□聖拳編・カード&デッキ紹介その2 (水編)
それでは光編に引き続き、水のカードを紹介。
なお、
10弾Q&Aが発表されているので、ルールに困ったらチェックしよう。
ルナ・ブライトホーク
8コスト サイバー・マスター 6000
■W・ブレイカー
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中からカードを1枚選び、自分の手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。
地味だが、結構いいクリーチャーだと思う。
水の攻撃力不足を補うWブレイカーだし、追加で【クリスタル・メモリー(1弾)】がタダで使えるとあっては。
【アクア・アナライザー(10弾)】と【転生プログラム(10弾)】のコンボデッキを水単色で組むなら、ぜひ投入したいクリーチャーだ。
4ターン目に出して、【ストリーミング・シェイパー(3弾)】やコンボパーツをゲットして、もう一度決めろ!!
ハリケーン・クロウラー
5コスト アースイーター 4000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札をすべて自分のマナゾーンに置く。その後、同じ枚数のカードを自分のマナゾーンから自分の手札に戻す。
なにしろ手札を全部
アンタップ状態で置ける。
つまり、【ハリケーンクロウラー】を出した後にも回収したカードでまた色々できるのだ。
【神秘の宝箱(6弾)】などを使って、マナゾーンに【ハリケーンクロウラー】を大量に埋めておけば、「【ハリケーンクロウラー】1号を出して【ハリケーンクロウラー】2号を回収。【ハリケーン】2号を出して、【ハリケーン】3号回収、【ハリケーン】3号出して・・・」と大展開できる。一挙にハリケーン軍団の完成だ!!
それがどうしたって感じだが、面白いので実際に手札とマナゾーンだけ用意してやってみよう。笑うぞ。
クリスタル・ブレイダー
2コスト リキッド・ピープル 5000
■ブロッカー
■進化−自分のリキッド・ピープル1体の上に置く。
単なるブロッカーではなく、アタックも出来るので悪くは無い。水単速攻デッキも夢ではないだろう。
しかし、【クリスタル・パラディン(2弾)】と相性が良くないのが残念。(ブロッカーなので手札に戻ってしまう!)
転生プログラム
3コスト 呪文
■Sトリガー
■クリーチャーを1枚選び、破壊する。そうした場合、そのクリーチャーの持ち主は自分自身の山札の上から、進化クリーチャーでないクリーチャーが出るまでカードを表向きにする。そのプレイヤーは、出たクリーチャーをバトルゾーンに出し、表向きにしたそれ以外のカードを持ち主の墓地に置く。
ややこしいカードだから、詳しく説明しておこう。
一見、すごそうなことが書かれているので強そうに思うカードだが、実はそれほど実戦向きではない。
除去カードとして進化獣に使えばアドバンテージを得られるが、結局クリーチャーの数は変わらないし、普通のクリーチャーに使っても、もっとでかいのが出ると目も当てられない。
つまり、使いにくい除去、【デススモーク(10弾)】より弱い、という事なのだ。
(だから3マナでトリガー付きなのだ)
もう一つ、「じゃあクリーチャーが少ないデッキに撃てば相手のデッキを無くせるのでは?」という作戦は?
つまり、ヘルスラッシュデッキへの対抗策としての使い方だが、ヘルスラッシュ系デッキに入るクリーチャーは基本的には“ストームクロウラー”“恵みの化身”ぐらいなので、それらに【転生プログラム】を打つ事ができれば、確かにすごい枚数を削ることができる。
が、スラッシュデッキはそれらのクリーチャーを出す前に手札破壊を行っているはずなので、【転生プログラム】はとっくに墓地行きしている。
と、いうか【ロスト・チャージャー】で抜かれてるし。
わざわざスラッシュデッキ対策として投入しても、このように役に立ちづらい上に、相手がスラッシュ系で無い限り上記のとおり役に立たない。普通はデッキに入らないカードだろう。
つまり、こいつをデッキに入れるなら、自分のクリーチャーに使うコンボデッキのキーカードとしてだ。
【アクア・アナライザー】を出して巨大クリーチャーをデッキの上に積み込み、【転生プログラム】を使って場に出す。
最速4ターン目に超大型クリーチャーを呼び出せるぞ!
【フェアリー・キャンドル(9弾)】などのデッキ操作も入れておけば、結構コンボも決めやすい。やってみよう!
