TOPヴァイスシュヴァルツ研究所第77回(2013.7.14)

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□『ビビッドレッドオペレーション《ビビッドブルー》&《三枝 わかば》デッキ』


 今回のデッキも最新弾「ビビッドレッドオペレーション」!
 
 前回がレア1種&他はコモン&アンコモンのみのデッキでしたので、今回はRRも使用したデッキをご紹介しましょう!
 Lv1〜3帯、この全てで高パワーが出せる制圧力の高さが魅力です。
 
 では、デッキレシピはこちら!


■《ビビッドブルー》&《三枝 わかば》デッキ


Lv0 キャラ
 2x 可愛いもの好き わかば(3500)
 2x 勝気な少女 わかば(集中)
 2x 天真爛漫 あかね(実質3500)
 3x マヨラー あかね(+500)
 4x 真実の告白 あおい(ドッキングパーツ)
 1x 朝の特訓 あおい
Lv1 キャラ
 1x オペレーション! ビビッドレッド(相討ち)
 2x テント形態 あかね(助太刀)
 3x あおいとドッキング!あかね(ドッキングパーツ)
Lv2 キャラ
 3x テクスチャー・オン!わかば(チェンジ)
 1x 水着のわかば(助太刀)
 2x 明るくまっすぐ あかね(レベル応援)
 4x ビビッドブルー(ドッキング先)
Lv3 キャラ
 3x 三枝 わかば(チェンジ先)
 3x 一色 あかね(クロック回復)
CX
 4x 世界を救う力(+2)
 4x さよならは言わない (扉)
このデッキは2013年7月時点のルールとカードで作成されております
VR/W22 = ブースターパック ビビッドレッドオペレーション
VR/W22T = トライアルデッキ ビビッドレッドオペレーション

 

 
◆使い方ポイント

 Lv1になったら《ビビッドブルー》へドッキング!

 

ビビッドブルー
 Lv2 コスト1 トリガー1
 パワー7500 ソウル1 鍵・武器
■【永】 記憶 あなたの思い出置場の《鍵》のキャラが2枚以上なら、このカードのパワーを+1500し、このカードは次の能力を得る。
『【自】[あなたの山札の上から1枚をクロック置場に置く]
 このカードのバトル相手がリバースした時、あなたはコストを払ってよい。
 そうしたら、あなたは1枚引く。』




 《ビビッドブルー》へのドッキングパーツはこの2枚です。

   

あおいとドッキング!あかね
 Lv1 コスト0 トリガー0
 パワー3500 ソウル1 鍵・武器
■【自】 絆/「真実の告白 あおい」 [手札を1枚控え室に置く]
 (このカードがプレイされて舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。
 そうしたら、あなたは自分の控え室の「真実の告白 あおい」を1枚選び、手札に戻す)
■【起】[(2) あなたの舞台の「真実の告白 あおい」を1枚とこのカードを思い出にする]
 あなたは自分の控え室の「ビビッドブルー」を1枚選び、このカードがいた枠に置く。


真実の告白 あおい
 Lv0 コスト0 トリガー0
 パワー2000 ソウル1 鍵・武器
■【自】 アンコール [手札のキャラを1枚控え室に置く]
  (このカードが舞台から控え室に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。
 そうしたら、このカードがいた枠にレストして置く)
■【起】[あなたの《鍵》のキャラを1枚レストする]
 そのターン中、このカードのパワーを+1000。


 
 ドッキングに成功すれば「鍵」持ちのパーツ2枚が思い出送りになるので、《ビビッドブルー》の「記憶」条件はそれで満たせます。
 なので「パワー9000・バトル相手をリバースさせると1クロック増加→1ドロー」の強力カードが登場です!
 


