デュエルマスターズ研究所(デッキ集) 2010.9.7

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 □1ターンにクリーチャーを10体前後も召喚! ワイルド・ソウルデッキ“バババ・ワイルド”
 
いけっち店長「今回の主役はこれだ! 《恵みの大地ババン・バン・バン》!」


恵みの大地ババン・バン・バン
 8コスト ガイア・コマンド 9000 ワイルド・ソウル 
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンにあるカードの枚数を数える。その数だけ、自分の山札の上から、タップしてマナゾーンに置いてもよい。
■Wブレイカー
■マナ爆誕9



ハリー  「マナが増えまくるクリーチャーですな。殿堂(1枚制限)になった《龍仙ロマネスク》とは違う使い方になると思いますが、強いカードですね」
 
いけっち店長「・・・俺が言おうと思ってた事を、言うなよ!」
 
ハリー  「加えて言うならば、《クリスタル・フュージョン》と似ていますが・・・」


クリスタル・フュージョン
 8コスト 呪文 
■自分のマナゾーンにあるカードと同じ枚数のカードを、自分の山札の上から取り、自分のマナゾーンにタップして置く。

 
 
ハリー  「《クリスタル・フュージョン》は、8コストになるまで手札に持っておかなければならないのに対し、《恵みの大地ババン・バン・バン》は、とりあえずマナに置いておける点が便利・・・と言うより、ものすごい強化ポイントですな」
 
いけっち店長「だからそれは、俺が説明するところで・・・!」
 
ハリー  「加えて言うならば、その上で大型Wブレイカー獣が場に出るわけですから、弱い要素はどこにもない!と言えるでしょう。
 使うデッキを選ぶでしょうが、マナを増やすのが好きな人にとっては待望のカードなんじゃないかと・・・」
 
いけっち店長「うわあぁぁぁああん!」
 


■とりあえず今回は、ワイルド・ソウルと組み合わせてみた!!
 
ハリー  「・・・失礼しました。解説の方、よろしくお願い致します」
 
いけっち店長「えーと・・・・そんな、色々と“悪いこと”ができそうな《ババン・バン・バン》ですが、今回は、素直に新システム、“ワイルド・ソウル”と組み合わせてみました。『エンジョイ・アンド・エキサイティング!』でごわす」
 
ハリー  「それは“ワイアルド”ですな」
 
いけっち店長「難しいネタでした。フォローありがとう。
 で、“ワイルド・ソウル”は種族ではなく、また、別のくくりなんですな」
 
ハリー  「これってあれですよね。遊戯王で言う、『ライトロードと名の付いた』とか、『シンクロンと名の付いた』っていうのと同じ、“種族”“文明”とは別の、第三の分類ですよね。白騎士とか死神的な」
 
いけっち店長「そうそう。今回、他にも“カンフー・ソウル”とか、何とか“ソウル”が各色にあってな」
 
ハリー  「謎の“ブラッド・ソウル”というのも、1枚だけありますね」
 
いけっち店長「で、今回の“ワイルド・ソウル”のクリーチャーには、“マナ爆誕”という、マナゾーンから召喚できるシステムが何枚かあるんだが・・・」
 
ハリー  「《恵みの大地ババン・バン・バン》もそうですね」
 
いけっち店長「うむ。で、こういうカードがあってやね・・・


蛇手の親分ゴエモンキー
 4コスト ドリーム・メイト 4000 ワイルド・ソウル 
■このクリーチャーをバトルゾーンに出したとき、そのターン、自分のマナゾーンからクリーチャーを召喚してもよい。



ハリー  「なるほど。マナゾーンのすべてのクリーチャーが、マナ爆誕になるんですな?!
 
いけっち店長「で、さらに、こーゆーカードがあってやね・・・」


無双大地ナズナグマ
 9コスト ガイア・コマンド/アース・ドラゴン 12000 ワイルド・ソウル 
■自分の他のワイルド・ソウルクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンにあるワイルド・ソウルクリーチャーをすべてアンタップする。
■Tブレイカー



ハリー  「つまり今回のコンボはこれですな?!
 
