デュエルマスターズ研究所(デッキ集) 2010.12.30 |
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□《悪魔神王バルカディアス》デッキ“死ぬライオス”
「分かりやすいインパクト」は、やっぱり人気
38弾が発売された。うーん。強い。
しかしなんだ、今回の38弾は売れまくっているのが、データとしてきっちり出ている。(もちろんクリスマス効果もあろうが)
カードキングダム全店で見てもそうだ。これは、ちょっとすごい。
その理由の1つが、この、《悪魔神王バルカディアス》なんじゃないかと思う。
悪魔神王バルカディアス
10コスト(光&闇) エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド 14500 H・ソウル E・ソウル
■進化−自分のエンジェル・コマンドまたはデーモン・コマンド1体の上に置く。
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出したとき、他のクリーチャーを全て破壊する。
■相手は呪文を唱えることが出来ない。
■T・ブレイカー
こういう、分かりやすいスゴさのカードが入っている弾は、売れる。
一見当たり前の事だけど、重要なことだ。
ようするに、「上級者でないと魅力に気づけないカード」は、その魅力が広まるのに時間がかかるので、初動における売上に貢献しない、という事だね・・・
しかしこのカード、本当に想像通りに、いや、想像以上に強い。
一見、《バロム》と《スペル・デル・フィン》を足した能力に見えて、相手が闇文明だろうが何だろうが吹き飛ばすのは、実に気持ちいい、使っていて大いに安心出来るリセット・ボタンだ。
しかし、デッキを組むに際し、色々とシナジーを考える必要はある。
今回は、《バルカディアス》を使う場合、スタンダードに選ばれるであろう自然・光・闇の3色(「ネクラカラー」と言われる)のデッキを、僕なりに研究した結果をご報告しよう。
破壊効果を持つデーモン・コマンドを、ドロー効果の《ハッスル・キャッスル》でサポートする、クリーチャーコントロールデッキだ。
ハッスル・キャッスル
5コスト 城
■自分のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。
■この城を付けて要塞化したシールドが他の城によって要塞化されていなければ、そのシールドが相手のクリーチャーにブレイクされる時、かわりに自分のシールドを1枚手札に加えてもよい。
■《悪魔神王バルカディアス》デッキ“死ぬライオス” |
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クリーチャー 21枚 |
1x 光牙忍ハヤブサマル(ニンジャ・殿堂) |
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3x 青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ) |
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4x 聖黒獣アシュライガー |
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3x 死神の邪剣デスライオス |
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1x 雷鳴の守護者ミスト・リエス(殿堂) | |
2x 無頼聖者スカイソード | |
1x 不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー(殿堂) | |
1x 威牙の幻ハンゾウ(ニンジャ・殿堂) |
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3x 魔刻の斬将オルゼキア |
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2x 光牙王機ゼロカゲ(ニンジャ) | |
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進化6枚 |
3x 死神明王ガブリエル・XENOM(ゼノム) |
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1x 聖鎧亜クイーン・アルカディアス | |
2x 悪魔神王バルカディアス |
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呪文8枚 |
4x フェアリー・ライフ(Sトリガー) |
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1x 未来設計図(Sトリガー) |
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1x 母なる星域 |
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1x 超次元フェアリー・ホール |
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1x 超次元ミカド・ホール |
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城5枚 |
1x ローズ・キャッスル |
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4x ハッスル・キャッスル | |
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超次元 |
2x 時空の英雄アンタッチャブル
→変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード | |
1x 時空の剣士アクア・カトラス →青藍の覚醒者アクア・エクスカリバー |
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1x 時空の銃姫エイブリル →鎮魂の覚醒者デス・エイブリル |
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1x 時空の霊魔シュヴァル →霊魔の覚醒者シューヴェルト |
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1x 時空の賢者ランブル →狂気の覚醒者ランブル・レクター |
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1x 時空の脅威スヴァ →神の覚醒者サイキック・スヴァ |
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1x 時空の封殺ディアス Z(ゼータ) →殲滅の覚醒者ディアボロス Z(ゼータ) |
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(このデッキは38弾までのカードと2011年1月15日付け殿堂ルールで作られています)
もう皆知ってると思うけど、《死神明王ガブリエル・XENOM》はめちゃくちゃ強い!