 ドッキングによって手札が実質1枚減ってしまいますが、この効果で1ドローすればドッキングに費やした手札分はチャラです。(クロックは増えますが)


 このドロー効果の強力な所は、「相手ターンでも発動する! 相討ちでも発動可! 発動は任意!」という点。
 相手がバトルに負ける前提のチャンプアタック(捨て石アタック)をしかけてきてもドロー可能、もしクロック数が気になるようならドローしない、ということができます。


 ダメージキャンセルが多くなり、《ビビッドブルー》の活躍する時間が長くなれば長くなるほど、クロック数の許す限り手札も増えていくわけです。

 これがメインアタッカーなので、《ビビッドブルー》を中心に動かしていきましょう。




◆Lv0の戦い方・ストックを溜めよう!

 このデッキはドッキングや「チェンジ」を駆使して戦うため、たくさんのストックが必要です。
 そのため、ストックの枚数管理は最重要事項と言っても過言ではありません。
 コストは考えて使っていきましょう。



 それでは、Lv0帯の動かし方の解説に移りましょう。


 《ビビッドブルー》へのドッキングに必要なコストは2です。
 Lv1へ上がるまでの間に、2ストックは確実に用意しておきましょう。



 逆に言うと、3以上のストックは確かにあればあるほどうれしいのですが、必須ではありません。
 手札の消費を無理のない範囲に抑えつつ、できる範囲でストックを溜めながら戦って行きましょう。
 


 優秀なアタッカーがない!というのであれば、アタッカーを出さずにストックブーストのクライマックス《世界を救う力》を張るのも手です。

 
 
 手札は減ってしまいますが、

 アタックする必要もないので相手のクロックが増えない
 →Lvの先上がりしやすくなる


 と考えれば、メリットになるかもしれない点もあります。
(アタッカーを出してもどうせ相手ターンで踏まれる!結局手札は減るよ!という考え方もなくはないですしね)


 アタックしてストックを溜めるか、クライマックスでストックを溜めるか、臨機応変に対応していきましょう。




 また、ドッキングパーツである《真実の告白 あおい》はカード単体としての性能もなかなか高く、アタッカーの仕事もこなせます。

 

真実の告白 あおい
 Lv0 コスト0 トリガー0
 パワー2000 ソウル1 鍵・武器
■【自】 アンコール [手札のキャラを1枚控え室に置く]
 (このカードが舞台から控え室に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。
 そうしたら、このカードがいた枠にレストして置く)
■【起】[あなたの《鍵》のキャラを1枚レストする]
 そのターン中、このカードのパワーを+1000。



 手札アンコールの強力さは周知の事実。


 加えて、「鍵」1枚レストでパワー3000になり、もう1枚(合計2枚)の「鍵」をレストすることで、パワー4000まで到達します。
 もし後列に《マヨラー あかね》がいれば、自ターン中パワー4500も可能!



 

マヨラー あかね
 Lv0 コスト0 トリガー0
 パワー1500 ソウル1 鍵・マヨネーズ
■【永】他のあなたの《鍵》のキャラ全てに、パワーを+500。
■【自】[(1)]あなたは相手の前列のレベル0以下のカードを1枚選び、控え室に置く。



 しかし相手ターンは単なるパワー2000。
 殴りに強く、殴り返しに弱いカードがLv0の主力の1つとなるため、先攻1ターン目にパワー3500以上が用意できないようならアタックせずにターンエンド、というのも有効です。


 返しのターンに「2面アタック」or「1枚だけアタック+《世界を救う力》を置く」のどちらかをすれば2ストック溜まるので、最低ラインはこれで満たせます。


 もちろん、ストックはいくらあっても困らないので、余裕があるならドンドンストックを溜めていきましょう。






◆《ビビッドブルー》へドッキング!


 Lv1になれば《ビビッドブルー》にドッキング!

