□No,1プレイヤー決定戦! 『デュエル・マスターズ ハイパーバトル』
去る1月11日、当店ナンバー1プレイヤーを決定する、大掛かりなトーナメント『DMハイパーバトル』を行いました。
冬休みの間に4回、予選を行い(それぞれ20人ほど参加していただけました)、上位2名を選出。
合計8人による決勝戦で2004年初代王者を決定するという、当店的にMAXレベルのもの。
優勝賞品も5千円商品券で、「【ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン】が買えるじゃん!」と、子供達も目の色を変えて、デッキ研究を続けてきました。
ちなみに予選と決勝では使用デッキの変更が可能です。
そして予選会では自然&水の【アストラル・リーフ(4弾)】デッキや、3色の【ハイドロ・ハリケーン(4弾)】、そしてマナ加速からの重呪文デッキなどが突破しました。
決勝は2本先取3本勝負、3回戦スイスドローです。
ではさっそく試合結果を。
『DM ハイパーバトル』決勝戦結果 |
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優勝 | | 勝・勝・勝 | 4色マナ加速デッキ“ばかナ” |
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2位 | | 勝・勝・負 | 4色【竜脈噴火】 |
3位 | 森脇和弘君 | 勝・負・勝 | 4色重呪文デッキ |
4位 | ひらの君 | 負・勝・勝 | 光水【聖霊王アルカディアス】 |
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5位 | 増川空良君 | 勝・負・負 | 3色進化デッキ |
6位 | 肉助君 | 負・勝・負 | 4色重呪文デッキ |
7位 | 小路君 | 負・負・勝 | 【聖天使カイザル・バジキューラ】 |
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8位 | 松本さん | 負・負・負 | 4色重呪文デッキ |
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次に、8強デッキのうちのいくつかをご紹介しましょう。
まずは最も数が多く、また優勝デッキでもある「マナ加速重呪文デッキ」を、まとめて紹介。
■優勝:田嶋ボーイ
■"ばかナ"ウハウハヤッホーバージョンMAX |
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クリーチャー | 4x マリン・フラワー | 4弾 |
3x グレーブ・ジェリー | 8弾
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3x 青銅の鎧(ブロンズ・アーム・ドライブ) | 1弾 |
2x ストーム・クロウラー | 6弾
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2x 呪紋の化身(カース・トーテム) | 7弾 |
1x ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン | 6弾
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2x バザガジール・ドラゴン | 6弾
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進化 |
4x アストラル・リーフ | 4弾 |
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呪文 | 1x フェアリー・ライフ(S・トリ
ガー) | 6弾 |
4x メビウス・チャージャー | 7弾 |
3x サイバー・ブレイン(S・トリガー) | 1弾 |
2x デーモン・ハンド(S・トリガー) | 1弾 |
2x ヘル・スラッシュ | 6弾 |
4x 地獄万力 | 7弾 |
3x ロスト・ソウル | 2弾 |
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■3位:森脇和弘
■キル&デストロイ |
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クリーチャー | 4x マリン・フラワー | 4弾 |
3x グレーブ・ジェリー | 8弾
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4x ラブ・エルフィン | 2弾 |
2x ストーム・クロウラー | 6弾
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2x 呪紋の化身(カース・トーテム) | 7弾 |
1x ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン | 6弾
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3x バザガジール・ドラゴン | 6弾
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進化 |
4x アストラル・リーフ | 4弾 |
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呪文 | 3x フェアリー・ライフ(S・トリ
