トップ遊戯王研究所番外編(2008.07.17)

通信販売
デュエルマスターズ
遊戯王
マジック:ザ・ギャザリング
ガンダムウォー
ディメンション・ゼロ
その他
通信販売のやり方

デッキ集
強 くなりたいなら↓
遊戯王
デュエルマスターズ
ガンダムウォー
マジック
マジック

HPトップ
裏日記


番外編 とっておき! 遊戯王の最高に面白い遊び方“ワンデッキデュエル”!(対戦動画付き)


 今回はとっておき!
 遊戯王の、一番のお勧めデッキを紹介するぞ!
 いつでも、どこでも、誰とでも、最高のデュエルを楽しめる事間違いなし!
 とくに、「あの頃」子供だった君達には・・・!
 
 
 遊戯王ってのは、言うまでもないけど最高にご機嫌なゲームだ。
 特に、メタゲームが云々とか、最新カードのギミックがどうだとか言わずに遊んでいた、子供の頃の、むちゃくちゃなカード資産でのデュエルが、ある意味においては「最高!」だったと俺は思う。
 遊戯王が出て10年。あの頃の小中学生はもう大人。大学生や社会人1年生が飲み屋で、「昔、遊戯王やったなぁ!」「俺もやった、やった!」「【ブラッド・ヴォルス】を持ってる奴がうらやましくてなぁ!」とか、笑いあう時代になった。
 「ひとつ、ひさしぶりにやってみるか!」とホコリのかぶったデッキを押入れから取り出し、仲間と軽く遊ぶ人たちも出てきた。

 こんな時代だからこそ、今日は、とっておき中のとっておき・・・俺の最高傑作デッキを紹介したい!
 「なにぃ? 最高傑作デッキ?」「どういうことだ? 最高って言い切るのは並大抵じゃないぞ?!」・・と思われる事でしょうが! コイツはマジです。
 多分、いや、間違いなく、「遊戯王を、もっとも手軽に、もっとも熱く、いつでも、どこででも、誰とでも楽しめる、最高のデッキ!」だと断言できる!(正確には、オリジナルルールで遊ぶために作られた“特別なデッキ”ね)

 実はこれ、5年前に開発してから、ず〜っと「ここぞ!!」って言う時には使い続けてたデッキなのです。
 「遊戯王」という「遊び」の本質を煮詰めた、本当に、これひとつ持っているだけでいつでも「あの頃」に戻れる、魔法のアイテム!
 遊戯王OCG、スタンドアローン・ゲーム、“ワンデッキデュエル用デッキ”だッッッ!!

 『ワンデッキデュエル用デッキ』
上級通常(1枚)
 1x デーモンの召喚
下級通常(12枚)
 1x ヂェミナイ・エルフ
 1x ブラッド・ヴォルス
 1x E・HEROスパークマン
 1x ランドスターの戦士
 1x ルイーズ
 1x フレンドシップ
 1x 砦を守る翼竜
 1x ガーゴイル・パワード
 1x アックス・レイダー
 1x ランプの魔精 ラ・ジーン
 1x ホーリー・エルフ
 1x エクゾディア・パーツをどれか
下級効果(15枚)
 2x ダーク・ヒーロー ゾンバイア
 2x 怒れる類人猿
 2x ゴブリン突撃隊
 1x E・HEROアナザー・ネオス
 1x 翻弄するエルフの剣士
 1x 魔導戦士プレイカー
 1x ブレイドナイト
 1x 地雷蜘蛛
 1x スピア・ドラゴン
 1x 時の魔術師
 1x 人食い虫
 1x ビッグ・シールド・ガードナー
通常魔法(7枚)
 1x 光の護封剣
 1x サンダーボルト
 1x ブラック・ホール
 1x 死者蘇生
 1x 天使の施し
 1x 心変わり
 1x 地割れ
速攻魔法(3枚)
 2x 突進
 1x エネミーミントローラー
装備魔法(2枚)
 1x 強奪
 1x デーモンの斧
通常罠(8枚)
 2x 万能地雷グレイモヤ
 2x 落とし穴
 1x 魔法の筒
 1x 破壊輪
 1x 聖なるバリアーミラーフォース
 1x 激流葬
カウンター罠(2枚)
 2x 神の宣告
永続罠(1枚)
 1x リビングデッドの呼び声


