トップ遊戯王研究所第39回(2008.03.02)

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『最新弾テーマデッキ!ザ・ライトロード!』 

 今回は最新弾のデッキを早速紹介!
 最新パック『LODT』に収録されているテーマカード軍団、「ライトロード」のデッキだ!

 何といってもこのテーマデッキの良い所は、
 「最新弾カードを買うだけでほとんど完成する」
 ところ。

 最近、遊戯王を始める人や、「復活してまた始めた」という人が多いけど、
 「プロモカードがないとほとんどのデッキが完成しない!」
 という遊戯王の弱点が、このデッキではあんまりない。そういう意味でもお薦めだ。
 実際に、今回紹介するデッキも「できるかぎりは最新弾のカードで構築する!」というふうに作ってみたぞ。

ライトロードデッキ・前編

 http://www.youtube.com/v/jzehcclUdt0

ライトロードデッキ・後編

 http://www.youtube.com/v/6BcJd5JCy1Q


 さて、“ライトロード”は、この手のテーマカード群にしては高い攻撃力と幅広い対応力を誇る強力な効果を持ち、マイナステキスト(?)として生き残る限りデッキをガンガン削っていく光の騎士団。

 このマイナステキスト(?)を利用し、墓地が増えたところで登場する必殺の切り札カード・・・【裁きの龍(ジャッジメント・ドラグーン)】が強いのなんの!
 じゃ、デッキレシピを見てみよう。


 カードキングダム型『昔のカードが少なくて済むライトロードデッキ』
最上級(3枚)
 3x 裁きの龍(LODT
上級(4枚)
 2x ライトロード・ドラゴン グラゴニス(LODT
 2x ライトロード・エンジェル ケルビム(LODT
下級(20枚)
 3x ライトロード・パラディン ジェイン(LODT
 2x ライトロード・ウォリアー ガロス(LODT
 3x ライトロード・マジシャン ライラ(LODT
 3x ライトロード・サモナー ルミナス(LODT
 3x ライトロード・ビースト ウォルフ(LODT
 2x ライトロード・ハンター ライコウ(LODT
 3x オネスト(LODT
 1x 創世の予言者(巨竜の復活
通常魔法(7枚)
 1x 大嵐(BE2:制限)
 1x 死者蘇生(BE1:制限)
 1x ライトニング・ボルテックス(EE3
 1x 死者転生(EE3
 3x ソーラー・エクスチェンジ(LODT
速攻魔法(1枚)
 1x サイクロン(BE1:制限)
装備魔法(1枚)
 1x 早すぎた埋葬(BE1:制限)
通常罠(4枚)
 3x 閃光のイリュージョン(LODT
 1x 聖なるバリア−ミラーフォース(BE2:制限)
(このデッキはLODTまでのカードと、2008年2月末時点のルールに加え、2008年3月施行の禁止・制限ルールで組まれています)
 このデッキは「できる限り多くのLODTカードを使ってデッキを作る」というルールに則って製作されています



■デッキ構築に関して

 まず最初にプレイヤーの多くが「デッキを墓地に送る能力」に注目し、その有用性、そしてその弱点に目がいくハズ。
 「ターン終了に「ライトロード」モンスターが2匹くらい並んでればデッキが一気に5枚以上なくなるのだから、デッキ枚数はすごく多くないといけないのでは?」
 と考えるだろう。

 試してみた結果、

 そんなにデッキ枚数を多くしなくても大丈夫そう!

 という感じ。

 【裁きの龍】の召喚条件の簡単さ、その破壊力と高い攻撃力、加えて各種ライトロードの優秀さのおかげで、すごい短期決戦デッキに仕上げることができたからだ。

 とはいうものの、【マクロコスモス】や【次元の裂け目】のような「墓地に送る代わりに除外する」というカード、そして何かの拍子で長期戦にもつれ込んでしまうとさすがに厳しい。
 嫌いな魔法・罠カードは【ライトロード・マジシャン ライラ】で何とか叩き割り、長期戦になりそうならば【裁きの龍】で強引にでも突破口を見つけよう。

 まぁそもそも「場にライトロードが残り続けないとデッキは減らない」わけだから、ロックデッキ相手でもない限り、自分有利な場がそろっていて負けることは滅多にない。
(ロックデッキだと【裁きの龍】【ライトロード・マジシャン ライラ】【ライトロード・ハンター ライコウ】などで突破口を見つけよう)