ガー) | 6弾 |
3x サイバー・ブレイン(S・トリガー) | 1弾 |
4x デーモン・ハンド(S・トリガー) | 1弾 |
3x 地獄万力 | 7弾 |
3x ロスト・ソウル | 2弾 |
1x インビンジブル・フォートレス | 6弾 |
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■6位:岩丸(肉助くん)
■岩丸式重呪文デッキ |
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クリーチャー | 4x ラブ・エルフィン | 2弾 |
2x エグゼズ・ワイバーン | 6弾
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3x ストーム・クロウラー | 6弾
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2x バザガジール・ドラゴン | 6弾
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呪文 | 3x フェアリー・ライフ(S・トリ
ガー) | 6弾 |
4x サイバー・ブレイン(S・トリガー) | 1弾 |
4x ブレイン・チャージャー | 8弾 |
4x 深緑の魔方陣(S・トリガー) | 3弾 |
3x デーモン・ハンド(S・トリガー) | 1弾 |
3x 地獄万力 | 7弾 |
3x ロスト・ソウル | 2弾 |
2x ヘル・スラッシュ | 6弾 |
2x インビンジブル・フォートレス | 6弾 |
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8位の松本さんのデッキ(4色グッドスタッフ)は、6位の岩丸君のデッキとほぼ同じなので省略します。
参加者8名のうち、実に半数の4人が「マナ加速重呪文デッキ」のデッキ。
つまり、【フェアリー・ライフ】、【青銅の鎧】、【メビウス・チャージャー】等を使い、相手より1ターンでも早く、スーパーアドバンテージカード(【地獄万力】か【ロスト・ソウル】)を叩き込む、というある意味、身もフタもない戦術のデッキが強い、というのが、今のところの結論のようです。
優勝した田嶋ボーイのデッキは、本人によると実は【ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン】が足りなかったので仕方なく【呪紋の化身】が入ったものであり、実際のところ
研究所第25回で解説された店長デッキ"ばかナ"ほぼそのままなので、動きはそちらを参照してください。
シールドを破壊するという勝ち筋以外の手段として【ヘル・スラッシュ】が入っていますが、これはデッキ破壊で勝つというより出場者に"ばかナ"が多いと読んだ田嶋ボーイの「同系デッキ対策」。
事実これが刺さりまくりで、すごいスピードでデッキが減っていく「マナ加速重呪文デッキ」同士のデュエルでは、【ヘル・スラッシュ】により3枚カードが減っただけで、あえなくデッキアウトという場面が数多くありました。
4人の「マナ加速重呪文デッキ」の中で田嶋ボーイが優勝した理由としてもう1つ。
5人中3人が【ラブ・エルフィン】を主軸に添えたマナ加速だったのに対し、唯一、田嶋ボーイのみが【メビウス・チャージャー】を使用していたという事。
3ターン目に【アストラル・リーフ】を埋めることができれば、4ターン目に【ロスト・ソウル】が使用できます。
【ラブ・エルフィン】タイプでは、よほどのことがない限り、4ターン目の【ロスト・ソウル】は無理。
このへんも明暗を別けた理由でしょうが、ここまで【ロスト・ソウル】を撃つターンを1ターンでも速く競い合うのは、このレベルの大会くらいでしかないでしょう。
【ラブ・エルフィン】タイプのほうが安定性はありますので、そのほうが一般的にはオススメかもしれません。
(さて、これからはマナ加速のデッキはどんどん増えていくと思われますので、ここで当店の記事での規定を書いておきます。
【ラブ・エルフィン】や【フェアリー・ライフ】などでマナ加速、呪文コストサポートを行うのが、「重呪文デッキ」。
それプラス、【メビウス・チャージャー】まで使用するものを、"ばかナ"と呼びたいとおもいます。
もう少し細かく言うと、"ばかナ"デッキにするためには、3ターン目の【メビウス・チャージャー】の種にするために、1〜2マナのクリーチャーを多く入れる必要があり、スロットの多くが自由にならないため、より先鋭化したテーマのデッキになるということ。
また、その1〜2マナのクリーチャーも、テーマにそった物である必要があります。
例として、当店発売の「"サバイバー・トルネード"ばかナシステム搭載型」では、サバイバーであり、2マナの【ブレイズ・ザウルスα】と、
低い防御力を補うための【ブラッディ・イヤリング】(2マナ)が入っており、3マナ枠にも、【青銅の鎧】(これ自体マナ加速)と、やはりサバイバーである【威嚇するスマッシュ・ホーンα】が入っており、序盤における【メビウス・チャージャー】の種が15枚ほど入っているのです。
これにより、安定したマナ加速が見込めますが、その分様々な勝ち筋のカードを入れるスロットがなくなり、「【シグマ・トゥレイト】の一撃で勝つ」という戦術に特化しています。
(まぁそれでめちゃくちゃ強いんですが)
対して、"ばかナ"でなければ、極端な話、小型クリーチャーはほとんど入らず、多少の犠牲を覚悟すれば【バースト・ショット】まで使用でき、様々な呪文を試すスロットが空いています。
