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“恐竜族デッキ”紹介
最新ストラクチャーデッキ、『恐竜の鼓動』が発売されました。
これまではモンスター数の少なさ、専用魔法＆罠の少なさ（弱さ）から不遇の種族とされてきた恐竜族。
しかし、ここしばらくは少しずつ実戦レベルの恐竜族モンスターが増え続けており、さらにこのストラクチャーデッ
キにて一気に８枚もの新規カードが投入され、数の少なさという問題はだんだんと解消されてきているようにも思えます。
では、そろそろ『実戦に耐えうる恐竜族デッキ』というのが組めるのでしょうか？
というわけで、今回は『恐竜の鼓動』＆POWER OF THE DUELISTに収録されている、【究極恐獣（アルティメットティ
ラノ）】を中心としたデッキを組んでみました。
さっそくご紹介いたしましょう。
究極恐獣（アルティメットティラノ）
地 ☆８ 恐竜族・効果
ＡＴＫ／３０００ ＤＥＦ／２２００
このカードが自分のバトルフェイズ開始時に攻撃表示だった場合、一番最初にこのカードで相手フィールド上に存在す
る全てのモンスターに１回ずつ攻撃しなければならない。
■デッキの動かし方
ではまず、デッキレシピを。
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『恐獣キング』 |
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| 上級モンスター（６枚） |
３x 究極恐獣（POTD or 恐竜の鼓動）
３x サイバー・ドラゴン（CRV）
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| 下級モンスター（１３枚） |
１ｘ ならず者傭兵部隊（BE2・制限）
１ｘ メタモルポット（BE2・制限）
１ｘ クリッター（BE2・制限）
１ｘ 魔導戦士ブレイカー（EE1・制限）
１ｘ 黄泉ガエル（SOI・制限）
１ｘ ダンディ・ライオン（プロモ・制限）
３ｘ 俊足のギラザウルス（BE2 or 恐竜の鼓動）
３ｘ ハイドロゲドン（EEN or 恐竜の鼓動）
１ｘ 阿修羅（BE2）
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| 魔法（１６枚） |
１ｘ サイクロン（BE1 or 恐竜の鼓動・制限）
１ｘ 大嵐（BE2 or 恐竜の鼓動・制限）
１ｘ ライトニング・ボルテックス（FET or 恐竜の鼓動・制限）
１ｘ 強奪（BE1・制限）
１ｘ 光の護封剣（BE1・制限）
１ｘ 早すぎた埋葬（BE1・制限）
１ｘ 天使の施し（BE2・制限）
１ｘ 貪欲な壷（EEN・制限）
３ｘ ビッグバン・シュート（EE1）
２ｘ ハリケーン（BE1）
２ｘ デビルズ・サンクチュアリ（プロモ）
１ｘ 洗脳−ブレインコントロール（TLM）
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罠（５枚） |
１ｘ リビングデッドの呼び声（BE1・制限）
１ｘ 激流葬（BE1・制限）
１ｘ 聖なるバリア−ミラーフォース（BE2・制限）
１ｘ おジャマトリオ（EE1）
１ｘ 狩猟本能（恐竜の鼓動）
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理想的な動きは以下のとおり。
・とにかく【究極恐獣】を召喚
→【究極恐獣】に【ビッグバン・シュート】を装備
→相手の場にモンスターが３体以上、もしくは２体いる状態でライフがちょっと減っていたら、３４００貫通の連続
アタックでゲームエンド！
というものです。
相手の場に裏守備の【ダンディ・ライオン】が１枚いれば、【ビッグバンシュート】付き【究極恐獣】の連続攻撃でい
きなりゲームエンドになったりもします（笑）
ビッグバン・シュート（EE1)
装備魔法
装備モンスター１体の攻撃力は４００ポイントアップする。
守備表示モンスターを攻撃した時にその守備力を攻撃力が越えていれば、その数値だけ相手に戦闘ダメージを与える。
このカードがフィールドから離れた場合、装備モンスターをゲームから除外する。
１ＫＩＬＬ率を高めるため、追加攻撃要員である【阿修羅（BE2）】も投入。
自力で攻撃の的を用意するため【おジャマトリオ】も１枚ですが、投入。
ムリに【究極恐獣】によるフィニッシュを狙わなくとも戦える構成にはなっていますが、『不利な状況からのいき
なり逆転！』を狙うことも可能な男らしいデッキとなっています。
■【究極恐獣】を召喚しよう！
【究極恐獣】で勝利するため、あたりまえですが、まずは【究極恐獣】を場に出さなくてはいけません。
【洗脳−ブレインコントロール】で相手モンスターを奪ったり、【デビルズ・サンクチュアリ（プロモ）】【ダンデ
