□転生編・カード紹介 火編
14弾転生編攻略・火文明編です。
えー、これはもう、見たまんま、普通に強いですよ。ええ。おまけに単色なので使いやすい。
バカバカしいほどシンプルで、「DMってかんた〜ん♪」って内容ですけど。
【放浪兵エルジージョ】と【タイラーのライター】を中心とした、新型の赤単超速攻です。
■炎単色超速攻“マッハライダー” |
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クリーチャー |
4x 凶戦士ブレイズ・クロー |
1弾 |
4x 奇襲兵ブルレイザー |
3弾 |
4x ピーカプのドライバー |
6弾 |
4x 放浪兵エルジージョ |
14弾 |
4x 解体屋ピーカブ |
5弾 |
4x 襲撃者エグゼドライブ |
6弾 |
4x タイラーのライター |
14弾 |
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呪文 |
4x 火炎流星弾(S・トリガー) |
6弾 |
4x ボルカニック・アロー(S・トリガー) |
3弾 |
4x 幻竜砲(S・トリガー) |
10弾 |
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放浪兵エルジージョ
2コスト アーマロイド 4000
■このクリーチャーが破壊された時、カードを1枚、自分のマナゾーンから自分の墓地に置く。
タイラーのライター
3コスト ゼノパーツ 2000+
■自分のマナゾーンのカードがすべて火のカードであれば、このクリーチャーのパワーは+1000され、「スピードアタッカー」を得る。(「スピードアタッカー」を得たクリーチャーは召喚酔いしない)
見ての通り、“マッハつるりん”と同じような、振り返らない男の超速攻。
「オレのデッキにゃ、ブレーキなんて付いてないぜ!!」って感じです。めちゃ速い。
新人【エルジージョ】と【タイラーのライター】がとにかく強力。
【エルジージョ】の、2マナ4000って、そりゃ一体なんやねん。【宣凶師ベルモーレ(11弾)】をも踏み殺します。
今まで【ゴンタ】に一方的に潰されていたクリーチャー戦で、一気に相撃ちまで持っていけたのは意外に大きく、死んでマナを1枚失うデメリットも、このぐらいの速攻デッキならあまり問題ありません。
【タイラーのライター】も危険なパワー。
火単色なら、たった3マナで3000のスピードアタッカー。【撃墜団長メッツァー(10弾)】が4マナでパワー2000、【解体屋ピーカプ】が3マナパワー1000なのと比べると破格の強さです。
これにより、このデッキのスピードアタッカー総数がなんと12枚!!
常に4分の1以上の確率で、スピードアタッカーをトップデックします。
相手にすれば、常にドキドキの突然死が待っています。
【幻竜砲】は、本当ならマナカーブ(マナを使う順番)的に、【クリムゾン・ハンマー(1弾)】の方が良いのですが、『【無双竜機ボルバルザーク(10弾)】デッキ』との相性を考えて投入されています。
このデッキなら、ブロッカーの少ない『ボルバルデッキ』に対して4〜5ターンで勝利できるのですが、『ボルバルデッキ』の方も、最速4〜5ターンで無理やり【ボルバルザーク】を出し、ギリギリのシールドブレイクで勝利する事も可能。
ギリギリでアタックしなければならない程に追い詰められるのであれば、1回でもトリガーを踏めばこちらの勝利なので、そのメリットを考えてトリガー率を増やした、って事です。
【エルジージョ】がレアなので集めるのが大変かもしれませんが、コイツは「火+なにか」の2色速攻デッキにも余裕で入るめっちゃ強力なカード。集めておいてソンはありません。ぜひ集めておきましょう。
このデッキに慣れたら、【螺神兵ボロック(14弾)】を入れて更なるハイリスク&ハイリターンを目指したり(相手が光・水なら即マナに置こう)、自然や闇や光と組んだ2色速攻のバリエーションも試してみましょう。
ちなみに、デッキの名前は、“マッハつるりん”と同じくスピードを表す“マッハ”に、【タイラーのライター】の“ライター”を付けたもの・・・だったはず。
さて、では14弾の火のカード、それぞれの攻略とまいりましょう!
