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『猛突するモンスターで即死コンボ!』
今回ご紹介するのは、最新パック『PTDN』に収録されている罠カード、【召喚制限−猛突するモンスター】を使った即死コンボデッキだ。
【召喚制限−猛突するモンスター】のテキストをちょっと悪用すると、相手を突然死させられるびっくりコンボが可能になる。
ということで、まずはレシピをご紹介!
『邪帝型猛進モンスター即死コンボデッキ・おジャマ1KILL』 |
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最上級(1枚) |
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上級(4枚) |
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下級(11枚) |
1x クリッター(BE2:制限)
1x 魔導戦士 ブレイカー(EE1:制限)
1x N・グラン・モール(STON:制限)
1x 魂を削る死霊(EE1:制限)
3x D−HERO ディフェンドガイ(POTD)
3x 不幸を告げる黒猫(EE1)
1x アステカの石像(EE2)
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通常魔法(4枚) |
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速攻魔法(1枚) |
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通常罠(8枚) |
1x 激流葬(BE1:制限)
1x 死のデッキ破壊ウイルス(5期SD:制限)
3x 強欲な瓶(BE1)
3x おジャマトリオ(EE1)
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永続罠(6枚) |
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カウンター罠(5枚) |
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(持っている人は、【E・HERO エアーマン】や【八汰鳥の骸】、【キメラテック・フォートレス・ドラゴン】を加えよう)
(このデッキはPTDNまでのカードと、2008年2月時点のルールで組まれています)
■コンボの決め方
では、必殺コンボのやり方を教えよう。
手順は以下のとおり。
●1.こちらの場に、以下のモンスターのうちのどれかを用意する。複数枚あると相手に妨害されにくくて安心。
・【D−HERO ディフェンドガイ】←裏守備状態でセットすれば相手にドローされないぞ
・【邪帝ガイウス】
・【アステカの石像】
・【メタル・リフレクト・スライム】(←正確には罠なのだが、説明を簡単にするために、この記事ではこれらモンスターとひとまとめにして解説するぞ)
アステカの石像
地 ☆4 岩石族・効果
ATK/300 DEF/2000
このモンスターを攻撃した時に相手プレイヤーがダメージを受ける場合、その数値は倍になる。
●2.【召喚制限−猛突するモンスター】と【おジャマトリオ】をセット。
召喚制限−猛突するモンスター
永続罠
特殊召喚に成功したモンスターは表側攻撃表示になる。
そのモンスターが攻撃可能なモンスターだった場合、そのターンに攻撃しなければならない。
●3.相手ターン、【召喚制限−猛突するモンスター】を発動!
(もし【メタル・リフレクト・スライム】を発動する必要があるなら、先に発動しておくこと)
●4.続いて、【おジャマトリオ】を発動!
(正確には、「【おジャマトリオ】発動→チェーン【召喚制限−猛突するモンスター】」といった発動がオススメ。相手のジャマがちょっと入りにくくなる)
おジャマトリオ
通常罠
相手フィールド上に「おジャマトークン」(獣族・光・星2・攻0/守1000)を3体守備表示で特殊召喚する(生け贄召喚のための生け贄にはできない)。
「おジャマトークン」が破壊された時、このトークンのコントローラーは1体につき300ポイントのダメージを受ける。
●5.【召喚制限−猛進するモンスター】の効果で、攻撃力0の『おジャマトークン』がすべて攻撃表示、さらに強制攻撃!
こちらの場にはさっき用意したモンスターが待ちかねているハズ。そこに3体のおジャマトークンが突撃してくるので、
【D−HERO ディフェンドガイ】→「守備力2700×3=8100ダメージ」
【メタル・リフレクト・スライム】→「守備力3000×3=9000ダメージ」
【邪帝ガイウス】→「攻撃力2400×3=7200ダメージ、さらに『おジャマトークン』破壊ダメージ300×3=合計8100ダメージ」
【アステカの石像】→「守備力2000×2のダメージ=4000×3=合計12000ダメージ(笑)」
文字にするとちょっと長いように感じるが、ようするに、コンボ自体は【召喚制限−猛進するモンスター】+【おジャマトリオ】+『上記モンスターのうちどれか1つ』をそろえよう!ということだ。
■戦い方&各カードの解説
当然だけど3枚ものコンボカードはそう簡単にはそろわない。
初手1ターンキル率は2〜3割もあれば高いほうだろう。
しかもジャマをされる可能性の高いコンボであるため、いきなり決めるのもなかなか難しい。
【不幸を告げる黒猫】を駆使して3ターン目あたりにコンボ始動しても、相手のジャマが入ってうまくいかないことも多くなるハズ。
なのでこのデッキでは、普通のデッキとして戦いつつ、隙あらばコンボで即死狙い!といった形になっている。
(また、普通に戦っていると相手ライフを少しでも減らしていくことができるので、コンボを決める条件がやや簡単になる可能性もある、といった利点もある)
その「普通の戦い」で非常に役に立ち、なおかつコンボ要因も兼ねている非常に強力なカードが、【邪帝ガイウス】だ。
邪帝ガイウス
闇 ☆6 悪魔族・効果
ATK/2400 DEF/1000
このカードの生け贄召喚に成功した時、フィールド上に存在するカード1枚を除外する。
除外したカードが闇属性モンスターカードだった場合、相手ライフに1000ポイントダメージを与える。
もうみんな使いまくっているだろうけど、一応解説を。
【雷帝ザボルグ】のようにモンスターだけを倒すのではなく、モンスター・魔法・罠、これらのどれでも除去できるという意味不明な便利さ。
しかも破壊ではなく、除外! 「破壊してから除外」ですらなく、いきなり除外!