ィ・ライオン（プロモ）】【黄泉ガエル（SOI）】で生贄を確保したりと、あらゆる方法を使って【究極恐獣】を召喚しまし
ょう。
デビルズ・サンクチュアリ
通常魔法
「メタルデビル・トークン」（悪魔族・闇・星1・攻/守0）を
自分のフィールド上に１体特殊召喚する。このトークンは攻撃する事ができない。
「メタルデビル・トークン」の戦闘によるコントローラーへの超過ダメージは、かわりに相手プレイヤーが受ける。
自分のスタンバイフェイズ毎に１０００ライフポイントを払う。払わなければ、「メタルデビル・トークン」を破壊す
る。
【究極恐獣】は８ッ星の最上級モンスターであるため簡単には場に出せないのですが、当然のように採用されている【早すぎた埋葬】や【リビングデッドの呼び声】による墓地蘇生も含め、召喚をサポートするカードが多く採用されているため、そこまで難しいことではありません。
例えば【サイバー・ドラゴン】の特殊召喚が満たされているのなら、
・【サイバー・ドラゴン】特殊召喚
→【デビルズ・サンクチュアリ】発動、トークンを特殊召喚
→【サイバー・ドラゴン】とトークンを生贄にし、【究極恐獣】召喚
別に【サイバー・ドラゴン】ではなくとも、ここは【俊足のギラザウルス】を特殊召喚扱いで場に出し、代わりとしてもかまいません。
【ハイドロゲドン（EEN or 恐竜の鼓動）】の効果でモンスター数を増やし、それを生贄にするという方法で召喚も狙えます。
【サイバー・ドラゴン】や【ギラザウルス】もそうですが、これらのカードは展開力に長けているため、序盤から相手のライフを削り取るという役目も担っており、単なる生贄の役割のとどまらない優秀なカードたちです。
（【俊足のギラザウルス】は相手の墓地にモンスターがいない場合、デメリット無しで特殊召喚とすることができるため、序盤戦では十分戦力になります）
俊足のギラザウルス
地 ☆３ 恐竜族・効果
ＡＴＫ／１４００ ＤＥＦ／４００
このモンスターの召喚を特殊召喚扱いにする事ができる。
特殊召喚扱いにした場合、相手の墓地から相手はモンスター１体を特殊召喚する事ができる。
そして【俊足のギラザウルス】の、「特殊召喚扱いで召喚した場合、相手の墓地からモンスターが復活」という激しいマイナステキストですが、このデッキの場合だと有効活用することができます。
そう、【ビッグバンシュート】装備の【究極恐獣】がアタックする的を用意することができるのです。
相手の場にモンスターがいないと瞬殺コンボが発動しないため、非常にかみ合った効果といえますね。
まぁ、特殊召喚テキストを適用するかどうかは相手が選ぶのですが、相手の場にモンスターが出てこなかったら出てこなかったでこちらが【ギラザウルス】の特殊召喚を無料でできたと考えられるので、損した気持ちにもならないでしょう。
またそれだけでなく、デッキに１枚だけ入っている【狩猟本能（恐竜の鼓動）】の発動条件を自力で狙うことを可能としています。
狩猟本能
通常罠
相手フィールド上にモンスターが特殊召喚された時に発動する事ができる。
手札から恐竜族モンスター１体を特殊召喚する。
【ギラザウルス】で相手に墓地からモンスターを特殊召喚させたときにこれを発動すれば、手札にある【究極恐獣】
を特殊召喚することができます。
ここからいきなりラッシュを仕掛け、相手のライフを削り取ってしまいましょう。
なお、「【デビルズ・サンクチュアリ】や【ダンディ・ライオン】なんて特典カードは持ってないよ！」という場合には、【ジャイアント・ウイルス（BE1）】や【墓守の偵察者（EE1）】などのカードを使いましょう。
こいつらはデッキから仲間を２体連れてきますので、上級召喚がスムーズにいきます。
ではちょっとしたテクニックも１つご紹介しましょう。
【究極恐獣】を相手モンスターを殴りに行くとき、事前に【ハリケーン】を使用して魔法・罠ゾーンを安全にしてお
くという行動を取ると思いますが、【ハリケーン】はこれ以外にも使い道があります。
【ビッグバンシュート】は場から離れると、装備していたモンスターがゲームから除外されてしまうというデメリッ
トを持ちます。
ですが、このカードを相手モンスターに装備させることもできるため、相手モンスターに【ビッグバンシュート】を
装備→【ハリケーン】という動きをとれば・・・。
そう、相手攻撃表示モンスター１体をゲーム除外してやることができるのです。
【ビッグバンシュート】は手札に戻るため、こちらが使用したカードは実質【ハリケーン】１枚のみ。
カード枚数で損をしていませんので十分に実用的といえます。
そしてゲーム除外してしまうで、【ネフティスの鳳凰神】や【ヴァンパイア・ロード】のような破壊に耐性があるカ
ードでも問題なく除去できるのはなかなか強力ですね。
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