【神秘の宝箱】まで投入すれば、マナ加速、色マナ安定度も増すでしょう…って、結局"スラッシュ"デッキはこんな感じでしたが)
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クリーチャー | 4x ラブ・エルフィン | 2弾 |
4x 青銅の鎧(ブロンズ・アーム・ドライブ) | 1弾 |
3x ストーム・クローラー | 6弾
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4x アクア・サーファー(S・トリガー) | 5弾
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2x 呪紋の化身(カーズ・トーテム) | 7弾 |
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呪文 | 4x フェアリー・ライフ(S・トリ
ガー) | 6弾 |
4x マナ・クライシス(S・トリガー) | 2弾 |
3x サイバー・ブレイン(S・トリガー) | 1弾 |
2x ブレイン・チャージャー | 8弾 |
4x 地獄万力 | 7弾 |
3x ロスト・ソウル | 2弾 |
2x 竜脈噴火 | 5弾 |
1x ヘル・スラッシュ | 6弾 |
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みんなのアイドル、ぷくぷくした念仏エルフィン少年・風船君(85kg)。
彼がひそかに昔から作り続けている、マナデストラクション(マナ破壊)デッキの最新作です。
理想的展開としては、2ターン目の【ラブ・エルフィン】から、3ターン目の【マナ・クライシス】(または【サイバー・ブレイン】)ときて、緑クリーチャーを並べながら、【地獄万力】や【アクア・サーファー】でパーミッション気味に動き、【竜脈噴火】でマナ破壊。
以後、手札が増えてもマナ不足で動きの鈍っている相手を、【呪紋の化身】を出してからの一斉攻撃で終わらせるという…はっきり言って、計画が遠大過ぎるデッキです。
万人にお勧めできるデッキではありませんが、DMの表も裏も知り尽くした風船君だからこそ使いこなせるこのデッキ、なんと決勝戦まで上り詰めます。
が、やはり"ばかナ"の充実したマナ加速に対し、優秀なカードが少ないマナ破壊では力及ばず…。
一度はマナゾーンのカードを0枚にまで追い込んでおきながら、そこから3ターンで7マナにまで復活され、【ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン】でオダブツ。
とはいえ、それ以外には勝ったわけですから、強いのは間違いないと思います。
プレイングに自信のある人は、チャレンジしてみてください。
さて、今回の台風の目と化したのがこちらのデッキ。
■4位:ひらの
■神様こんにちわ |
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クリーチャー | 2x 日輪の守護者ソル・ガーラ | 8弾 |
4x 翡翠樹 | 1弾 |
4x 宣凶師キンゼラ | 6弾 |
4x アクアン | 4弾
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3x 牢獄の伝道師ミリエス | 4弾 |
4x 飛翔の精霊アリエス | 4弾 |
2x 星海の精霊エーテル | 2弾 |
2x 栄光の精霊アイリス | 7弾 |
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進化 | 3x 精霊王アルカディアス | 4弾 |
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呪文 | 4x レイン・アロー | 6弾 |
1x エナジー・ライト | 6弾
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4x サイバー・ブレイン(S・トリガー) | 1弾
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3x レーザ・ウィップ | 8弾 |
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本人の「重呪文デッキが多くてよかったです」というコメントどおり、なんと呪文デッキが多いと読んでのメタゲームデッキ。
まさに今回、「踏めば死ぬ」地雷と化していました。
【サイバー・ブレイン】や【アストラル・リーフ】で手札を増やした相手が、次に【ロスト・ソウル】を使用しようという、まさにその時闇の呪文をすべて引っこ抜く【レイン・アロー】を打ち込みます。
【デーモン・ハンド】がなければ大型を除去できない対戦相手は【飛翔の精霊アリエス】を見逃さざるをえず、そこに"神様"【聖霊王アルカディアス】が降臨。
呪文を使用できなくなった相手は、そのまま【聖霊王アルカディアス】様に殴り殺されます。
また、【牢獄の伝道師ミリエス】も対闇戦で大活躍するカードであることは言うまでもありません。
事実、この大会は重呪文デッキ2人(松本さんと岩丸君)に当たり
「うぎゃぁぁ! 【レイン・アロー】だとぉ!?」と悲鳴をあげさせ、さらに【聖霊王アルカディアス】様を降臨させて、まさに指をくわえて殴り殺されるのを見ているしか出来ないようにしていました。
優勝した田嶋ボーイも、このデッキと当たっていればどうなっていたことやら?