■デッキの動かし方

 まずは【ライトロード・パラディン ジェイン】などの、「デッキのカードを墓地に送る」カードを優先的に召喚しよう。
 【裁きの龍】は非常に強力なモンスターだが、特殊召喚には墓地に「ライトロード」と名のついたモンスターが4種類必要なので、墓地は積極的に増やす必要があるからだ。
 【ライトロード・ハンター ライコウ】をセットして様子を伺うのもいいだろう。

 【ジェイン】がいないようなら、攻撃力の低い【ライトロード・サモナー ルミナス】を攻撃表示で召喚してもいいだろう。
 デッキを3枚掘ってくれるのは非常に強力、かつ相手が勝手に【オネスト】を警戒してくれるだろうから、そんなに悪い状態ではない。

 むしろ墓地にカードが一切増えない、という状態のほうがよっぽど問題だ。
 戦闘であっさり破壊されてしまったとしても、「墓地にカードが3枚増えた+墓地に【ルミナス】が送られた」状態になるので、【裁きの龍】特殊召喚への布石になる。
 戦闘破壊されても、そこまで気にしないでもいいだろう。

 とにかく墓地を増やそう!という点。話はそこからスタート。



■最新弾収録の各カード解説

 裁きの龍
 光 ☆8 ドラゴン族・効果
 ATK/3000 DEF/2600
 このカードは通常召喚できない。
 自分の墓地に「ライトロード」と名のついたモンスターカードが4種類以上存在する場合のみ特殊召喚する事ができる。
 1000ライフポイントを払う事で、このカードを除くフィールド上のカードを全て破壊する。
 このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する場合、自分のエンドフェイズ毎に、デッキの上からカードを4枚墓地に送る。


 恐るべきパワーを秘めた、このデッキ最強のフィニッシャー。
 墓地に4種の「ライトロード」がいれば、手札から特殊召喚。
 ただし「ライトロード」と名のついたモンスターではない、という点には注意。

 割と簡単な特殊召喚条件な上、この手の特殊召喚モンスターにありがちな「何らかのコストを支払って特殊召喚」ではない。
 墓地に特定のカードが揃っていればいいだけ。

 そう、【N・グラン・モール】などの「手札に戻す」カードではあまり対策にならないのだ!
 しかも場に1体しか存在できないわけですらないため、手札に2枚あれば、いきなり攻撃力3000のモンスターが2体も並ぶことに!

 ・1体目の効果発動、場を【裁きの龍】のみになる
 →2体目の【裁きの龍】特殊召喚
 →全力アタック、ダイレクトダメージ6000!


 ・・・そりゃ勝つんじゃね?


 オネスト
 光 ☆4 天使族・効果
 ATK/1100 DEF/1900
 自分のメインフェイズ時に、フィールド上に表側表示で存在するこのカードを手札に戻す事ができる。
 また、自分フィールド上に表側表示で存在する光属性モンスターが戦闘を行うダメージステップ時にこのカードを手札から墓地へ送る事で、エンドフェイズ時までそのモンスターの攻撃力は、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力の数値分アップする。


 今回の弾で収録された強力カード。
 
 戦闘相手のモンスターの攻撃力分だけ、自分の戦闘中光属性モンスターの攻撃力を上げるので、結果だけ見ると「相手の攻撃力が0になる」かのようにも映る。強え。
 ちょっと無理してでも「光属性モンスターで属性を統一する」意味がある、とまで言える本当に強力なカードだ。

 「ライトロード」は当然、全員が光属性。しかもデッキ的に下級モンスターの枚数が非常に多い。殴り合いで間違いなく活躍することだろう。

 しかも、このカードの「手札から捨てる」ほうの効果の発動タイミングはダメージステップ。
 ダメージステップ中に発動できるこの能力を、妨害することができるカードの種類は少なく、対処がされにくいのもポイント。
 もちろん相手ターン中にも発動することができるぞ。
 さらに、攻撃力がアップするのは「ターン終了まで」であるため、2体目のモンスターによる追撃すら防いでしまう。

 「場から手札に戻せる」効果も非常に強力。
 【早すぎた埋葬】や、この度なぜか制限に復帰した【死者蘇生】で特殊召喚後、手札に戻して効果を発動させることができる。

 また、「普通に召喚→殴る→ほっとくと危ないので手札に戻る」などというインチキくさい動きまで取れる。

 他にも、こんなことも。

 ・相手に【光と闇の竜】がいたとして、このカードを召喚。
 →「手札に戻る」効果を発動。
 →【光と闇の竜】に阻止される。【光と闇の竜】の攻守がダウン。
 →「1ターンに一度しか発動できない」みたいなことはかかれてないので、もう一度発動
 →また阻止される。【光と闇の竜】の攻守がダウン。
 →以下略。

 ・・・なんとこのカード、1ターンに何度でも手札に戻る能力を発動できるため、自分のターン中に【光と闇の竜】の攻撃力を800まで下げることができるのだ!