 

 《ビビッドブルー》の有無で盤面の強さが天と地ほども違いますので、このドッキングは何としても成功させましょう。




 《あおいとドッキング!あかね》は手札に必要ですが、それは《真実の告白 あおい》への「絆」を持つため、他のパーツ2枚は手札か控え室にあればOKです。
(《ビビッドブルー》は控え室にないといけませんが、「絆」で手札から捨てることができます)


 ゲーム開始時の手札入れ替え時から、手札と控え室にドッキングパーツを集めることを意識しましょう。


  

あおいとドッキング!あかね
 Lv1 コスト0 トリガー0
 パワー3500 ソウル1 鍵・武器
■【自】 絆/「真実の告白 あおい」 [手札を1枚控え室に置く]
 (このカードがプレイされて舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。
 そうしたら、あなたは自分の控え室の「真実の告白 あおい」を1枚選び、手札に戻す)
■【起】[(2) あなたの舞台の「真実の告白 あおい」を1枚とこのカードを思い出にする]
 あなたは自分の控え室の「ビビッドブルー」を1枚選び、このカードがいた枠に置く。





 ここでちょっと問題になるのが、青色の発生。
 青は必要最低限の枚数しか入っていないので、油断すると「青が出てない!」という事態になるかもしれません。


 そこで活躍するのが《しっかりもの もも》。

   

しっかりもの もも
 Lv0 コスト0 トリガー0
 パワー500 ソウル1 家事・ランドセル
■【自】[手札の《鍵》のキャラを1枚控え室に置く]
 このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。
 そうしたら、あなたは自分の山札を見て、カード名に「ドッキング」を含むキャラを1枚まで選んで相手に見せ、手札に加える。
 その山札をシャッフルする。



 《あおいとドッキング! あかね》を探してドッキング成功率を高める!のも大きな仕事ですが、そのドッキングパーツの色は青。
 手札の「鍵を青色のカードに変える」ことで色調整が行える点も重要です。


 Lv1に上がったが青色が出ていない
 →手札には《あおいとドッキング!あかね》が1枚あり、他の青いカードはないが、《しっかりもの もも》がある
 →《あおいとドッキング!あかね》をクロックフェイズでクロックへ置く
 →《しっかりもの もも》の効果で山札から《あおいとドッキング!あかね》を手札に加える
 →ドッキング!



 という動きもとれるわけです。

 Lv0時点で《あおいとドッキング!あかね》を探しておき、その後はストック溜め要員としてアタックするのもいいですね。



 《しっかりもの もも》自体は低パワー、しかも「鍵」を持たないので盤面で弱いカードであることは事実です。


 が、ドッキングパーツと色の確保に役立ち、何より「効果発動にストックを使わない」点がとてもありがたいのです。
 優秀なサポートカードです。





◆ドッキング完了!《ビビッドブルー》を守れ!


 無事《ビビッドブルー》へのドッキングに成功したら、次は舞台を整えます。


 できる限り赤と青の色を発生させ、《いつでもポジティブ あかね》と《ビビッドブルー》を一緒に並べましょう。



 

いつでもポジティブ あかね
 Lv1 コスト0 トリガー0
 パワー5000 ソウル1 鍵・武器
■【自】[(1) このカードを控え室に置く]
 他のあなたの《鍵》のキャラがフロントアタックされた時、あなたはコストを払ってよい。
 そうしたら、あなたは自分のバトル中のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+2500。


 
 《ビビッドブルー》はパワー9000なので、Lv1時点ではそもそも倒されにくいのですが、相手もただ黙って見ているわけではありません。
 その気になれば、Lv1時点でも倒せるアタッカーを出してくることでしょう。
 
 
 
 そこで頼りになるのが《いつでもポジティブ あかね》!
 
 
 
 
 パワー9000の《ビビッドブルー》がフロントアタックされた時、この効果を使用したとします。

 すると+2500されて《ビビッドブルー》のパワーは11500!
 後列に《マヨラー あかね》がいたら、さらに+500されてパワーは12000!