 1、《恵みの大地ババン・バン・バン》を召喚する。
 
 2、次のターン、《蛇手の親分ゴエモンキー》を召喚する。
 
 3、まだ12マナ以上あるので、効果でマナゾーンから、《無双大地ナズナグマ》を召喚する。
 
 4、残ったマナで、2コストのワイルド・ソウルをマナゾーンか手札から召喚する。
 
 5、《無双大地ナズナグマ》の効果で、マナゾーンのワイルド・ソウルがすべて起き上がる!
 
 6、起きたマナを使って、マナゾーンのワイルド・ソウルのクリーチャーをすべて召喚してゆく!
 
 ズバリ、1ターンに一気に、10体近くのクリーチャーが召喚されると見た!」
 
いけっち店長「そ、そうだ! そして残しておいた火文明のマナを使ってだな・・・」
 
ハリー  「そして、ワイルド・ソウルとは違うが、《ゴエモンキー》の効果でマナゾーンから《マイキーのペンチ》を召喚!!
 自然クリーチャーはすべてスピードアタッカー!
 あるいは、マナゾーンから残しておいた火マナを1使い、手札から《キリモミ・スラッシュ》を発動!
 召喚した全クリーチャーがスピードアタッカーに! 全員でアタック! これは正に、ウルトラスーパーコンボですな!!」
 
いけっち店長「うわぁぁああん!!」(号泣)
 
 


■ワイルド・ソウルデッキ“バババ・ワイルド”
クリーチャー
24枚
 4x キセル・カイワレ
 4x 雪布妖精ユウコ(マナ爆誕)
 3x アクア・ドッペル
 4x 蛇手の親分ゴエモンキー
 2x マイキーのペンチ
CDP2など (10弾
 1x アクア・サーファー(Sトリガー)
CDP4など (DMC63など)
 3x 恵みの大地ババン・バン・バン(マナ爆誕)
 3x 無双大地ナズナグマ
呪文16枚
 2x キリモミ・スラッシュ
 4x フェアリー・ライフ(Sトリガー)
32弾など (DMC59など)
 4x エナジー・ライト
CDP4など (DMC63など)
 1x サイバー・ブレイン(Sトリガー・殿堂)
1弾など (DMC63など)
 3x トリプル・ブレイン
CDP4など (DMC50など)
 2x 地獄スクラッパー(Sトリガー)
CDP4など (DMC59など)
(このデッキは2010年9月時点のルールと、36弾までのカードで作られています)




○使い方
 《ババン・バン・バン》でマナを増やす。
 次のターン、マナゾーンのワイルド・ソウルをタップして手札から《ゴエモンキー》をプレイ。
 効果でマナゾーンから《ナズマグマ》を召喚。
 残ったマナでマナゾーンから、ワイルド・ソウルのクリーチャーを召喚する。
 マナゾーンのワイルド・ソウルがアンタップするので、繰り返してマナゾーンのワイルド・ソウルをすべて召喚する。
 《マイキーのペンチ》か《キリモミ・スラッシュ》で全員でスピードアタッカー、アタック。



○各カード解説
 
キセル・カイワレ
 2コスト ワイルド・ベジーズ 1000 ワイルド・ソウル 
■相手がバトルゾーンに自身のクリーチャーを出したとき、このクリーチャーを自分のマナゾーンに置く。


 相手のクリーチャーが場に出ると、マナに置かれるワイルド・ソウル。
 初手にあるなら、2ターン目に出そう。ほぼ確実にマナ加速になるし、しかも「マナゾーンに置かれたワイルド・ソウル」になる。
 


雪布妖精ユウコ
 2コスト スノー・フェアリー 1000 ワイルド・ソウル 
■マナ爆誕2


 自力でマナ爆誕できるワイルド・ソウル。
 《無双大地ナズナグマ》は出たけど、《ゴエモンキー》が無い・・・という状況で、どんどん召喚しよう。
 


蛇手の親分ゴエモンキー
 4コスト ドリーム・メイト 4000 ワイルド・ソウル 
■このクリーチャーをバトルゾーンに出したとき、そのターン、自分のマナゾーンからクリーチャーを召喚してもよい。


