■デッキ紹介「緑単ゲルググ」
それでは前回に引き続き、金沢CSでの使用デッキの候補にあったデッキをご紹介いたしましょう。
今回ご紹介するのはまたもや緑のデッキ、「緑単ゲルググ」です。
■デッキ紹介 「緑単ゲルググ」
エクステンションブースターにて収録されたカード、【高機動型ザク(ゲルググ先行試作型)】によって「名称:ゲルググ」を大量展開、加えて【ブリッツクリーク】により再度のユニット大量展開を狙いつつ、【制圧作戦】でのG破壊、【ギレン・ザビ】によるコマンド国力アップ&序盤からのGアタック、これらでとても早いターンから相手を追い詰めていくという変則型速攻デッキです。
高機動型ザク(ゲルググ先行試作型)(EB)
ユニット 2/4/1
【1枚制限/自軍】 宙間戦闘(2)
【代替コスト>〔合計国力−X〕:手札にある「名称:ゲルググ」であるユニットX枚を、自軍配備エリアにロール状態で出す】
(自動A):手札にある「名称:ゲルググ」である全てのユニットは、合計国力−1を得る。
宇宙・地球 3/1/3
■「緑単ゲルググ」 |
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ユニット |
3x 高機動型ザク(ゲルググ先行試作型) |
| キーカード 代替コストで「ゲルググ」を展開 |
3x ゲルググM(シーマ・ガラハウ機) |
| 「名称:ゲルググ」 5/4/3+破壊無効&強襲 |
3x 陸戦型ゲルググ(ケン・ビーダーシュタット機) |
| 「名称:ゲルググ」 強襲+除去テキスト |
3x ゲルググ・キャノン(ブレニフ・オグス機) |
| 「名称:ゲルググ」 射撃3+サイズアップ |
3x ケンプファー(試作機) |
| 火力内蔵ユニット |
3x サイド3 |
| エンドドロー拠点・宇宙 |
3x ニューヤーク |
| エンドドロー拠点・地球 |
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キャラクター |
2x ギレン・ザビ |
| 基本Gをユニット化&コマンド対策 |
2x シーマ・ガラハウ |
| 汚染コインを得てドロー&カウンター |
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コマンド |
3x 制圧作戦 |
| G破壊 |
3x ブリッツクリーク |
| ユニットを大量展開 |
1x 戦いの駆け引き |
| 追加リロール&戦闘フェイズ |
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オペ |
1x 凌駕 | | 敵軍カードを3回ロール |
1x 戦技の習熟 |
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国力 | 16x 緑基本G |
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最速2ターン目に【高機動型ザク(ゲルググ先行試作型)】の代替コストで「ゲルググ」を大量展開してやりましょう。
■各種ゲルググ解説
とにかくたくさんの「名称:ゲルググ」が入っています。
このデッキくらいにしか入らないのでは?と思うようなマイナーな「ゲルググ」も投入されているほどです。
まず、ふつーに使う分で、数ある「ゲルググ」の中でも最も強力なのが【ゲルググM(シーマ・ガラハウ機)(16弾)】である、というのは間違いのないところ。
実質5/4/3の強襲(+破壊無効)というのは非常に強力です。
ゲルググM(シーマ・ガラハウ機)(16弾)
ユニット 2/4/2
プリベント(4) 強襲
(自動A):このカードは、攻撃に出撃している場合、+2/+2/±0を得る。
(戦闘フェイズ):《1》このカード以外の自軍ユニット1枚をゲームから取り除く。その場合、このカードの破壊を無効にする。
宇宙・地球 3/2/3
その【ゲルググM(シーマ・ガラハウ機)】がなぜ強力なのか?というと、そのとんでもないサイズを持った上での強襲が非常にやっかい、しかも破壊無効してくる!というもの。
かなりそのまんまですが、全てのシナジーがかみ合った強力カード、ということですね。
続いて、前線のフォトグラフで追加された新たな「ゲルググ」、【陸戦型ゲルググ(ケン・ビーダーシュタット機)】の解説を。
陸戦型ゲルググ(ケン・ビーダーシュタット機)(前線のフォトグラフ)
ユニット 2/4/2
プリベント(3) 強襲
(自軍ダメージ判定ステップ):《[2・2]0》このカードの部隊が敵軍本国に戦闘ダメージを与えている場合、X以下の合計国力を持つカード1枚を破壊する。Xの値は、自軍ジャンクヤードにある、G以外のカードの枚数と同じとする。
宇宙・地球 3/2/3
まず前提条件として、【ゲルググM(シーマ・ガラハウ機)】という強力な強襲ユニットと一緒に並んでアタックする場合、「強襲を持ったユニット」でないと強襲が消えてしまいます。
なので、できれば強襲を持ったユニットが望ましいところ。でないと【ゲルググM(シーマ・ガラハウ機)】のパワーを半減させてしまう結果となります。
しかし、この【陸戦型ゲルググ(ケン・ビーダーシュタット機)】は「強襲」を持っています。
ついでに射撃も2と、なかなかの数値。
この時点で合格です。
しかも破壊テキストのほうも十分に強力。
「敵軍本国に戦闘ダメージを与えている場合」に起動するテキストなので自身の強襲と非常に相性がよく、すばらしい自己完結っぷり。
まぁ、このカードだけで殴りにいく分だと所詮は3/2/3という「ドロー拠点」で止まる微妙なユニットに過ぎないのですが、【ゲルググM(シーマ・ガラハウ機)】と一緒に殴りにいけば、ものすごい打点が出てくる上に1点でもダメージを通せば除去テキストが発動するというやっかいさ。
これはとてもよい「ゲルググ」です。
このデッキにおいて使わない手はないでしょう。
なお、破壊するカードは「X以下の合計国力を持つカード」であるため、Gのような国力を持たないカードでなければ何でも破壊することができます。
そう、オペレーションも破壊できるのです。
意外と忘れやすいため、覚えておきましょう。
続いて、投入されているマイナーな「ゲルググ」の解説です。
ゲルググ・キャノン(ブレニフ・オグス機)
ユニット 2/4/2
プリベント(3)
(常時):《1》このカードは、ターン終了時まで+X/+X/+Xを得る。Xの値は、敵軍ジャンクヤードにあるユニットの枚数と同じとする。
宇宙・地球 3/3/3
基本的に短期決戦デッキなのですが、時々長期戦にもつれ込む事があります。
そういうときに役立つのがこのカード。
意外に使う機会が多く、そこそこ大きくなるため、頼りになってくれます。タイミングも(常時)ですしね。
が、強襲がありません。これは痛い。
「黒い三連星」のキャラクターを採用し、さらに回ったときの打点を上げるのであれば、別の強襲持ち「ゲルググ」に変えてしまったほうがいいでしょう。
以上のように、回ったときには3ターン目に相手のGを破壊しつつ、10点オーバーの打点をたたき出すようなデッキではあります。
が、やはり安定性に欠けるため最低でも10戦以上の戦いを勝ち抜く、というのが難しいと判断。
さらに、コンボ起動のためにデッキスロットの多くを圧迫しているため、緑の優秀なサイドボードカードをあまり多く入れ替えることができません。
以上のような問題点があったため、今回使用することはありませんでした。
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