TOPヴァイスシュヴァルツ研究所第13回(09.05.11)

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■一・撃・必・殺!? みゆき式クライマックス除外

 しばらく作品単のデッキが続きましたので、ここらでスタンダードのデッキをひとつご紹介。
 今回の主役(?)はこのカードです。
 

やりこみ大将みゆき(らき☆すた)
 キャラクター Lv1/コスト1/トリガー1
 パワー6000 ソウル1 特徴:メガネ・委員長

 【自】 このカードが手札から舞台に置かれた時、そのターン中、このカードのソウルを+50。
 【自】 アンコール [手札のキャラを1枚控え室に置く] (このカードが舞台から控え室に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、このカードがいた枠にレストして置く)

 前回に引き続きのご登場。
 このカードを見た瞬間、誰しもその「ソウル+50」!という突き抜けた効果に驚き、そして『相手のクライマックス全部思い出に送ってやったら、一撃で決まるよね!』というようなことを考えたことでしょう。
 そう、今回はその野望を実現してみよう! というデッキです。
 デッキレシピはこちら。

■みゆき式クライマックス除外
Lv0キャラ 14枚
 3x マシロ・ブラン・ド・ヴィントブルーム
「アリカ」に+500&味方がバトルでリバースしたら味方に+1000
なし
 4x 世話好き あやの
アタック時、舞台のCXカードをストックに
なし
 3x お月見 由夢
舞台に出たとき山札の上1枚を見て山札の上か控え室に置く
なし
 4x セーラー服のシエスタ
「集中」(2枚)カードを2枚引く
なし
Lv1キャラ 17枚
 4x アリカ・ユメミヤ
専用CXでアタック時に自分キャラを手札に戻す
なし
 4x やりこみ大将みゆき
手札アンコール&舞台に出たときターン中ソウル+50
+1
 4x 星に願う杏
舞台に出たとき山札の上2枚を見て好きな順番で戻す
なし
 3x “読書好き”美魚
ドローフェイズ開始時コスト払うとお互いカード1枚引く
なし
 2x 水着のアリス
山札の上を見て、自分のLv以下のキャラなら舞台に出す
+1
Lv1イベント 4枚
 4x 小川で遊ぼう!
カード2枚引いて山札の上に2枚戻す
なし
Lv2イベント 7枚
 3x バナナパフェ
控え室のカード2枚&このカードを思い出にする
なし
 4x 非現実的な光景
控え室のカード1枚&このカードを思い出にする
なし
クライマックス
 8枚
 4x 空を舞う乙女
ソウル+1&ストック増加
+2
 4x 冬の聖女ユスティーツァ
ソウル+1&ストック増加
+2
(このデッキは、2009年5月11日時点のカードとルールにより作られています)



 ■野望実現のために:その1 障害を除外!

 一撃で決めるためにはまず、相手のクライマックスカードを思い出に送らねばなりません。
 相手のクライマックスカードを思い出に送るカードは現在、【バナナパフェ】と【非現実的な光景】の2種類が存在します。

バナナパフェ(D.C.&D.C.II)
 イベント Lv2/コスト5/トリガーなし

 あなたは相手の控え室のカードを2枚まで選び、思い出にする。このカードを思い出にする。

非現実的な光景(リトルバスターズ!)
 イベント Lv2/コスト2/トリガーなし

 あなたは相手の控え室のカードを1枚選び、思い出にする。このカードを思い出にする。

 

 【バナナパフェ】は一気に2枚思い出に送ることができますが、必要コストが5と重いのが難点。
 【非現実的な光景】はコストは2と軽いが、思い出に送れる枚数は1枚。

 どちらも一長一短ですが、状況によって両方とも必要ですし、使用するとこのカード自身も思い出に送られるので、1枚をくりかえし使うことはできません。
 4枚デッキに入っているとはいっても、必ず4発撃てるわけではありませんので、単純に「撃てる回数増加」のためにも多めにいれたいところ。
 なので、デッキには両方とも投入しています。

 で、この2枚のカードはどちらもLv2なので、このデッキが目指す動きを始めるのはLv2から、ということになります。 
 それまでに、この2枚のイベントを使用するためのコストをかき集めましょう。


 ■その2 コストを集めろ!

 相手のクライマックス全て=8枚取り除くためには、上記2種のイベントを4〜5回は使用する必要があります。
 これらを使用できるLv2になるまでは、ひたすらストックを増やす作業に費やします。
 
 ストックを増やすためにいちばん効率がいいのは、やはり相手へのアタック。
 毎ターン、キャラを3枚並べて全員がアタックすると、ストックが3つ増えます。
 できる限り、キャラを並べてアタックし、ストックを増やしていきましょう。

 次にクライマックスカード。
 このデッキのクライマックスはすべて、使用するとストックを1枚増やせるものにしています。
 状況に応じて使用し、ストック貯金を増やしていきます。

 さらにこの時、【世話好き あやの】で、使用したクライマックスもストックに送ってしまいましょう。

世話好き あやの(らき☆すた)
 キャラクター Lv0/コスト0/トリガーなし
 パワー2000 ソウル1 特徴:お菓子・オデコ

 【自】 このカードがアタックした時、あなたは自分のクライマックスを1枚選び、ストック置場に置いてよい。

 うまくいけば、
 クライマックス使用で+1→キャラ3枚でアタック(+3)→【世話好き あやの】で使用したクライマックスをストックに(+1)
 …と、1ターンで5つのストックを貯める事ができます。
 これらの手段を使い、どんどんストックを貯めこんでおきましょう。
 目安としては、Lv2になるあたりで10〜12ストックくらいあれば良いと思います。


 ■その3 手札が足りない!?

