デュエルマスターズ研究所(デッキ集) 2011.9.19.

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□超絶ブルジョア・スネ夫デッキ!“カウンターガイアール”「僕のパパがタカ◯ト◯ーの社長と友人でね」
 
 
 うっす。池っち店長だ。
 
 突然だが、世の中には清濁併せ持つものがある。
 簡単に言うと、「うわあ、素晴らしいや!」と万人が言える「清」なるものと、「こいっあ・・・必要なのはわかるが・・・表向きには認めにくいよなぁ・・・」と思ってしまう「濁」なるものだ。
 
 どっちもあるものほど、懐が深い。
 人間も、清濁ともに飲み込みつつ、自らは清浄たろうとする人物が、魅力的だ。
 

 さーて、これをカードゲームに当てはめっぞ。
 例えレアカードがなくて、カード資産が不十分でも、努力と工夫でそのハンデを乗り越えて勝利する。
 うむ。素晴らしい。彼は得るものが多いだろう!
 
 そもそもカードゲームというものは、「不平等を楽しむゲーム」だ。だからそれを理解した上で、運の要素や資産差といった、納得いかないカオスも受け入れて楽しむッ!
 おおお、大人だ。彼はリアリストである。
 何しろカードゲームは、パック封入がランダムな事がわかりきっていて、ユーザーもそれを前提に買ってるのだから、「自分から、積極的に不公平が発生する物を求めている」と言うことなのだ。
 
 人間は、平等を口にしながらも宝くじを買ったりして、「自分だけは得できないか?」と「抜け道」を求める。
 競争して、差がつくと、「不平等!」と口にする。(藤子F不二雄のSF短編であったな)
 背の高いも低いも、足が長いも短いも、お金があるも無いも全て、「自分」の「能力」。
 
 
 持って生まれた「能力」を、どう生かして生きるかは、限られたカード資産でどんなデッキを組むか?に非常に似ている。
 人間は、不平等である。人生は、不平等である。
 どんなに言葉を飾りたてても、それが真実だ。
 で、あれば、不平等を前提として受け入れ、文句言ってるヒマがあったら努力するべきだろう。
 それがアドを稼げる生き方と言うものだ。
 君は、2ターン目に《フェアリー・ライフ》が撃てるなら、迷わずそうするだろう?
 小中学生の頃から将来の目的を定め、そのために勉強するのは、つまり2ターン目《フェアリーライフ》じゃないか。
 「ゲームで《フェアリーライフ》撃つのに、なんで人生で《フェアリーライフ》撃たないの?」とは、最近僕がトークライブでよく使う言葉。
 カードゲームは、人生の縮図。色々教えてくれるのだ。
 
 
 
 この言葉は嘘ではない。
 んが・・・・
 同時に、カードゲームは、結局のところ、「遊び」である。
 そして、「玩具」である。
 なので・・・「あるもの」で解決してしまう要素も、ある!
 
 此処から先は、「清濁」の「濁」を受け入れられる人だけに、読んで頂きたい。
 「どうせ世の中、裏があるウラ〜」と、底の浅い理解(そんなもん、世の中の5%程度のウワベじゃい)で「全部解った!」つもりになっているような方はご退席願いたい。
 繰り返すが世の中は、「清濁合わせて飲み込んで」「自身は清浄たろうとする人物」が、作っていくものなのだ。
 決して、「裏がある」だけで、世の中を渡っていけるものではない。
 本当よ。
 ケケケケケ。
 
 
 
 ・・・では説明に入りたい。
 
 どう? 大丈夫? ここから先はダークサイドよ? あなたダークサイド大丈夫な人?
 よーし。信じたぞ。ウェルカム。
 
 今回のデッキは、そうした「濁」の部分を笑って受け入れられる、精神的に大人な人にご紹介したいのだ。
 そう。今回のデッキは、カードゲームの暗黒面を体現したかのようなデッキ・・・・
 激レアデッキっっ!!
 モノっ凄い、引くほどのレアゲーデッキ、なのどゥわっっ!!!!
 
 努力を踏みにじり!
 創意工夫をあざ笑い!
 子供たちの笑顔を粉☆砕☆!!する!
 
 まさに! カードゲームのダークサイド(暗黒面)に堕ちたかのような、激レアデッキなのだっ!!
 
 どんな人におすすめかというと、「うひょおおおお! 激レアカードをぶん回すと楽しいぜぇぇええ! 自慢自慢! うヒャヒャヒャヒャヒャ!」と言える人か(ホントにやったらアホである)、「僕のパパがタカ◯ト◯ーの社長の友達でさぁ」という「スネちゃま」にこそ、使って頂きたいデッキだ!
 