合計51枚

 「はあ?! なんだこりゃ?!」だって? うむ。そう思うのが正常だ。使い方を説明しよう。


○ステップ・ワン → 遊戯王のルールを「少しでも」知っているノリの良い(ここ重要!)友人を見つける。

○ステップ・ツー → その友人の向かいに立ち、中央にデッキを置く。

○ステップ・スリー → 突然、「俺のターン!」と叫んでカードを“1枚”ドローする。

○ステップ・フォー → あわてる友人に、「貴様もデュエリストなら潔く云々」とか意味不明なことを言いながら、とにかく1枚ドローさせる。

○ステップ・ファイブ → ライフポイント8000点、墓地&デッキ共に共有のままゲームを開始する!


 おわかりか?!
 そう!
 コイツは“ウノ”や“トランプ”と同じく、ひとつのセットで遊ぶ事が出来る・・・“スタンド・アローン型カードゲーム”(ひとつのカードセットで、ゲームとして完結している物)として遊戯王OCGを楽しむための、デッキなのだ!!


ユーチューブ版



ニコニコ動画版

(動画内容の一部に、デッキ内容とは異なるカードが入っている場合がございます)


 コイツの便利な点は、相手がデッキを持って無くても、すぐに遊べるって事。
 旅行などにも持っていって、いつでも手軽にデュエルを楽しむ事ができる。
 ルール上ややこしいカードも少ないので、初心者に遊戯王ルールを教えるにも最適だ。
 と、いうか、僕は人に遊戯王のルールを教えるとき、いつもこれで教える事にしているぐらいだ。
 (通常ルールの初手手札5枚だと、選択肢が多すぎて何をやって良いのか初心者にはわからない)
 
 また、まともなデッキには入らないような、「原作漫画では活躍したが、実際には使わないようなカード」が満載されているため、ゲームそのものよりアニメや漫画に興味があって、「ちょっと“遊戯王ごっこ”をやってみたい」という人にうってつけだ。

 プレイングより、運の要素がより大きくなっているので、初心者でもいきなり勝ちやすい。イコール、ライトゲームとして言う事なし、って事だ。



■遊戯王・ワンデッキデュエルルール

○デッキはひとつ。その山札を両プレイヤーで共用して使う。

○原作漫画と同じく、「俺のターン!」と先に言ったほうが先行を取る。嫌ならじゃんけんで決める。

○初期手札0枚。

○墓地も共用。すなわち【リビングデッドの呼び声】も、双方のプレイヤーが使ったモンスターを使用できる。

○それ以外は全て、遊戯王OCGの通常のルールでプレイする。



■内容について解説

 なにしろ、相手も自分も同じカードプールを使うのだから、禁止カードも卑怯もへったくれも無い(笑)
 普通の対戦では「バランスが壊れる」と禁止になった数々の強力カードも、このデッキでの対戦では、「引くと楽しい馬鹿カード」に早代わり!
 「ぐぅっ! このままでは次のターンの一斉攻撃で負ける! デッキよ答えてくれ! ドロー! よおっしゃ来たサンダーボルトオぉぉぉおお!!」と大いに盛り上がれる。
 こう見えて、「適当に、懐かしいカードを詰め込んでる」訳ではなく、ゲームとして盛り上がるように調節した内容。
 特に、昔々の、遊戯王が発売したばかりの頃に遊んでいた人にとって、懐かしくも楽しめるカードを重視して投入しているので、10代後半から20代前半の方には特に楽しんでもらえるだろう。
(もう少し最近の人にはGXのカードを増量)



■ワンデッキデュエル・エキスパートルール

 さらにこのデッキの遊び方には、更なるハイレベルな“エキスパート・ルール”が存在する。
 ちなみに俺はいつも、エキスパート版で遊んでいる。(動画の試合もそう)

 追加ルールはタダひとつ、「攻撃するときには、モンスターの技名を叫ぶ」というものだ。

 この場合の技名には、いくつかの規定がある。

1・原作の技名は無視してかまわない。完全にオリジナルで良い。

2・可能な限り「面白い技名」か、「遊戯王的技名」にこだわる。
 「噛み付き」や「しっぽで撃つ」等、ポケモン的技名はできれば避ける。

例:スピリット・バーン ゴッド・ブレイズ・キャノン 城の内ファイヤー ウエスタン・ラリアート(?)