 このゲーム、普通にプレイした場合、手札が増えるタイミングは、ターン最初の1枚ドローと、クロックにカードを置いて2枚ドローの2回。
 特に何もしなくても、毎ターン2枚ずつ手札が増える計算ですね。

 …しかし、これだけでは足りない。
 自分ターンに出して攻撃したキャラは相手ターンに倒される、という前提では、毎ターン3枚ずつキャラを出していくと、あっという間に手札が尽きてなくなります。
 また、【バナナパフェ】【非現実】の2種はLv2になるまで手札に何枚かは持っておきたいカードですが、「必ず撃たなくてはならないカード」なのでクロックにも埋めにくく、実際に使えるようになるまでは『お荷物』と言わざるを得ません。
 それらを抱えつつもキャラを出してストックを増やす…。毎ターン2枚のドローでは、これらをうまくやりくりするのは厳しいのが現実です。

 そこで、【セーラー服のシエスタ】&【小川で遊ぼう!】の出番です。

セーラー服のシエスタ(ゼロの使い魔)
 キャラ Lv0/コスト0/トリガーなし
 パワー1000 ソウル1 特徴:メイド

 【永】他のあなたのカード名に「サイト」を含むキャラすべてに、パワーを+500。
 【起】集中 [1 このカードをレストする] あなたは自分の山札の上から2枚をめくり、控え室に置く。それらのカードのクライマックス1枚につき、あなたは2枚まで引く。

小川で遊ぼう!(D.C.&D.C.IIエクストラパック)
 イベント Lv1/コスト0/トリガーなし

 あなたは2枚まで引き、自分の手札を2枚選び、山札の上に置く。

 【小川で遊ぼう!】で2枚引き、クライマックスカード2枚を山札へ。
 そして、【セーラー服のシエスタ】の「集中」を使えば、4枚ものカードを引くことができるのです!
 大事なストックを1つ使うことになりますが、手札が4枚も増えるのであれば、支払う価値のある『必要経費』ですね。
 
 しかし、手札にクライマックスカードがない時など、「確実に成功するかどうかわからない」時には、使うべきではありません。
 【小川で遊ぼう!】単体では手札は増えるどころか、使った【小川で遊ぼう!】の分、1枚減っているのです。
 最低でも1枚は、クライマックスを持っている状態での使用を強くオススメします。

 【小川で遊ぼう!】が手札にない場合は、【星に願う杏】で山札の上を確認してみましょう。
 こちらは手札のクライマックスを山札に戻せないので、確実性はありませんが、キャラなのでアタックできるのが利点です。
 
星に願う杏(D.C.II P.C.エクストラパック)
 キャラ Lv1/コスト0/トリガーなし
 パワー4500 ソウル1 特徴:和服・演劇

 【自】このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分の山札を上から2枚まで見て、山札の上に好きな順番で置く。


 この方法は爆発的に手札が増えますが、少し確実性に欠けるのが難点です。
 なのでもうひとつ、安定したドロー手段として【“読書好き”美魚】も採用しています。

“読書好き”美魚(リトルバスターズ!EX エクストラパック)
 キャラクター Lv1/コスト0/トリガーなし
 パワー2500 ソウル1 特徴:本・日傘

 【自】[1]あなたのドローフェイズの初めに、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは1枚引く。相手は1枚引く。

 こちらもストックを1つ使用してしまいますが、毎ターンのドローが1枚増えると考えれば、ギリギリ許容範囲内の出費です。
 相手も1枚引いてしまうのが難点ですが、そこは我慢。

 どちらの方法にせよ、手札が増える代わりにストックを消費してしまいます。
 【バナナパフェ】【非現実】それぞれのためにストックは取っておかないといけませんので、ストックの使用には細心の注意を払い、計画的に使っていきましょう。
 『1コスト足りなくて【バナナパフェ】が使えない…』ということのないように!


 ■その4 アタッカー確保!