 相手が「チェンジ」等でパワー10000クラスの大型キャラを早出ししていても、そこから何らかの方法で+1500〜2000くらい上乗せしなければ倒せないほどの数字です。
(相討ちでもドロー効果は発動できるので、一方的に倒さなければおいしくない場合が多々あります)




 重要なのは、《いつでもポジティブ あかね》がリバース状態になっても効果の発動は可能なこと。
 山札送り、思い出送り、ストック送り等、完全に舞台から消さないとパワーアップ効果は阻害されません。


 もし《テント形態 あかね》が手札にあった場合、《いつでもポジティブ あかね》の効果と併用すれば…。
 なんと! パワー14500〜15000まで視野に入ります!



 

テント形態 あかね
 Lv1 コスト1 トリガー1
 パワー2000 ソウル1 鍵・マヨネーズ
■【自】 記憶 あなたがこのカードの「 助太刀 」を使った時、
 あなたの思い出置場の《鍵》のキャラが2枚以上なら、
 あなたは自分のバトル中のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+1500 。
■【起】● 助太刀1500 レベル1 [(1) 手札のこのカードを控え室に置く]
 (あなたは自分のフロントアタックされているキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+1500)




 《いつでもポジティブ あかね》2枚が一緒に並べば、コストは多くかかるものの、盤面だけでパワー14000要求!
 《いつでもポジティブ あかね》を1枚倒そうとしても、もう片方が効果を使えるため、確実に倒すためにはパワー7500が必要です。


    


 無理して相討ちになったとしても、ドロー効果は相手ターンでも、相討ちでも発動可能なので、相手からするとおいしくありません。

 「もし助太刀が手札にあったら…?」
 「→返り討ちにあった挙句、ダメージに余裕があればドローされる!」 


 これはあまりアタックに行く気が起きませんね。
 この場ができてしまえば、相手も早出しをしたり、早出し対策のカードを使ったり、クライマックス対応効果あたりの大幅パワーアップ効果など、何らかの搦め手がなければ倒すのは難しいでしょう。




 大切なのは、相手に「無理して突っ込んだら損する!」と思わせる場を作ること。

 こちらとしても、コストがたくさん必要なのであまり無理はしたくありません。
 ゲームはまだLv1段階なので、まだまだストックは必要ですからね。



 この布陣を作り、Lv1帯の制圧を目指しましょう!





◆《三枝 わかば》にチェンジ!

 Lv2になったら、「チェンジ」でさらなる早出しに挑戦!


  


テクスチャー・オン! わかば
 Lv2 コスト2 トリガー1
 パワー7000 ソウル2 鍵・スポーツ
■【自】 チェンジ [(1) 手札を1枚控え室に置き、このカードを思い出にする]
 あなたのクライマックスフェイズの始めに、あなたはコストを払ってよい。
 そうしたら、あなたは自分の控え室の「三枝 わかば」を1枚選び、このカードがいた枠に置く。
■【起】[あなたのキャラを2枚レストする]
 あなたは自分の《鍵》のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+2000。


三枝 わかば
 Lv2 コスト3 トリガー1
 パワー10000 ソウル2 鍵・武器
■【永】このカードはサイドアタックできない。
■【自】この能力は1ターンにつき1回まで発動する。
 あなたが【起】を使った時、あなたのキャラすべてに、パワーを+2000。
■【自】[(2)]このカードがアタックした時、あなたはコストを払ってよい。
 そうしたら、あなたは相手の山札を上から2枚まで見てカードを1枚まで選び、山札の下に置く。
 残りのカードを山札の上に好きな順番で置く。



 この「チェンジ」に必要なコストは3。


 《いつでもポジティブ あかね》能力や《テント形態 あかね》の「助太刀」でコストを使ってしまう可能性もありますが、できるだけ3ストック残して「チェンジ」できるようにしましょう。


   



 無事に《ビビッドブルー》を守り切る事ができたなら、「チェンジ」の前に2枚レスト能力で《ビビッドブルー》に+2000しましょう。
(どうせ「チェンジ」して場から消えるので、前列の《テクスチャー・オン!わかば》本人をレストしても問題ありません)