 けっきょくのところ、その場でウケれば何でも良い。

3・同じ技名は二度使ってはならない。同じカードの攻撃でも、技名はそのつど変える。
 しかし昔、【ブラッド・ヴォルス】の攻撃を「ビッグ・アックス!」と宣言し、二度目に「でかいオノ!」と叫んだツワモノがいたが、面白かったからOKだった。

4・攻撃時、技名を考えるのに10秒以上かかった場合、攻撃が出来なかったものとする。


 これをやると、一気に「真面目に考えるゲーム」から、「ノリで楽しむハチャメチャなゲーム」へと変貌する。技名を考えるのに必死である。
 しかし、デュエリストたるもの、自らのしもべの技ぐらい、すぐ言えて当然である。基本的にはエキスパート・ルールでこそ遊びたい。

 ちなみに、デッキに入っているモンスターの種類が多岐に及んでいるのは、「色々なカードを使って楽しむ」だけでなく、技名を散らすためでもあるのだ。



■各カード解説

○ヂェミナイ・エルフ
 試合の中核、1900アタッカー。最初期の頃は、カードダスのみに入ってた最強の4☆モンスター。懐かしいね。    

○ブラッド・ヴォルス
 昔は高かったねー。五千円以上で売られていた事も。

○E・HEROアナザー・ネオス
 これも1900。GXカードで十代になりきれ!(正確には違うが)
 
○E・HEROスパークマン
 アニメでは大活躍だけど、普通は【融合】以外にはめったに使わない。こういう時こそ使ってあげよう(笑)

○ランドスターの戦士
 城之内に、なぜ使っていたのか問い詰めたいカード。この機会に使って弱さを確かめよう!
 逆に、コイツで負けると切腹モノでござる。

○ルイーズ
 キング・オブ・デュエリスト、武藤遊戯のメインアタッカー! なぜだ!(笑)
 しかし確かに、このデッキで遊んでいると活躍する事も・・・

○フレンドシップ
 なんと遊戯のメインアタッカーである【ルイーズ】を超える強力カード! 
 それはともかく、フレーバーテキストが「能力」に見えて非常に愉快。

○砦を守る翼竜
 遊戯のアタッカーその2。確か技名は火球のツブテだったかな?
 昔のスターターに入っていたから、とても懐かしくプレイできる。

○ガーゴイル・パワード
 海馬のメインアタッカーその1。地味に攻撃力が高いぞ!

○アックス・レイダー
 昔、このカードをエースモンスターにしていた人は多いのでは?! 幼かったあの日を思い出そう。

○ランプの魔精・ラ・ジーン
 【魔法のランプ】で最強コンボ、と信じていたあの頃。実はなにも知らなかった頃が一番楽しめていたのか?!
 そんなあの日の気持ちに戻れる緑筋肉髭達磨。

○デーモンの召喚
 このデッキでもっとも使いにくいカード! それだけに出すと盛り上がるぞ! 
 叫べ!「魔降雷!!」

○翻弄するエルフの剣士
 遊戯の中期メインカード、というキャラクター性のみならず、攻撃力の高いモンスターに破壊されない中途半端な強さがゲームを面白くしてくれる。

○ダーク・ヒーロー ゾンバイア
 モンスターは破壊するがプレイヤーには攻撃できない、という場もちの良さと、ゲームの盛り上げ要因として優秀。

○魔導戦士プレイカー
 そりゃもう、コイツを出してるときは「ドロー! モンスターカード!」って言いたければ言えば。

○怒れる類人猿
 当りカード。激しくぶん殴り続け、ゲームをスリリングに!

