■デッキ紹介「赤茶 月光蝶ラスヴェート」
今回は最新弾、EB2のカードを使った新しいコンボデッキをご紹介いたしましょう。
茶の新規レア【ラスヴェート】を使用したデッキ、
「赤茶 月光蝶ラスヴェート」です。
■サンプルレシピ
■赤茶「月光蝶ラスヴェート」 |
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ユニット |
2x ラスヴェート | | デッキの主役 |
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キャラクター |
2x クェス・エア |
| サイコミュをパワーアップ |
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コマンド |
3x 密約 |
| 2ドロー |
3x サラサ再臨 |
| 本国5枚サーチ |
1x 休日の出来事 |
| コマンドをサーチ |
2x 戦士、再び…… |
| サイコミュユニットとNTキャラをサーチ |
3x 作戦の看破 |
| 赤の基本カウンター |
1x 脅迫 |
| ハンガーに移すコマンドカウンター |
1x 露払い |
| 軽量カウンター |
3x 信号弾 |
| 最大2枚までのユニットをハンガーに移す |
2x 雲散霧消 |
| ヴァリアブル(1) |
2x 宝物没収 |
| 捨て山2ドロー |
3x 月光蝶 |
| 全てのGを手札に移す |
3x 出土品 |
| ヴァリアブル(1) |
2x かつての同志 |
| 混色専用の本国3枚サーチ |
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オペ |
1x 転向 | | 敵軍ユニットを奪う |
1x 内憂外患 |
| 手札が全てカウンターに |
2x 司令部の移送 |
| 本国完全回復+その後ダメージはゲーム除外 |
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国力 | 8x 赤基本G |
5x 茶基本G |
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(このデッキは、2008年1月2日時点のカードプールとルールにより作られています)
狙うべきコンボは以下のとおり。
■赤2G、茶2G+何か1色の、合計5Gを貯める
→【戦士、再び……】プレイ
→【戦士、再び……】で【ラスヴェート】と【クェス・エア】のセットグループをサーチ
→【月光蝶】プレイ、全てのGをお互いの手札に移す
こうすると、自分(と相手)の手札がものすごい枚数になるので、【クェス・エア】のテキストが非常に強力になります。
クェス・エア(EB1)
キャラクター 1/3/0 F Ch NT
【(自動B):このカードの名称は、「クェス・パラヤ」と同じとする】
(防御ステップ):《0》手札1枚を選んで廃棄する。その場合、このカードがセットされているユニットは、ターン終了時まで「サイコミュ(1)」を得る。または、そのユニットが持つ「サイコミュ」1つの値を、ターン終了時まで(プレイ時の)手札の枚数と同じ値に変更する。
1/2/1
その後【ラスヴェート】のテキストを宣言、
ふくれあがったサイコミュの値の格闘と防御を持った、とんでもなくでかいMSビットコインが生まれます。
ラスヴェート
ユニット 2/5/2
プリベント(3) サイコミュ(2)
(自動A):全ての自軍ビットMSコインは+X/+2/+Xを得る。Xの値は、このカードの「サイコミュ(X)」の値と同じとする。
(戦闘フェイズ):《0》このカードの部隊の任意の順番に、ビットMSコイン{UNIT、地形適性「宇宙」「地球」、0/0/0}1個を組み込む。
宇宙・地球 4/1/4
もちろん、次のターンには2/2/2の普通のサイズに戻りますが、Gをセットせずに毎ターンテキストを宣言していけば、7/2/7や6/2/6くらいの数値を維持してくれるでしょう。
当然、MSビットコイン自身が場から離れる、または【ラスヴェート】が場から消えるまではずっと場に残り続けますので、
以降、毎ターンこの巨大なMSビットコインが生まれる、ということになります。
しかも、派手なコイン生成能力のせいで忘れられがちですが、サイコミュ6や7のものすごいサイコミュ火力も撃てるようになっていますので、ダメージが非常に通しやすくなります。
3〜4回くらい殴りにいけばゲームエンドとなるでしょう。
■細かい解説
