TOPディメンションゼロ研究所第22回(2007.05.19.)

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□D0最強コンボデッキ! “レアブラスター改・スターブラスター”


 今回の記事は、ディメンション・ゼロオフィシャルホームページに連載中の、「いけっち店長のグランプリ5レポート!」のスピンアウト記事です。
 オフィシャルの記事と合わせてお読み頂ければ幸いです。
 


 今回ご紹介する“スターブラスター”を「最強コンボデッキ!」と銘打つのは伊達ではありません。
 あくまで「最強コンボデッキ」であって、「最強デッキ」ではないのですが、このデッキの母体となったグランプリ5第3位鈴木プロ“レアブラスター”というデッキは、グランプリ5の時点(『暴走! 機動要塞』まで)では確かに「最強デッキ!!」であったのです。
 
 グランプリ5の会場にいた人達なら、このデッキの恐ろしい(あまりにも恐ろしすぎて笑いまで出てくる)動きはご存知でしょうし、なによりグランプリを制した生田プロ自身が、「間違いなく現時点(グランプリ当日時点)で総合的には最強のデッキだ」と発言しています。
 デザイナー、中村聡氏も、モニターに映るこのデッキの動きを見ながら、「このデッキは強いですね」と認めていました。
 大会後、鈴木プロと話した僕も、このデッキの構築力には完全脱帽でした。(デッキの元の製作者は鈴木プロの友人“ひげぶちょう氏”)
 
 下品極まりないデッキ名(笑)“レアブラスター”は、実は僕が名付けさせて頂いたものなのですが、そのあたりの詳しい事情はオフィシャルホームページの記事にて。
 
 とにかくこのデッキが、グランプリ5の台風の目であったことは事実ですし、音に聞こえた「地雷大国・名古屋!」の存在感を、久々にアピールしてくれたのは事実です。
(ガンダムウォーなどで、どういうわけか名古屋は地雷デッキの名産地だった)
 
 
 しかしこのデッキが「最強デッキ」であったのも過去の話。
 シーズン制限ルールにより、【犬闘士ケルベロス】が1枚制限となった時点で、厳密にはこのデッキは一度「死んで」います。
 また、“神竜の闘気”の発売により激変した新環境では、たった1ヶ月前の最強デッキでさえ「最強で居続ける」事はできなくなっています。
 
 よって、今、内容も大きく変化したこのデッキを「最強デッキ」とは決して言えないのですが・・・・
 
 しかしそれでも、「最強コンボデッキ」とは言えると思います。このデッキの動きを、一度でも目撃したのならば!!
 
 

 
 写真は、グランプリ5での一場面。
 この、地獄のような盤面が、このデッキでの通常の1シーンに過ぎません!!
(左から右に攻めてます。紫のスリーブがレアブラスター。ひでぇ)
 
 8コストのスターユニットが、次から次へと何度も何度も、倒しても倒しても出てくる・・・しかもほとんどコストをかけずに?!「そんな馬鹿な! 何かの間違いだ!!」と対戦相手ばかりか使っている本人もうろたえる。
 「ディメンション・ゼロって、こんなゲームだったっけ?!?!」という異常な状況を作り出すコンボ・デッキ。
 
 デッキ名、“レア・ブラスター”改め、神竜の闘気対応版“スターブラスター”、公開です。
 
 
■巨大ユニット連続召喚コンボデッキ
 “超獣大戦スターブラスター”
ユニット
24枚
 3x 犬闘士フェンリル II-1
 1x 犬闘士ボクサー II-3
 3x 犬闘士ブルマスティフ II-2
 2x 聖騎士ホーリーバスタード II-1
 3x 大巨人ゴッドファーザー I-2
 3x 妖精竜スターフルーツ II-3
 3x 幻影王ルドルフ I-2
 3x 時空を歪める者シュレーゲル II-1
 2x カオスヘッド・ドラゴン II-1
 1x 犬闘士ケルベロス(シーズン限定) II-1
ベース3枚  3x バイオブラスター I-3
ストラテジー
13枚
 3x 毒蛇のひと噛み I-1
 2x 冥界の門 I-1
 1x サキュバスの吐息 I-1
 1x 生命の門 I-1
 3x 誕生の宴 II-1
 3x 束縛の連鎖 I-4

 
 6コスト以上の超・大型ユニットが、なんとデッキに20枚!! 
 誰もが最初、「回るのか?! このデッキ?!」と思う常識はずれのこの構成。
 しかし回ります。回ってしまいます。
 しかもコストをほとんどかけずに!!
 
