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□2014年秋 赤城改 助太刀型「艦これ」デッキ紹介
今回は「艦これ」のデッキです。
現在猛威を振るっている「ニセコイ」。
大会にいくとかなりの確率で戦う事になるでしょうから、「ニセコイ」を意識した動きは必須です。
今回の記事では「ニセコイ」のフィニッシャー、「乙女心 万里花」を意識した動きに絞ってご紹介です。
「乙女心 万里花」以外にも非常に強力なカードがたくさんある「ニセコイ」です。
どうしても苦しい戦いになるのは間違いありませんが、できる限り「再スタンド」だけはさせないよう心掛けましょう。
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■赤城改 助太刀型艦これデッキ |
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| CX |
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このデッキは２０１４年１１月時点のルールとカードで作成されております
高パワーキャラを3面作り、リバースされにくくする事。
これがいちばん単純な「乙女心 万里花」の再スタンド対策です。
乙女心 万里花
Ｌｖ３ コスト２ トリガー１
パワー１００００ ソウル１ 《警察》・《鍵》
■【自】 記憶 このカードがアタックした時、
あなたの思い出置場の「約束のペンダント」が2枚以上なら、
あなたは相手に1ダメージを与えてよい。
(ダメージキャンセルは発生する)
■【自】［（２） 手札を3枚控え室に置く］
この能力は1ターンにつき1回まで発動する。
このカードのバトル相手がリバースした時、他のあなたの《鍵》のキャラが2枚以上なら、
あなたはコストを払ってよい。
そうしたら、このカードをスタンドする。
事前準備として、可能であればニセコイ側を先にLv3にしましょう。
1000/1のクライマックスを張って全力アタックし、少しでも多くダメージを与えておきます。
艦これ側は回復対策カード《暁型駆逐艦2番艦 響》があるので、
ニセコイ側に大量のストックがない限り、与えたダメージはそうそう回復されません。
このようにして、ニセコイ側をLv3クロック1まで追い込んでおけば、
「赤城改」がCX込みですとソウル3、さらにクロック送り能力を3回使うことで、
3回キャンセルを発動せねばならない状況まで持ち込めます。
（ニセコイ側が助太刀のコストで自キャラを控え室送りにすることで、
「赤城改」のクロック送りを回避する可能性もありますが、
その場合はストック３も使われているのでまだマシでしょう）
「お化け役の千棘」）
さて話を戻しまして、ニセコイ側をLv3にするためにアタックする時に重要なのは、
「全面自爆アタックをして、前列に一切キャラを残さない」
ということ。
ニセコイ側にLv3先上がりさせると、確実に《乙女心 万里花》の再スタンド条件を満たされます。
２面再スタンドでもされようものなら、Lv2からでも負けてしまうかもしれません。
もし自爆アタックができない状況の場合は「そのラインはキャラを出さない」ことも考慮してでも、
再スタンドによる返しのターンでの負けを防ぎましょう。
で、Lv3になったら前列「赤城改」3枚、後列「初風」「能代」の盤面を作るのが目標になります。
これにより、返しの相手ターンに
13000 13000 13000
の盤面を作れるため、「乙女心 万里花」相手のパワーならサポートなしではなかなかバトルで負けません。
赤城型正規空母 赤城改
Ｌｖ３ コスト２ トリガー１
パワー９５００ ソウル２ 《艦娘》・《正規空母》
■【自】 このカードが手札から舞台に置かれた時、
あなたは2枚まで引き、自分の手札を1枚選び、控え室に置く。
■【自】 あなたのクライマックスフェイズの始めに、
あなたは自分のストックすべてを、控え室に置き、
あなたのキャラすべてに、次の相手のターンの終わりまで、パワーを＋1000。
■【自】 このカードのバトル相手がリバースした時、
あなたのクライマックス置場に「一航戦赤城、出ます！」があるなら、
あなたはそのキャラをクロック置場に置いてよい。
「赤城改」を3枚集めるのが難しく思えるかもしれませんが、早いうちにかき集めておいたり、
自身が2ドロー1捨ての効果を持っているため、そのドロー効果で3枚目が揃う事もあり、
見た目ほどには難しいことではありません。
またLv2時での全面自爆アタックで手札をかなり消耗したとしても、
この2ドロー1枚捨てで手札を減らさず展開できますので、そのあたりも噛み合っています。
「一航戦赤城、出ます！」が手札になかったとしても、このドロー効果（と前のターンアタックによる宝トリガー）で調達できる可能性は高いです。
この２ドロー１枚捨ても駆使して、助太刀やクライマックスといった不足カードをかき集めましょう。
助太刀２種
また、『あなたは自分のストックすべてを、控え室に置き』のテキストは、
ストックが０枚しかない状態でも強制的に起動します。
（ストック破棄はコストではなく効果の一部なので、効果の一部が実行不可能な場合はその部分だけ無視され、ストックが0枚なら＋1000だけを解決します）
つまり「赤城改」が３枚いれば、３枚ともこの能力を発動させることができ、次の相手ターンの終わりまで計+3000となるのです。
さらに↑の状態で助太刀（+2500）を撃つとパワー15500に。
