FB徳島遊戯王研究所第37回(2007.10.14)

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E−HERO ダーク・ガイア 脅威の連続攻撃デッキ! 

 前回に引き続いて、今回も遊戯王のびっくりデッキをご紹介!
 今回ご紹介するのは、【ダーク・フュージョン】を使った「E−HERO(イービル・ヒーロー)」デッキだ。

 最終的になにが起こるのか、というと、

■いきなり攻撃力4000オーバーのモンスターが出現!
■出たターンは効果の対象にならず、しかも2回攻撃!
■しかも守備モンスターを殴っても気にせず大ダメージ!


 といったカンジでハデに殴りかかるというデッキだぞ。

 デッキの基本部分が現在流行している「帝」デッキのエンジンであるため、普通に戦ってもそれなりに機能するのもポイントだ。(さすがに本家には及ばないが)

 よーするに、

■【黄泉ガエル】を【おろかな埋葬】などで墓地に送って毎ターン特殊召喚し、生け贄が1体で召喚できるモンスターを何体も生け贄召喚する
■【洗脳−ブレインコントロール】で相手モンスターを奪い、そのモンスターを使って生け贄召喚を行う


 ということだね。
 基本部分は「劣化版の帝デッキ」と思えばいいだろう。

 ということで、レシピをご紹介!


 「E−HERO」一撃必殺デッキ『ヘル・フュージョン!』
最上級モンスター(4枚)
 1x 冥府の使者 ゴーズ(『遊戯王R』3巻:制限:悪魔族)
 3x E−HERO マリシャス・エッジ(GLAS:悪魔族)
上級モンスター(6枚)
 3x 地帝グランマーグ(EE3:岩石族)
 2x 冥界の魔王 ハ・デス(BE2:悪魔族)
 1x サイバー・ドラゴン(CRV
下級モンスター(12枚)
 1x クリッター(BE2:制限:悪魔族)
 1x メタモルポット(BE2:制限:岩石族)
 1x 魔導戦士 ブレイカー(EE1:制限)
 1x 黄泉ガエル(SOI:制限)
 1x N・グラン・モール(STON:制限:岩石族)
 1x スナイプ・ストーカー(CDIP:制限:悪魔族)
 3x E−HERO ヘル・ゲイナー(GLAS):悪魔族)
 3x 伝説の柔術家(EE2:岩石族)
魔法(11枚)
 1x 封印の黄金櫃(『ザ・ヴァリュアブルブック9』:制限)
 1x 地割れ(BE1:制限)
 1x 大嵐(BE2:制限)
 1x 地砕き(EE2:制限)
 1x 洗脳−ブレインコントロール(EE3:制限)
 3x ダーク・フュージョン(GLAS
 2x おろかな埋葬(5期ストラクチャー
 1x ライトニング・ボルテックス(EE3
装備魔法(1枚)
 1x 早すぎた埋葬(BE1:制限)
速攻魔法(4枚)
 1x サイクロン(BE1:制限)
 1x スケープ・ゴート(スターター2007:制限)
 2x エネミーコントローラー(EE2
罠(1枚)
 1x 激流葬(BE1:制限)
永続罠(1枚)
 1x リビングデッドの呼び声(BE1:制限)
 融合デッキ
融合モンスター
 3x E−HERO ダーク・ガイア(GLAS:悪魔族)
(持っている人は、【E・HERO エアーマン】や【キメラティック・フォートレス・ドラゴン】を加えよう)



■コンボの決め方

 まず最初に、「これを決めれば勝てる!」という一撃必殺のやり方を伝授しよう。
 手順は以下のとおり。

 ●1.可能ならば【大嵐】や【サイクロン】などで、相手の伏せカードを破壊
(絶対にしないといけないわけではない)

 ●2.【ダーク・フュージョン】発動!
手札(または場)の悪魔族+岩石族を墓地に送り、【E−HERO ダークガイア】を融合召喚!


ダーク・フュージョン
通常魔法
手札またはフィールド上から、融合モンスターカードによって決められたモンスターを墓地へ送り、悪魔族の融合モンスター1体を融合デッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン相手の魔法・罠・効果モンスターの効果の対象にならない。
(この特殊召喚は融合召喚扱いとする)



E−HERO ダーク・ガイア
 地 ☆8 悪魔族・効果
 ATK/? DEF/0
悪魔族モンスター+岩石族モンスター
このモンスターは「ダーク・フュージョン」による融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードの元々の攻撃力は、融合素材に使用したモンスターの攻撃力の合計の数値となる。
このカードの攻撃宣言時、相手フィールド上に存在する守備表示モンスター全てを表側攻撃表示にする事ができる。
(この時、リバース効果モンスターの効果は発動しない。)



 ●3.まだ通常召喚は行っていないので、【E−HERO ヘル・ゲイナー】を通常召喚


E−HERO ヘル・ゲイナー
 地 ☆4 悪魔族・効果
 ATK/1600 DEF/0
自分のターンのメインフェイズ1にこのカードをゲームから除外する事で、自分フィールド上に表側表示で存在する悪魔族モンスター1体は1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。
この効果を使用した場合、このカードは2回目の自分のスタンバイフェイズ時に表側攻撃表示で自分フィールド上に特殊召喚される。



 ●4.【ヘル・ゲイナー】の効果発動!
このカードをゲームから除外し、【ダーク・ガイア】に2回攻撃能力を与える!