死神明王ガブリエル・XENOM
7コスト デーモン・コマンド 11000
■進化-自分のエンジェル・コマンドまたはデーモン・コマンド1体の上に置く。
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から3枚を墓地に置いてもよい。
そうした場合、相手のクリーチャーを1体破壊し、エンジェル・コマンドまたはデーモン・コマンド1体を自分の墓地から手札に戻す。
■W・ブレイカー
覚醒して攻撃してきた《雷電の覚醒者グレート・チャクラ》を、一撃で消し飛ばす力をもっているのがエラい!
そして別に対《チャクラ》専用カードというわけでもなく、普通に使っても強いのがまたエラい!
(同様に《爆竜 GENJI・XX》もめちゃくちゃ強い!)
《バルカディアス》のデッキを作ってプレイしていたら、いつの間にか《ガブリエル》で勝負が付いていた・・・なんて話が、今、日本中で起きている。
このデッキも、確かに切り札は《バルカディアス》で、そのパーフェクツな効果で「締め」るけど、ぶっちゃけ「主役」は、《ガブリエル》だ。
(これがスーパーレアだったら、どんなに入手困難になっていた事か! アンコモンで良かった・・・)
ちなみに「主力カード」は、《死神の邪剣デスライオス》だね。
デスライオスで、死ぬライオス!
2ターン目《フェアリー・ライフ》から、《聖黒獣アシュライガー》を召喚。
聖黒獣アシュライガー
4コスト(光&闇) シャイン・モンスター/ダーク・モンスター 4500 H・ソウル E・ソウル
■自分のエンジェル・コマンドとデーモン・コマンドすべての召喚コストを最大2少なくしてもよい。
ただし、コストは1より少なくならない。
余裕があったら《ハッスル・キャッスル》を置いて、《デスライオス》か《オルゼキア》をプレイ。
相手のクリーチャーは死んで、こっちはドロー。次弾装填。
ハッスル・キャッスル
5コスト 城
■自分のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。
■この城を付けて要塞化したシールドが他の城によって要塞化されていなければ、そのシールドが相手のクリーチャーにブレイクされる時、かわりに自分のシールドを1枚手札に加えてもよい。
死神の邪剣デスライオス
4コスト デーモン・コマンド 4000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、名前に《死神》とある自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。
そうした場合、相手は自身のクリーチャーを1体選んで破壊する。
《デスライオス》の効果は、使っても使わなくても良いので、場合によっては、《死神明王ガブリエル・XENOM》の進化元にしよう。
《ガブリエル》を出したら、そのまま殴って相手クリーチャーを破壊しつつ、墓地の《デスライオス》か《オルゼキア》をゲット。次弾装填。
相手クリーチャーは、出ては死に、出ては死ぬライオス(謎の言葉)を続けているはずなので、《バルカディアス》でまとめて吹き飛ばすことができないのが寂しいけど、そんなこと言ってると押し負けるので、ゼイタクは言わない。
《バルカディアス》は、《ガブリエル》の効果で墓地に落ちたのを回収するなり、普通に引いたりで手札に入れ、《ブリエル》を無慈悲に《バルカディアス》に進化。
そのまま、殴り抜けるだけで、普通は勝てる。
もし万が一、何らかのクリーチャー効果などで《バルカディアス》が死んでも心配ない。
相手クリーチャーが増えるより、再び《デスライオス》やら《オルゼキア》で、相手が全滅していく方が、早いはずライオス。
超次元呪文はあまり使わない?!