ルナ・イーグル
3コスト サイバー・ムーン 5000
■ブロッカー
■このクリーチャーは攻撃することができない。
■相手のクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーは可能であればブロックする。
3マナ5000は破格の大きさだ。水単色なら【アングラー・クラスター(3弾)】がいるので必要ないが、他の文明が混ざり、水のブロッカーが必要なデッキなら・・・あれ? そんなデッキ、あるかな?
セイレーン・コンチェルト
1コスト 呪文
■S・トリガー
■自分のマナゾーンからカードを1枚、自分の手札に戻す。その後、自分の手札を1枚、自分のマナゾーンに置く。
マナが減らないので、【神秘の宝箱】などを使い、マナゾーンにコンボパーツを落として回収する自然やチャージャー系のデッキで良い動きをしそう。
かなりの構築力が必要そうだが、研究してみるのも良さそうだ。
10弾対応デッキ
では、上でもちょっと書いたコンボデッキを紹介。
■超転生アトランティス |
|
クリーチャー | 4x マリン・フラワー | 4弾 |
3x フェアリー・キャンドル | 9弾
|
4x アクア・ハルカス | 1弾
|
4x アングラー・クラスター | 3弾
|
4x アクア・アナライザー | 10弾
|
3x アクア・サーファー(S・トリガー) | 5弾
|
3x ルナ・ブライトホーク | 10弾
|
3x キング・アトランティス | 5弾
|
|
進化 | 1x アストラル・リーフ | 4弾 |
2x クリスタル・ランサー | 2弾
|
|
呪文 | 2x スパイラル・ゲート(S・トリガー) | 10弾
|
4x 転生プログラム(S・トリガー) | 10弾
|
1x ストリーミング・シェイパー | 3弾
|
1x サイバー・ブレイン(S・トリガー) | 1弾
|
1x ディープ・オペレーション(S・トリガー) | 2弾
|
|
いつぞやの
“聖剣ばかナ”のように、凄く強いという訳ではないが、面白いデッキ。
間違っても大きな大会で優勝を狙えるわけではないが、初めてコンボを決められた相手は、腰が抜けるほどびびる事請け合い。実際に俺が始めてデッキを回した時も、対戦相手の子供が五秒ほど『ぽかーん』としていたほど。
デッキの動かし方。
1・【アクア・アナライザー】で、デッキの上5枚を見る。
2・見た5枚の中に、超大型(ここでは例として【キング・アトランティス】がいれば、にやけてくる顔をクールにこらえつつ、上から2番目になるよう【キング・アトランティス】を積み込む。
3・次のターン、1枚ドローすれば、デッキトップは当然【キング・アトランティス】君。【転生プログラム】を先ほどの【アクア・アナライザー】を生贄に使用する。
4・たった開始4ターン目なのに、場に12マナクリーチャー【キング・アトランティス】君登場!! 敵味方、全てのクリーチャーが手札に戻り、キング君がピチピチ暴れまわる。
もちろん6マナあれば、上記コンボが一気に起動できる。
コンボパーツが集まらないときは、【アクア・アナライザー】でドローカードを早めに引き、手札を増やせばコンボも簡単。キング君の次に【ルナ・ブライトホーク】も出現させることができれば、さらなる一撃を与えるカードも持ってこれるぞ。
今回は水単バージョンで組んでみたが、現状だと【ロスト・チャージャー】に100%勝てないので、大会で勝つには工夫が必要だ。闇の手札破壊などで対抗しよう。
それから、大型クリーチャーは水文明である必要は無い。馬鹿でっかいドラゴンでも何でも良いぞ。
ただ、コンボを揃えやすくするため、ドロー強化カードは多目がいい。
最初に言った通り、面白くて友達と遊ぶにはおすすめのデッキだが、大会優勝を狙うデッキじゃない。しかし自分なりに改造し、もし大きな大会(30人以上)で優勝できた人がいたら、ぜひ報告してくれ。よろしく!
アクア・アナライザー
3コスト リキッド・ピープル 2000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から5枚まで見て、好きな順番で山札に戻す
。
キング・アトランティス
12コスト リヴァイアサン 12000
■このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、バトルゾーンにある他のクリーチャーすべてを、持ち主の手札に戻す。
■T・ブレイカー