□一撃必殺!! 相手クリーチャーとシールドを一刀両断! スーパーかっこいいコンボデッキ“ザ・シーザークラッシュ!!”
うっす。いけっち店長だ。今回の記事は・・・・すまん。実はものごっつい(方言。「ずいぶん」「すごく」の意)昔に書いて、放置されていたモノなんよ。 理由は・・・単に、忘れてただけ(笑)
では、時代遅れのデッキかと言うと、そんなこたぁない。コンボ・デッキなので、万能の強さがあるわけじゃないけど、コンボの破壊力は超絶的だし、何より、決まった時のカッコよさは、以下の解説中でも書いてる通り、「数あるDMコンボの中でも、トップレベルのカッコよさ!!」だ!(決まった時は、「くらえ! シーザー・クラッシュ!!」と叫ぼう!)
念のため、最新弾のカードが入るかどうか、チェックしてみたけど、無理に改造する必要もなさそうだ。
ずいぶんと遅い紹介になってしまったけど、僕もずっと使っている、気持ちのいいコンボデッキだ、良かったら皆さんにも試してもらいたい。では。
今回はコイツが主役だ!
暗黒皇(ダークカイザー)グレイテスト・シーザー
6コスト(闇&火) アーマード・ドラゴン/ドラゴン・ゾンビ/ナイト パワー13000
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■進化V−自分のナイト・クリーチャーまたはドラゴンのいずれか2体を重ねた上に置く。
■このクリーチャーか攻撃する時、自分の墓地にある闇または火の呪文を、コストの合計が7以下になるように好きな枚数選び、コストを支払わずに唱えてもよい。その後、その呪文を好きな順序で自分の山札の一番下に置く。
■T・ブレイカー
普通に使っても強いカードだが、いけっち店長はさらにトンデモない使い方を考えたぞ!
いいか、ややこしいからよ〜く考えて、読んでくれよ?!
まず《グレイテスト・シーザー》を出す前に、《チッタ・ペロル》を出しておく。
なぜかって? 実は《グレイテスト・シーザー》は“ドラゴン”だからだ。
チッタ・ペロル
2コスト ファイアー・バード 1000
■バトルゾーンにあるドラゴンはすべて、タップされていないクリーチャーを攻撃できる。
で、《チッタ・ペロル》の効果で、相手のクリーチャーにアタックする。
《グレイテスト・シーザー》はアタックするときに、自分の墓地にある火か闇の呪文を、7コスト分、自由に唱える事ができる。
その時、墓地にある《無限掌》という呪文を唱える。
コイツは、火文明1コストの呪文で、「そのクリーチャーがバトルに勝ったら、アンタップする」という効果を与える。
無限掌
1コスト 呪文
■バトルゾーンにある自分のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーがバトルに勝った時、アンタップする。
まだ6コスト分あるな? そこでさらに、墓地にある、《崩壊と灼熱の牙》という呪文を唱えよう。
11弾のカードだから、知らない人もいるかも知れないが、コイツは使いにくいが面白い効果を持っている。
崩壊と灼熱の牙
4コスト(闇&炎) 呪文
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■このターン、相手のクリーチャーが破壊された時、相手は自分自身のマナゾーンからカードを選び、持ち主の墓地に置く。その後、相手は自分自身のシールドを1枚選び、持ち主の墓地に置く。(その「S・トリガー」能力は使えない)
さて、もうわかったかな?
《グレイテスト・シーザー》で相手クリーチャーにアタックする。
相手を破壊すると、《崩壊と灼熱の牙》の効果で、相手のマナとシールドが破壊される。
そして! 《無限掌》の効果で起き上がる! 次のクリーチャーに向かって突撃!
ここでもう1枚、墓地の《崩壊と灼熱の牙》を使えたら、効果は2倍になる。
次のクリーチャーを破壊した場合、マナ2枚、シールドを2枚、まとめて破壊することになる!
相手のクリーチャーを全滅させ、さらにシールドとマナを壊滅させて・・・・
そのまま《グレイテスト・シーザー》で本体にダイレクト・アタックすれば、いきなりゲーム・エンドだ!!
この勝ち方は、数あるDMコンボデッキの中でも、トップレベルにカッコいいぞ!!
なに? そんなコンボ、簡単に決まるのかって?
ふふふ。俺は、動かないコンボデッキは紹介しないぜ。うむ。動く。かなりの成功確率だ。
ぶっちゃけ、仮にコンボが決まらなくても、普通に《グレイテスト・シーザー》を召喚して、大暴れさせるだけでもかなり勝てる!