《バルカディアス》のデッキを作る際に、よく話題になるのが、《時空の霊魔シュヴァル》だ。
時空の霊魔シュヴァル
5コスト(光&闇) エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド 4500 H・ソウル E・ソウル
■覚醒−各ターンのはじめに、バトルゾーンに自分のコスト6以上の、エンジェル・コマンドまたはデーモン・コマンドが2体以上あれば、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す
霊魔の覚醒者シューヴェルト
12コスト(光&闇) エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド 6500 H・ソウル E・ソウル
■相手がクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目を裏向きにし、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加えてもよい。
■相手が呪文を唱えた時、このクリーチャーは相手のシールドを1枚ブレイクする。
■W・ブレイカー
たしかにこのカード、デーモン・コマンドだわ、エンジェル・コマンドだわ、ついでに多色だわで、《クイーンアルカディアス》を含めたすべての進化元になってくれる。
が! このデッキを使ってみると、《デスライオス》や《オルゼキア》での除去が忙しくて、超次元呪文を使っているヒマがあんまりない。
《アシュライガー》が出ているともっと顕著で、デーモンコマンドがめちゃくちゃ「軽い」ので、超次元呪文カードがとにかく「重く」感じる。
なので「《バルカディアス》には《シュヴァル》だろ?!」というデッキタイプももちろん組めると思うが、僕の意見としては、「《デスライオス》を中心とした、あまり超次元を使わないタイプも“ありうる”のでは?」とも思う。
一応僕も、超次元を中心としたタイプから、《バルカディアス》の研究をスタートした。
《超次元シャイニー・ホール》や《超次元ドラヴィタ・ホール》、《超次元リバース・ホール》を使い、強力な超次元クリーチャーを展開しつつ、《バルカディアス》への進化を狙ったのだが・・・
《シャイニー・ホール》で相手をタップしても、タップした相手を殴るクリーチャーがいないし、《ドラヴィタ・ホール》を使っても、回収できる呪文がせいぜい《フェアリー・ライフ》ぐらいしかない。
《フェアリー・ライフ》から《魔光王機デ・バウラ伯》へと繋ぐパターンだと、《シャイニー・ホール》の使いどころが出てくるが、《ドラヴィタ・ホール》と効果が被る上に、2ターン目の《フェアリー》が使えないと、《魔光王機デ・バウラ伯》の仕事がない。
ならば、と、《ゴースト・タッチ》なども入れて軽量呪文を増やすと、デッキスペースを軽量呪文に取られすぎて、単なる軽呪文コントロールデッキになってしまい、結果的に《バルカディアス》が出にくいデッキになってしまう。
そもそも、《バルカディアス》を出すと自分のクリーチャーも全滅してしまうので、自分のはあまり出さないほうが得策ということになる。
ならば、《シャイニー・ホール》でタップした相手を殴る用のクリーチャーも、出しておいて問題ないカード(《バルカディアス》の進化元)が望ましいから、種類が限られてしまう・・・
そこでフェアリーライフから繋げられる《ウルテミス》も考えたが、破壊されたときに持ってきたいシールド・トリガーが、ほとんど入らないときた。
デッキにSトリガーが欲しいのは、もちろん防御カードとしてだが、《デスライオス》や《オルゼキア》で破壊を続ける限り、怖いのはスピード・アタッカーだけなので、必要性は低くなるんだよね。
そんなわけで、僕のデッキは超次元呪文が、たったの2枚になってしまった。
別に、超次元呪文を中心として《天雷の導士アヴァラルド公》でドローするタイプでも、十分に強いデッキが組めるとは思うから、そのタイプはそのタイプでいいと思う。
だけどこのレシピの場合、ドローサポートを《ハッスル・キャッスル》にした時点で軽いクリーチャーが必要であり、そのためこのデッキにシナジーの合う《デスライオス》を使うことになったので、超次元呪文の必要性が薄れていった。
誤解のないように言っておくけど、今のところまだまだ超次元カードは強いし、汎用性もめちゃくちゃ高い。
ただ、自然・闇・光の《ハッスル・キャッスル》型には、マナコストと効果の面でぴったりくるカードがちょっと見つからなかった、ということ。
手札破壊を入れてない理由
「《解体人形ジェニー》ぐらい入るのでは?」ともよく言われる。
僕は、はるか昔にマジックでカードゲームを始めた時から、「誰よりも手札破壊とリアニメイト(墓地蘇生)が好きなプレイヤー」を自認してるけど、それでも、「闇文明が入るから手札破壊が入る」という「常識」に囚われるつもりはない。
確かに手札破壊は、闇文明に許された強力な戦術だけど、「何のために手札破壊するのか?」を考えると、それをする必要があるデッキと、優先順位の低いデッキがあると思う。
例えば、闇・自然速攻では、闇文明が入っていても、手札破壊を行う必要性は低い。
だって、どうせ速攻で殴って、相手に手札を与えてしまうからね。
このデッキはわりと早いうちに《バルカディアス》で相手に「フタ」をしてしまうので、たとえ相手に手札があっても使えない状況に追い込むことができる。