 
 カードゲームにおいて、クリーチャー、ユニット、モンスターといった、「戦うカード」は、強力な物ほど召喚するコストが重くなります。
 それを正規のコストを払わず、例えば墓地から直接召喚する事を“リアニメイト”などと言います。遊戯王の【死者蘇生】が超強力カードなのは皆さんもご存知でしょう。
 
 ディメンション・ゼロには、そうしたお手軽なリアニメイトカードはありませんが、正規のコストを払わずに大型ユニットを出現させる“裏技”はいくつか存在します。
 
 このデッキでは、そうした“裏技能力”を持ったカードが何と、
 
 【ブル・マスティフ】
 【ゴッドファーザー】
 【幻影王ルドルフ】
 【妖精竜スターフルーツ】
 【バイオブラスター】
 
 各3枚ずつ、15枚も(!!)入っています。これらのうちどれかひとつでも起動すれば、それだけで毎ターン、超大型ユニットが次々に呼び出せるようになるのです!!
 


○6エネルギーからはパーティタイム!
 
 【ブル・マスティフ】か【バイオ・ブラスター】が使えるようになる6エネルギー。ここからこのデッキは動き始めます。
 
 一番お手軽なのは【ブル・マスティフ】。
 
 
犬闘士ブル・マスティフ
 ユニット(ハウンド) タイミング:クイック
 コスト:白2無4 移動:白1無2 スマッシュ:1

相手が自分の山札をシャッフルした時、あなたは自分のプランゾーンにあるユニットを1枚選び、自分のユニットのない自軍エリアの対象のスクエアにリリース状態で置く。
[白1無1 このカードをフリーズする] 《ノーマル》 相手はベーススペースのスクエアにある自分のベースを1枚選び、持ち主の山札に戻してシャッフルする。

 
 無論ですがこの下の能力、相手にベースが無くても山札をシャッフルさせる事ができます。(QA-1107参照)
 簡単に言うと、まず自分のプランをめくり、それがユニットカードだったら白1無1を払って【マスティフ】をフリーズするだけで、プランにあるユニットを場に出せる、という能力になるわけです。
 
 普通のデッキでは、なかなか「得した!!」と言えるほどの大型ユニットは出せません。
 【マスティフ】が「強いカード」と認識されながら、なかなかメタのトップには出なかったのは、そうしたバクチ性からでしょう。
 
 しかし、このデッキでは20枚、半分がそれ1体で戦局を左右させる巨大ユニット。
 プランを1・2回めくればそこには、ほぼ確実に超強力ユニットが出現します。
 
 6エネルギーが貯まったら、手札に【マスティフ】を構えてターンエンド。相手ターンエンド時に【マスティフ】を出します。
 次のターンには7エネルギー。1使ってプラン。ユニットが出なければもう一度プラン。
 
 プランにユニットが出れば、2コスト払って【マスティフ】の能力を機動! 出てくるユニットはなんとリリース状態(!)なので、残り3コストで移動できます。
 【シュレーゲル】【カオスヘッド・ドラゴン】ならば、中央エリアに到達し、相手ユニットへの除去能力を使う事ができます。
 
 【ゴッドファーザー】【幻影王ルドルフ】ならば、リリースで出てきていきなり能力を使えます。
 実際やってみるとこれはキモい(笑)。だって、たった2コストで【ルドルフ】が出てきて、さらにそのターンのうちに墓地の【シュレーゲル】が出てくるなんて・・・普通の動きではありえません。
 
 
 【ブル・マスティフ】が無いならば【バイオ・ブラスター】の出番。
 エネルギーゾーンにある【スター・フルーツ】を投げ付ける通称「スターブラスター」のコンボで、次々に巨大ユニットが降臨します。
 
 
バイオ・ブラスター
 ベース タイミング:クイック
 コスト:緑2無4

[このカードを持ち主の手札に加える]《クイック》 あなたは、自分のエネルギーゾーンにある対象のユニットを1枚選び、このカードと同じラインの相手のユニットのある自分のユニットのない対象のスクエアに、フリーズ状態で置く。ターン終了時に、そのユニットを持ち主の墓地に置く。

