トップデュエルマスターズ研究所第87回(2005.07.07)

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□転生編・カード紹介 水編


 デュエル・マスターズ転生編攻略。今回は水文明です。



 今回は、まずデッキを一つご紹介してから参りましょう。

 【ディープジャグラー】が強いんじゃないの?とか思って、水単のデッキを組んでみたわけですよ。

ディープ・ジャグラー
 3コスト マーフォーク 2000+
■自分のマナゾーンのカードがすべて水のカードであれば、 このクリーチャーのパワーは++1000される。
■このクリーチャーが攻撃する時、自分のマナゾーンのカードがすべて水のカードであれば、カードを1枚引く。


 そしたらなんと、最終的に【ジャグラー】を使わない方が強い事が発覚しちゃったという、14弾対応なのか非対応なのか良くわからないデッキです。

■水単速攻 『ラッシング・リバー』
クリーチャー
 4x アクア・ハルカス
1弾
 4x アクア・ガード
1弾
 4x アクア・サーファー(S・トリガー)
5弾
 4x フィスト・ブレーダー
双龍
 4x タイム・スカウト
12弾
 4x フォーチュン・ボール
11弾
進化
 2x クリスタル・パラディン
2弾
 4x クリスタル・ブレイダー
10弾
 4x パシフィック・チャンピオン
13弾
呪文
 4x スパイラル・ゲート(S・トリガー)
10弾
 1x サイバー・ブレイン(S・トリガー)
1弾
 1x ストリーミング・シェイパー
3弾


 もともとは、
「よーし、14弾攻略記事に使う、最新カードを使った水のデッキを組むぞぅ!」
と考えて作り始めたものなのですが、

「これは強いのでは?!」

と、目をつけた【ディープ・ジャグラー】がほぼ間違いなく【パシフィック・チャンピオン】に進化するため、特殊能力の意味が無くなり、それならそもそもコストの低い【タイム・スカウト】の方がいいじゃないか、という事でデッキから抜けてしまった物。

 テーマとして【ジャグラー】を使うのならともかく、「より強くしよう」と組んでいくと、こうなっちゃったワケで、まあ、たまにはこんな事もあります(笑)

 ご覧の通り、コストを軽め軽めに組んだ、水の進化速度を生かした速攻デッキです。

 いまさらですが、やはり【パシフィック・チャンピオン】はとんでもない強さ。
 事実上、ブロックされる事はなく、【メルニア】にもアタックされる事がないため、2ターン目に出ればやりたい放題。
 【クリスタル・ブレイダー】と共に【ゴンタ】にも打ち勝てるパワーで、火力に対しても充分な大きさです。
 4、5マナあたりまでは、ほぼ敵無しです。

 そのまま殴りきる事ができなくても、【フォーチュン・ボール】や【アクア・ハルカス】などのドローが続いているため、途切れることなく戦力を展開する事ができます。
 【スパイラルゲート】【アクア・サーファー】で相手の足を引っ張り、そのまま殴りぬける事ができるでしょう。

 たとえ相手にブロッカーを並べられても、お守りに【クリスタル・パラディン】が入っているため、最後まで逆転のチャンスもあります。

 使いこなすコツは、とにかく多少無理やりでも速攻をかけ、最低でも2枚のシールドを叩き割る事。
 【フォーチュン・ボール】のドローさえ発動できれば、戦力不足に陥る前に決着をつける事ができるでしょう。

 ・・・・と、まあ、ドローが充分足りていて、なおかつスピードが大事、という事で、【ジャグラー】が抜けたのでした。




 さて、本題。14弾攻略といきましょう。

クリスタル・ツヴァイランサー
 8コスト リキッド・ピープル 13000
■進化−自分のリキッド・ピープル1体の上に置く。
■このクリーチャーはブロックされない。
■T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)


 カッコイイし、でかいし、ブロックされないし、オマケにスーパーレアだしで、子供達には大人気。さらに“リキッドピープル”なので進化元にも困らない。
 と、言うと良いカードなのですが、やはり感じることは、

「【クリスタル・ランサー】とどっちがイイの?」

って事ですね。
 とりあえず【クリスタル・ランサー】と比べてみると、

 たった2マナ、コストが高くなっただけでパワーが5000も高い!
 W・ブレイカーがT・ブレイカーに!!


