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“アンデットワールド”と最新弾を使ってテクニカルに楽しもう!“ゾンビロード・シンクロン”
ハリー「さて、今回の新セット、CROSSROADS OF CHAOS(CSOC)の注目ポイントは、大まかに言って『植物族強化』『アンデット強化』ですよね」
いけっち店長「チェーンモンスター(【C・ドラゴン】とか)は?」
ハリー「(ガン無視)で、どっちのデッキを作ったんです?」
いけっち店長「うん。まずはこの前、構築デッキの“アンデットワールド”が発売されて注目の、アンデット族を主体に組んでみた」
ハリー「ほうほう。それは、プロモがあんまり必要なさそうで結構ですなぁ」
いけっち店長「最注目のカードは、やはりコイツやね」
ゾンビキャリア
☆2 闇属性 アンデット族 チューナー 効果
ATK/400 DEF/200
手札を1枚デッキの一番上に戻して発動する。
墓地に存在するこのカードを自分フィールド上に特殊召喚する。
この効果で特殊召喚されたこのカードは、フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。
いけっち店長「手札1枚をデッキトップに置くと墓地から特殊召喚されるんで、そのターンに出したモンスターとのシンクロ召喚が実に簡単に行える。
もし【生還の宝札】があれば、置いた手札もすぐ帰ってくるから、実質ノーコストになったりもするシナジーも」
ハリー「なるほど。と、言う事は、【馬頭鬼】や【ゾンビ・マスター】とのシナジーも楽しめそうですな」
馬頭鬼(めずき)
☆4 地属性 アンデット族 効果
ATK/1700 DEF/800
墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、自分の墓地からアンデット族モンスター1体を特殊召喚する。
ゾンビ・マスター
☆4 闇属性 アンデット族 効果
ATK/1800 DEF/0
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、手札のモンスターカード1枚を墓地に送る事で、自分または相手の墓地に存在するレベル4以下のアンデット族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
いけっち店長「【ゾンビキャリア】を自分の能力で場に出した場合はゲームから除外されてしまう。
でも、通常召喚したり、【ゾンビ・マスター】の能力で場に出したり、【馬頭鬼】や【死者蘇生】などで出せば、シンクロ召喚後も普通に墓地に行ってくれる」
ハリー「と、言う事は・・・・・
【ゾンビ・マスター】で【ゾンビキャリア】を墓地から場に出す。
(墓地に「【ソンビ・マスター】効果で復活可能モンスター」がいる場合、【ゾンビ・マスター】の起動コストとして手札の【ゾンビキャリア】を捨てて、その捨てた【ゾンビキャリア】を特殊召喚することも可能)
↓
【ゾンビ・マスター】×【ゾンビキャリア】でシンクロ召喚!
↓
墓地の【馬頭鬼】を除外、さっきのシンクロ召喚で落ちた【ゾンビ・マスター】を特殊召喚。
↓
再び【ゾンビ・マスター】効果で【ゾンビ・キャリア】を出して、シンクロ召喚!
↓
2枚目の【馬頭鬼】、または【生者の書】や【死者蘇生】等で再び【ゾンビ・マスター】を出し、【ゾンビキャリア】を出してシンクロ召喚・・・
と、連続的にシンクロモンスターを超展開する事も可能?!」
いけっち店長「その通り!
さらに、【異次元からの埋葬】(除外されたモンスターを墓地に戻す)を使って、除外された【馬頭鬼】を再利用すると、その枚数分またまた【ゾンビ・マスター】が場に出せて、シンクロモンスターが3体も4体も並んでとんでもない破壊力に!!」
ハリー「回るんですか?! そのデッキ?!」
いけっち店長「回る! いや、コンボデッキだから回らないこともあるが、普通に戦い続ける事もできるし、スキを見つけて突然コンボを叩き込むこともできる!
さあ、それでは実際に見ていただこう!!」
ニコニコ動画版
ゾンビロード・シンクロン(41枚) |
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最上級モンスター(1枚) |
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下級モンスター(22枚) |
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魔法(11枚) |
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装備魔法(1枚) |
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速攻魔法(3枚) |
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フィールド魔法(3枚) |
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エクストラデッキ |
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シンクロモンスター |
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融合モンスター |
2x キメラテック・フォートレス・ドラゴン(雑誌特典) |
| (このデッキは8月31日までの禁止制限ルールで作られています)
ハリー「ライトロードが入ってるじゃないですか!」
いけっち店長「その通り!