 
妖精竜スターフルーツ
 ユニット(ドラゴン) タイミング:クイック
 コスト:緑3無5 移動:緑1無2 パワー:8000 スマッシュ:2

ターン終了時に、アクティブプレイヤーは自分のエネルギーゾーンにある対象のユニットを1枚選び、ユニットのない自軍エリアのスクエアにフリーズ状態で置く。 このカード以外のユニットがスクエアから墓地に置かれる時、かわりに持ち主のエネルギーゾーンにリリース状態で置く。

 
 (やりかた)
 相手のユニットのラインに【バイオ・ブラスター】をセットします。自分のターンに【バイオ・ブラスター】を機動。手札に戻し、相手ユニットに【スターフルーツ】をぶつけます。
 
 ターン終了時に【スターフルーツ】は墓地へ置かれますが、その前に【スターフルーツ】自身の能力を起動し、エネルギーゾーンから何らかの大型ユニット(【ルドルフ】か2匹目の【スターフルーツ】、または【ブル・マスティフ】がベスト)を自軍エリアに出します。
 
 【スター・フルーツ】の能力は相手にも及び、相手もユニットを出す事ができるものですが、この方法だと自分だけ出す事ができます。(もっとも、お互いが出せる状況になっても、こっちのデッキの方がエネルギーゾーンに「すごいユニット」だらけなので圧倒的に有利なのですが)
 
 もしもターンエンドに出したのが2匹目の【スターフルーツ】であるなら、さっそくその【スターフルーツ】自身の能力を使う事もできます。これまたキモいほどの増殖能力ですぜ。

 また、色々なユニットを出してコントロールするよりも、【スターフルーツ】から【スターフルーツ】につないで大型をドカスカ前進させるだけで勝ててしまうのも事実。
 アドバンテージを稼ぐ事にこだわり過ぎるよりも、勝てる時はそのまま殴って勝ってしまいましょう。シンプル・イズ・ベストです。


○序盤さえ凌げは、あとはウハウハ。
 
 問題は、6エネルギーが溜まるまでの序盤の凌ぎ方。
 例えば赤単速攻などに対してどう凌ぐか・・・です。
 結論から言うと、極端な速攻デッキや【ニトロ・カタパルト】のデッキに対しては、苦戦はします。
 が、決して戦えない相手ではありません。
 
 もともと、このデッキの母体となった鈴木プロのデッキには、【犬闘士ケルベロス】が3枚投入されており、【ケルベロス】でバトルに勝利してスマッシュを回復させる戦い方が前提でした。
 シーズン制限により、【ケルベロス】が1枚になったため、「このデッキは一度死んだ」と言ったのはこの点です。
 
 しかし逆に言えば、速攻デッキがとにかく多いであろうと予測されたグランプリ5でのメタゲーム(そしてそれは鈴木プロの読み通り正しかった)に対する構成として、「【ケルベロス】3枚積み」であったのですから、その点しかパワーダウンしていない、と言えるのです。
 
 すなわち、現在でも「大会で勝ち残るデッキとしては速攻に対して不安が残る」という程度であり、デッキとしては十分なタフネスを持っている、という事。
 
 さて話を戻して、【ニトロ】による致死圏内、4スマッシュ(いや、3かな)を受けないように戦うにはどうするか?
 
 
1・実はこんなに強かった!! 【毒蛇のひと噛み】

毒蛇のひと噛み
 ストラテジー タイミング:バトル
 コスト:黒1

あなたはバトルスペースのスクエアにある対象の使用コスト2以下のユニットを1枚選び、持ち主の墓地に置く。

 ビートダウンデッキの多くが採用している“呼び声ユニット”。これらは全て、ぜひ最初に潰しておきたいユニットです。
 呼び声自身は攻めてこないかもしれませんが、明らかに相手の動きを格段に加速させます。
 「まず、呼び声ありき」を前提としたデッキに対しては、2コスト以下のユニットを問答無用で排除する確定除去、【毒蛇】の一撃で、2ターンは稼げると言っても過言ではないでしょう。
 
 【毒蛇】または【サキュバスの吐息】が初手にあった場合、絶対にエネルギーゾーンに置かず、手札に握っておく事をお勧めします。
 黒エネルギーをひとつ置き、こちらのエンド宣言に対して相手が呼び声を出したらとりあえず1回はプラン。そしてすぐに(相手ターンになる前に)呼び声を潰しましょう。
 
 
2・【束縛の連鎖】はこのデッキではものすごく強い! 大量捕縛のち大量殺戮!!