 
 コンボが決まれば(いや、けっこう決まるんだが)・・・場に、デュエルマスターズ史上に残る激レアカード、《ガイアールカイザー》が最大4体並ぶ!
 そして! 《超覚醒ラスト・ストーム XX》に覚醒し、アタックから《ガイアールカイザー》が再び4体召喚! とうぜん、相手はフルボッコ!!!!
 
 ああ、ひどい。本当にひどい。
 ひどいからこそ、楽しいッ!うぇへへへへへ!!
 心かそう思える、残虐非道、冷酷無比なプレイヤー貴兄、ぜひ、お試しあれ。
 練馬春日店→Twitter)のくらやん製作、カウンターガイアールだ。





 カウンターガイアール
クリーチャー
22枚
 1x エメラル 【殿堂】
3弾など (DMC66など)
 1x 光牙忍ハヤブサマル 【ニンジャS・殿堂】
 4x 闘竜麗姫アントワネット
 3x アクア・スーパー・エメラル
CDP4など (DMD02など)
 4x サイチェン・ピッピー
 3x 霊騎秘宝ヒャックメー 【Sトリガー】
 4x 斬隠蒼頭龍バイケン
29弾など (DMC63
 2x 翔竜提督ザークピッチ
CDP2など (DMC65など)
呪文18枚
 3x エマージェンシー・タイフーン 【Sトリガー】
32弾など (DMX01など)
 4x エナジー・ライト
CDP4など (DMX03など)
 3x 強制突撃 【Sトリガー】
 1x ジェスター・ブレイン
 4x 超次元シューティング・ホール
DMC67など (DMX02など)
 2x スーパー・スパーク 【Sトリガー】
CDP4など (DMX02など)
 1x アポカリプス・ディ 【Sトリガー】
14弾など (DMC64
超次元
 1x 時空の喧嘩屋キル
  → 巨人の覚醒者セツダン
37弾など (DMX02)
 1x 時空の英雄アンタッチャブル
  → 変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード
37弾など (DMX03)
 1x 時空の戦猫シンカイヤヌス
  ←→ 時空の戦猫ヤヌスグレンオー
 4x ガイアール・カイザー
超無限進化
 1x 超時空ストーム G(ゲンジ)・XX(ダブルクロス)
  →超覚醒ラスト・ストーム XX(ダブルクロス)
(このデッキはR01までのカードと2011年7月23日時点の殿堂ルールにより作られています。
《サイチェン・ピッピー》は《スーパー・サイチェン・ピッピー》でも問題ありません)



 このデッキの主役は《サイチェン・ピッピー》。


サイチェン・ピッピー
 4コスト ファイアー・バード/ハンター 2000
■セイバー:ビクトリー(自分のビクトリークリーチャーが破壊される時、このクリーチャーをかわりに破壊してもよい)
■相手のターン中に、このクリーチャーが手札から捨てられた時、《ガイアール・カイザー》を自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出してもよい。


 注目すべきは2つ目の《ガイアール・カイザー》テキスト。
 この効果を狙って使うのがこのデッキの目的、つまり「相手ターン中に手札を捨てる」のだ!



●どうやって相手ターンに手札を捨てるの?


エマージェンシー・タイフーン
 2コスト 呪文
■S・トリガー
■カードを最大2枚引き、その後、手札を1枚捨てる。



霊騎秘宝ヒャックメー
 5コスト(光&闇&自然) アーク・セラフィム/パンドラボックス 8000
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■S・トリガー
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札をすべて捨てる。
 このようにして手札を1枚も捨てない場合、このクリーチャーを破壊する。
■W・ブレイカー


 この2種を「S・トリガーで」発動させるのだ!



 準備として、シールドは《エメラル》《アクア・スーパーエメラル》で操作しておこう。


エメラル
 2コスト サイバーロード 1000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札を1枚、裏向きにしてシールドに加えてもよい。
 そうした場合、自分のシールドを1枚、手札に加える。
 ただし、その「S・トリガー」は使えない。


アクア・スーパーエメラル
 3コスト リキッド・ピープル 2000
■ブロッカー
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札を1枚裏向きにして、新しいシールドとしてシールドゾーンに加えてもよい。
 そうした場合、自分のシールドを1枚選び、手札に戻す。
 ただし、その「S・トリガー」は使えない。




 もちろん対戦相手は仕込まれたシールドなんかは殴りたくないだろう。
 そこで無理やり攻撃させる!


