遊戯王研究所 (2012.8.8) |
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□カラーボトル大川“Z”純司さんと対戦! 大川さん使用「魔導書&魔力カウンター」デッキ
こんにちわ!サンダーです。(ツイッター→http://twitter.com/#!/thunder_ck)
遊戯王ZEXAL主題歌「魂ドライブ」を歌っていらっしゃるロックバンド「カラーボトル」。
そのドラムを担当している大川“Z”純司さんが、当動画シリーズに出演してくださいました!(ツイッター→https://twitter.com/COLORBOTTLE)
有名人との共演に、テンション上がりまくリング、俺!
なんと対戦までさせていただきました。
(動画は2012年5月下旬に撮影いたしました)
動画後編はこちら↓(動画は2012年5月下旬に撮影いたしました)
遊戯王スペシャル対戦動画・カラーボトル大川さんと対戦・後編
年齢が近いこともあり、初期の遊戯王の話や音楽業界のお話など、共感できるお話が非常に多く、貴重な体験ができました。
今回は動画内で使用した大川さんのデッキの紹介になります。どうぞ!
■カラーボトル大川“Z”純司さんの《魔導書》デッキ
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☆7・効果 | 2x 魔導法士 ジュノン | |
☆4・効果 | 2x 召喚僧 サモンプリースト 【準制限】 | |
2x 魔導戦士 フォルス | |
2x マジカル・コンダクター | |
☆3・効果 | 2x 魔導召喚士 テンペル | |
☆2・効果 | 3x 魔導書士 バテル | |
2x 見習い魔術師 | |
☆2・チューナー | 2x マジカルフィシアリスト | |
☆1・チューナー | 3x エフェクト・ヴェーラー | |
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通常魔法 |
1x 死者蘇生 【制限】 |
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3x グリモの魔導書 |
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3x ヒュグロの魔導書 |
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1x テラ・フォーミング |
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1x ミラクルシンクロフュージョン |
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速攻魔法 |
2x サイクロン |
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2x トーラの魔導書 |
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1x ディメンション・マジック |
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フィールド |
2x 魔法都市エンディミオン |
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装備魔法 |
2x ネクロの魔導書 |
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永続罠 |
3x 王宮のお触れ |
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エクストラデッキ |
★2x2・エクシーズ | 1x ダイガスタ・フェニクス | |
1x ガチガチガンテツ | |
★4x2・エクシーズ | 1x No.(ナンバーズ)39 希望皇ホープ | |
★7x2・エクシーズ | 1x 魔導法皇 ハイロン | |
1x No.(ナンバーズ)11 ビッグ・アイ | |
★4x3・エクシーズ | 1x アルケミック・マジシャン | |
1x ヴァイロン・ディシグマ | |
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☆4・シンクロ | 1x アームズ・エイド | |
☆5・シンクロ | 1x TG(テックジーナス) ハイパー・ライブラリアン 【制限】 | |
1x A・O・J(アーリー・オブ・ジャスティス) カタストル | |
☆6・シンクロ | 1x マジックテンペスター | |
☆7・シンクロ | 1x アーカナイト・マジシャン | |
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☆10・融合 | 1x 覇魔導士アーカナイト・マジシャン | |
(このデッキは2012年5月下旬時点のルールとカードで作成されております)
魔法使い族デッキには様々なタイプがありますが、これは「魔導書」&「魔力カウンター」型となっています。
「魔道書」型と言えばこのカード。
魔導法士 ジュノン
☆7 光属性 魔法使い族
ATK/2500 DEF/2100
■手札の「魔導書」と名のついた魔法カード3枚を相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
■また、1ターンに1度、自分の手札・墓地の「魔導書」と名のついた魔法カード1枚をゲームから除外して発動できる。
フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。
《魔導書》版《ダーク・アームド・ドラゴン》(のようなもの)。
1つ目の能力は手札に、2つ目の能力は墓地に。とにかく《魔導書》と名がつく魔法カードがあればあるほど役に立つ能力です。
逆に言うと、《ジュノン》の能力を最大限に活かすには、とにかく《魔導書》を手札と墓地へ集めることが必要になります。
魔導書士 バテル
☆2 水属性 魔法使い族
ATK/500 DEF/400
■このカードが召喚・リバースした時、デッキから「魔導書」と名のついた魔法カード1枚を手札に加える。
グリモの魔導書
通常魔法
■デッキから「グリモの魔導書」以外の「魔導書」と名のついたカード1枚を手札に加える。
■「グリモの魔導書」は1ターンに1枚しか発動できない。
ヒュグロの魔導書
通常魔法
■自分フィールド上の魔法使い族モンスター1体を選択して発動できる。
このターンのエンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は1000ポイントアップし、戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、デッキから「魔導書」と名のついた魔法カード1枚を手札に加える事ができる。
