デュエルマスターズ研究所(デッキ集) 第177回(2009.11.2) |
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□劇場版デュエルマスターズ公開記念! 切札勝舞デッキVS帝デッキ!(前編)
うっす、みんな! 劇場版デュエルマスターズクロス、“黒月の神帝(ルナティック・ゴッド・サーガ)”は見たか?!
あんまりDMのアニメを観ない俺も、コイツは初日の第1回目上映から見に行ったぞ!!
なにしろこういう仕事をしてるから、現場で子供達の熱気を感じるのも重要な経験だ。
案の定、大盛り上がりで、どこで子供たちが物語に集中し、どこで歓声を上げるのか、よ〜くわかった気がする。
「気がする」と言うのは、俺自身、知らない間に映画に引き込まれて、子供たちといっしょになって歓声を上げていたからだ(笑)
ということで、映画を見たあと真っ先に考えた企画! 「勝舞デッキと帝(ミカド)デッキを作って、戦わせたい!!」ってのを、実際にやってみたいと思う!! さあ、レッツ・デュエマ!!
■劇場版・切札勝舞君デッキ・カードキングダムオリジナルチューン |
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クリーチャー
30枚 |
2x チッタ・ペロル |
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4x コッコ・ルピア | |
4x 青銅の鎧 |
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2x ルピア・ラピア | |
1x トッパ・ルピア | |
4x 闘龍鬼ジャック・ライドウ | |
4x 紅神龍バルガゲイザー | |
3x ボルシャック・NEX | |
2x 無双竜機ドルザーク | |
1x インフィニティ・ドラゴン(殿堂) | |
1x ボルバルザーク・紫電・ドラゴン | |
2x 竜星バルガライザー | |
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デッキ進化2枚 |
2x 火之鳥ペリュトン |
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進化2枚 |
1x 超竜サンバースト・NEX |
映画特典 |
1x 超竜バジュラ(殿堂) | |
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究極進化2枚 |
1x 神羅ライジング・NEX |
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1x 神羅ドラグ・ムーン | |
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呪文4枚 |
1x 母なる紋章(殿堂) |
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2x ナチュラル・トラップ(Sトリガー) |
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1x 地獄スクラッパー(Sトリガー) |
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(このデッキは2009年11月時点のルールと、33弾までのカードで作られています)
○切札勝舞デッキの戦い方
「勝舞君のように、ドラゴンを次々に召喚してデュエマしたい!」という夢をかなえるデッキだ!
もちろん、ドラゴンデッキといえば“連ドラ”がいちばん有名、かつ、安定して強い。
だけど、今回のデッキはなんといっても、「切札勝舞君デッキ」。しかも最新、映画版バージョンだ。
やはりできるだけ、“NEX”のクリーチャーを活躍させたいよね。
とはいえ、映画のパンフレットのデッキのままだと、正直言って、ドラゴンの性能・戦術がバラバラで、勝てない。
なのでまず、非常に残念だが“サムライ・ドラゴン”をほとんど切り落とす。コイツらとNEXは、あまりコンボが関係してないからね。
そして、《バルガゲイザー》と、《ジャック・ライドウ》を中心にした方が、思い通りにドラゴンを出しまくることができる。
《ジャック・ライドウ》で進化のアーマード・ドラゴンを持ってこれるので、《サンバースト・NEX》も《神羅ドラグ・ムーン》もやりたい放題だ!
NEXドラゴンの中でも、特に強いのはやっぱり《ボルシャック・NEX》。
「ルピア」とついたクリーチャーを持ってきてくれるので、アタックするクリーチャーの数が増え、あっという間に数で相手を叩きのめしてくれる。
《バルガゲイザー》のアタック能力で《ボルシャック・NEX》が出てくると、よく分からない展開力だ。ドラゴンとファイヤーバードの「数」で、ガンガン押していこう!
■切札勝舞デッキの各カード解説
コッコ・ルピア
3コスト ファイアー・バード 1000
■自分のドラゴンの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは2より少なくならない。
よく、《コッコ・ルピア》でアタックするのを忘れてる人がいるけど、本当にもったいないミスだ。
例えば、3ターン目に出して次のターン、《バルガゲイザー》を召喚した場合。
相手にブロッカーがいなくて、ついでに殴り返してくるクリーチャーもいないなら、《コッコ・ルピア》で攻撃してしまってもいい場合もあるはずだ。
どっちにしろ攻撃するデッキなんだから、シールドは1枚でも削っておきたいし、《コッコ・ルピア》がタップしていても、相手が次のターンに出したクリーチャーは召喚酔いで、《コッコ》にアタックできないはず。なにも恐れる事はない。
「でも、スピードアタッカーで攻撃されたら? トリガーを踏んだら?」だって?
そういう「心配」より、成功したときのリターンを考えた方が、結果的にデュエルに勝つ回数が増えるはずだ。
そもそも、もし《コッコ・ルピア》を破壊されても、《バルガゲイザー》が出ているなら、そんなに困らないはずだ。
しかし、もちろんいつでも殴って良いわけではない。
Sトリガーの《アクア・サーファー》はこの計算をズタズタにするし、「相手がデッキのキーカードを引けてなさそうだなー」という時に殴ったら相手の手札が増えてデッキが回りだすかもしれない。
しかしそれでも、「心配」するだけでは勝てない。
大事なのは、「失敗するかもしれないけど、その失敗はどうしようもない失敗なのか? それとも、別にやってしまっても大した事のない失敗なのか? そして、失敗しなかったら、どのぐらい得をするのか?」をいつでも考えること、だぞ。
チッタ・ペロル
2コスト ファイアー・バード 1000
■バトルゾーンにあるドラゴンはすべて、タップされていないクリーチャーを攻撃できる。
《サンバースト・NEX》とコンボで、相手クリーチャーをおそらく全滅させる事が出来る!