そりゃ相手に《アクア・サーファー》があったら・・・とは考えるが、よく考えるとそれで負ける訳じゃないし(また出せばいいだけ)、何でもかんでも「完璧に!安全に!」とやり過ぎると、もっと早い時期の「勝機」を逃すことになりかねない。
手札破壊でターンを費やすより、1ターンでも早く《バルカディアス》を出したほうが、結果的に勝利に近づくことができるのだ。
むしろ怖いのは、《バルカディアス》を出す前にクリーチャーの数で押し負けること。
そうであればますます、手札破壊を行うターンがあれは《デスライオス》や《オルゼキア》で相手のクリーチャーをつぶしていった方が安全だ。
相手には一方的に手札破壊される事になるが、実のところこのデッキ、手札破壊はそんなに痛くない。
《ハッスル・キャッスル》でドローを続けるので、「場にあるカード」と「引いたカード」だけで戦い続ける事ができる。
そう考えると・・・《ジェニー》や《ロスト・ソウル》を入れるのは構わないが、一体何を抜く?という事になってくるよね。
個人的には、一番使うことの少ない《フェアリー・ホール》が微妙なカードだと思っているけど、それを抜くにしても《ロスト・ソウル》を入れるよりは、《母なる紋章》かなあ・・・と思う。
どっちにしろ、手札破壊より先に、入るカードがあるってことだ。
各カード解説
ハッスル・キャッスル
5コスト 城
■自分のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。
■この城を付けて要塞化したシールドが他の城によって要塞化されていなければ、そのシールドが相手のクリーチャーにブレイクされる時、かわりに自分のシールドを1枚手札に加えてもよい。
デッキのエンジン。
こういう、「置いておくドローサポート」があると、手札破壊もぜんぜん怖くない。
未来設計図
2コスト 呪文
■S・トリガー
■自分の山札の上から6枚を見る。
その中からクリーチャーを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。
その後、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。
超優秀デッキ操作カード。
2ターン目に《青銅の鎧》を持ってくるだけでも断然強い!
もちろん後半に引いたら、切り札を持ってくるのに使おう。
超次元フェアリー・ホール
5コスト 呪文
■自分の山札から1枚目をマナゾーンに置く。
■次のうちいずれかひとつを選ぶ。
●自分の超次元ゾーンから好きな数のサイキック・クリーチャーをコストの合計が5以下になるように選び、バトルゾーンに出す。
●コスト7以下の自然のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。
《時空の霊魔シュヴァル》を呼び出して、《死神明王ガブリエル・XENOM》や《クイーン・アルカディアス》《バルカディアス》の進化元にしよう。
ここを《超次元ドラヴィタ・ホール》にしても、このデッキでは回収する呪文があんまりない。
《超次元シャイニー・ホール》にしても、タップしたクリーチャーにアタックするクリーチャーが、あんまりない。
《超次元リバイブ・ホール》の仕事は、《死神明王ガブリエル・XENOM》がやってくれる。
《フェアリー・ホール》は地味だけど、《青銅の鎧》→《フェアリー・ホール》→《ガブリエル》と続いたりして、マナの流れ的に美しい。
でも、やっぱりこのデッキでは1枚で良さそうだ。
死神の邪剣デスライオス
4コスト デーモン・コマンド 4000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、名前に《死神》とある自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。
そうした場合、相手は自身のクリーチャーを1体選んで破壊する。
大出世。このカード、《ガブリエル》のデッキでマジ輝く。
《アシュライガー》がいると、たった2コストで召喚可能。
7マナあると、《デスライオス》→《ガブリエル》と、1ターンで一気進化。
進化元であり、クリーチャー除去であり、回収してすぐ使える軽さ。もう、最高。
魔刻の斬将オルゼキア
7コスト デーモン・コマンド 6000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のクリーチャーを1体破壊する。
その後、相手は自身のクリーチャーを2体選び、破壊する。
■W・ブレイカー
言うまでもなくこのカードも、《ガブリエル》とベストマッチ。
ただしやっぱりコストが重く、早めに使うためには、「《アシュライガー》がいれば」「マナ加速していれば・・・」の、「たられば」なので、《デスライオス》を抜いて、このカードだけにしてしまうのは、心もとない。
死神明王ガブリエル・XENOM
7コスト デーモン・コマンド 11000
■進化-自分のエンジェル・コマンドまたはデーモン・コマンド1体の上に置く。
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から3枚を墓地に置いてもよい。
そうした場合、相手のクリーチャーを1体破壊し、エンジェル・コマンドまたはデーモン・コマンド1体を自分の墓地から手札に戻す。
■W・ブレイカー
このデッキの真の主役?!
