FB徳島デュエルマスターズ研究所第31回(2004.02.10)

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□光デッキの作り方

 第30回で募集したDMデッキ診断≠ノは2日目にして100件を超えるご応募を頂いております。
 いやー、大変だ。嬉しいけど。どれくらい大変かと言うと・・・
 それは募集開始された翌日の深夜のこと。ハリーが当店の近くのコンビニに行くと、夜中の3時だというのにFB徳島店の明かりが付いているではありませんか。
「いつから24時間のカードショップにになったんじゃ!?」と思い店に入ってみると、パソコンの前に店長が。

店長「よぉぉ〜、ハリー」
ハリー「うわあ! 店長、何やってんすか!」
店長「静かにせんか。夜中だぞ。・・・いやあデッキ診断のメールが止まらなくってさあ。帰れなくて」
ハリー「帰ってください! あんた、腰痛めてるんでしょ!!」


 てなかんじで大変ですわ。
 (ちなみに結果発表は第32回の予定です。)

 で、いくつか同じような相談がありまして、
「ドラゴンデッキを組みたいんですが、もうひとつ勝てません」
 とか、
「ばかナ≠竍重呪文デッキ≠ノ水自然で勝てません」
 とか良く書かれています。
 そんな中でも一番多いのが、
「光デッキで勝つにはどうすればいいんですか?」
 というもの。

 いくつか書きたいことも出てきましたが、今回は「光デッキの作り方」についてお話しましょう。


光単色の戦術

 光単色でデッキを組む人は、どうもブロッカー主体にしてしまいがちのようです。
 確かに、光ブロッカーは水ブロッカーと違い、プレイヤーに攻撃こそできませんが、タップしているクリーチャーへは攻撃できる点がとても優秀です。
 ですが、そこで思考停止してしまってはいけません。強力なブロッカーをいくら並べても、【ホーリースパーク(1弾)】の後の一斉攻撃でゲームエンドですし、また、そうでなくとも相手に【デーモンハンド(1弾)】や【地獄万力(7弾)】を引かれ、除去されるのを待つだけです。

 つまり、クリーチャーを並べつつも、敵のクリーチャーを倒し続ける必要がある、ということです。
 ですが、火力も破壊呪文もない光でどうやって敵クリーチャーを倒すか?

 ここで、【エンジェルソング(4弾)】【コロン(4弾)】【ライトニングチャージャー(7弾)】などに気付く人は多くいました。
 つまり、こちらのブロッカーを前に立ち往生している相手クリーチャーをタップさせ、攻撃するという考えです。
 ですが、【アークバイン(6弾)】の強さに気付き、生かしている人はあまりいないようですね。
この【アークバイン】の効果は子供たちにはわかりにくいようですので、ここでちょっと寄り道してみましょう。


アーク・バインってそんなに強いの?
 どうも、子供たちにはわかりにくいテキストらしくあんまり使われてはいませんが、このカードこそ子供たちの大好きな光デッキのエースとなりえる超パワーカード。
 どうもアホらしい気がしますがわからん人が多いんだから仕方が無い。わかりやすく説明しましょう。

 え〜っとね、このカードにはこう書いてあるの。

 自分の一番弱い光クリーチャーをタップします。そうすると、相手のクリーチャーをどれでも1つタップできます。自分の光クリーチャーがいる限り何回でもできるよ。
 さあ! 相手のタップしているクリーチャーを君の大きなクリーチャーで攻撃してあげよう! 次のターンもジャマな相手クリーチャーは全部タップしてこっちのクリーチャーで撃破!!
 シールドを攻撃するなんてあと回しだ。
 相手が何を出してきても、全部タップしてやっつけてしまおう!



 多くの中級者が理解していることではありますが、デュエルマスターズにおいて勝利する近道は、相手シールドを早くブレイクしていくことではなく、勝てる『場』を作り出すことです。
 【アークバイン】は特別なコンボがなくとも、ほぼ完全な『場』の制圧力を持ちます。



■光単色サンプルデッキ
4x 蒼天の守護者ラ・ウラ・ギガ(1弾)
4x 日輪の守護者ソル・ガーラ(8弾)
4x 守護聖天アークバイン(5弾)
4x 鎮圧の使徒サリエス(4弾)
4x 予言者コロン(4弾)
4x 雷鳴の守護者ミスト・リエス(4弾)
4x 飛翔の精霊アリエス(4弾)
2x 翡翠樹(ジェイド・ツリー)(1弾)
2x 疾風の守護者スール・ミース(8弾)
2x 精霊王アルカディアス(4弾)
4x ソーラーチャージャー(8弾)
2x ライトニングチャージャー(7弾)

 それでは個々のカードの解説をしていきましょう。

■ラ・ウラ・ギガ
 優秀なブロッカーかつアークバインのタネです。

■ソル・ガーラ
 アークバインのタネです。しかし、パワー1000と思って攻撃してきたクリーチャーを、返しのターンでパワー4000で攻撃するチャンスがけっこうあったりします。

■アークバイン
 このデッキの主役です。パワーの低い自分のクリーチャーをコストに相手クリーチャーをタップ、大型クリーチャーで撃破しましょう。これを繰り返すことで、相手クリーチャーを全滅させつづける事が可能です。

■サリエス
 2マナパワー3000と、軽く出しやすいクリーチャーながら十分なパワーも備えている、非常に優秀なクリーチャーです。

■コロン
 場に出たときの効果で相手クリーチャーをタップし、自分大型クリーチャーで撃破。その後はアークバインの能力のコストとなり無駄になりません。しかも、最後は相手シールドを攻撃するアタッカーにもなります。

■ミスト・リエス
 光単色なら4枚投入以外考えられません。唯一のドロー強化カード。

■アリエス
 5マナパワー9000と非常に大きいクリーチャーです。アークバインの能力でタップされたクリーチャーを撃破するのに最適です。

■ジェイドツリー
 ちょっと半端なサイズに見えますが、軽くてパワーのあるクリーチャーはこのデッキにはどれだけあっても困りません。

■アルカディアス
 相手が呪文デッキであった場合や、(めったにありませんが)アリエスを超えるパワーを持つクリーチャーを倒すために入っています。

■スール・ミース
 ちょっとややこしい能力ですので注意が必要です。
 攻撃するときに相手クリーチャーをタップできるのですが、まず攻撃目標を決めてから次にタップさせるという順番のため、つまりこいつ自身はこの能力でタップさせたクリーチャーを攻撃する事は出来ません。
 まず、タップしたクリーチャーかシールドに攻撃し、そのときにスールミースの能力でタップさせたクリーチャーを攻撃してもう一体タップ、という風に繰り返すことになるでしょう。

■ソーラー・チャージャー
 光のフェアリーライフとも言うべき、優秀なマナ加速カードです。これを使えばアリエスやミスト・リエスなどの強力な5マナカードを1ターン早く呼び出せるようになります。
 また、ソル・ガーラのパワーがあがりますので、うまく使いましょう。

■ライトニング・チャージャー
 マナ加速をしつつ、このデッキのテーマどおり相手クリーチャーをタップできます。しかし、4マナは重過ぎるためデッキに入るのは2枚が限度です。


 今回はあくまで光単色ということでこんな形になりました。これを試してみることで、光デッキの基本を学ぶことができるでしょう。
 そしてこのデッキの使い方を踏まえた上で、自然の大きいクリーチャーを使ってみたり、【アクアン(4弾)】でドローを強化したりと発展させてみましょう。




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