○ブレイドナイト
 当りカード。ほぼ間違いなくパワー2000に。気分は海馬社長。

○地雷蜘蛛
 コイン投げに負けるとライフが半分になるが、パワー2200!  モンスターの殴り合いになるこのデッキでは、とんでもなく盛り上がる。
 ちなみに俺は、昔からこのカードが好きでなぁ。「要するに、1900以上のカード突っ込んで殴り続ければ良いんじゃああ!」って乱暴な理屈で。

○ゴブリン突撃隊
 2300で殴った後は、守備力0になる。こういうカードが多いほうが、場が覆りまくってスリリング。

○スピア・ドラゴン
 これも同じような理由。

○時の魔術師
 一発逆転! 君も凡骨に!!

○人食い虫
 懐かしいだろう。うん。

○ホーリー・エルフ
 たまには固いのも。

○ビッグ・シールド・ガードナー
 踏むとびっくり。2体で攻撃すれば破壊できる所もスリリング。

○エクゾディア・パーツどこか一箇所。
 特別ルール。これを引いたときには、 「手札にあるのは・・意味不明なカード!」 と言わなければならない。

○サンダーボルト
 禁止制限関係なし、相手も自分も使えるんだから、バランス云々関係なしだ。引いたら思いっきり気兼ねなく使おう。ようしゃなく3枚デッキに投入していた、懐かしいあの頃を思い出しながら!!

○ブラック・ホール
 直球なリセット・カード。場が変わりまくるからこそ面白い。

○死者蘇生
 これも使って楽しい強烈カード。

○天使の施し
 スーパーカードだね。今使うとそのとんでもなさは格別だ。

○心変わり
 使いどころの面白いカードになるぞ。

○強奪
 こいつぁひでえ。

○デーモンの斧
 役に立つときと、役に立たないときの差が激しくて楽しい。【ランドスターの剣士】に付けざるを得ないときなんか、情けなくて涙が出てくる。が、だからこそ良い。

○エネミーミントローラー
 君も海馬社長や凡骨になってコマンドダンスを楽しもう!

○突進
 原作離れしたカードだけど、ゲームを実にスリリングにしてくれる!
 本当は【収縮】の方が海馬社長ごっこができて楽しいけど、慣れてない人にはダメージ計算に「50」のケタが出来るのは面倒くさい。長年このデッキを使ってて、【突進】の方が良いと確信。

○地割れ
 お手軽除去カード。
 ハンマーシュートよりはなじみがあるし使い安いし、懐かしさでこれ。

○落とし穴
 伏せておいてドボン!という、遊戯王のトラップカード本来の楽しさ。

○魔法の筒
 最強の逆転カード。ニヤニヤ笑いを抑えてポーカーフェイスで!

○破壊輪
 相打ちカード。「引き分け! もう一試合だ!」

○聖なるバリアーミラーフォース
 元祖最強トラップカード。思えば羽賀はコイツで負けたんだなぁ。

○万能地雷グレイモヤ
 わかりやすく殴り合いを演出するトラップ。昔はゲームの特典プロモで、数少ない1対1交換除去カードだったから・・・すごく高かったよなぁ。

○激流葬
 場をリセ〜ット! 豪快さがこのゲームの魅力!

○神の宣告
 おすすめ! ライフ半分払う潔さが、このゲームのスピード感を演出してくれる!