 その後、1100の攻撃力なら【光と闇の竜】を戦闘で破壊することも可能だ。なんという強さ。

 また、攻撃力に不安があったとしても、守備力のほうは1900と結構な高水準。
 下手なモンスターには突破できない、かなりの硬さだ。

 ライトロードデッキでの使用を考えなくても、恐るべき強さを秘めたモンスター。
 今後、光のデッキ相手だとイヤというほど見かけることになるだろう。



 ライトロード・パラディン ジェイン
 光 ☆4 戦士族・効果
 ATK/1800 DEF/1200
 このカードは相手モンスターに攻撃する場合、ダメージステップの間攻撃力が300ポイントアップする。
 このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、自分のエンドフェイズ毎に、自分のデッキの上からカードを2枚墓地に送る。


 アタック時は2100になる「ライトロード」のメインアタッカー。
 自分のターン終了時にデッキからカードを2枚墓地に送る。

 ただ単に殴るだけの仕事しかないので引きすぎると弱いなど、ちょっと微妙な点もあるけど、墓地を増やす能力が非常に使いやすい。
 なんどもいうけど、墓地を増やさないと話にならない。
 というわけで、こういう「自力で墓地を増やせるカード」はみんな3積みに。



 ライトロード・マジシャン ライラ
 光 ☆4 魔法使い族・効果
 ATK/1700 DEF/200
 自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するこのカードを表側守備表示に変更し、相手フィールド上の魔法または罠カード1枚を破壊する。
 この効果を発動した場合、次の自分のターン終了時までこのカードは表示形式を変更できない。
 このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、自分のエンドフェイズ毎に、自分のデッキの上からカードを3枚墓地に送る。


 攻撃力1700で、自身を守備表示にすれば魔法・罠を破壊できる効果。
 自分のターン終了時にデッキからカードを3枚墓地に送る。

 アタッカーとしても及第点な数値を持ちながら、墓地を3枚も増やしてくれる。
 しかも魔法・罠破壊能力持ち!

 ただし、効果を使ってしまえば守備力200という非常に貧弱な数値で戦闘を迎えることになる。ある程度「使い捨て」として割り切るのも重要。
 ライトロードデッキ、主軸の1枚。


 ライトロード・サモナー ルミナス
 光 ☆3 魔法使い族・効果
 ATK/1000 DEF/1000
1ターンに1度、手札を1枚捨てる事で自分の墓地に存在するレベル4以下の「ライトロード」と名のついたモンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する。
 このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する場合、自分のエンドフェイズ毎に、自分のデッキの上からカードを3枚墓地に送る。


 自分のターン終了時にデッキからカードを3枚墓地に送る。
 攻撃力は低いが、【ゾンビ・マスター】を彷彿とさせる強力な蘇生効果を持つ。

 ・墓地から【ライラ】を特殊召喚→【ライラ】効果発動、魔法・罠破壊

 ・墓地から【ルミナス】を特殊召喚
 →特殊召喚した2枚目の【ルミナス】の効果で、さらに別の【ルミナス】を特殊召喚
 →3枚目の【ルミナス】で他の「ライトロード」を特殊召喚
 →フルアタック!


 などなど、いろんな使い道のある非常に優秀なカード。

 【裁きの龍】特殊召喚→場を一掃→その後【ルミナス】召喚→「↑の墓地の【ルミナス】を並べる動き」

 という行動をとれば、相手のライフを一気に削りきることもできるだろう。

 一度「デッキからカードを墓地に送る能力」が発動していれば、墓地から蘇生させたいモンスターが1体くらいはいると思うので、発動機会も多い。
 これも強力な「ライトロード」だ。

 目立つ欠点は、1000という低い攻撃力。
 ここは【オネスト】でサポートしてやったり、使い捨てと割り切ったり、いろいろと考えて運用しよう。



 ライトロード・ウォリアー ガロス
 光 ☆4 戦士族・効果
 ATK/1850 DEF/1300
 自分フィールド上に表側表示で存在する「ライトロード・ウォリアー ガロス」以外の「ライトロード」と名のついたモンスターの効果によって自分のデッキからカードが墓地に送られる度に、自分のデッキの上からカードを2枚墓地に送る。
 このカードの効果で墓地に送られた「ライトロード」と名のついたモンスター1体につき、自分のデッキからカードを1枚ドローする。