【ゾンビ・マスター】などなど、アンデット族は墓地を使うカードが多い。なので、墓地を増やせるライトロードと相性が良いのだ。
後半あまった【おろかな埋葬】を【ウォルフ】で活用できるというメリットもあるし」
■各カード解説
アンデット・ワールド
フィールド魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、フィールド上及び墓地に存在する全てのモンスターをアンデット族として扱う。
また、このカードがフィールド上に存在する限りアンデット族以外のモンスターのアドバンス召喚をする事はできない。
とんでもねーカードだ。
コイツがある限り、墓地も場もアンデット。なんでもかんでも【馬頭鬼】や【生者の書】で蘇生可能となる。
相手の墓地もアンデットなので、【デスカイザー・ドラゴン】を出した時には、相手の墓地のカードを出し放題。
オマケのようについてる2つ目の効果、「アンデット族以外のモンスターのアドバンス召喚をする事はできない」という能力が、敵に回すと限りないウザさ! 【邪帝ガイウス】を出せないってなんですか兄さん。
ゴブリンゾンビ
☆4 闇属性 アンデット族 効果
ATK/1100 DEF/1050
このカードが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた時、相手はデッキの一番上のカードを墓地へ送る。
このカードがフィールド上から墓地に送られた時、自分のデッキから守備力1200以下のアンデット族モンスター1体を選択し、お互いに確認して手札に加える。 その後デッキをシャッフルする。
破壊されると、守備力1200以下のアンデット族を手札に加えられる。
その時々にあわせて、必要なコンボパーツを持ってこれる大活躍のサーチカード。
ライトロード・マジシャン ライラ
☆4 光属性 魔法使い族 効果
ATK/1700 DEF/200
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するこのカードを表側守備表示に変更し、相手フィールド上の魔法または罠カード1枚を破壊する。
この効果を発動した場合、次の自分のターン終了時までこのカードは表示形式を変更できない。
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、自分のエンドフェイズ毎に、自分のデッキの上からカードを3枚墓地に送る。
“ライトロード”というと、まず第一に【ライコウ】、そしてこのカードが入る。
(【おろかな埋葬】→【ウォルフ】特殊召喚→【ケルビム】アドバンス召喚も良く見かける)
使いやすい魔法・罠破壊能力を持ちながら、墓地を一気に3枚も肥やしてくれるナイスカード。
スーパーレアだが、ライトロード使いでなくとも優先して持っておきたいカードだ。
余談だが、日本はまだマシかも? 外国語版では「ライトロード」関連カードは軒並みレアリティがアップしており、このカードもウルトラレア(&レリーフ)に格上げされてたりする。
(【裁きの龍】はシークレット、さらに現在海外限定である追加ライトロードの1つもシークレット)
ライトロード・ハンター ライコウ
☆2 光属性 獣族 効果
ATK/200 DEF/100
リバース:フィールド上のカードを1枚破壊する事ができる。
自分のデッキの上からカードを3枚墓地に送る。
何でも壊す、墓地も増やす、【ライラ】と並ぶ優秀ライトロード。
獣族であることも評価され、採用率ではおそらくライトロード中ナンバー1だろう。
また、「対象のカードを破壊→デッキを墓地に送る」という流れであるため、「破壊されたことにより発動する任意効果」の発動タイミングを逃させて、効果を発動させなくするという、ちょっと珍しくてスゴい性質も持ってたりする。
具体的に言えば、【ユベル−Das Abscheulich Ritter】の【ユベル−Das Extremer Traurig Drachen】呼び出し効果とか、【歯車街】の「古代の機械」モンスター特殊召喚効果を無力化できる、ということ。
ライトロード・ビースト ウォルフ
☆4 光属性 獣戦士族 効果
ATK/2100 DEF/300
このカードは通常召喚できない。
このカードがデッキから墓地に送られた時、このカードを自分フィールド上に特殊召喚する。
デッキから墓地にカードが落ちたとき、ひょっこりと出現してくれる幸運の使徒。
手札に来ると腐ってめんどいけど、【ソーラー・エクスチェンジ】や【ゾンビ・マスター】で捨ててしまおう。
カードガンナー
☆3 地属性 機械族 効果
ATK/400 DEF/400
自分のデッキのカードを上から3枚まで墓地へ送る事ができる。
墓地へ送ったカード1枚につき、このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで500ポイントアップする。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
自分フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、自分のデッキからカードを1枚ドローする。
効果で墓地を増やせ、破壊されるとドロー。
混沌の黒魔術師
☆8 闇属性 魔法使い族 効果
ATK/2800 DEF/2600
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、自分の墓地から魔法カード1枚を選択して手札に加える事ができる。
このカードが戦闘によって破壊したモンスターは墓地へは行かずゲームから除外される。
このカードがフィールド上から離れた場合、ゲームから除外される。
【アンデット・ワールド】でアンデット化すれば【馬頭鬼】で簡単に出てきたり、【生者の書】で出てきて【生者の書】を回収する、とかいう意味不明な大活躍をする。
動画で解説している通り、【異次元からの埋葬】&【馬頭鬼】&【混沌の黒魔術師】のコンボが凶悪で、アホのように何度も出たり引っ込んだりする。
場から墓地へ行った【混沌の黒魔術師】はゲームから除外されるので、【異次元からの埋葬】を使った時に【馬頭鬼】とセットで墓地に帰ってくるのだ!!!
で、【馬頭鬼】除外でまたコイツが出てきて、【異次元からの埋葬】を手札に戻す、と・・・・あれっ?!