束縛の連鎖
 ストラテジー タイミング:クイック
 コスト:白2無3

あなたはバトルスペースのスクエアにある対象のユニットを2枚まで選び、そのユニットがリリース状態ならばフリーズする。そのユニットは、次の支配者のリリースフェイズにリリースしない。このカードをゲームから取り除く。そうする時、このカードがプランゾーンからプレイされたならば、このカードをゲームから取り除くかわりに持ち主の手札に加える。

 相手ユニットを除去するわけでなくフリーズするだけの【束縛の連鎖】。シンプルな除去と違って、根本的な解決になっていないような気がしますが・・・・実は全く働きが違います。
 
 相手に2体以上のユニットがいるならば、さっそく使ってみましょう。ユニットはフリーズされ、次のターン起き上がりません。
 すなわち相手は、新たなユニットをプレイするスクエアを2つ失い、進軍するラインを2つ失う事になるのです!
 
 これで2ターン稼いだ後、蘇生した相手ユニットには、インチキ裏技召喚術により出現した巨大ユニット軍が襲い掛かる事になります。
 やっと復活したと思ったら、すぐ【シュレーゲル】【カオスヘッドドラゴン】に除去されることになる訳ですな。
 
 いわば【束縛の連鎖】は、相手の動きを遅らせて、こちらのペースに持ち込むための捕縛網。このデッキでは必須のパーツです。
 
 
3・【バイオブラスター】で2対1交換!!
 
 【バイオ・ブラスター】で相手ユニットに【シュレーゲル】を投げ付け、【シュレーゲル】の能力でもう1体を破壊できれば2対1交換。
 【カオスヘッド・ドラゴン】なら、3対1も狙えます。これが決まればビートダウンデッキは息の根を止められたも同じでしょう。
 


○各カード解説・・・スターカードが大集合!!

犬闘士ボクサー
 ユニット(ハウンド) タイミング:クイック
 コスト:白2無3 移動:白1無1 パワー:5500 スマッシュ:1

このカードの下に闘気カードがある場合、このカードは相手のカードの対象にならない。
このカードがフリーズしている場合、このカードのパワーを+3000する。
エネルギーゾーンにあるカードは相手のカードの対象にならない。

 最近注目されている新人。いや、新犬。
 フリーズ状態で8500。という事は、投げ付け要員として最大級のでかさが期待できるという訳。たったの5コストにくせに。(もちろん大体は、【ブラスター】で投げるんだろうけど)
 しかしそう。もちろん【ボクサー】の真の仕事はそれではありません。
 
 「エネルギーゾーンにあるカードは相手のカードの対象にならない。」
 
 これです!
 
 【妖魔の勇者】を、【小さくて大きな力】を、そして相手の【スターフルーツ】を封じましょう。
 
 
聖騎士ホーリー・バスタード
 ユニット(パラディン) タイミング:クイック
 コスト:白2無4 移動:白2無1 パワー:8000 スマッシュ:1

このカードと隣接するスクエアに相手のリリース状態のユニットが置かれた時、あなたはそのユニットをフリーズする。

 使ってみれば解りますが、とんでもない制圧力を発揮します。
 【ゴッドファーザー】などで中央ライン中央エリアに置かれた【ホーリーバスタード】は、相手の進軍を許しません。(横に来ただけでフリーズしてしまう)
 
 フリーズしたユニットは、毎ターンこちらの大型ユニットに踏まれるか、【シュレーゲル】などで除去されるだけ。【バスタード】を除外しない限り、いつまで経ってもスマッシュを叩き込むことは出来ないでしょう。
 
 そしてビートダウンデッキが【バスタード】を中央投下などで除外するのは至難の業。何とか破壊しても取り返しの付かないほどターンは過ぎています。
 倒されても、2回目の【バスタード】もありえるでしょう。墓地から帰ってくるのは簡単です。
 
 注・【バスタード】を【妖魔の勇者】にしたがる人もいますが、お勧めしません。
 速攻デッキは3エネルギーがフリーズしてもスマッシュを叩き込んできます。【バスタード】のような「スマッシュを止める」事は出来ないのです。
 また、なにげに【バスタード】のパワー8000は、踏み潰し要員として超強力です。
 
 
 
【犬闘士フェンリル】
 4コストまでの相手ストラテジーを封じる大人気シルバーレア。
 むろん、相手の【失恋の痛み】【全軍突撃】【ニトロ・カタパルト】だけでなく【真夜中のダンスパーティ】【絨毯爆撃】を止めるのも大事なお仕事。
 