《グレイテスト・シーザー》は、それ単体でも勝てるぐらい、強力なカードなのだ!
(動画内の《竜星バルガライザー》のアタック時、デッキトップのカードを墓地に置いていますが、これはルール間違いです。
《紅神龍バルガゲイザー》と違い《バルガライザー》は、デッキトップがドラゴンで無かった場合、そのままにするのが正しいルールとなります。
ルールミス、失礼いたしました)
■ザ・シーザークラッシュ |
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クリーチャー
15枚 |
4x ブラッディ・シャドウ(G0) |
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3x チッタ・ペロル |
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4x 魔光蟲ヴィルジニア卿 | |
4x 蒼狼の始祖アマテラス | |
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進化3枚 |
3x 暗黒皇グレイテスト・シーザー |
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呪文22枚 |
3x 無限掌 |
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3x エマージェンシー・タイフーン(Sトリガー) |
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3x エナジー・ライト | |
4x カラフル・ダンス |
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3x 崩壊と灼熱の牙 |
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2x ブレイン・チャージャー | |
1x サイバー・ブレイン(Sトリガー・殿堂) |
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1x デーモン・ハンド(Sトリガー) | |
1x ロスト・ソウル | |
1x 英知と追撃の宝剣(殿堂) |
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(このデッキは2009年10月時点のルールと、33弾までのカードで作られています)
■デッキの動かし方
さて、このデッキのコンボパーツは、基本的に全部、墓地に落としていくことになる。
「墓地にカードを落とす方法」というと、《エマージェンシー・タイフーン》や《ダンディ・ナスオ》が有名だが、このデッキは《エマージェンシー・タイフーン》と、もうひとつ、《カラフル・ダンス》を使う!
カラフル・ダンス
4コスト
■自分の山札の上から5枚を、自分のマナゾーンに置く。その後、自分のマナゾーンのカードを5枚、墓地に置く。
デッキから5枚のカードをマナにおいて、そのあと、5枚のカードを墓地に落とすこのカード。 実にまとめて、ごっそりと、カードを墓地へと送ってくれる。
墓地に落としておきたいカードは・・・・
○《崩壊と灼熱の牙》
○《無限掌》
○《グレイテスト・シーザー》
この3種類のカード。手札に来たら、まずはマナに置いておこう。
「え?! 《グレイテスト・シーザー》は召喚するんじゃないの?」と思うかも知れないが、実はコイツは、《ヴィルジニア卿》の効果で場に出すのだ!
魔光蟲ヴィルジニア卿
5コスト パラサイトワーム/ナイト パワー3000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。そのクリーチャーが進化クリーチャーで、このクリーチャーと同じ種族をひとつでも持っていれば、そのクリーチャーをコストを支払わずにバトルゾーンに出してもよい。
使ったことのない人はピンとこないかも知れないが、このカード、マジで強い。
墓地に《グレイテスト・シーザー》を落としておけば、5コストで《ヴィルジニア卿》を召喚するだけで、墓地から《グレイテスト・シーザー》が出てきて・・・《ヴィルジニア卿》に乗っかって進化してくれる!
(もう1枚“ナイト”が必要だけど、《ブラッディ・シャドウ》か《アマテラス》が出てるだろう)
つまり、《ヴィルジニア卿》を出すのはイコール、コンボがスタートする瞬間!
相手が即死する、切り札発動の瞬間ってことだ!
■順を追って説明しよう!
まず、タップ状態で置かれるカード・・・《崩壊と灼熱の牙》や、《グレイテスト・シーザー》をマナにしていこう。
水文明呪文をプレイして、手札を増やしたり、《エマージェンシータイフーン》で、「墓地に送りたいカードを墓地へ、手札に持っておきたいカードを手札へ」と、まとめていこう。
もう一度チェックしておこう。墓地へ送りたいカードや、マナに置いておきたいカード(あとで《カラフルダンス》で墓地へ送る)は、
○《崩壊と灼熱の牙》
○《無限掌》
○《グレイテスト・シーザー》
の3種類。
逆に、手札に持っておきたいカードは、
○《ヴィルジニア卿》
○《チッタ・ペロル》
○《アマテラス》
などだ。
《ブラッディ・シャドウ》が出せるなら、G・ゼロで出しておこう。(ぎりぎりまでブロックに使わないように!)
さて、《アマテラス》が召喚できるようになったら、真っ先にプレイしよう。
そして、効果でデッキから《カラフルダンス》を持ってきて、タダで使用する。
デッキからマナを5枚置き、墓地へコンボパーツをどんどん落とす。
そして次のターン・・・7マナあるはずだ。《チッタ・ペロル》と《ヴィルジニア卿》をプレイしよう!