 ●5.【ダーク・ガイア】攻撃!
効果で壁モンスターを攻撃表示にしたりできるので、壁を気にせずダブルアタック!

 ●6.勝利


 という感じ。


 コンボに必要なカードがわりと多目であるため、こればっかり狙っていく、というのはちょっと難しいところ。
 なので「基本は普通に戦い、スキあらば必殺コンボを狙う」といったスタンスで戦っていこう。



■各カードの解説


E−HERO ダーク・ガイア

 このデッキの要である融合モンスター。
 その能力、実は非常に強力だったりする。

 ●1.「攻撃時、裏守備モンスターをすべて表側攻撃表示にできる能力」
 攻撃表示にしてしまうので、【マシュマロン】や【ジェルエンデュオ】といった戦闘で破壊されないモンスター相手にも強い。
 そしてリバース効果も発動しないので、【執念深き老魔術師】のようなリバース効果除去は通用しない。
 もし相手に次のターンまで生き残らせてしまうことを許してしまう場合、【聖なる魔術師】や【メタモルポット】が発動したのと、無駄死にさせたのとでは、以降の戦術に大きく差が生まれる。
 「リバース効果が発動しない」というのはすごく強い、ということだね。

(まぁ、【執念深き老魔術師】のような「対象を取る効果」の場合は、【ダーク・フュージョン】の効果で、出たターンは「対象にならない」からあんまり問題はないんだけどね)


 ●2.「攻撃力決定能力」
 素材としたモンスターの攻撃力の合計という、マンガやアニメに登場した神のカード、「ラーの翼神竜」を思わせる決定方法だ。

 だけど、「ラー」の「生け贄召喚の生け贄として使用したモンスターの攻撃力の合計」とは違い、(主に手札から墓地に送った)融合素材が決定数値になる、というもの。
 無理に場に出す必要がなく、素材を手札に用意するだけでOKということだ。

 なので、一応は、

 【磁石の戦士 マグネット・バルキリオン】+【幻魔皇ラビエル】or【邪神ドレッドルート】
攻撃力7500!!

 というバケモノを誕生させることも、場に出すだけならそう難しくはない、ということ!!
 ・・・とはいうものの、そんな単体で何の役にも立たないスーパー重いモンスターを何枚も何枚もデッキに入れていては、無駄カードが手札にかさばって身動きが取れなくなってしまう場面が多くなってしまうだろう。

 ということで、今回は↑でも書いたように「普通に戦いつつ、スキあらばコンボを狙う」というコンセプトのデッキであるため、そういった「融合素材専用」であるモンスターはこのデッキには入ってない。

 でも、そういった「一撃必殺コンボに特化したデッキ」というのを狙うのも非常に面白いため、デッキ内容を大幅に変更する必要はあるけど、『スーパーでっかい【ダーク・ガイア】で2回攻撃を決めて勝つデッキ!』として作り直して見るのも面白いね。


ダーク・フュージョン

 【E−HERO ダーク・ガイア】を融合召喚させるために必要なカードだ。
 融合先に指定があり、この効果でしか融合召喚できない「E−HERO」が存在するだけで、基本的には普通の融合カードと使い方は代わらない。

 最大の違いはやはり、この一文。
 「この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン相手の魔法・罠・効果モンスターの効果の対象にならない」という部分。

 アニメで初登場したときは「破壊されない」だったのだけど、実際のカードでは「対象にならない」だ。
 あんまり変わらないように見えるけど、よく使われるカードの効果と照らし合わせてみると、いろいろと差が出てくる。

 つまり、↑でも触れたけど「対象を取らないカードには負ける」ということ。
 対象を取らない、相手ターンにも使える強力なカードと言えば、【聖なるバリア−ミラー・フォース】や【激流葬】がよく見かける、といったところか。
 また、【異次元の女戦士】や【N・グラン・モール】などといったモンスターの効果も、対象を取っていない。こいつらには普通にやられてしまう。
 よく覚えておこう。



E−HERO ヘル・ゲイナー

 このカードを一時的にゲームから除外してやることで、他の自分の悪魔族モンスターに2回攻撃能力を与える「E−HERO」モンスターだ。

 また実はこの効果、「このターン」とか「エンドフェイズまで」といった、期間限定を示す一文が書かれていなかったりする。
 つまり、使ったターンだけでなく、そのモンスターが表側で生き残り続ける限り、ずっと2回攻撃が可能!ということ。
 なんとか自分の悪魔族モンスターを守ることができれば次のターン以降も2回攻撃できるため、実はかなり強力な効果だったりする。
 【E−HERO ダーク・ガイア】に限らず、【E−HERO マリシャス・エッジ】や【冥界の魔王 ハ・デス】の2回攻撃もなかなか強烈だぞ。