さらに、闇属性モンスターを除外した場合は相手に1000ダメージのおまけまで。
自分自身を除外して相手に1000点、という無理やりな方法まで狙うことが可能な、とんでもなく強いモンスターだ。
このカードを中心として戦い、たくさん入っている堅い壁モンスターで戦線を維持しつつ、相手の戦力を少しずつ減らしていこう。
そしてタイミングよく必要カードが揃ったらコンボ発動!といった流れが理想。
いきなりコンボを狙うより、「相手のデッキによく入っている、コンボのジャマが可能なカード」を戦いながら消費させる、という意味でもこの方がコンボを狙いやすくもなる。
■コンボのジャマをしてくるカードたち
こちらの狙ったコンボをジャマしてくる、こちらからすると困ったカードたち。
この場である程度紹介しておこう。
モンスターや罠を除去するカード全般
(【ダーク・アームド・ドラゴン】、【邪帝ガイウス】、【スナイプ・ストーカー】、【激流葬】、【サイクロン】、【大嵐】、【魔導戦士ブレイカー】、【砂塵の大竜巻】、などなど)
こちらのコンボは永続罠とモンスターの組み合わせ。
それを壊されれば当然コンボは止まる。一番わかりやすい対処方法だ。
ので、これの対処のためにカウンター罠(【神の宣告】&【天罰】)を投入。
コンボ起動時にカウンター罠が用意できていれば、発動タイミングを見極めて絶対に通してはいけないカードをキチンとカウンターしよう。
【エネミーコントローラー】
こちらのモンスターの表示形式の変更をされると相手ライフを削りきれなくなる。しかも速攻魔法。実にやっかい。
これもカウンター罠でなんとかしよう。
・・・が、「コントロールを得る」のほうを選択されると最悪。
送りつけた「おジャマトークン」を生贄に発動されるだろうし、この生贄は「コスト」なので、発動をカウンターしても「相手おジャマトークンが減る=ダメージが減る」ということに代わりはない。
これをされるとまず削りきれなくなるので、これも「普通に戦う」ことでコンボ対策以外で使わせたり、手札(とセットカード)に無い!と思ったときにコンボを決めにいこう。
【D−HERO Bloo−D】
このカードも非常にやっかい。
このカードを出すための生贄は、特殊召喚のための生贄であり、生け贄召喚のものではないため、送りつけた「おジャマトークン」を生贄に使われてしまい、(たとえ特殊召喚をカウンターできたとしても)「おジャマトークン」が完全に消えうせてしまうので、完全にコンボが止まってしまう。
しかもこちらのコンボ用壁モンスターを吸収してしまうため、戦線まで崩壊してし、こちらの被害はとんでもないものになるだろう。
■コンボを決めるコツ
●【大嵐】や【サイクロン】などで、できるかぎり相手の伏せカードを破壊しておこう。
【おジャマトリオ】に【激流葬】を発動されるとコンボが止まっちゃうし、カウンター罠なんかも壊しておきたい。
●デッキがバレていないときには、コンボパーツが揃ったら、
→相手がメインフェイズ1を終了し、バトルフェイズに入る
→バトルフェイズ中に【召喚制限】&【おジャマトリオ】発動!
→コンボ成功!
といった具合に全部バトルフェイズ中に発動してやれば、相手のメインフェイズにしか使えない対策カード(【Bloo-D】など)を避けることが出来る。
(もちろんデッキがバレていない場合でも、コンボ始動には確実に2枚以上の伏せカードをセットする必要があるため、明らかに相手は不自然がる。
なので、相手が【大嵐】を持っているのならそのまま撃ってくる可能性は非常に高いが、それでも一応はやっておいたほうが良い)
●【強欲な瓶】をフェイントとしてうまく使えば、油断している相手に【ゴーズ】を決めることが出来るぞ。
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