 他の「ライトロード」の効果でデッキが削られれば、2枚追加で削り、その中に「ライトロード」の枚数分だけドロー。

 うまくいけば大量ドローも狙える上に、1850というなかなか優秀な攻撃力を持つ「ライトロード」だ。

 ・・・が、「自分1人だけでは墓地を増やせない」というのが最大の欠点。
 ドローも何度も何度も狙えるほどではないため、そこまで必須ではない。


 ライトロード・ビースト ウォルフ
 光 ☆4 獣戦士族・効果
 ATK/2100 DEF/300
 このカードは通常召喚できない。
 このカードがデッキから墓地に送られた時、このカードを自分フィールド上に特殊召喚する。


 デッキから墓地に送られると特殊召喚。攻撃力2100と高め。
 「ライトロード」たちの効果で墓地が増える際、その中にこのカードがいれば場に現れる、という相性の良さを見せる。

 ・・・が、通常召喚不能という最大クラスのマイナステキストが!
 手札にくると他のカードと併用しない限りは完全に腐りカードとため、入れすぎると事故を頻発させてしまう。

 ただし、「ライトロードの効果で」みたいな縛りはなく、どんな効果でデッキから墓地に送られても特殊召喚される。
 他にも、【おろかな埋葬】で墓地から送って特殊召喚したり、【魔導雑貨商人】で墓地に送って特殊召喚したり。

 色々と使いにくい面もあるけど、ライトロードデッキを組む場合、【裁きの龍】の出しやすさ等を考えると、「やりすぎなぐらいライトロードを入れまくって丁度良い」し、「手札に来て困る」というマイナス分を差し引いても、「デッキを削った時墓地に落ちたら場に出る」という爆発力を優先して、今回は3枚積みにした。

これについては他の考え方もあると思う。

 ライトロード・ハンター ライコウ
 光 ☆2 獣族・効果
 ATK/200 DEF/100
 リバース:フィールド上のカードを1枚破壊する事ができる。自分のデッキの上からカードを3枚墓地に送る。


 リバースで場のカードを何でも1枚破壊「することができる」の能力を発揮し、オマケでデッキからカードを3枚墓地に送る。

 モンスターでも魔法・罠でも破壊可能な上に、墓地増やし。
 殴る一辺倒ではなく、セットすることで効果を発揮するモンスターが存在するため、デッキの動きにも幅を持たせられるカード。

 使うタイミングをちょっと選ぶのは否めないけど、まぁそれでも十分に強力。
 「ライトロード」モンスターの水増しもかねて2枚採用。


 ライトロード・エンジェル ケルビム
 光 ☆5 天使族・効果
 ATK/2300 DEF/200
 このカードが「ライトロード」と名のついたモンスターを生け贄にして生け贄召喚に成功した時、デッキの上からカードを4枚墓地に送る事で相手フィールド上のカードを2枚まで破壊する。


 「ライトロード」を生け贄にして召喚した場合、デッキを4枚墓地に送ってカードを2枚破壊することができる。

 すごい強そうに見える!・・・んだけど、なんか微妙。
 むしろ手札で腐ってジャマになることのほうが多い。
 何しろ【裁きの龍】のほうが、効果的にも条件的にも、強くて使いやすいから、どうしても見劣りしてしまう。

 別のモンスターを生け贄に召喚しても、墓地から特殊召喚しても、墓地が増えない。ターン終了時に墓地を増やす効果も持たない。
 これがかなり痛い。なので2枚。


 ライトロード・ドラゴン グラゴニス
 光 ☆6 天使族・効果
 ATK/2000 DEF/1600
 このカードの攻撃力と守備力は、自分の墓地に存在する「ライトロード」と名のついたモンスターカードの種類×300ポイントアップする。
 このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
 このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する場合、自分のエンドフェイズ毎に、デッキの上からカードを3枚墓地に送る。


 墓地にある「ライトロード」の種類数だけ、攻撃力が300アップ。
 自分ターン終了時に、デッキからカードを3枚墓地に送る。
 貫通効果を持つ。

 これも手札事故の元にはなるけど、種類数を減らすわけにはいかないので【ケルビム】ともども採用。

 でも【ケルビム】より使いやすかったりする。
 非常に高い攻撃力を見込める上、貫通効果でダメージを与え続けられたりできるし、墓地から特殊召喚してもうまみが大きいし、自分ターン終了時に墓地を増やせる。

 ソーラー・エクスチェンジ
 通常魔法
 手札から「ライトロード」と名のついたモンスターカード1枚を捨てて発動する。
 自分のデッキからカードを2枚ドローし、その後デッキの上からカードを2枚墓地に送る。


 デッキの根幹を成す強力ドローカード。
 これを撃てば墓地にカードが合計4枚も増え、手札も減らない!

