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2003年10月23日(木)ふぁんれたーテロ攻撃
ある日の夜、通信販売の注文メールをチェックしていたオレ。
そこに"池田店長様”と題名がついたメールがやってくる。
「?」
開けてみる。読んでみる。
オレ「・・・ぎゃあ〜! ハリー! 来てくれ! テロだぁ〜!!」
ハリー「どーしたんです店長? ガンダムウォーの30円コモンカードばっかり100枚ぐらいの注文が来たとか? 店長さんやってくださいよ」
オレ「違う! そうじゃない! ・・・でもそれ、マジで困るな。いやとにかく、これを見てくれ!」
さあみなさんも見てください!
『初めまして。○○と申します。
注文のメールではないのです。がっかりさせてすみません。
実はうちの小学6年生の息子が、HPに載っている池田店長の日記と言うか、お話が大好きなのです。
毎日「でね、池田店長がね。」といっぱい楽しそうにお話してくれます。とてもとてもおもしろいそうです。毎日楽しみにしています。
ということで、これは言わばファンレターです。
実は、たまたまお隣の○○県○○市に私の実家があるので、今度おじいちゃん家に行った時は、そちらに伺うと張り切っています。お会いできるのを楽しみにしています。
これからもがんばって下さい。息子になり代わって応援メール送ります。
○○在住
○○ ○○ 母』
ハリー「ファンレター。・・・、ばかな。店長、自分自身にこんなメールを」
オレ「アホ」
ハリー「では、店長の彼女さんからのイタズラかと」
オレ「あの人がメールを送ってくるとしたら100%『ジョジョ』のネタだろうが(今さらだが変な彼女だ)」
ハリー「まぁ、ここんとこ当ホームページには意見やら応援メールが届くようになっていますが。 これは実にほほえましいメールですなぁ。・・・店長、何を脅えているの?」
オレ「しょ、小学校の純真なお子様が、うちのお下品日記を読んでいるのかと思うと、申し訳ないやら情けないやら。じょばじょば」
ハリー「そんなところで漏らさないでください。だいたい、今さら何言ってんの、アンタ」
オレ「もしかしたら、このお母さんも、子供が読んでいるのがこんなHPとは露知らず、子供にお願いされるままにメールしてくれてたりして。でもってあとで読んでみて
『まぁ! 何ザマスこのお下品日記は!!』
とか叫んでたりして。PTAで問題になったりしないかと」
ハリー「自分という人間の危険性やっと気付かれましたか(ホロリ)」
オレ「最悪のシナリオが、オレの頭脳を駆け巡っているぞ?!
PTAで下品HPが問題になる
→子供たち、カードゲーム禁止
→カードゲーム界の終焉
→元はといえば池田店長が・・・
うひゃああ!? FB本部からヒットマンが来ちゃう!」
ハリー「なにかルナ先生のような論法だな。・・・まあ、このメールの返事はオレが返しておきましょう。店長はトイレ掃除でもしていてください」
で、当店からの返事がこれ↓
『メールありがとうございます。店長がパニックを起こしていますので(笑)、代理のハリーです。
店長も、喜んではいるようなのですが、「いかん、下品な事が、ますます書きにくくなってしまう。オレに死ねとゆうのか〜!!」とか叫んでおります。
店員一同、もう手遅れだ、と突っ込んでおりますので、気になさらないで下さい。
こちらへおいでのときには、ぜひご連絡下さい。なにしろ店長は、余裕のない大人で、日によって機嫌が全然違うのです。ようするに、子供とおんなじなんです(笑)。
前もってお聞きしていないと、何か失礼をするかも知れませんので。
では、重ねて、ありがとうございました。』
ハリー「というわけで、こう返しておきました」
オレ「・・・君はもしかして失礼さんかね?」
ハリー「バカな。オレは店長のことを尊敬しているかもしれない人間ですよ」
オレ「そ、そうかね。フム、以後も昵懇(じっこん)にな」
ハリー「良かったですね」
さらに数日後。メールの返事が送られてきた。
『わざわざお返事ありがとうございました。
何度もメールをお出しするとご迷惑かと思いましたが、下の小学3年生の息子が「僕の事も書いて。」と言うので、再度メールさせていただいています。弟もお兄ちゃんが読んでいるのを横から見ていつも大笑いしています。
店長さんの“下品な事が書きにくくなった!”発言については、我が家に限って言うと、全く心配ご無用です。親二人も結構お下劣な冗談を小さい時から聞かせてますから。
それに店長さんの真骨頂は下品さにこそある? これからもそんな事は考えずめいっぱいおもしろい事を書いて下さい。それに下品な事を書かないようにするとしたら、もう店長さんは何も書けなくなってしまうのではありませんか?...いやいやこれは冗談です。べつにそんなに下品な事は書いてないと思いますよ。楽しんでいます。
それから息子が徳島関係の他のHPで、インタビューされていた池田店長の写真を見つけました。誠実そうなお人柄にお見受けしました。脚本家のミタニ コウキさんによく似ていらっしゃいますね。
では、お会いできる日を楽しみにしております。
お返事は無用でございます。』
オレ「・・・といういきさつがあり、帰ってきたメールがこれだ。みなの者、どう思う?」
ゴトー「ハイ店長、思ったこと言っていいんですか?」
オレ「うむ! 言って良し!」
ゴトー「下品ぜんぜんOK!ってのはダメなんじゃないかと」
オレ「うむ! 玉ちゃん、この家庭はどうか!」
玉ちゃん「ダメですね」
オレ「すばらしい! オレもそう思う! 良い意味でダメなかんじだ! オレはこの家庭に”ザ・下品家族"の称号を送りたい!」
ハリー「けっきょく、類が友を呼んでいるんですな」
それにしても楽しそうな家族でうらやましい。
久しぶりに心がホットに。オレも家族が出来たら負けずに頑張ろうと思った。
締めの言葉の突っ込みどころ。
・なんでこんな話で心がホットになるのか?
・負けずにどんな下品家庭を作るつもりなのか?
この記事は、メールを下さった方から許可を頂いてから掲載いたしました。
ご快諾、どうもありがとうございました。