■「ヒュグロの魔導書」は1ターンに1枚しか発動できない。
それぞれ《魔導書》を集めることができるカード。
特に《グリモの魔導書》は魔法以外の《魔導書》も持ってこれるので、これを使って《魔導書士 バテル》を持ってこれます。
そして《バデル》召喚することで、結果的に墓地に《グリモの魔導書》を置きつつ、手札にも《魔導書》を増やすことになります。
こういった動きを繰り返すことで、墓地へ《魔導書》と名の付く魔法カードを大量に送りましょう。
ちなみに《ヒュグロの魔導書》は相討ちでも効果は発揮します。
《魔導書》が墓地に貯まれば《ジュノン》の出番。
手札に《魔導書》が3枚あれば即特殊召喚できますが、この手段で特殊召喚できなくともそれほど困りません。
このデッキには《ジュノン》を特殊召喚する手段が他にもあります。
魔導召喚士 テンペル
☆3 地属性 魔法使い族
ATK/1000 DEF/1000
■自分が「魔導書」と名のついた魔法カードを発動した自分のターンのメインフェイズ時、このカードをリリースして発動できる。
デッキから光属性または闇属性の魔法使い族・レベル5以上のモンスター1体を特殊召喚する。
この効果を発動するターン、自分は他のレベル5以上のモンスターを特殊召喚できない。
ディメンション・マジック
速攻魔法
■自分フィールド上に魔法使い族モンスターが表側表示で存在する場合に発動する事ができる。
自分フィールド上に存在するモンスター1体をリリースし、手札から魔法使い族モンスター1体を特殊召喚する。
その後、フィールド上に存在するモンスター1体を破壊する事ができる。
(なお、《テンペル》の能力を使ったターンは☆5以上のモンスターを特殊召喚できませんが、もちろんエクシーズは可能です)
これで《ジュノン》を特殊召喚し、能力で相手のカードを破壊していきましょう。
このように、「魔導書」関連のカードを使うならば、結果的にほぼ毎ターン何かしらの魔法カードを連打することになります。
そこで相性が良いのが「魔力カウンター」です。
魔法都市エンディミオン
フィールド魔法
■自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを1つ置く。
■魔力カウンターが乗っているカードが破壊された場合、破壊されたカードに乗っていた魔力カウンターと同じ数の魔力カウンターをこのカードに置く。
■1ターンに1度、自分フィールド上に存在する魔力カウンターを取り除いて自分のカードの効果を発動する場合、代わりにこのカードに乗っている魔力カウンターを取り除く事ができる。
■このカードが破壊される場合、代わりにこのカードに乗っている魔力カウンターを1つ取り除く事ができる。
魔力カウンターとは「カードの上に載せる目印」のこと。
「カウンター罠」とかの「カウンター」と同じ言葉ですが、全く関係ありません。
「魔力カウンター」はプレイヤー自身で用意せねばなりませんが、数がわかればよいので、おはじきでもサイコロでも将棋やオセロの駒でも消しゴムとかでも、何を使おうと問題ありません。
(ですが、公共の場で対戦する場合は硬貨などは止めておきましょう)
話を戻して、魔力カウンター戦略で便利なのがこれらのモンスター。
マジカル・コンダクター
☆4 地属性 魔法使い族
ATK/1700 DEF/1400
■自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを2つ置く。
■このカードに乗っている魔力カウンターを任意の個数取り除く事で、取り除いた数と同じレベルの魔法使い族モンスター1体を、手札または自分の墓地から特殊召喚する。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
自身が魔力カウンターを増やせますし、魔力カウンターを消費してモンスターを増やすこともできます。
モンスターの数が増えればシンクロの出番。
マジックテンペスター
☆6 闇属性 魔法使い族 シンクロ・効果
ATK/2200 DEF/1400
チューナー+チューナー以外の魔法使い族モンスター1体以上
■このカードがシンクロ召喚に成功した時、このカードに魔力カウンターを1つ置く。
■1ターンに1度、自分の手札を任意の枚数墓地へ送る事で、その枚数分だけ魔力カウンターを自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターに置く。
■また、フィールド上に存在する魔力カウンターを全て取り除く事で、その個数×500ポイントダメージを相手ライフに与える。
アーカナイト・マジシャン
☆7 光属性 魔法使い族 シンクロ・効果
ATK/400 DEF/1800
チューナー+チューナー以外の魔法使い族モンスター1体以上
■このカードがシンクロ召喚に成功した時、このカードに魔力カウンターを2つ置く。
■このカードに乗っている魔力カウンター1つにつき、このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
■また、自分フィールド上に存在する魔力カウンターを1つ取り除く事で、相手フィールド上に存在するカード1枚を破壊する。
魔力カウンターデッキの切り札です。
《魔法都市エンディミオン》や《マジカル・コンダクター》があれば魔力カウンターはスゴイ数貯まっているはずなので、《マジック・テンペスター》は相手ライフを一気に削り取る大火力になります。
《アーカナイト・マジシャン》も破壊コストとしての魔力カウンターを《エンディミオン》から供給できるので、相手フィールドのカードを大量破壊した後でも2400のまま攻撃が可能です。
見習い魔術師
☆2 闇属性 魔法使い族
ATK/400 DEF/800
■このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、フィールド上に表側表示で存在する魔力カウンターを置く事ができるカード1枚に魔力カウンターを1つ置く。
■このカードが戦闘によって破壊された場合、自分のデッキからレベル2以下の魔法使い族モンスター1体を自分フィールド上にセットする事ができる。
このデッキの潤滑油。
特殊召喚からでも魔力カウンターを増やせるので、《マジカル・コンダクター》からの蘇生でも問題ありません。
また、戦闘破壊された《見習い魔術師》からもう1枚の《見習い》をセットした場合でも、その後反転召喚すれば魔力カウンターを増やせます。
さらに、《魔導書士バテル》とも好相性。
魔導書士 バテル
☆2 水属性 魔法使い族
ATK/500 DEF/400
■このカードが召喚・リバースした時、デッキから「魔導書」と名のついた魔法カード1枚を手札に加える。
《見習い魔術師》が戦闘破壊された際、《バデル》をセット(裏側守備表示で特殊召喚)。
裏側守備の状態で攻撃されたり、反転召喚したりすれば、「リバースした時」効果が発動するので《魔導書》を持ってこれます。
◆改造するなら?