ボルベルグ・クロス・ドラゴン
8コスト アーマード・ドラゴン 7000
■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
■バトルゾーンにある自分のクロスギアを、コストを支払わずにこのクリーチャーにクロスしてもよい。
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
【ボルベル“グ”】の部分が絵で見えにくくなっているため、【ボルベルク】と読む人も多いんですけど、【ボルベルグ】です。うーん、スーパーレアの絵の飛び出し方も、限度を超えてきましたな。
クロスギアがタダに付いちゃうぜー!っていうのが売りですが、実はこのカードで優秀な点は、W・ブレイカーを持つ「アーマード・ドラゴン」で、しかもスピードアタッカーである、という所。
例えば、【ツインキャノン・ワイバーン(5弾)】は、良く使われる強力カード。
それと比べて同じパワーで1マナ多くコストがかかる【ボルベルグ】は、クロスギアを使わないなら少しソンに感じますが、「アーマード・ドラゴン」である、というだけで、【バルキリー・ドラゴン(プロモ)】で持ってこれるわ、【コッコ・ルピア(6弾)】で軽くなるわ、【チッタ・ペロル】でクリーチャーキラーになるわ、良い事だらけ。
実際のところ、この前の研究所でお伝えした“3色ボルバルザーク”も、【ツインキャノン・ワイバーン】を【ボルベルグ・クロス】に入れ替えた方が、確実性が高いほど。
もちろん【ツインキャノン】の、【ボルベルグ】より1マナ軽いというところも捨てがたいメリットであり、一長一短ですが。
むろん、クロスギアを絡めた戦術も相当優秀。
何をつけるのが効果的かと言うと・・・これ以上大きくなっても、あんまり意味が無いので、パワー強化系はそれ程必要ありません。
せいぜい、【電脳聖者タージマル(10弾)】や【バザガジール・ドラゴン(6弾)】を突破できるよう、+1500の【シャイニング・ディフェンス】で充分。
むしろおすすめは【スパイラル・オーラ】!
出してスピードアタック、スレイヤーブロッカーにぶつかったり、トリガーを踏んだり、返しのターンに除去されても、【スパイラル・オーラ】さえクロスしていれば大安心。
手札に戻った【ボルベルグ】を、再び出してクロス! 不死身の黄金龍として大暴れです!
ファイアル・ドラグアーマー
3コスト クロスギア
■クロスギア:このカードをバトルゾーンに置く。クリーチャーにクロスするには、このカードのコストをもう一度支払う。そのクリーチャーがバトルゾーンを離れても、このカードはバトルゾーンに残る。
■これをクロスしたクリーチャーは「パワーアタッカー+5000」を得、シールドをもう1枚ブレイクし、種族に「アーマード・ドラゴン」を追加する。
えーっと、またまた絵が飛び出し過ぎてて、なんだか右足辺りに「クロスギア」って書いてるのが脱力気味です。しかたないのかしらん。
「強い」「強くない」等々、物議をかもし出すコスト3クロスギアですが、ズバリ、コロコロコミック八月号の“デュエルジャック!”で紹介された、“DM最強デッキ”のようなタイプのデッキでは、確かに大活躍します。
実は僕達も、よく似たタイプのデッキを組んでまして(安定性を高めるために水文明が入っていますが)、そのデッキでも【青銅の鎧(1弾)】や【無頼勇騎ウィンドアックス(10弾)】が【ドラグアーマー】で「アーマード・ドラゴン」になり、【チッタ・ペロル】の効果で相手クリーチャーを皆殺したり、突然【超竜バジュラ(8弾)】に進化したりして、楽しい事この上ありません。
ようするに、“マナソース”や“水ボルバル”のように、マナ加速できて、なおかつクリーチャーがそれなりに出せるデッキでなら、3マナクロスギアはわりと使える、という事かもしれません。
もちろん、何でもいい、という訳ではありませんが。
巨大神ハウルクス
6コスト メルト・ウォリアー
■進化−自分のメルト・ウォリアー1体の上に置く。
■このクリーチャーで攻撃するかわりに、タップして次の能力を使ってもよい。
T 相手のパワー3000以下のクリーチャーをすべて破壊する。
【根絶のデクロワゾー(10弾)】と違い、相手のクリーチャーだけが壊滅。
「メルト・ウォリアー」には、【血風神官フンヌー(13弾)】という優秀なクリーチャーがいるため、一瞬、「使ってみようか?」と思ったけど、【炎槍と水剣の裁(13弾)】が横行する現在、そもそもパワー3000以下のクリーチャーを並べる命知らずはおらず、いたとしたらそれは、「小型クリーチャーが吹き飛ぶ事を前提としたデッキ」なので、そもそも効果がない。
と、言うか、頑張って【ハウルクス】を出すぐらいなら、すなおに【裁】を使うべきみたいだ。
ああ・・・。
クリムゾン・バーク・ドラゴン
7コスト アーマード・ドラゴン 4000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、「ブロッカー」を持つパワー3000以下のクリーチャーをすべて破壊する。
さっきと同じ理屈で、【裁】の横行する今、パワー3000以下のブロッカーなんて、そもそも場に並んでいませんってば、旦那。