 しかし。
 
 普通のデッキはたった1回の【ダンスパーティ】でキーカードを破壊されて動きが止まるものですが、実はこのデッキでは【ダンスパーティ】はそれほど怖くありません。
 良く考えてみましょう。このデッキに対して相手は一体、何回【ダンスパーティ】を打てば良いと言うのか・・・?
 そう。無理に【ダンスパーティ】を封じる必要は無かったりします。
 
 しかしそれでも、その基本サイズの大きさ、汎用性の高さから入っちゃうのが【フェンリル】なんだけどね。
 

  
【カオスヘッドドラゴン】
 何とか3枚にして、「エネルギーゾーンに赤1残して自力で動ける」ようにしたいのですが、どうにも他が抜けません。
 大量除去能力がとても頼りになるユニットなのですが、3色でギリギリ動くデッキなので、タッチ色の赤は増やし難いのが現状です。
 


【誕生の宴】
 地味ですが必須のエネルギー加速。手札にあるなら確実に3ターン目に使いましょう。明らかにゲームが楽になります。
 


【生命の門】&【冥界の門】
 【ゴットファーザー】【ルドルフ】がリリースイン。たとえデッキがうまく動かずに、相手にスマッシュを叩き込まれても、そのエネルギーを使って逆転できます。
 


○そう。解ってると思うがこのデッキはめちゃくちゃ高い!!
 
 グランプリ5会場での僕と鈴木プロの会話。
 
いけっち店長「で、このデッキの名前だけどどうする?」
 
鈴木プロ 「“幸せ”には拘りたいんですけど、憶えやすい名前が良いですよね。とにかくシルバーレアを出しまくって、『圧倒的じゃないか我が軍は!』と悦に入るのが醍醐味なので・・・・」
 
いけっち店長「なるほど。シルバーレアを次々に投げ付けるデッキ・・・銀の弾丸、シルバーブリッ・・・」
 
関係者  「池田さん、それは・・・!」
 
いけっち店長「・・・では、レアを投げまくるデッキという事で、“レアブラスター”はどうか?!」
 
鈴木プロ 「良さそうですね!憶えやすいし!」
 
関係者  「何と言うか下品な気が」
 
いけっち店長「その下品さが民心に訴えるのでは?『うわはは喰らえー!馬鹿みたいにレアが入ってるぜうわひゃひゃえひえ』とか」

 ・・・・といった会話が行われたほど。【スターフルーツ】が入り、“スターブラスター”になってさらにレア度アップ!普通に考えたら「組めるかっ!!」という内容です。
 しかしこのデッキには、そうした「普通組めねー」という、まさに「デッキ自体がレア」なところも魅力としてあるのは事実。作るのは大変ですが、完成したときはその努力が報われます。
 
 それでは最後に、鈴木プロからのアドバイス!
 
 


「レアを投げろ!!」

 
 アドバイスでも何でもないやん(笑)
 
 


○追記・もともとはネタデッキ「幸せブルマスティフ」
 
 もともと、このデッキの母体となった“レアブラスター”は、さらにその最初は“幸せブルマスティフ”というネタデッキであったと聞きます。
 なんと、【苦痛に満ちた進化(I-1)】が入っていたのです。あと、重要なパーツとして【幸せはすぐ近くにある(II-1)】が必須でした。
 すなわち、動きとしては、【苦痛】→【苦痛】→【束縛】→【犬】、そして【幸せ】(プラン操作)という・・・・「どんなマニアックなプレイやねん!!」という、もうネタ以外の何でもないモノだった訳ですよ。
 
 それが鈴木プロ用に作り直され、グランプリ3位に入賞し、優勝した生田プロからも、
「あのデッキの恐ろしさは大会前のスパーで知っていた。絶対に勝てないと思った。
 しかしほとんど知られていないデッキだから、対策する必要は無いと判断した。(それは正しかった)
 しかし決勝トーナメントに残ったのを見た時は背筋が凍った。直接対決にならなくて本当に幸運だったと思う」
と絶賛される、知る人ぞ知る最強デッキにまで進化したのでした。
 
 いやー、D0って、本当に面白いですね。あなたのネタデッキもいつの日か、天下を取るかも知れません。
 それにしても、地雷大国名古屋、恐るべし、です!
 
 
 PS
 インタビューに快く答えてくれたグランプリ上位4名様に感謝します。また会場で会えることを楽しみにしています!

 

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