生者の書−禁断の呪術−
通常魔法
自分の墓地に存在するアンデット族モンスター1体を特殊召喚し、相手の墓地に存在するモンスター1体をゲームから除外する。
相手の墓地のモンスターを1枚除外し、自分のアンデットモンスターを蘇生するカード。
墓地がアドバンテージになる昨今、この除外能力は非常に強力。「相手の墓地にモンスターが無いので使えない」というのは、たまに困るけどね。
異次元からの埋葬
速攻魔法
ゲームから除外されているモンスターカードを3枚まで選択し、そのカードを墓地に戻す。
今までに説明したとおり、こっちのコンボをブーストしてくれるカードだけど、実は相手墓地に対しても使える。
速攻魔法なので、相手の帰還効果(【次元融合】とか【D・D・R】)にチェーンして、発動を止めたりできる。
意外なところでは、【封印の黄金櫃】で除外されたカードがモンスターなら、それを墓地に送って、効果を消す事も。
デスカイザー・ドラゴン
炎 ☆6 アンデット族 シンクロ 効果
ATK/2400 DEF/1500
「ゾンビキャリア」+チューナー以外のアンデット族モンスター1体以上
このカードが特殊召喚に成功した時、相手の墓地に存在するアンデット族モンスター1体を選択し、攻撃表示で自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
このカードがフィールド上に存在しなくなった時そのモンスターを破壊する。
蘇りし魔王 ハ・デス
闇 ☆6 アンデット族 シンクロ 効果
ATK/2450 DEF/0
「ゾンビキャリア」+チューナー以外のアンデット族1体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分フィールド上に存在するアンデット族モンスターが戦闘で破壊したモンスターの効果は無効化される。
せっかくのアンデットデッキなのだから、ぜひ使ってみたい。
能力も、所々で活躍してくれるものばかり。エクストラデッキに入れておくと、必ず、「おおっ! 入れておいて良かった!」というシーンがあるぞ。
ゾンビキャリア
主役。今回の“CROSSROADS OF CHAOS”における、最強レアカードはコイツだ、と言っても過言ではない。
今回のアンデットデッキに限らず、様々なデッキに入る超強力カード。
チューナーなので、自ら墓地に落ちる能力の付いている“闇属性モンスター”であると言える。つまり、【ダーク・アームド・ドラゴン(POTD)】と好シナジー。
おまけに、自分自身に蘇生能力が付いているので、墓地から戻ることもでき、これまた墓地の闇属性カードの枚数を調整するのにも一役買う。
そもそも、この、蘇生能力が普通にとんでもなく強い。
シンクロがお手軽である、というだけでなく、いざとなったら墓地から守備表示で出てきて、1ターンを耐える“壁”にもなってくれるのだ。
更にもう1つ。
このカードは、非常に珍しい、「手札のカードを、自分自身で選んでデッキのトップに置くことのできるカード」なのだ。どういうときに便利か、お解かりだろうか。
【D−HERO ダッシュ・ガイ】
【D−HERO ダイヤモンド・ガイ】
【モンスター・ゲート】
【天魔神ノーレラス】
などなど
さあ、色々なコンボを試してみよう!!
馬頭鬼
動画でも解説しているが、【異次元からの埋葬】とあわせると、ぐるぐるぐるぐる、気持ち悪いぐらいモンスターを蘇生してくれる。
【アンデット・ワールド】が出ていると、【混沌の黒魔術師】だろうが何だろうが出す事が可能!
思わず、このコンボだけで、「超デカいモンスターを、【アンテッド・ワールド】と【馬頭鬼】で出しまくる」というデッキを組みたくなるが、なかなか上手くは・・・まあ、チャレンジしてみても良いだろう。
ゾンビ・マスター
普通にパンチ力があるところも魅力。殴れるときには殴っておこう。
いけっち店長「ちなみに9月からの新禁止制限ルールだとこうなる」
9月1日版ゾンビロード・シンクロン(40枚) |
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下級モンスター(23枚) |
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魔法(11枚) |
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速攻魔法(3枚) |
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永続魔法(2枚) |
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フィールド魔法(1枚) |
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エクストラデッキ |
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シンクロモンスター |
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融合モンスター |
2x キメラテック・フォートレス・ドラゴン(雑誌特典) |
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クリッター
闇 ☆3 悪魔族 効果
ATK/1000 DEF/600
このカードがフィールド上から墓地に送られた時、自分のデッキから攻撃力1500以下のモンスター1体を選択し、お互いに確認して手札に加える。その後デッキをシャッフルする。
シンクロ召喚に使われて墓地に落ちるたびに手札が増えて、非常に愉快な事になる。
生還の宝札
永続魔法
自分の墓地に存在するモンスターが特殊召喚に成功した時、自分のデッキからカードを1枚ドローする事ができる。
蘇生効果を多く持つデッキと好相性。【ゾンビ・マスター】や【ゾンビキャリア】が使いやすくなるぞ。
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