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一撃必殺の儀式デッキ再び! “デミスギアタウン”
今回はひさしぶりに一撃必殺コンボデッキを紹介だ!
ご紹介するのは以前にご紹介したデッキ「デミスドーザー」の亜種ともいえる、【終焉の王デミス】主体の即死コンボ型儀式デッキ、「デミス・ギアタウン」だ!
『デミス・ギアタウン』 |
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儀式召喚モンスター(3枚) |
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上級通常モンスター(2枚) |
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上級効果モンスター(4枚) |
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下級効果モンスター(9枚) |
3x センジュ・ゴッド (BE1:☆4)
3x ソニックバード (BE1:☆4)
3x マンジュ・ゴッド (EE2:☆4)
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儀式魔法(3枚) |
1x 高等儀式術 (STON:制限)
2x エンド・オブ・ザ・ワールド (EE04)
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通常魔法(9枚) |
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装備魔法(2枚) |
1x 早すぎた埋葬 (BE1:制限)
1x 巨大化 (BE1:制限)
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速攻魔法(2枚) |
1x サイクロン (BE1:制限)
1x リミッター解除 (BE1:制限)
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フィールド魔法(3枚) |
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カウンター罠(3枚) |
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(このデッキはTDGSまでのカードと、2008年6月時点のルールで組まれています。
【エンド・オブ・ザ・ワールド】は【奈落との契約(EE1)】でも問題ありません。
また、【死者蘇生】で相手のチューナーや【サイバー・ドラゴン】を奪ったときのため、
エクストラデッキにシンクロや【キメラテック・フォートレス・ドラゴン】を入れておくのも有効です)
やってることはほぼ「デミスドーザー」と変わらないので、「デミスドーザー」を使ったことがある人は、動かし方はすぐにつかめるはず。
逆に、使ったことが無い人はまず「デミスドーザー」の解説を読んでから、この続きを読んで欲しい
とにかく、可能なら【高等儀式術】スタートで【終焉の王デミス】の儀式降臨を成功させよう。
(前と違って【高等儀式術】が制限カードになってしまっているが、【マンジュゴット】と【ソニックバード】には何も制限がかかっていないため、そんなに難しくはないぞ)
終焉の王デミス
☆8 闇属性 悪魔族 儀式 効果
ATK/2400 DEF/2000
「エンド・オブ・ザ・ワールド」により降臨。
フィールドか手札から、レベルの合計が8になるようカードを生け贄に捧げなければならない。
2000ライフポイントを払う事で、このカードを除くフィールド上のカードを全て破壊する。
そして最新弾「TDGS」で追加されたこのカードの出番だ。
歯車街(ギア・タウン)
フィールド魔法
「アンティーク・ギア」と名のついたモンスターを召喚する場合に必要なリリースを1体少なくする事ができる。 このカードが破壊され墓地に送られた時、自分の手札・デッキ・墓地から「アンティーク・ギア」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。
リリース数減少効果はこのデッキではあまり使わないハズ。
一応【洗脳−ブレインコントロール】とコンボだったりと便利ではあるが、今回のデッキでは主役ではない。
重要なのは下のほう、「アンティーク・ギア」特殊召喚効果だ。
発動条件が「破壊され墓地に送られた時」なので、別に相手に破壊してもらう必要はなく、自力で破壊しても効果は発動する。
つまり、【歯車街】を用意して、【デミス】効果を発動→【歯車街】が破壊されて墓地に送られたので、「アンティーク・ギア」特殊召喚!ということに。
そして特殊召喚されるのがこのカードだ!
古代の機械巨竜(アンティーク・ギアガジェルドラゴン)
☆8 地属性 機械族 効果
ATK/3000 DEF/2000
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
以下のモンスターを生け贄にして生け贄召喚した場合、このカードはそれぞれの効果を得る。
●グリーン・ガジェット:このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、このカードの攻撃力が守備表示モンスターの守備力を超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
●レッド・ガジェット:相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた時、相手ライフに400ポイントダメージを与える。
●イエロー・ガジェット:戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、相手ライフに600ポイントダメージを与える。
【古代の機械巨人】と同じような魔法・罠封印能力を持ち、【古代の機械巨人】とは違って貫通が無いかわりに、特殊召喚が可能になった攻撃力3000の「アンティーク・ギア」モンスターだ。
(このデッキに限っては、下のガジェット関連の効果は忘れよう)
また、☆8なので、【デミス】+【エンド・オブ・ザ・ワールド】のリリース用にもピッタリだぞ。
この時点で、【終焉の王デミス】+【古代の機械巨竜】の攻撃力合計は5400の予定だ。
なので、相手の残りライフは予定2600のハズ。
その2600は、
・【高等儀式術】の効果で墓地に行った【青眼の白龍】を墓地から蘇生(【死者蘇生】【早すぎた埋葬】)
・【古代の機械巨竜】を【巨大化】や【リミッター解除】
・コンボに使ったのとは別に【歯車街】をあと2枚用意する(詳しくは後述)
などなど、削りきる方法はわりと多く入っているので、それらを駆使して即死コンボを決めてしまおう。
また、残り2600を削れなくとも、とりあえず2400と3000のモンスターが残っているのには変わりない。そのまま次のターンに押し切ってしまおう。
○【歯車街】に秘められたパワー!
このカード、「破壊され墓地に送られた時」が条件なので、いろいろと制約がゆるかったりする。
そう、カード効果で破壊される必要はないということ。
すでに自分が【歯車街】を発動しているとき、手札から2枚目の【歯車街】をセットする。
すると、1枚目の【歯車街】が上書きされたことになり、フィールドカードのルールで破壊される。
これで【古代の機械巨竜】を特殊召喚可能!
注意しないといけないのは、2枚目を「表側で」発動した場合、【歯車街】効果は発動しない。
ただし、「相手が」別のフィールド魔法を上書きした場合、表で発動だろうがセットでおいた時だろうが、これはどっちにしろ発動する。
説明がややこしいし、あまり身のある話でもないし、ここは「そういうもの」と思っておこう。
話がそれたけど、要するに【歯車街】が2枚あれば【古代の機械巨竜】を速攻で特殊召喚可能!ということ。
そのために【テラ・フォーミング】までもが3積みされている。
2枚用意するのはそんなに難しくないぞ。
また、「効果で破壊する」場合でも、わりと狙って発動させることが可能。
【終焉の王デミス】効果で発動がもっとも効率的だけど、【サイクロン】や【大嵐】で強引に割ってもOK。
さらに強引にいってしまうと、【歯車街】の発動を自分の【神の宣告】でカウンターした場合でも【歯車街】効果で【古代の機械巨竜】を特殊召喚可能。
ちゃんと「無効にし、破壊する」からだ。
(【歯車街】の発動、つまり「【歯車街】が場に出る事」を無効にしただけなので、別に「破壊された時の効果」が無効になってるわけじゃないぞ)
このように、【歯車街】を使えば攻撃力3000のモンスターが超簡単に召喚できる。
「手札が悪くて、なかなか儀式用カードが揃わない」といった場合は、この3000で戦うことで時間を稼ごう。
このデッキには組み込まれていないギミックだけど、【マジカル・シルクハット(BE1)】の効果で裏側モンスター化させ、それが破壊された場合でも特殊召喚効果は発動する。
ビジュアル的にすごいアホな光景なので、狙ってみるのもおもしろいぞ。
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