 これで《ビビッドブルー》はパワー11000に。
 《マヨラー あかね》がいれば11500。2枚いれば12000。


   
    


 合計4コスト必要になりますが、「レベル応援」持ちの《明るくまっすぐ あかね》も一緒に出せばさらに盤石になります。



  

明るくまっすぐ あかね
 Lv2 コスト1 トリガー1
 パワー5000 ソウル1 鍵・マヨネーズ
■【永】 応援 このカードの前のあなたのキャラすべてに、パワーを+X。
 Xはそのキャラのレベル×500に等しい。
■【自】[(1)]あなたのクライマックス置場に「世界を救う力」が置かれた時、あなたはコストを払ってよい。
 そうしたら、あなたは自分の控え室のキャラを1枚選び、手札に戻し、
 あなたは自分のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+2000。




   
      


 この場が作れたなら、そのターン中《ビビッドブルー》のパワーは12500。




 もっとパワーを出したい!ということなら、《明るくまっすぐ あかね》のクライマックス効果を使えばさらに高いパワーを出すこともできます。

 

 これはストックブーストのクライマックス。
 ストックを増やす効果も《明るくまっすぐ あかね》のクライマックス連動効果も、共に「置かれた時」発動です。


 というわけで「先にストック増やし→クライマックス連動効果」の順番で解決すれば、0ストックからでも効果を使えます。


    
        


 この+2000を《ビビッドブルー》に振れば、そのターン中パワー14500+控え室から1枚回収。
 「助太刀」やクロック回復など、手札にない有効札を回収しておくと良いでしょう。

※注:「チェンジ」はクライマックスフェイズの「始め」なので、本当はもう「チェンジ」が完了して《三枝 わかば》になってます。




 話が前後しましたが、《三枝わかば》にチェンジ!


 

三枝 わかば
 Lv2 コスト3 トリガー1
 パワー10000 ソウル2 鍵・武器
■【永】このカードはサイドアタックできない。
■【自】この能力は1ターンにつき1回まで発動する。
 あなたが【起】を使った時、あなたのキャラすべてに、パワーを+2000。
■【自】[(2)]このカードがアタックした時、あなたはコストを払ってよい。
 そうしたら、あなたは相手の山札を上から2枚まで見てカードを1枚まで選び、山札の下に置く。
 残りのカードを山札の上に好きな順番で置く。



 注意しなければならないのは、「チェンジ」した直後の《三枝 わかば》はあんまりパワーがでない、ということ。


 この時点での相手の最大パワーのキャラは、↑の大幅パワーアップに成功した他のカードで倒してしまいましょう。

 最高の場が作れなくてもだいたいパワー12000くらいは出せることが多いのでそうそうやられることはないですし、Lv2になった後なら、《ビビッドブルー》がカウンターで返り討ちにあってしまってもさほど痛くありません。





 そうこうして相手ターンを迎えましょう。


 ここからは《三枝 わかば》の独壇場!

 自分が「起」の能力を使えば、そのターン中、自分のキャラ全てにパワー+2000。



 そう、「助太刀」は「起」の効果なので、《三枝 わかば》の能力を相手ターン中に起動できるのです!


 

テント形態 あかね
 Lv1 コスト1 トリガー1
 パワー2000 ソウル1 鍵・マヨネーズ
■【自】 記憶 あなたがこのカードの「 助太刀 」を使った時、
 あなたの思い出置場の《鍵》のキャラが2枚以上なら、
 あなたは自分のバトル中のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+1500 。
■【起】● 助太刀1500 レベル1 [(1) 手札のこのカードを控え室に置く]
 (あなたは自分のフロントアタックされているキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+1500)




 一例をご紹介。


◆パワー10000の《三枝 わかば》に「助太刀+3000」を使って、パワー13000
 →《三枝 わかば》の能力が発動、味方キャラ全てに+2000されるのでパワー15000!
 →後列に《マヨラー あかね》or「レベル応援」がいればパワー15500or16500!!