 これが出たターン、全てのクリーチャーはマナ爆誕になる。(明記されていないが、マナ爆誕と同じルールらしい)
 ちなみに、昔の「マナから召喚」のルールと違って、マナゾーンで自分自身をタップして召喚しても良いルール。
 


恵みの大地ババン・バン・バン
 8コスト ガイア・コマンド 9000 ワイルド・ソウル 
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンにあるカードの枚数を数える。その数だけ、自分の山札の上から、タップしてマナゾーンに置いてもよい。
■Wブレイカー
■マナ爆誕9


 個人的に、今回のスーパーレアでもっともぶったまげたカード。
 今回はコンボデッキでの使用だったが、普通に使っても、めちゃくちゃ強い。
 マナ加速能力もとんでもないけど、手札ゼロのところから出てくるWブレイカーと言うだけで、「常に攻撃を持続できる」という点で強い。
 


無双大地ナズナグマ
 9コスト ガイア・コマンド/アース・ドラゴン 12000 ワイルド・ソウル 
■自分の他のワイルド・ソウルクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンにあるワイルド・ソウルクリーチャーをすべてアンタップする。
■Tブレイカー


 これがいると、ワイルド・ソウル持ちのクリーチャーが召喚されるたびにマナゾーンのワイルド・ソウルが全部起きる。
 仕事はそれだが、実際のところ「実はTブレイカー」という事実も、相手をビビらせてくれる。
 


アクア・ドッペル
 3コスト リキッド・ピープル 2000 ホーリー・ソウル マジック・ソウル エヴィル・ソウル カンフー・ソウル ワイルド・ソウル ブラッディ・ソウル 
■バトルゾーンにある自分の他の、ホーリー・ソウル、マジック・ソウル、エヴィル・ソウル、カンフー・ソウル、ワイルド・ソウル、またはブラッディ・ソウルクリーチャーすべてのパワーは+1000される。


 水文明をキープできるワイルド・ソウル。
 ソウル全員パワー+1000の効果も、《地獄スクラッパー》などを緩和できる点で非常に優秀。
 


アクア・サーファー
 6コスト リキッド・ピープル 2000
■Sトリガー
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。


 枚数の都合により、謎の1枚積み。
 3ターン目には使いたい水マナの枚数キープと、少ない防御のフォローを考えると、このカードに行き着く。
 


エナジー・ライト
 3コスト 呪文
■カードを2枚引く。


 防御の弱いデッキだから、コンボが成功しないと何もできずに即死する。
 よって、序盤から積極的にドローを撃ってコンボの準備をしよう。
 


マイキーのペンチ
 4コスト ゼノパーツ 2000
■バトルゾーンにある自分の闇と自然のクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。


 《ゴエモンキー》の効果でマナから召喚。
 《ゴエモンキー》を使えば何でもマナ爆誕するので、このデッキ以外にも、色々と使い道がありそうだ。
 


キリモミ・スラッシュ
 1コスト 呪文
■このターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャーはすべて「スピードアタッカー」を得る。


 切り札。
 叫べ! キリモミ・スラァッッッシュ!!



■改造するなら

ストリーミング・チューター(CDP1)
 5コスト 呪文
■自分の山札の上から5枚を表向きにする。その中の火と自然のカードをすべて自分の手札に加え、それ以外のカードを自分の墓地に置く。


 火・自然なので、《トリプル・ブレイン》よりこちらの方がたくさんの枚数ドローを期待できる。
 古いカードなので、手に入りにくいが、持っているならば使ってみよう。
 


スーパーバースト・ショット(35弾)
 6コスト 呪文
■Sトリガー
■相手のパワー2000以下のクリーチャーをすべて破壊する。


 小さいクリーチャー相手なら《地獄スクラッパー》より多く倒せる。
 まわりのデッキの流行に合わせて使い分けよう。

 

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