 手札で腐った上級「ライトロード」や【ウォルフ】を墓地に送ってやることも可能。
 とにかく手札にあったらうれしいカード筆頭。

 デッキが減りすぎる・・・とかは考える必要などなし!デッキアウト前に勝利を決める、それがライトロード!!
 とにかく3枚積もう。




■最新弾以外のカード解説

 創世の予言者
 光 ☆4 魔法使い族・効果
 ATK/1800 DEF/600
 手札を1枚捨てる。
 自分の墓地に存在するレベル7以上のモンスター1体を手札に加える。
 この効果は1ターンに1度しか使用できない。


 墓地に行ってしまった【裁きの龍】を回収可能。
 ただ単なる回収要員としてではなく、

 手札の【裁きの龍】特殊召喚、場を一掃
 →その後、このカードを召喚、効果で墓地の(別の)【裁きの龍】回収
 →回収した【裁きの龍】も特殊召喚
 →フルアタック!【ゴーズ】がこなければ7800ダメージ!


 などというデッキの威力をあげる、鬼のような所業も可能。

 しかも攻撃力1800と非常に優秀なパワー、オマケに光属性なので【オネスト】でサポートまで可能!
 また、手札で腐っている上級「ライトロード」や【ウォルフ】を損失なしで墓地に送ってやることも可能。
 相性バツグンの強力なシナジーを見せるぞ。



■手に入るのなら入れてみるのもおもしろいカード

 最初にも書いたように、今回紹介したレシピは「できるだけ最新弾のカードを使う」というルールで作られている。
 なので極力古いカードは採用しないようにしているんだけど、「ちょっと手に入りにくいけど強力なカード」を採用するとさらに強化されるかも?
 そういう採用候補カードも紹介しておくぞ。

 封印の黄金櫃
 通常魔法
 自分のデッキからカードを1枚選択し、ゲームから除外する。
 発動後2回目の自分のスタンバイフェイズ時にそのカードを手札に加える。


 デッキから【裁きの龍】を2ターン後に持ってくるって書いてある。
 手札に1枚【裁きの龍】がすでにあっても、ぜひ2枚目を持ってこよう。
 さすがに序盤に3枚も手札にあるとジャマだけど、【裁きの龍】を2枚出せるとそれだけで勝てることも多々。

 すでに【裁きの龍】が2枚あるのなら、【オネスト】とか持ってくるのもいいですな。

 大寒波
 通常魔法
 メインフェイズ1の開始時に発動可能。
 次の自分のドローフェイズまで、お互いに魔法・罠カードの効果の使用及び発動・セットはできない。


 とても古いカードだが、ときどきトーナメント・レベルで使用される強力な魔法カード。
 このカードとのシナジーが強烈だったため、【風帝ライザー】中心の「帝」デッキなどで使われていた。
(今は【風帝ライザー】は制限カード)

 発動後、次の自分ターンまではお互いに魔法・罠の発動・セット・効果起動ができなくなる、というもの。
 かなりのロック効果だ。

 ただし、「メインフェイズ開始時にしか使用できない」という縛りがあるため、自身が魔法・罠を中心としたデッキだった場合、自分の動きも非常に大きく制限されてしまう。

 そこで当時注目されていたのが、「モンスター効果(と攻撃力)で場をコントロールする帝デッキ」に投入するというものだった。

 魔法・罠の発動を封じ、安心して生け贄召喚を行い、その効果で相手の場を荒らし、そして2400の攻撃力でアタック、といったカンジ。

 このデッキも魔法・罠は完全にサポート用。
 基本はモンスターの効果でゴリ押していくデッキであるため、同じような使い方ができる。
 持っているのなら試してみよう。

 手札断殺
 速攻魔法
 お互いのプレイヤーは手札を2枚墓地へ送り、デッキからカードを2枚ドローする。


 このデッキはモンスターがやたらと多く、さらに「普通に召喚しにくい」モンスターも多く、手札事故を引き起こしやすいデッキでもある。

 そこでカードを使い、腐ったカードを墓地へ送りつつ手札入れ替えを狙うのもアリだ。
 手札は結果的に減ってしまうが、腐ったカードを抱えているのよりははるかにマシ。
 しかも「墓地が増える」ので【裁きの龍】特殊召喚の布石にもなるぞ。



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