 ポイントなのは、+2000されるのは「味方キャラすべて」ということ!

 隣に《ビビッドブルー》がいればそれもついでにパワー11000になり、もし「レベル応援」があれば、直接「助太刀」されてないのにパワー12000!



 1列だけ13000以上の高いパワーを出す、というのはそんなに珍しい状況ではありませんが、15000↑と12000↑を同時に用意するのは、Lv2時点ではそんなに簡単なことではありません。


 突破される可能性ももちろんありますが、そうたやすく突破はできないでしょう。


 《いつでもポジティブ あかね》を出し直すことができていれば、さらに堅い舞台が作れます。
(ここまでカードを揃えるのはさすがに難しいかもしれませんが)






 そして自分のターン。

 自分のターンになれば、パワー+1000の起動効果等を使うことで《三枝 わかば》の能力が発動し、起動効果によるパワーアップに加え、全体+2000状態に。

 いざとなれば、《マヨラー あかね》の「Lv0前列を控え室に置く」能力を空撃ちすることでも「起」を使えます。
(ストックがもったいないので、あまりやりたくはないですが…)



 Lv3になるなどして、もし舞台に《三枝 わかば》を2枚置くことができれば、+2000効果が2つ重なって全体+4000に…!


    


 相手ターン中だけでなく、自分のターンでも高パワーが出せます。むしろ本来こっちがメイン。
 攻守にわたってとても頼りになる存在です。



 ただし、逆にいうと相手ターン中に効果発動するためには、手札に「助太刀」が必須です。
 「扉」トリガーや、《明るくまっすぐ あかね》の回収効果でできるだけ手札に集めておきましょう。






◆詰め能力も完備!トドメも《三枝 わかば》に任せろ!

 そしてゲーム終盤、《三枝 わかば》の一番下の能力でトドメです!



 

三枝 わかば
 Lv2 コスト3 トリガー1
 パワー10000 ソウル2 鍵・武器
■【永】このカードはサイドアタックできない。
■【自】この能力は1ターンにつき1回まで発動する。
 あなたが【起】を使った時、あなたのキャラすべてに、パワーを+2000。
■【自】[(2)]このカードがアタックした時、あなたはコストを払ってよい。
 そうしたら、あなたは相手の山札を上から2枚まで見てカードを1枚まで選び、山札の下に置く。
 残りのカードを山札の上に好きな順番で置く。




 サイドアタックできないのでダメージの微調整はできませんが、「相手の山札上2枚を見る→クライマックスを下に除去できる」ので、アタックが通る可能性が跳ね上がります!
(「1枚まで選び」なので、2枚見た中にクライマックスがなければ1枚も下に送らずそのままにする事もできます)


 ソウル2のフロントアタックで見た山札上2枚の中にクライマックスがなく、そのアタックのトリガーでソウルが増えなかった場合、相手がカウンターで山札上操作をしない限り、その2点は確定で通ります。


 パワーアップ効果が強いだけでなく、詰め能力まである強力なカードです。



 そして忘れてはならないのが回復要員。
 このデッキの回復能力持ちはこのカード。

 

一色 あかね
 Lv3 コスト2 トリガー1
 パワー10000 ソウル2 鍵・武器
■【自】 このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分のクロックの上から1枚を、控え室に置いてよい。
■【自】[(3) 手札を2枚控え室に置く]このカードがアタックした時、あなたはコストを払ってよい。
 そうしたら、相手に5ダメージを与える。
 (ダメージキャンセルは発生する)



 もう1つの効果、「3コスト+手札2枚」を支払う事で相手に5点ダメージを与えます。

 コストがすごく重いので乱発できず、何よりこんな大振りなダメージはそうそう通るとは思えませんが、「キャンセルさせて、相手山札のクライマックスを1枚飛ばす」という仕事はできます。