助太刀は起動効果なので「能代」効果でさらに＋1500を振れます。
すると合計で17000！
この＋1500は別のキャラにも振れるため、
助太刀で15500、別のに「能代」で14500といったぐあいに、
複数の底上げにも使えます。
阿賀野型軽巡2番艦 能代
Ｌｖ１ コスト１ トリガー１
パワー２０００ ソウル１ 《艦娘》・《軽巡洋艦》
■【自】この能力は1ターンにつき1回まで発動する。
あなたが【起】を使った時、あなたは自分のキャラを1枚選び、
そのターン中、パワーを＋1500。
■【起】［（１）］あなたは自分の《軽巡洋艦》のキャラを1枚選び、
そのターン中、パワーを＋2000。
なお、「赤城改」を3面揃えられなかった場合など、
相手の攻撃を返り討ちにできなさそうな盤面しか作れなかった時は
あえての自爆アタックで場から消してしましょう。
この方法でも「乙女心 万里花」の再スタンド対策になります。
ダイレクトアタックを許す事になりますが、再スタンドされるよりは遥かにマシです。
とはいえ、相手が集中等を駆使してパワー17000↑を作ってくることもあるでしょう。
その場合は「らしんばん」の出番です。
効果でクライマックスがめくれれば、ターン中そのキャラからのダメージを無効化します。
ターン中有効なため、「乙女心 万里花」に再スタンドされても大丈夫です。
パワーか「らしんばん」、この2段構えの作戦で挑みましょう。
らしんばん
Ｌｖ１ コスト１ トリガー０
● 集中 あなたは自分の山札の上から3枚をめくり、控え室に置く。
それらのカードにクライマックスがあるなら、あなたは相手のバトル中のキャラを1枚選び、
そのターン中、次の能力を与える。
『【永】このカードはプレイヤーにダメージを与えることができない。』
そうでないなら、このカードを山札の上に置く。
ですが、「らしんばん」はめくった3枚の中にクライマックスがないといけないため、あくまで保険。
最後の手段です。
なお、高パワーで再スタンドを封殺できていた場合でも、
デッキの圧縮に不安があれば「らしんばん」を惜しみなく使って延命を心掛けましょう。
普通にキャンセルせず負け、では意味がありません。
なんとしても生き残り、次のターンでの勝利を目指しましょう。
逆にデッキの圧縮がうまく行えている場合、
「らしんばん」でクライマックスが２枚めくれてしまうなどの逆圧縮になってしまう場合もありますし、
コスト用の１ストックが無駄です。
圧縮具合により使い分けてください。
その他のカード紹介
金剛型戦艦3番艦 榛名
Ｌｖ３ コスト２ トリガー１
パワー１００００ ソウル２ 《艦娘》・《戦艦》
■【自】このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分の山札の上から１枚を公開する。
そのカードが《艦娘》のキャラなら、あなたは相手に1ダメージを与えてよい。
(ダメージキャンセルは発生する。公開したカードは元に戻す)
■【自】［（１）］アンコールステップ始めに、他のあなたの前列のレストしているキャラがいないなら、
あなたはコストを払ってよい。
そうしたら、このカードをレストする。
■【起】［あなたの《艦娘》のキャラを1枚レストする］
そのターン中、このカードのパワーを+1000。
２コストで詰めが強いカードとして、色を増やしてでも採用しています。
赤が足りないと感じるなら、ちょっと赤いカードを増やしてみてもいいでしょう。
詰め用カードはすでに「赤城改」があるのでは？
５枚目が欲しいなら、緑なんだから「日向改」でいいんじゃ？
と思われるかもしれませんが、これには理由があります。
状況として、デッキの作戦通りに「赤城改」3枚布陣を作れたとしても、
そのターン中ではニセコイを倒しきれなかった、そういう場を想定しています。
そうなると今度はニセコイ側の攻撃を耐えるわけですが、
ここでは「らしんばん」や「助太刀」を使うことで、無事耐えたものとします。
そしてやっと次の自分のターンですが、
しっかり耐えた場合、相手の前列にキャラは残っていないはず。
そうなると「赤城改」や「日向改」のクロック送り能力は機能せず、詰めが強いとは言えません。
となると、ここで第２の詰めが強いカードが欲しいところですが、
改めて自分のストック数をチェックしてみましょう。
状況として
前の艦これのターン：「赤城改」能力でストック０ → ３回アタックでストック３
前のニセコイのターン：「らしんばん」or「助太刀」1発で残りストック２
のはずなので、相手ターン中に２枚カードを使っていない限り、
２コストキャラ１枚なら出せます。
２コストで詰めが強いという条件を満たすということで、「榛名」の採用になります。
最後に、このレシピでニセコイに勝てるか？という話になりますが、
Lv１の時点で噛み合えば５分いけそう？なぐらいには持って行けます。
ですが、
・集中が入っていない分、事故から立ち直りにくい
・「島風」セットや「初風」など、引きたいパーツが引けないと厳しい
・圧縮が強いデッキではないので、負ける時はコロッと負ける
といった事故要因が強いので、噛み合い勝負なところはあります。
また、相手が上手くて且つこちらのデッキ内容を知っている、とかだと勝率は落ちます。
平たく言うと対ニセコイはミラーマッチの方が楽ですが、
どうしてもミラーマッチは嫌だという方や、
艦これが好きだから艦これで戦いたい、という方は試してみてください。
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