 って言うと、
 「むぅ。つおいのでワ」
とか悩みますが、やっぱり【ランサー】の方が、真の実戦カード。

 なにしろ、【ランサー】が出れば、大体はそのままゲームが終ります。
 たとえ1匹目が倒されたとしても、次に出すのが【ツヴァイ】である必要もありません。
 もう一体ランサーを出すだけで充分ですから。

 どっちにしろやはり、【メルニア】には相撃ちされますし、つまり【ツヴァイ】は、オーバーキル(やりすぎな、そこまでしなくても勝てる)なカードだと考えられます。

 しかし、時間がかかる戦いになった時は確かに強く、パワー8000の【ランサー】が【地獄万力】に破壊されるのに対し、【ツヴァイ】は火力で破壊されるサイズを超えています。

 闇の直接除去や自然の【ナチュラル・トラップ(1弾)】や【母なる大地(10弾)】でしか倒せないこの大きさは、火デッキに対しては絶大な制圧力を持つと言えるでしょう。
 なにげにみんなが大好きな【超竜バジュラ】と相打ちもできますし。

 もしも手に入れたなら、若干遅めの動きをする、リキッドピープルの入ったデッキに1枚か2枚入れてみるのも良いかもしれません。



エメラルド・ミスト
 6コスト スプラッシュ・クイーン 4000
■このクリーチャーで攻撃するかわりに、タップして次の能力を使ってもよい。
T クリーチャーをすべて、バトルゾーンから持ち主の手札に戻す。


 いやぁ、コイツには時間を無駄にしました。
 あまりにも派手、かつ面白いタップトリガー能力なので、ついつい
「コイツを【ファイヤー・ブレード】でスピードアタッカーにして、毎ターン、出して、全部戻して、を繰り返すと、すごいロックデッキ(相手の動きをガッチリ止めてしまう、ハメコンボのデッキのこと)ができるのでは?」

とか考えてしまいまして、『エックスIII』として使おうと、研究したわけですよ。

 で、結局、すぐに8マナ貯めて、

「【エメラルド・ミスト】召喚、【ファイヤー・ブレード】をクロスしてすぐ能力起動。これを毎ターン繰り返し、14マナ貯まったら、【ガジラビュート】もいっしょに出して、相手のシールドを破壊していく」

 というデッキを組んでみたのですが、これがまた弱い弱い。

 スピードアタッカーには何の意味もないわ、進化獣の一気進化も事実上スピードアタッカーだから同じだわ、【ロスト・ソウル】を使われたら何もできないわ、そもそも何と、トドメをさせない(【ガジラビュート】でシールドをゼロにしても、トドメはアタックしなければならない。相手の場には、毎ターン戻しては出てくるブロッカーが間違いなくいる)事が発覚するわで、どうしようもないという結論に。

 大体、普通に使おうにも、どう考えても“やる気破壊デッキ”の【コーライル】+【エクストリーム・クロウラー】のコンボの方が実用的。

 今回、あまりにも“エックスデッキ”のネタになるカードが少なすぎたため、使おうとはしてみましたが、本当に時間のムダでした。

 トホホ。



アクア・オフィサー
 6コスト リキッド・ピープル 2000
■ターンのはじめにカードを引く時、2枚まで余分に引く。
■自分のターンの終わりに、バトルゾーンにある自分のクリーチャーを2体タップする。


 タップする自分のクリーチャーを、“サイレント・スキル”を持つクリーチャーにすると、【サイレント・マジシャン】のように使えて結構活躍。
 まあ、小ネタだけど、本気でデッキを組んでみても、それなりに面白いのはできます。

 でもやっぱ、重いし小さすぎるよね。



デジロン
 4コスト サイバーロード 1000
■ブロッカー
■このクリーチャーがブロックした時、進化クリーチャーではない、「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンにタップして置いてもよい。そうした場合、このクリーチャーを自分の手札に戻し、かわりに、タップして置いたクリーチャーが攻撃クリーチャーとバトルする。
■このクリーチャーは攻撃することができない。


 これもまた、“エックスIII”にしようとして失敗したクリーチャーです。

 【デジロン】を出して、相手に【ファントム・ベール(5弾)】を使う。
 強制的にアタックしてきた相手を【デジロン】でブロックし、【青嵐の精霊バルキア(12弾)】【悪魔聖霊バルホルス(13弾)】【光翼の精霊サイフォス(5弾)】などの実戦的な“エンジェル・コマンド”にチェンジ!

 さらに次のターン、「こちらがブロッカーを並べても効果がない除去デッキ相手には、出せば勝つ」というカードである【聖霊王アルカディアス(4弾)】に進化!!

 とか考えたんだけど・・・【デジロン】本体が弱すぎ。簡単に破壊されすぎです。

 良く使われるカードでは、【火炎流星弾(6弾)】【ピーカブのドライバー(6弾)】【クリムゾンハンマー(1弾)】などで軽〜く破壊され、4マナと中途半端に重いコストのため(【ファントム・ベール】を同時に使う事を考えると、実質5マナ!)【無頼勇騎ウィンド・アックス(10弾)】、果ては【炎槍と水剣の裁(13弾)】まで使われる始末。特に【裁】がどうしようもない。

 生まれる時代が遅すぎたカード、と言えるでしょう。今回、こういうカードばっかりのせいで、“エックスIII”が本当に・・・・大変でした。



トリプル・ブレイン
 5コスト 呪文
■カードを3枚まで引く。


 いかに【サイバーブレイン】が強すぎたか、を表しているカード。比べてみるとびっくり。

 普通のデッキなら、【エナジー・ライト(6弾)】で充分でしょう。
 【トリプル・ブレイン】だと、相手がチャージャー呪文を1回でも使っていれば、こっちが後攻で【トリプル・ブレイン】を使った返しの相手ターンに、【ロスト・ソウル】を撃たれるタイミングになる。
 また、流行のマナ破壊デッキに対しては、プレイしても、後につながらない。ひどい目に会いますよ、これは。