でも、相手のドラゴンも《チッタ・ペロル》の能力を使う事ができるので、相手もドラゴンを出すデッキなら、あきらめてマナゾーンに置いてしまおう。
ドラゴンデッキ対決の場合、だいたは、《チッタ・ペロル》や《トット・ピピッチ》を出した方が、負ける。
火之鳥ペリュトン
5コスト ファイアー・バード 3000
■デッキ進化−自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードがクリーチャーであれば、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。それカードがクリーチャー以外であれば、このクリーチャーを自分の手札に戻す。
■このクリーチャーが破壊された時、このクリーチャーの進化元であったカードを1枚、墓地からバトルゾーンに出してもよい。
デッキ進化クリーチャー。
このデッキは、ほとんどがクリーチャーなので、まず召喚成功するはずだ。
そして進化獣なので・・・すぐに《神羅ドラグムーン》や《神羅ライジング・NEX》に究極進化する事もできる!!
闘龍鬼ジャック・ライドウ
5コスト アーマード・ドラゴン/ティラノ・ドレイク/サムライ 5000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中から、このクリーチャーと同じ種族をひとつでも持つ進化クリーチャーを1体選び、相手に見せてから手札に加える。その後、山札をシャッフルする。
地味に見えるけど、実は最強のドラゴンカードの一つ。
超絶カード、《超竜バジュラ》をデッキから持ってこれる。それだけでこのカードはヤバイ。
超竜バジュラ
7コスト アーマード・ドラゴン 13000
■進化−自分のドラゴン1体の上に置く。
■このクリーチャーが攻撃する時、相手のマナゾーンからカードを2枚まで選んでもよい。相手はそれを持ち主の墓地に置く。
■T・ブレイカー
勝舞君は《バジュラ》を使っていないけど、それでもこのカードは、ドラゴンデッキで進化を使うなら、入らない理由が無いほど強力な・・・いや、はっきり言ってめちゃくちゃ強力なカードだ。
こっちが先攻で、《コッコ・ルピア》→《ジャック・ライドウ》→《バジュラ》となった場合、相手にはまだ4マナしかない。
《バジュラ》がアタックすると、相手は2マナ。次のターンにマナを置いても3マナ。《バジュラ》を倒す手段はほぼない。
次のターンには1マナに・・・つまり、トリガーを踏まないとどうしようもないのだ。
たとえすぐにトリガーを踏んでも、破壊された2マナは帰って来ない。デッキに入れない理由はない。
紅神龍バルガゲイザー
6コスト ボルケーノ・ドラゴン 5000+
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにしてもよい。そのカードがドラゴンであればバトルゾーンに出し、ドラゴンでなければ自分の墓地に置く。
■パワーアタッカー+1000
連ドラデッキの主役だ。アタックするだけで、勝手にドラゴンが増えてくれる。連ドラデッキは、まずこれを4枚デッキに叩き込みたい。
ぶっちゃけ、スピードアタッカーのドラゴンを増やしまくれば(《フレミングジェット・ドラゴン》と《ボルシャック・大和・ドラゴン》を4枚ずつ、《竜星バルガライザー》も強力だ)、あっという間に相手を叩きのめす、超速攻連ドラになって、ものすごく強い。
でも今回は、「勝舞君デッキ」だ。色々と面白い動きをしてくれる分、こっちの方が面白い。
それに、意外なコンボが炸裂するので、場合によってはこっちの方が強く感じるぞ。
ボルシャック・NEX
6コスト アーマード・ドラゴン 6000+
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中から、名前に《ルピア》とあるカードを1枚、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。
■このクリーチャーは、自分の墓地にあるファイアー・バード1体につき「パワーアタッカー+1000」を得る。
■W・ブレイカー
勝舞君のデッキなんだから、ぜひこれを活躍させたいよね。
集めるのが大変だと思うけど、できれば3枚は入れておきたい。そうすると、いつでも「勝舞君らしいデュエル」になるぞ。
インフィニティ・ドラゴン
7コスト アーマード・ドラゴン 7000
■自分のドラゴンがバトルゾーンを離れる時、自分の山札の1枚目を墓地に置く。そのカードがドラゴンまたはファイアー・バードであれば、自分のドラゴンはバトルゾーンを離れずにとどまる。
■W・ブレイカー
ファイアー・バードとドラゴンがいっぱいのデッキだから、「場に残る」効果は、ほとんど成功間違いなしだ。
竜星バルガライザー
8コスト アーマード・ドラゴン/サムライ 7000
■スピードアタッカー
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードが進化以外のドラゴンであれば、コストを支払わずにバトルゾーンに出してもよい。
■W・ブレイカー
スピードアタッカーだし、《バルガゲイザー》と(ほぼ)同じ能力だし、弱い理由がどこにもない。
「《パルガゲイザー》4枚だけで良いんじゃないか?」と考える必要はない。イチローなら、チームに2・3人いても困らない、たまにはそんなこともある。
ルピア・ラピア
4コスト(火&自然) ファイアー・バード パワー3000
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■自分のドラゴンを召喚するコストを1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。
■このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置いてもよい。そうした場合、ドラゴンを1体、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。
マナが重いので、普通にプレイするよりも、できれば《ボルシャック・NEX》で場に出したい。
1ターン目に手札にあれば、マナにした方がいいだろう。
今回はここまで。次回は帝デッキを紹介するぞ。
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