 ・・・しかし、2回攻撃モンスターを無事に生き残らせることはちょっと難しい。
 しかも、そもそも能力の対象となる強力な悪魔族モンスターを用意すること、これがなかなか難しかったりする。
 効果を使うためには、基本的にこのカード自体を通常召喚する必要があるだろうため、同一ターンに強力な悪魔族を「通常召喚せずに」用意する必要があるからだ。
 もちろん、前のターンから強力な悪魔族が生き残っていたのならそれに越したことはない・・・が、相手の除去カードをかいくぐって強力モンスターを生き残らせる、なんていうのは、そんなのそうそう簡単にできることじゃない。

 逆に「【ヘル・ゲイナー】自身を特殊召喚」するというのも、あまり効率がいい方法ではない。せっかく生け贄不要の4ッ星モンスターなんだから、普通に考えて「通常召喚するのが一番ラク」というもの。

 というわけで、このデッキの場合は
【ダーク・フュージョン】で【ダーク・ガイア】特殊召喚→【ヘル・ゲイナー】通常召喚→効果発動
という流れをとることで、その「用意しにくさ」をカバーしている形になっている。

 【ダーク・フュージョン】を使わずに「強力な悪魔族モンスターに2回攻撃能力を与えて勝つ!」というデッキを組む場合も、なんらかの「効率のいい特殊召喚方法」を用意しておくといいだろう。



E−HERO マリシャス・エッジ
 地 ☆7 悪魔族・効果
 ATK/2600 DEF/1800
相手フィールド上にモンスターが存在する場合、このカードは生け贄1体で召喚する事ができる。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が越えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。


 相手モンスターがいれば生け贄1体で召喚することができる、強力な「E−HERO」だ。
 【E・HERO エッジマン】と同じ戦闘力、同じ貫通能力を持つため、種族が変わり、場に出しやすくなった【E・ HERO エッジマン】と思えばいいだろう。ほら強い。(見た目はまったく似てないけど・・・)

 相手にモンスターがいれば、【黄泉ガエル】から生け贄1体で召喚してしまおう。
 【黄泉ガエル】から出てくる攻撃力2600の貫通モンスターは強烈だ。



地帝グランマーグ
 地 ☆6 岩石族・効果
 ATK/2400 DEF/1000
このカードの生け贄召喚に成功した時、フィールド上にセットされたカード1枚を破壊する。


 普通に使える岩石族高攻撃力モンスターの中で、おそらく現在では一番強力なカード。
 他の「帝」カードと比べて見劣りするのは否めないけど、他の「帝」がとてつもなく強いだけであって、別にこのカードが弱い、というわけではない。
 【黄泉ガエル】から生け贄召喚し、伏せカードを破壊しつつ相手ライフにダメージを与えていこう。

 ・・・でも、やっぱ【風帝ライザー】と見比べると力不足だなぁ・・・。【風帝ライザー】は本当に強いなぁ。



伝説の柔術家
 地 ☆3 岩石族・効果
 ATK/1300 DEF/1800
守備表示のこのカードと戦闘を行ったモンスターは、ダメージステップ終了時に持ち主のデッキの一番上に戻る。


 意外と強い、岩石族の壁モンスター。
 なかなか優秀な守備力を持ち、攻撃モンスターをデッキの一番上に戻すという強力な効果を持つ。
 一時期、対「ガジェットデッキ」用カードとして活躍していた時期もある、そこそこ実績のあるカードだったりする。

 【マシュマロン】や【魂を削る死霊】のような壁モンスターとして運用すればいいだろう。
 岩石族なので、いざとなったら【ダーク・ガイア】の融合素材として使える。そんなに悪いモンスターじゃないぞ。



サイバー・ドラゴン

 【キメラテック・フォートレス・ドラゴン】の存在があるため、昔のように考えなしにメインアタッカーとして活躍することは難しくなった、ちょっと悲しいカード。

 だけど【ダーク・フュージョン】から一気にライフを削り取りに行くとき、先にこのカードを特殊召喚しておけば「【ダーク・ガイア】の攻撃だけじゃちょっと削りきれない」という状況を回避しやすくなる。

 また、【黄泉ガエル】が墓地にないときは
【サイバー・ドラゴン】特殊召喚→【サイバー・ドラゴン】を生け贄に生け贄召喚
という動きも取れるため、そんなに無駄になることもないだろう。

 もちろん、「自分で【キメラテック・フォートレス・ドラゴン】を呼ぶため」の手段としても有用だ。



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