強制突撃
 3コスト 呪文
■S・トリガー
■自分の次のターンのはじめまで、相手のクリーチャーは「このクリーチャーは可能であれば攻撃する」を得る。



 これで相手ターンに手札を捨てる準備は整った。
 コンボを発動させ、《サイチェン・ピッピー》からの《ガイアール・カイザー》だけでなく、《ヒャックメー》や《バイケン》《ザークピッチ》といったWブレイカー軍団を並べたて、一気に大逆転してやろう。



斬隠蒼頭龍バイケン
 6コスト ポセイディア・ドラゴン/シノビ 6000
■W・ブレイカー
■相手のターン中に、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。
 そうした場合、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。
■自分のシノビの「ニンジャ・ストライク」能力を使った時、カードを1枚引いてもよい。


翔竜提督ザークピッチ
 8コスト アーマード・ドラゴン/ファイアー・バード 6000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。
 その中からアーマード・ドラゴンとファイアー・バードをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。
 見せたカードがすべてドラゴンだった場合、そのターン、このクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。
■相手のターン中に、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに置いてもよい。
■W・ブレイカー





●どうやって相手ターンに手札を捨てるの?その2

 さて、上の作戦はどうしても相手に依存する部分がある。
 たとえば、相手がいっぱいクリーチャーを並べなければ「《強制突撃》でシールドを破壊させるコンボ」はうまくいかないし、そもそも《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》のようなSトリガーを封じるカードを出されても困る。

 そこで、このデッキでは2つ目のコンボが仕込まれている。


闘竜麗姫アントワネット
 3コスト(水&火) スプラッシュ・クイーン/ティラノ・ドレイク 2000
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■このクリーチャーが破壊された時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選んで持ち主の手札に戻すか、自分の手札をすべて捨て、同じ枚数のカードを引く。


 これを相手ターンに破壊してもらうのだ!

 もちろん、こんな見え見えのトラップにはそうそう引っかかってはもらえないだろう。
 なので、こいつで相手シールドにドンドン殴っていく!
 《アントワネット》だけじゃない、《エメラル》や《アクア・スーパーエメラル》も殴る!
 おまけに《シューティング・ホール》からの《ガイアール・カイザー》まで殴る!
 相手が油断しているならこれだけで勝てちゃうんじゃないか?という勢いで殴るのだ!

 ここまでやれば、相手も生き延びるために《アントワネット》を破壊せざるを得ない。
 手札を捨てて《ガイアール・カイザー》や《バイケン》を並べよう。



 また、《強制突撃》&《ハヤブサマル》コンボもアリだ。
 相手クリーチャーを無理やり殴らせ、《ハヤブサマル》でブロッカーにした《アントワネット》でブロック。
 これで相手ターンに手札を捨てられるぞ。



 ちなみに、《アントワネット》で《バイケン》や《ザークピッチ》を捨てた場合、これらは「このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい」なので、正確には墓地に捨てられてはいない。
 なので、《アントワネット》の「同じ枚数のカードを引く」にはカウントされない。
 つまり引く枚数が減る。

 だが、《サイチェン・ピッピー》の場合は、「かわりに」などではなく、ちゃんと墓地に捨てられる。
 なので、《アントワネット》で捨てられた場合は、「同じ枚数のカードを引く」にカウントされる。
 つまりちゃんとカードが引ける。



 コンボが決まって、相手ターンに《ガイアール・カイザー》が3体以上並んだ場合、そのまま「相手ターン中に」、《超時空ストーム G・XX》へ超無限進化することができる。

超時空ストーム G・XX
 20コスト アーマード・ドラゴン/フレイム・コマンド/サムライ 24000
■超無限進化―コストの合計が20以上になるよう、自分のサイキック・クリーチャーを1体以上選び、その上に置く。
■自分のサイキック・クリーチャーをバトルゾーンに出した時、または覚醒させた時、このクリーチャーを自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出してもよい。
■メテオバーン覚醒―自分のターンのはじめに、このクリーチャーの下にあるカードをすべて墓地に置き、その後、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。
■Q・ブレイカー




 相手ターン中に超無限進化したので、当然すぐ次の自分ターンに覚醒できる。

超覚醒ラスト・ストーム XX
 40コスト アーマード・ドラゴン/フレイム・コマンド/サムライ 35000
■バトルゾーンにある自分のクリーチャーを相手が選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)
■このクリーチャーが攻撃する時、コスト10以下のサイキック・クリーチャーを好きな数、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。
■ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドすべてブレイクする)


 覚醒時に墓地に送った《ガイアールカイザー》は超次元のルールで超次元ゾーンに戻るので、《ラスト・ストームXX》で一気に《ガイアールカイザー》を4体出すことができる! まさにスネ夫デッキにふさわしい光景だぞ!




 なお、動画内で「《ヒャックメー》はなぜ3枚なのか?」という会話がありますが、理由は、
・《ヒャックメー》コンボだけでなく、《アントワネット》攻撃コンボもあるので、《ヒャックメー》のみに頼っているわけではない
・たくさんあるドローカードと《エメラル》《アクア・スーパー・エメラル》の大量投入により、3枚でも意外とシールドに送りやすい
の2点となっております。



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