ですが、重呪文デッキ対策に特化したデッキであるが故、1回戦目に普通のクリーチャーデッキに当たってしまい、スピードで圧倒されて優勝は逃しました。
が、大会に出るデッキの傾向を研究し、こういうデッキを組んでくるところに非凡な才能を感じますし、その結果当たった重呪文デッキ2人はキッチリ倒しているのですから大成功といえるでしょう。
【レーザー・ウィップ】がなぜ入っているのかわからなかったのですが、後で訊いてみたところ、「結局1人もいなかったけど、【予言者マリエル(8弾)】デッキ対策。」とのこと。
なるほど! 【マリエル】をタップし、【アクアン】や【牢獄の伝道師ミリエス】でブロックされずに攻撃、撃破!ということだったそうです。
これは【屑男(4弾)】や【雷鳴の守護者ミスト・リエス(4弾)】などの、ほっとけない能力のクリーチャーを光単色のデッキで除去する方法として、覚えておきたいテクニックです。
■5位:増川空良
■ダイナマイト・エボリューション |
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クリーチャー | 4x 蒼天の守護者ラ・ウラ・ギガ | 1弾 |
4x 日輪の守護者ソル・ガーラ | 8弾 |
3x ブレイズ・ザウルスα | 5弾 |
2x 襲撃者エグゼ・ドライブ | 6弾 |
4x アクア・サーファー(S・トリガー) | 5弾
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進化 | 4x 守護聖天ラルバ・ギア | 2弾 |
2x クリスタル・ランサー | 2弾
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1x 超巨岩獣ヴォルクラウザー | 7弾 |
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呪文 | 2x スパイラル・ゲート(S・トリガー) | 6弾 |
2x 幻竜砲(S・トリガー) | 6弾 |
4x サイバー・ブレイン(S・トリガー) | 1弾
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4x トルネード・フレーム(S・トリガー) | 1弾 |
2x ホーリー・スパーク(S・トリガー) | 1弾 |
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空良(ソラ)というイカス名前の少年ですが、外見的には明らかに
大地の戦士。
実際よく
「黄色が似合う」と言われるそうな。
ご覧のとおり、シールドトリガーいっぱい、進化3種類という贅沢な構成。ドローが少なめ、ということもあわせて考えても、お世辞にも安定性があるとはいえません。
しかしカード1枚1枚のパワーは間違いのないものばかり。それこそ、ハマったときの爆発力、敵クリーチャー除去能力はダイナマイツ級。
こんなところも大地の戦士っぽい。
また、8弾発売してから約2週間しかたっていない大会で、Sトリガーを大量に入れることで【ソル・ガーラ】を最大限に活かせる構成になっているのは、新しいデッキへのチャレンジという意味ですばらしいですし、このデッキで予選も突破していますので成功といえるでしょう。
しかし、問題点はクリーチャー戦に特化しすぎた構成であること。
結果、大会では前述する"地雷"こと【アルカディアス】デッキに勝ったのみで、後2回はクリーチャー除去がほぼ無駄カードとなり、まさにボコボコ(ストレート負け×2)。
しかし予選大会では堂々2位だったのですから、これは今回の大会のレベルが高かったというべきでしょう。
補足:エントリーNo.4、小路君は、用事があってすぐ帰っちゃったので、デッキレシピが残っていません。
え〜っと、【聖天使カイザル・バジキューラ(7弾)】デッキでした。
7位。
ちなみに、今、当店でも売り切れとなっていて、各方面で話題になっている、"ハイドロ・デストラクション"ですが、重呪文デッキには、
全 然 勝 て ま せ ん。
あのデッキは青緑には逆立ちしても勝てますが、マナ加速から【地獄万力】を撃ってくるデッキには非常に不利です。
あのデッキがもてはやされているのは、正直、いつまでも青緑ばかり使っている人たちが多すぎるからではないでしょうか?
今回の大会の結果から見ても今後は炎が入ったデッキが流行ると思いますので、そうなるとハイドロデッキは不利になると思われます。
実際、予選をハイドロで突破したけど本選は違うデッキ、という人も今回いました。
また、今回の大会では
青緑が一人もいません。
当店の普段の大会では一度、
青緑同士が最下位争いをしてたことがあったぐらいに普通に青緑は使われていますが、それでも今回の決勝では誰も使ってはいません。青緑で予選を突破したした人もいたのですが、本選では違うデッキを使用しています。
つまり、青緑は安定するデッキですので上位入賞を目指すには良いですが、今回の決勝戦のように1位にしか意味がない大会では最終的に勝ちきれないので誰も使わなかった、ということでしょう。
今回の結論
"ば か ナ" が 強 い
ですが、この大会が行われたのは1月11日、もう約1ヶ月前のもので、現在ではさらに研究が進んでいます。
重呪文デッキも【アルカディアス】対策カードが既に発見されていますし、重呪文に対抗するためとしてスピードアタッッカーデッキも開発されています。
ですが、スピードアタッカーや【アルカディアス】は人気の青緑に不利なので、あまり普通の大会向きとは言えません。
ですので結果的にはやはり、現在はマナ加速からの重呪文デッキこそが
「大会で優勝するためのデッキ」と言えるでしょう。
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