【クリムゾン・ワイバーン(1弾)】と違い、“アーマードドラゴン”なので、【バルキリー・ドラゴン】【幻想妖精カチュア(8弾)】で持って来れる、とか言う意見もありますが、ズバリ、【ガルクライフ・ドラゴン(4弾)】でオッケー。【タージマル】も破壊できます。
それに比べて【クリムゾンバーク】は、ドラゴンとは思えないほど小さいわ、W・ブレイカーは付いていないわ、もう、何のために生まれてきたのかわかんない。ううっ。母さん情けなくて、涙が出てくるわ。
チッタ・ペロル
2コスト ファイヤー・バード 1000
■バトルゾーンにある、種族に「ドラゴン」とあるクリーチャーはすべて、タップされていないクリーチャーを攻撃できる。
強いのなんの。
NACさんも、この前お話した時、「いやあ、強いですよ。」とかおっしゃってました。
で、“デュエルジャック!”のデッキですわ。
さすがだNAC、良くできていやがる。伊達にプロじゃございませんねの事よ。
前述した通り、僕が組んだ同じようなデッキは、安定性を考えて、水文明を混ぜたのですが、どっちかと言うと、“デュエルジャック!”方式の方が、持ち味を生かしていると言えるでしょう。
引きが良かった時は、手が付けられないほど早い! そして壊滅的なパワー! これぞドラゴンデッキ、って感じです。
とにかく、【チッタ・ペロル】の出現で、ドラゴンデッキは、ブロッカーがいなくても「相手クリーチャーが、攻めて来る前に撃破する!」という戦術を手に入れ、防御力もアップ。攻めるだけではない、柔軟な戦術がとれるようになりました。
今後、様々なタイプのドラゴンデッキが活躍する事でしょう。
ところでNACさん、こんな事もおっしゃってました。
「もしかして、【チッタペロル】をデッキに入れてない方も、【ガルドス】を入れておいた方が良いかも知れませんね。相手の【チッタ・ペロル】にアタックするために」
つまり、【チッタ・ペロル】を相手が出してきた場合、自分のドラゴンも「タップされていないクリーチャーを攻撃できる」能力を得られるということ。
ダイナマイト・ピーク
5コスト ビッグ・マッスル 3000+
■メタモーフ(自分のマナゾーンに7枚以上カードがあれば、このクリーチャーは次の能力を得る)
M このクリーチャーがタップされている時、バトルゾーンにある自分のクリーチャーはすべて「パワーアタッカー+3000」と「W・ブレイカー」を得る。
意外と強いですよ、この人。
落ち着いて、よーくテキストを読んでくださいね。
なんだか【星雲の精霊キルスティン(12弾)】に良く似たこと、書いてません?
なんだか7マナたまったら、一気に押し切れるような気がしません?
そして7マナって、“マナソース”みたいなデッキだと、すぐだったり。
シンプル・イズ・ベストにして、すごい派手! さっそくデッキにしてみましょう。
元気爆発・【ダイナマイト・ピーク】使用型マナソース、略して“ダイナマイトナース”!!
■ダイナマイト・ピーク型マナソース『ダイナマイトナース』 |
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クリーチャー |
2x スナイプ・モスキート |
3弾 |
3x 宣凶師ベルモーレ |
12弾 |
2x 碧玉草 |
1弾 |
4x 青銅の鎧 |
1弾 |
3x 曙の守護者パラ・オーレシス |
10弾 |
2x 血風神官フンヌー |
10弾 |
3x 雷鳴の守護者ミスト・リエス |
4弾 |
2x 無頼聖者スカイソード |
10弾 |
2x 無頼勇騎ウィンドアックス |
10弾 |
3x ダイナマイト・ピーク |
14弾 |
3x 口寄せの化身 |
14弾 |
2x 呪紋の化身 |
7弾 |
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呪文 |
3x フェアリー・ライフ(S・トリガー) |
10弾 |
3x 母なる大地(S・トリガー) |
10弾 |
2x 地獄万力 |
7弾 |
2x 地獄スクラッパー(S・トリガー) |
14弾 |
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序盤は【青銅の鎧】と【フェアリー・ライフ】でマナを増やします。
4ターン目には【スカイソード】か【ウインドアックス】が出せるでしょう。
これで、次のターンは7マナ。【地獄万力】か【スクラッパー】で一息ついたり、【ミスト・リエス】出してブロッカーをプレイ、などでも一息つけるでしょう。
このデッキでは、【碧玉草】などという、太古のカードが入ったりして、わざと種族が散らされています。【口寄せの化身】でも、けっこう手札を増やせるでしょう。
一応、【パラ・オーレシス】が入っていて、【裁】への対策にはなっていますが、油断は禁物です。
【母なる大地】でマナゾーンから【ミスト・リエス】を出し、残ったマナでいきなりクリーチャーを立て続けに出したり、「一気に出す」メリハリのあるプレイを心がけて下さい。
普通の“マナソース”デッキよりも、「場を制圧する力」は若干低めです。
しかし、相手クリーチャーはある程度ほっといて、【ダイナマイト・ピーク】の効果で一撃必殺をキメるのがこのデッキの目的。
【呪紋の化身】を出せれば安心ですが、そうでなくても充分な数のアタッカーが揃ったのなら、一か八かでダイナマイトパンチ!です。幸運を!
む。かつての名作カードゲームにデッキネームが似てるな。偶然だ!