・・・とはいうものの、こちらはGを置かず、完全に殴りにいくだけの態勢をとりますので、キチンと相手本国を削りきれるのか?という判断ができなければ、ちょっとダメージが届かなくて負け、みたいなことになってしまいかねません。
慣れるまで判断が難しいのですが、とりあえず
「相手に破壊効果やバウンス(手札、ハンガー戻し)などの除去があるデッキかどうかか」で行動が判断されます。
目安として、【信号弾】【魂の輝き】のような4国除去の場合、コンボスタートターンの手札枚数にもよりますが、4ターン後にはだいたい30〜40点くらい削れるので問題ありません。(ブロックされなかった場合)
しかし【撤退命令】【エスコート】などの3国力除去(のようなもの)が構えられてる場合、与えたダメージが20点前後のところで対策され始めます。
この差はかなり大きいため、コンボ始動時に、相手の本国枚数、そしてデッキ内容を考えてから行う必要がある、ということですね。
つまり、赤単中速のようなバウンスを大量に抱えているような相手なら、【内憂外患】を貼ってからコンボを始めるのがベストです。
(もしくは相手の本国がレッドゾーンに入るまで【月光蝶】を撃たず、普通に展開して戦う場合もあります)
なお、【予期せぬ遭遇】は非常に軽く、赤緑や赤単のデッキによく採用されているため、コンボ始動後だとかなり致命的な1枚となります。【内憂外患】を構えておくなど、充分に注意しましょう。
というわけで、現状(大きな大会の結果から判断して)赤単中速は減っているため、今は【内憂外患】は1枚ですが、赤単中速が流行っている、または軽量除去が流行っているなど、周りの環境次第ではメインの枚数を2枚にすると良いでしょう。
■細かい解説
もちろん、上記セットグループと【月光蝶】が揃いさえすればいいので、【戦士再び……】からサーチせずとも普通にセットグループを集めて作ってしまってもOKです。
また、MSビットコインは【ラスヴェート】のテキストによって
+X/+2/+Xの戦闘修正を「得る」という形で数値が決まります。
ですので
【ラスヴェート】が場に2枚いると戦闘修正が重複するため、【クェス】が乗っていない、ただ単に【ラスヴェート】が2枚いるだけでも
MSビットコインの数値は4/4/4となります。
MSビットコインが生まれるテキストも2ターンに2回宣言できるようになるため、倍のスピードで、しかも(【クェス】がいない時の)倍のパワーのMSビットコインが生まれる、ということにもなります。
わりと起こりえる状況なので覚えておきましょう。
また上記コンボのフローチャートでは
【戦士、再び……】プレイ、解決→【月光蝶】プレイ
となっておりますが、相手が【魂の輝き】などで対処する方法を持っている場合、
【月光蝶】プレイ→カットイン【戦士、再び……】プレイ
というようにし、1カットでコンボが完成するような動きを心がけましょう。
(この場合は、相手によっては【宇宙を統べる者】で一気に全部カウンターされてしまう可能性もありますので、そのあたりも注意してください)
■その他解説
休日の出来事(5弾)
コマンド 2/4/0
(常時):手札からコマンド1枚を選んで廃棄する。その場合、自軍本国のカードを全て見て、その中からコマンド1枚を抜き出し、表にした後で手札に移す事ができる。その後、敵軍プレイヤーに自軍本国をシャッフルしてもらう。
このデッキはコンボを決めることに特化している+場にユニットがいると【戦士再び……】が使えない、という理由でユニットとキャラクターは必要最低限の枚数しか採用されていません。
ですので、ものすごい枚数のコマンドが採用されています。
【雲散霧消】や【出土品】のようなG換算のコマンドも含めると、本当にかなりの量になるため、割と簡単に【休日の出来事】の追加コスト(のようなもの)を支払うことができるでしょう。
これでそのとき必要なカードをサーチすれば、コンボも狙いやすくなります。
とはいうものの、追加コスト(のようなもの)を何度も支払うのは大変なので、1枚のみの採用です。
また、【戦士再び……】プレイにカットイン、【切り開く力】や【ティターンズ結成】などで発生する国力の種類を変更されては大変なことになってしまいます。
これらを防止するため、または相手の序盤〜中盤の展開を阻止するため、かなりの枚数のカウンターも採用、加えて、国力の種類を変更されない効果を持つGである、ヴァリアブル持ちコマンドも多めに採用されています。
バウンスカードとカウンターを駆使し、相手のジャマをして足を引っ張り続け、状況をちゃんと見極めて正しくコンボを決めてやりましょう。
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