 また、相手のクライマックスがもう8枚見えている状態で山札が5枚残っている、もしくはリフレッシュに入る、という状態までアタック順番を調節して持ち込めむことができれば、このダメージでトドメをさせる可能性も多少あります。



 あまりにも大雑把な効果なので頻繁に使う事はないかもしれませんが、うまく使えるタイミングがあれば輝く事もある、面白いカードです。





◆弱点&改造するなら 


 このデッキの中心である《ビビッドブルー》へのドッキングができるかどうか。これが大きく勝敗を分けます。

  

 ゲーム開始時の手札入れ替え基準を厳し目にし、山札を掘り進めることで何としてもパーツを集めましょう。
 山札の下の方に固まっていたのであればどうしようもありませんので、ありものの手札で戦うことになります。
(「記憶」達成のために思い出が2枚必要なので、Lv2になってからドッキングするのも手です)




 次に、このデッキは、エースアタッカーである《ビビッドブルー》や《三枝 わかば》を「助太刀」や《いつでもポジティブ あかね》で守って舞台を制圧する、いわゆるコントロール寄りのデッキです。

    

 ドッキングや「チェンジ」でコストが多くかかる上に、「どのカードで戦ってもそれなり以上に強い」という系統のデッキではないため、一度場が崩れると立て直しが難しいことが欠点として挙げられます。



 そのため、「自ターン中だけ極端にパワーが出るデッキ」など、たとえ一時的でもこちらより高いパワーを出してくる相手には相性が悪いと言えます。
 「自分よりパワーラインの平均が低いデッキ」にはなかなか突破されないのでとても相性がいいのですが、隙を突かれて《ビビッドブルー》が突破されると劣勢です。
(そういった相手には、そもそもドッキングしないよう組んだのデッキの方が優位に戦えます)


 突破されそうor突破されてしまった場合、できるだけ多めにストックを溜めておき、ドッキングした《ビビッドブルー》がやられてもLv2になったら手札から出し直す、などして可能な範囲での立て直しに努めましょう。





 また、早出しデッキの常として、「風」トリガー等によるバウンス(手札戻し)も困ります。

 
  

 とはいえ《ビビッドブルー》は1コスト&登場時デメリットもありませんので、Lv2に上がり次第、そう重くないコストで出し直しができます。
 他の早出しデッキに比べればまだマシな被害に収まるかもしれません。
(「チェンジ」した《三枝 わかば》が手札に戻されると、さすがに被害甚大ですが)







 続いて改造案です。

 Lv0〜1帯のカードは、色の枚数調整メインで選定しています。
 そしてパワー3500のオーバースペックキャラを中心に、アタッカーを投入しました。

 このパックのLv0帯はなかなかに強力なカード揃いですので、お好みや環境に合わせて選定を変えてみましょう。



 トリガーでソウル2クライマックスをめくりすぎる!というのであれば、1枚「本」トリガーに変えるのもいいでしょう。
 青いカードの水増しにもなります。(ちょっと色が足りず張りにくい事があるかもしれませんが)



 サーチカードが足りない!というのであれば、《体育の時間 ひまわり》を投入してみましょう。


 

体育の時間 ひまわり
 Lv0 コスト0 トリガー0
 パワー2500 ソウル1 鍵・工場
■【自】[1 手札を1枚控え室に置く]このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。
 そうしたら、あなたは自分の山札を見て《鍵》のキャラを1枚まで選んで相手に見せ、手札に加える。
 その山札をシャッフルする。



 デッキのほぼ全てが「鍵」なので、必要なキャラをピンポイントで探してこれます。
 ドッキングorチェンジパーツ、後列用カード、「助太刀」などなど、探したいカードはいくらでもありますね。


 ただし能力使用に1コストかかるので、コストの用途がはっきりしているこのデッキだと、他の一般的なデッキと比べて使い勝手が劣ります。


 もちろん、コストが余れば強力なサーチとなります。
 ご利用は計画的に。




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