 先ほどにも書きましたが、ストックを貯めるのに一番効率の良い方法は相手へのアタック。
 毎ターン3枚のキャラでアタックをするために、手札を増やす方向で解決するわけですが、それ以外の方法もあります。
 ひとつは【水着のアリス】を使う方法。

水着のアリス(D.C.&D.C.IIエクストラパック)
 キャラクター Lv1/コスト1/トリガー1
 パワー1000 ソウル1 特徴:人形・水着

 【自】このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分の山札を上から1枚を公開する。そのカードが自分のレベル以下のレベルのキャラなら、舞台の好きな枠に置いてよい。


 山札からキャラを直接舞台に呼び出すので、手札を減らさずにキャラを1枚増やすことができます。
 イベントやクライマックスがめくれたり、自分のLv以上のキャラは出せなかったりしますので、一見ギャンブルのように見えますが、このデッキでは山札の上を見て操作する方法が充実していますので、それらを使えば割と確実にキャラを展開できるでしょう。
 これまたストックを消費してしまいますので、状況に応じての使用を心がけましょう。

 なお、【水着のアリス】で【やりこみ大将みゆき】を出した場合は、手札から舞台に置かれたわけではないので、ソウル+50の効果は発生しません。
 パワー6000のアンコール持ちは普通に強くて重宝しますし、もともと舞台に出すのにストックを消費するキャラなので、この方法で出しておくと便利ですね。

 もうひとつの方法は、【アリカ・ユメミヤ】の能力を使用します。

アリカ・ユメミヤ(宇宙をかける少女&舞-HiME/舞-乙HiME)
 キャラクター Lv1/コスト0/トリガーなし
 パワー4500 ソウル1 特徴:エレメント・宝石

 【永】あなたのターン中、あなたのレベル置場に「マシロ・ブラン・ド・ヴィントブルーム」があるなら、このカードのパワーを+2000。
 【自】このカードがアタックした時、クライマックス置場に「空を舞う乙女」があるなら、あなたは他の自分のキャラを1枚選び、手札に戻してよい。

 アタック時に専用クライマックス【空を舞う乙女】があれば、自分のキャラを手札に戻せます。
 この時、戻すキャラの状態は関係ないので、フロントアタックを仕掛けてリバースしたキャラを戻すと効果的です。
 また、このデッキには【水着のアリス】や【星に願う杏】などの、「手札から舞台に置かれた時」効果のあるキャラがたくさん入っていますので、これらのキャラを戻して再利用もできます。
 
 なお、【アリカ・ユメミヤ】のひとつめの能力も侮れません。
 Lv1になる時にうまく【マシロ・ブラン・ド・ヴィントブルーム】を置ければ、Lv1の0コストキャラながらパワー6500!
 コストなしのキャラとしては破格のサイズになってくれますので、中盤の戦いが楽になります。
 余裕があれば狙ってみましょう。



 ■実際に動かしてみよう

 ここまでのポイントを踏まえて、実際の流れをカンタンに解説していきます。

 Lv0〜Lv1の間は、ひたすらストックを増やすことに費やします。
 先にも述べましたが、『Lv2までに10〜12ストック』を目安に。
 必要に応じて、【小川で遊ぼう!】&【セーラー服のシエスタ】や【“読書好き”美魚】で手札も確保。

 Lv1でレベル置き場に置くカードは、できれば【マシロ・ブラン・ド・ヴィントブルーム】を。【アリカ・ユメミヤ】がパワーアップし、Lv1での戦いが楽になります。
 【マシロ】がない、または手札がLv1の青いカード満載なら、青いカードを。

 なお、アタックの際、相手のキャラとのバトルに勝てそうにない場合は、サイドアタックを選択していきましょう。
 相手にダメージが通らない可能性もありますが、ダメージに関しては、あとで【やりこみ大将みゆき】の一撃で決めればそれでいいので、気にする必要はありません。
 それよりも、できるだけ相手ターンの攻撃でダイレクトアタックされ、大ダメージを受けないように勤めるほうがいい、との考えです。
 
 Lv2になったら、赤いカードがレベルまたはクロックにあることを確認。なければ、【バナナパフェ】も【非現実】も使えません。
 そして、ここまで貯めたストックを使って、相手のクライマックスカードを思い出送りに!
 相手がリフレッシュする前に、最低でも1回、2枚は思い出に送っておきたいところです。

 そして、相手のクライマックスがすべてなくなるまで、【バナナパフェ】【非現実】で思い出に送ります。
 すべての排除が完了したら、満を持して【やりこみ大将みゆき】登場、アタック!相手の山札はすべて吹き飛び、ゲーム終了!


 …というのが最上のストーリーなのですが。
 実際にやってみると、8枚すべてを思い出に送るのはかなり難しい!
 タイミングによっては、相手がリフレッシュして控え室にクライマックスがなかったり、除外し終わる前に普通にゲームが終わったり、ということもしばしば。
 こればかりは相手と自分のキャンセルの巡り合わせとか、いろいろな事象が絡み合うことなので、いかんともしがたいのですが…。
 しかし実際、クライマックスをすべて取り除き、【やりこみ大将みゆき】アタック! は実現可能です。

 そしてこのデッキの最後の注意ポイント。
 クライマックスカードがストックに行ったら、それがコストとして支払われて控え室に行ったかどうかは絶対に確認し、覚えておいてください。
 可能な限り、相手のクライマックスカードの行方は知っている・覚えておくこと!


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