今回の動画&デッキは2012年5月下旬のものです。
ですので、最新弾アビスライジングはまだ発売されていませんでした。
そこで、アビスライジングから、このデッキに入れてもよいカードを紹介しましょう。
魔導術師ラパンデ
☆1 水属性 魔法使い族
ATK/300 DEF/200
■このカードが墓地へ送られた時、デッキからレベル3の「魔導」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
《見習い魔術師》から特殊召喚可能。
《ディメンションマジック》などのコストに使い、《魔導召喚士テンペル》を手札へ加えましょう。
アルマの魔導書
通常魔法
■「アルマの魔導書」以外のゲームから除外されている自分の「魔導書」と名のついた魔法カード1枚を選択して手札に加える。
■「アルマの魔導書」は1ターンに1枚しか発動できない。
《ジュノン》で除外した魔導書を回収可能。
《グリモの魔導書》を回収すれば、更にデッキから好きな《魔導書》を手札に加えられ、魔力カウンターも溜めやすい!
◆おまけ・墓地に《魔導書》を貯めることについて
《魔導法士 ジュノン》のように、このデッキは「墓地に《魔導書》を貯めること」で有利になります。
ですので、積極的に《魔導書》を送りたいところですが、ここで注意点を。
・カードを唱えもせずに、直接墓地へ送ることはできません。
例えば、《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》などで自分が魔法カードを使えない状況とします。
No.(ナンバーズ)16 色の支配者ショック・ルーラー
★4 光属性 天使族 エクシーズ・効果
ATK/2300 DEF/1600
レベル4モンスター×3
■1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、カードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言して発動できる。
次の相手ターン終了時まで、宣言した種類のカードをお互いに発動できない。
しかし、なんとしてもこのターンに《魔導書》を墓地に増やしたい!
「そうだ!手札の《魔導書》を直接墓地へ捨てよう!」
残念ですが、こういうの↑はできません。
つまり、魔法カードを墓地に送りたいと思った場合には、必ずその魔法カードを唱えねばならないのです。
もちろん、《召喚僧サモンプリースト》を使う時のように「カードのコストや効果で手札を墓地に送る」のは可能です。(《ショック・ルーラー》がいようがいまいが)
召喚僧サモンプリースト
☆4 闇属性 魔法使い族
ATK/800 DEF/1600
■このカードはリリースできない。
■このカードは召喚・反転召喚に成功した時、守備表示になる。
■1ターンに1度、手札から魔法カード1枚を捨てる事で、デッキからレベル4モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、そのターン攻撃できない。
・「魔法カードの空撃ち」もできません。
つまり、《グリモの魔導書》を使う時はデッキに中に《魔導書》が残っていないといけません。
デッキ内に《魔導書》が0枚なら、《グリモの魔導書》は発動すらできません。
(自分のデッキですので、デッキ内の《魔導書》の残り枚数は自分で把握できているハズです)
同様に、《ヒュグロの魔導書》を使う際は、自分フィールド上に魔法使い族がいないと使うことはできません。
グリモの魔導書
通常魔法
■デッキから「グリモの魔導書」以外の「魔導書」と名のついたカード1枚を手札に加える。
■「グリモの魔導書」は1ターンに1枚しか発動できない。
ヒュグロの魔導書
通常魔法
■自分フィールド上の魔法使い族モンスター1体を選択して発動できる。
このターンのエンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は1000ポイントアップし、戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、デッキから「魔導書」と名のついた魔法カード1枚を手札に加える事ができる。
■「ヒュグロの魔導書」は1ターンに1枚しか発動できない。
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