターンに出てくるかもしれないけど、実際のところ1ターン得しているので、手札に戻すより強い。
 次のターン、切り札を引かれるとマズい!って時でも、安心して1ターン「相手の時を止める」事ができる。
 
 オマケに、《エンペラー・マルコ》に進化できるサイバーロード。これはデッキに絶対に必要だ。



クゥリャン
 3コスト サイバーロード 2000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを1枚引いてもよい。
 

 ドローできる。攻撃できる。《エンペラー・マルコ》の進化元。
 主役カードのひとつと言っていいだろう。



チェレンコ
 2コスト サイバーロード 1000
■シールド・プラス−このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、自分のシールドいずれかの下に置いてもよい。(こうして重ねたカードの束を1枚のシールドとみなす)
■このクリーチャーの「シールド・プラス」能力を使った時、その重ねたシールドの束を見てその中から1枚選び、自分の山札の一番上に置く。


 マナが軽い! このデッキでは、《幻緑の双月》とあわせて、2マナのカードが7枚入っている。早いうちからクリーチャーの数を出していきたいデッキでは、こういった軽いカードは大切だ。
 もちろん、軽ければなんでもいいわけじゃない。《エンペラー・マルコ》に進化できるサイバーロードだから、入っているのだ。



コアクラッシュ・リザード
 7コスト メルト・ウォリアー 6000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のシールドを1枚選び、持ち主の墓地に置く。(その「S・トリガー」は使えない)


 相手の好きなシールドを破壊出来る。
 《パーフェクト・ギャラクシー》のシールドフォースを破壊したり、「城」の付いているシールドを破壊したり、いろいろだ。

 

幻緑の双月
 2コスト ビーストフォーク 1000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、手札を1枚、自分のマナゾーンに置いてもよい。


 なにも考えないで使うと、「マナは早く増えるけど、手札がすぐなくなってしまうカード」だけど、このデッキでは手札がガンガン増えるから心配ない。
 
 だけど出来れば、2ターン目には《チェレンコ》を出して、3ターン目に《青銅の鎧》を出した方が、手札が減らなくて得だ。
 


破壊と誕生の神殿
 6コスト(火&自然) 呪文
■マナゾーンに置くとき、このカードはタップして置く。
■パワー5000以下の相手のクリーチャーを1体破壊する。相手がそのクリーチャーを墓地に置いた時、自分の山札を見る。その中から、墓地に置かれた相手のクリーチャーとコストが同じクリーチャーを1体選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。


 「なんだっけ、これ?!」ってカードだが、昔からのプレイヤーは大切に持っている、すごく便利なスーパーレアだ。

 このデッキは3色のデッキだ。こういうデッキをバランスよく動かすためには、火文明と自然文明を両方出せるレインボーカードが少し欲しい。

 また、使ってみるとわかるけど、効果がとても強い。
 相手の《コッコ・ルピア》を破壊して、自分の《クウリャン》をデッキから出して2枚得したり(なぜ2枚得しているか、よく考えよう)、相手の《ミスト・リエス》を破壊して、自分の《エンペラー・マルコ》を出したりして、やりたい放題できる!


 
○がんばって作ってみよう!
 スーパーレアがたくさん必要だから、作るのは大変だと思うけど、完成すればすごく強いデッキだ。
 いちおう、レアカードを少なめにした「マイルドタイプ」のデッキレシピものせておいた。こっちのほうでも、かなり強いぞ。

■レアカードが集まりにくい人用マイルドデッキレシピ
クリーチャー
25枚
 4x 幻緑の双月
CDP3など
 2x チェレンコ
 4x 青銅の鎧
CDP3など
 4x クゥリャン
 1x フォーチュン・ボール
CDP2など
 3x コーライル
CDP1など
 3x 無頼勇騎ウィンドアックス
10弾など
 1x 衝撃のロウバンレイ
20弾など
 2x アクア・サーファー(Sトリガー)
DMC48など
 1x コアクラッシュ・リザード
マナ進化3枚
 3x 密林の総督ハックル・キリンソーヤ
進化5枚
 3x エンペラー・マルコ
 2x 大勇者「ふたつ牙」
CDP3など
呪文5枚
 1x 母なる大地(Sトリガー・殿堂)
10弾など
 1x サイバー・ブレイン(Sトリガー・殿堂)
1弾など
 3x 地獄スクラッパー(Sトリガー)
DMC47など
城2枚
 2x 紫電城 バルザーク
(このデッキは2009年2月時点のカード・ルールで作られています)


 しかし、このデッキでいちばん大切なカードは《エンペラー・マルコ》だ。このカードだけは、最低、3枚はないと、デッキにならないぞ!



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