■デッキに入らない懐かしカード

○メカハンター
 【ヂェミナイ】や【ブラッド・ヴォルス】が出に入らなくて、このカードが切り札だった人も多いだろう! 懐かしさ漂う「子供たちの友」だが、1850って攻撃力の「50」がめんどくさすぎる。 ゲームのスピードアップのため、没。

○いたずら好きな双子悪魔
 そりゃ強かったけど、手札をほとんど持たないゲームだから。

○青眼の白竜
 入れたい気持ちはあるけど、あまりにも出しにくすぎてしらける。

○抹殺の使徒やシールドクラッシュなどの守備破壊カード
 殴り合いがメインで、守備はそんなに発生しないので、これらのカードは出番が少ない。抜いたほうが、「引いたカードがいつでも使える」というスピード感が出て良い。

○サイクロンやハーピィの羽根箒などの魔法・トラップ破壊カード
 伏せカードで逆転する、遊戯王ならではのアクション性を重視して、あえて魔法・トラップ破壊を全抜き。

 そのほか、色々「原作で有名だったから・・・」と入れたくなるカードはあるが、全ては「ゲームとしての面白さのため」、5年間の吟味の上、抜いている。
 もし、自分で改造するなら、多少のモンスターカードの入れ替え(ややこしいカードは入れないほうが良い)と、2・3枚の魔法トラップの入れ替えにとどめておいた方がいいと思う。
 もちろん、「【ブラッド・ヴォルス】? 見たこともないな」といった、初期の頃の遊戯王はやっていなかった人たちは、自分たちが始めた頃に愛用していたカードをいれよう。



■追加エキスパート・カード

 実はこのデッキ、1枚の劇薬を投入できるよう、光と闇のカードを適量入れてある。
 ・・・そう。もしなんなら、あの超ド級ぶっこわれカード、【混沌帝龍−終焉の使者】を入れる事も出来るのだ!
 「調味料」としては、料理の味をぶっ壊しかねないほどの物なのでお勧めはしないが、遊戯王の暗黒時代をもう一度体験し、笑い飛ばしてみたい方にはお勧め。
 なんだかんだでこのデッキでならたいしたダメージも飛ばないから、能力を使ってもリセットに使えるだけだし、そのまま殴ろうとすると【グレイモヤ】で吹っ飛んだりする(笑)



■最後に

 ひとつ、昔話を。

 その昔、カードキングダム蒲田店オープン当時、店の前の道路で時折、三人組のチャラけたにーちゃん達が座り込んでいた。
 明らかに雰囲気を悪くしていて、無論それはわざとやっている様子だった。
 間違いなく冷やかしで、「オタクを馬鹿にして悦に入ろう」という魂胆が見え見えな態度だった。

 その彼らが、ついに店内に入り込んできた。
 デュエルスペースで遊んでいるお客を指差して笑い、
「お、ゆーぎおーじゃん、なつかしー!」
「なになに、今でもやってる奴いんの?」
とか大声で騒ぐ奴らの乱入に、店内は一瞬で凍りついた。

 ・・店内は俺のホームグラウンドだ。
 俺は今回紹介したデッキを取り出すと、彼らに向かっていって声をかけた。

「君らも昔は遊戯王をやってたのか? よし、コイツで久しぶりに遊んでみないか?!」

 彼らは面食らった様子だったが、3人組のうちの1人は立場が弱いのか、「お前、やってみろよ」「やれよ!」と突き出され、俺と対戦する事になった。
 次々に出てくる、懐かしいカード。二転三転するゲーム内容に、冷やかしで見ていた彼らもすぐマジになった。

「【ラジーン】じゃん! 持ってたよ俺!」
「【サンダーボルト】って馬鹿みたいに強ええよなー!!」
「なあなあ、【ブルーアイズ】って今、いくらぐらいする?! 俺まだ持ってるよ!」

 彼ら3人は、けっきょく何かを買ってくれた訳では無いけど、僕と遊戯王の話で盛り上がり、ニコニコしながら帰っていった。
 そして、二度と店の前でクダを巻く事はなくなった。


 誰だって、子供の頃の思い出は純粋なものだし、大切にしたいのだと思う。
 遊戯王やデュエルマスターズ、カードゲームを「大切な思い出」にしてくれる子供たちは、これからもずっと、増えていくだろう。
 僕はそれがうれしい。




→遊戯王研究所・もくじ

→当店大会結果

→通信販売

→ホームページTOP
 




〒770-0813
徳島県徳島市中常三島1丁目3番地1号2F
カードキングダム 徳島
Tel(Fax):088-656-3823
e-mail:fb-toku@stannet.ne.jp