《グレイテスト・シーザー》召喚!
進化元は、《ヴィルジニア卿》と、先に出しておいた《ブラッディ・シャドウ》。《シャドウ》がいなければ、さっき出した《アマテラス》でもいい。コイツもナイトだ。
そして相手クリーチヤー全滅! シールド爆破! マナ壊滅! プレイヤー即死っっ!!
決まれば一撃で斬り捨てる、それが暗黒騎士の太刀筋だ!!
■各カード解説
エナジー・ライト
3コスト 呪文
■カードを2枚引く。
コンボデッキなので、コンボパーツがそろわないと始まらない。なので、手札補充カードは多めに。
ブレイン・チャージャー
4コスト 呪文
■カードを1枚引く。
■チャージャー
4マナでこれを撃って、次のターンは《アマテラス》。これが理想。
蒼狼の始祖アマテラス
6コスト ナイト/サムライ/オリジン 5000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札からコストが4以下の呪文を1枚選び、山札をシャッフルしてからその呪文を唱えるか、自分の山札からコストが4以下のクロスギアを1枚選び、山札をシャッフルしてからそのクロスギアをジェネレートしてもよい。
単純に強いカードである事や、進化元として使えるナイトとして入っているが、それだけではない。
このデッキは、《カラフルダンス》が使えないとほとんど動かない。つまり、なにがなんでも《カラフルダンス》を使わなければならないのだ。
だが、4枚しか入っていない《カラフルダンス》を「絶対に使えるように」するのは実は、難しい。
「4枚も入ってれば引けるだろう?」と思うのは、甘い。デッキの下10枚の中に、4枚の《カラフルダンス》が入っていたらもう、アウトだし、実際にそういう事はよくあるのだ。
そういう時、《アマテラス》が役に立つ。
《アマテラス》は、4マナ以下の呪文をデッキから持ってきて、タダで使う事ができる。
つまり! 《アマテラス》が4枚入っていれば、「カラフルダンスは8枚入っている」ようなものと言えるのだ!(分かるよね?!)
8枚も入っていれば、さすがに使える。この理屈は、他のデッキでも使えるから、覚えておこう。 (そう考えると、《クリスタル・メモリー》も便利だぞ)
英知と追撃の宝剣(エターナル・ソード)
7コスト(水&闇) 呪文
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■バトルゾーンにある相手のクリーチャーを2体選ぶ。相手はその中から1体選んで自分自身の手札に戻し、もう1体を破壊する。その後、自分は相手のマナゾーンからカードを2枚選ぶ。相手はその中から1枚選んで自分自身の手札に戻し、もう1枚を持ち主の墓地に置く。
普通に強いカードだが、何も考えずに入るカードじゃない。
相手にマナがいっぱいあって、手札に戻すと相手が喜ぶカード(《青銅の鎧》や《解体人形ジェニー》など)しかいない時に使うと、ほとんどの場合、相手がトクをする。《英知と追撃の宝剣》は、マナ破壊デッキ等で実力を発揮するカードだ。
しかし、このデッキでも、「《グレイテスト・シーザー》の効果でタダで使える7マナの闇呪文」という事で活躍できる。
相手のクリーチャーが少なかったり、コンポパーツが墓地に落ちていない時、何も考えず《ソード》を使いながら《グレイテスト・シーザー》でアタックするのも、なかなか強烈な場合が多い。フツーに使ってみよう。
■改造するなら
コンボデッキなので、改造すると動かなくなる。あまり改造しない方がいいだろう。
しかし、《無限掌》&《崩壊と灼熱の牙》という、一撃必殺コンボを無視して、単なる、「普通にグレイテスト・シーザーを使ってみたけど強いですよデッキ」にしてみるのも悪くない。実際のところ、普通に戦うだけの方が、大会などでは勝てるようになるだろう。
その場合、《チッタ・ペロル》《崩壊と灼熱の牙》《無限掌》《カラフル・ダンス》などを抜いて、もっとナイトだらけのデッキにした方がいいだろう。
《アマテラス》を召喚したときに使えるので、4マナの呪文を色々入れるのもお勧めだ。
その場合、ナイト・マジックの《デュアル・ザンジバル(28弾)》《バレット・バイス(29弾)》などがいいだろう。 《グレイテスト・シーザー》で攻撃するとき、再び使う事ができる。
ただし、火文明のカードが色々と減るので、何を入れるのかが悩みどころだ。
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