 ただ、自然と組み合わせると、いきなり強いカードになるかも。
 【フェアリー・ライフ(10弾)】か【青銅の鎧(1弾)】を1回でも使えば、【トリプル・ブレイン】は4ターン目。
 しかも、一気に3枚も増えた手札を使って、さらにマナ加速&ドロー加速する事ができます。
 今までは、ドローとマナ加速の組み合わせは、若干ドロー不足で手札が途切れがちだったけど、そんなデッキに【トリプル・ブレイン】が合うかも知れませんね。
そろそろドローカードも種類が増えてきたって事で、何も考えず投入するのではなく、デッキに合ったドローカードを選ぶべきって事なのかも。



ノスタルジア・フィッシュ
 4コスト ゲルフィッシュ 3000
■このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにある、パワーがこのクリーチャーより小さい相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。


 子供達のプレイを見ていると、バウンス(手札戻し)を意味もなく使っている事が多くありませんか?
 【スパイラル・ゲート】でこちらのクリーチャーを戻し、何もせずエンドするという、アレですね。

 バウンスは、本来は効率の良い効果ではありません。結局、相手の手札は減っていないのだから、リードしたのは“時間”だけなのです。

 ならば、その“時間”を利用しなければ意味がありません。
 ブロッカーをバウンスしてそのうちに攻撃したり、クリーチャーコンボ(クリーチャー同士の能力を組み合わせるコンボ。ウェーブストライカーの能力発動とか)の展開を遅らせて、自分に有利な場を展開するとか、そういった使い方です。

 目的なくバウンスするのではなく、目的を持ってバウンスする。
 これはなかなか子供達に伝えるのが難しいテクニックです。

 子供達としては、

 「今、そこに居るのがイヤだから、とりあえず居ないようにする」

程度の認識です。次のターン、今後の展開の事を考えてプレイするのは、ゲームに限らず大切な考え方なので、ゲームの中で練習してもらいたいと思いますね。

 さて、バウンスの使い方には、もう一つあります。
 バウンスを戦術のサポートに使うのではなく、中心に置く。つまり、バウンスして、バウンスして、続けざまにバウンスしまくる事。

 この【ノスタルジア・フィッシュ】の能力は、それを中心に考える価値があるほど強力なものかも知れません。
 “クロスギア”で強化したり、【ペトローバ】で強化して「ゲルフィッシュ」と宣言すれば、かなりのクリーチャーをバウンスできます。

 ゲルフィッシュをペトるのは、一見馬鹿馬鹿しいのですが、良く探してみると、【マドリオンフィッシュ】【パルピーゴーピー】【ハンマーヘッド・シャーク】、今回入った【クレセント・アネモネ】と、それなりの物がそろっています。
 ペトった【ノストルジア・フィッシュ】でパワー7000未満のクリーチャーがバウンスできるなら、ほとんどのブロッカーが怖くない、という事になるで、それなりに面白いデッキにはなりそうですね。



スパイラル・オーラ
 2コスト クロスギア
■クロスギア:このカードをバトルゾーンに置く。クリーチャーにクロスするには、このカードのコストをもう一度支払う。そのクリーチャーがバトルゾーンを離れても、このカードはバトルゾーンに残る。
■これをクロスしたクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分の手札に戻す。


 一部フィニッシャーにこだわるデッキ・・・例えば、何が何でも【ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン(6弾)】でしか攻撃しないデッキ、などにクロスインすると、決め技を失いにくくなる。(マナゾーンやシールドに送られるとダメだけど)

 また、【ブラッディ・イヤリング(1弾)】などの、優秀だけどすぐ死んじゃうブロッカーに付けて、何度も使いまわすのも便利。
 どれも結局、クロスするコストを出せるかどうかが問題になりますが、ある程度時間のかかるデュエルになる事がわかっているデッキになら、1〜2枚入れておいてもいいでしょう。



インビンジブル・スーツ
 2コスト クロスギア
■クロスギア:このカードをバトルゾーンに置く。クリーチャーにクロスするには、このカードのコストをもう一度支払う。そのクリーチャーがバトルゾーンを離れても、このカードはバトルゾーンに残る。
■これをクロスしたクリーチャーのパワーは+1000され、ブロックされない。


 ブロックされなくなるだけでなく、パワーも+1000されるので、殴り返しにも多少の耐性ができる。
 使いこなす事をテーマにデッキを組むと、かなり活躍してくれることでしょう。

 おすすめは、【誕生の祈(9弾)】や【悪戯人形ハロ(9弾)】にクロスすること。
 2マナのブロッカー、3マナの【誕生の祈】、4マナで【インビジブル・スーツ】を【誕生の祈】にクロス、そしてアタック!
 という素晴らしい流れになります。



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