手札にあるときの安心感がハンパない。
アタックするだけでクリーチャーを1体破壊し、おまけにこっちはクリーチャーを回収する。
しかもこのデッキにおいて回収するクリーチャーは、《デスライオス》や《オルゼキア》といった、さらなるクリーチャー破壊なのだから・・・
現在の、クリーチャーが強い環境であるデュエル・マスターズのおいて、このシナジーはいい感じだ。
不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー
7コスト エンジェル・コマンド 9000
■シールド・フォース(このクリーチャーをバトルゾーンに出す時、自分のシールドを1枚選んでも良い。そのシールドがシールドゾーンにある間、このクリーチャーは次の◇能力を得る)
◇このクリーチャーは「ブロッカー」を得る。
◇このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンから離れずにとどまる。
■W・ブレイカー
《母なる星域》で対象にすると、マナに行かなくてそのまま残る。
懐かしいテクニックだが、思い出しておこう。
聖黒獣アシュライガー
4コスト(光&闇) シャイン・モンスター/ダーク・モンスター 4500 H・ソウル E・ソウル
■自分のエンジェル・コマンドとデーモン・コマンドすべての召喚コストを最大2少なくしてもよい。
ただし、コストは1より少なくならない。
《クイーン・アルカディアス》の進化元になったり、デーモン・コマンドたちが簡単に出てきたり。
《フェアリー・ライフ》→《アシュライガー》→《クイーン・アルカディアス》と動けば、最速4ターン目に《クイーン・アルカディアス》が出せる。
相手は、5コスト超次元呪文が使えなくなって、相当困るだろう。
悪魔神王バルカディアス
10コスト(光&闇) エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド 14500 H・ソウル E・ソウル
■進化−自分のエンジェル・コマンドまたはデーモン・コマンド1体の上に置く。
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出したとき、他のクリーチャーを全て破壊する。
■相手は呪文を唱えることが出来ない。
■T・ブレイカー
出したら、基本的にはとっとと殴ろう。
さっきも書いたけど、このデッキには《解体人形ジェニー》や《ロスト・ソウル》といった手札破壊が入っていない。
それは、《バルカディアス》で「フタ」をしてしまえば、大きくは手札破壊の必要がなくなるからだ。
それでも、「完璧」ではないが、「完璧」を目指しても、チャンスを失うだけ、なんて事は人生にもよくあること。
じゅうぶん勝てる、なら、それでいいはずだ。
もっとも、《バルカディアス》が流行り過ぎて、皆が対抗策を仕込んできたら、多少は気にしてもいいかもしれない。
でもその場合は、「守る」より「攻め」だ。《バルカディアス》にこだわらず、もっと早く勝てるように改造したほうが、良いだろう。
ちなみに、このデッキは、相手に《バルカディアス》を出されても全然困らない。返しのターンの《デスライオス》で、問題解決だ。
改造するなら?
前述した通り、これは僕が作った、ひとつのタイプの“バルカディアスデッキ”に過ぎず、上で書いたように、超次元呪文&《アヴァラルド公》型などなど、もっといろんな色やいろんな戦略の“バルカディアスデッキ”があっていいと思う。
そもそも、今後の大会で流行るデッキに合わせて、いわゆる、「メタに合わせたチューン」はあってしかるべきだ。
ただ、《アシュライガー》《ハッスル・キャッスル》《デスライオス》《オルゼキア》《ガブリエル》のシナジーは、ぜひ試していただきたい。安心感が、ハンパないから。
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