|
いけっち店長のひとりごと。
■04/09/16
デュエマスプレイヤーの皆さん、もう今月号のコロコロコミックはお読みになりましたか?
毎回そうだけど、今回は特に見所たくさん! 11弾の情報も載っていて、これは見てのお楽しみなんだけど、個人的には、呪文カード初の“スーパーレア”のは実物を早く見たくてしょうがないですな。
“デュエルマスターズ研究所”を書いてる僕が言うのもナンですが、皆さん。当たり前のようですがコロコロの記事はとてもよく出来ています。
常に新規読者の事を考え、可能な限り初心者にもわかりやすい記事を書くよう心がけている事が、常に記事からうかがえます。
前にも言ったかも知れませんが、例えば我々は、“アドバンテージ”とか専門用語を使いますよね。
こういった専門用語を使わずに、初心者にも理解しやすいデッキ構築理論を記事にするのは、本当に、ものすごく難しい事なのです。
誰よりもデュエルマスターズに詳しく、子供向けの文章を書くエキスパートだからこそ出来る事なのです。
「自分は上級者だから、コロコロなんか読まなくても平気だぜー!」とか思っている人がいたら、考え直してぜひコロコロを読んでみて下さい。
僕は今月号の付録、“ファーストデッキステップアップブック”や、見開きの“エターナル・ウェーブ三つの誓い”がすごく勉強になりました。
「【アングラークラスター(3弾)】は、マナゾーンに闇&水のレインボーカードがあってもパワーアップする」とかのちょっと悩みそうなルールもしっかリ解説ですよ。
また、これから始める人のための、“聖拳編”のカードのみを使ったデッキ構築は、親切、かつ必要な事と思います。十分強いし、少しずつ改造すると楽しそう。
先月号で爆笑させてくれた“ヤカンマン”は、今月も読みきりで大爆笑させてくれたし、毎回大絶賛の“デュエル・ジャック”は、凄いコンボを教えてくれた。
いや〜、【逆転のオーロラ(3弾)】がついに使われる事になる“かも”しれない! 月に一回はこのカードを見て悩んでた僕としては、超盛り上がりましたよ。
(例の新スーパーレア呪文とは、歴代の「自分のシールドを割る闇クリーチャー」との組み合わせも強そうだ!)
繰り返しておきますが、上級者でも学ぶ事の多いのがコロコロのデュエマス記事。
デュエマスプレイヤーはやっぱり必見! ですぞ。
|
■04/09/13 ほとんどはご報告出来ないことだらけ
先日更新いたしましたカードゲーム戦記、「ガンダムウォーコモン構築戦への意見書」は、皆さんの意見を元に我々が行っている活動の一端です。
業界には色々と“守秘義務”というものがございまして、ほとんどの活動についてお伝えできないことが多いのですが、今回は2D6Gさんに、守秘義務に抵触しない範囲でお話を伺う事ができました。この場を借りて、お礼を申し上げたく思います。
なぜお伝えできない事項が多いのか、理由は様々にあるのですが、わかりやすく一例を挙げますと、例えばキャラクターゲームについて何らかの指摘がなされ、表向きに問題になった場合、そのキャラクターによって何らかの商品を扱っている企業・メーカーにとってマイナスになり、誰かが何らかの形で責任を取ることになります。
あくまで、良い商品を作ってもらうために指摘したつもりでも、結局弱い立場の人間が詰め腹を切らされ、業界が変化しないだけであれば、我々の活動も無意味な物になります。むしろ腹を切るほどの責任感と熱意のある人を応援し、そういった方にノウハウを積み重ねていってもらいものですよね。
他にも、新カードの内容などを知っていても、別のソースで公開する事が決まっていて、それまでは言えなかったり、メーカー内の「次はどんな商品を売る」とプロジェクトが先にもれてしまったら、ライバルメーカーがそれのそっくりな物を先に出して、新鮮味を失わせたりと、足の引っ張り合いを誘発する事になったりします。守秘義務という物が必要なのはわかって頂けるでしょう。
そういう訳で、あくまで“ガンダムウォー”という商品に携わっている一部の方とのお話に過ぎない記事なのですが、少なくとも皆さんは、今回の記事を読み、“2D6G”さんが何を考えて今回のコモン構築戦を企画し、いかにプレイヤーの皆さんに楽しんでもらおうとしているか、ご理解されたことでしょう。
間に我々が入っていますし、我々も完全にプレイヤーの皆さんの代弁ができたとは言えませんが、少なくとも「製作側とプレイヤーの対話」に近い物をお手伝いできたと思います。
また、2D6Gさんも、我々の懸念をご理解下さり、今後のイベント設定において十分留意することを約束して下さいました。
本文中でも言っていますが、ここまで話して下さるデザイナーは実に少ないのです。
言ってしまえば、カードゲームを作っている人間にとって、有象無象のプレイヤーの意見を聞く義務などないのです。自分で思うとおりに作って「これが面白いカードゲームだ」と言い切った方が楽です。
大手下請けデザイン会社のゲームデザインに、こういった要素を見ることは少なくありません。
大雑把に言って、売れようが、売れまいが自分の給料が変わらないからです。
ですが2D6Gさんは、“ガンダム”という看板に、常にプレッシャーを感じつつ、誇りを持って製作しているように思います。それでいて謙虚であるから、お返事を下さるのでしょう。
ゲームバランスについてご意見をお持ちの方も多いでしょう。(オレだってそーです。タイタニアはもう見たくない)
エラッタの多いことに辟易している人もいるでしょう。(妄執とイルフートは結局店の公認大会でも1枚制限にして良いんスか?)
ですが彼らは、おそらく着実に成長してゆくデザインチームであると思います。“落ちない”カードゲームをこれほど長くデザインするのは、並大抵の事ではないのですから。ガンダムウォーファンと共に、こけつまろびつで良いので、長く続けていって欲しいと、心から思います。
あまり公開出来ないもう一つの理由。
「我も我も」
と来られても、メーカーには対処出来ません。
「なんでFB徳島だけなんだ」
と言われても困るでしょう。
ですから、我々が今までメーカーと直接お話した事はほとんど公開出来ないのです。または、交渉中。
今回のガンダムウォーのお話は、バンダイさんとは関係無く、僕と2D6Gさんに個人的な知己を使って、「可能な範囲」でご返事を聞けたということです。メーカーからのオフィシャルとしての返答ではありませんし、(立場的にも)突っ込んだ内容の質問への回答は難しいでしょう。
ただ、2D6Gさんは、
「どーもバンダイさんは話がしにくい。」
と考えていた私の固定観念を、かなり好転させてくれました。
メーカーがどうのこうの、ではなく、結局は人なのでしょうか。バンダイさんと良い仕事が出来る、と考えているからこそガンダムウォーは熱意を持って作られているのであり、
「2D6Gさんがそう言うのなら」
と私もバンダイさんを信用しようかな?と思うのです。
我々がカードゲーム業界のためと考えて活動する時、それは商売抜きです。いや…違うな。結局カードゲームで商売してるわけだし。そうじゃなくて、自分達のためだけにやってる訳では無いということです。
ですから、「なんでFB徳島だけ話をするんじゃ!」という方々は、むしろ我々を利用してください。我々にご意見をお送り下さい。
沢山の方々の見解を聞いてこそ、我々の考えも深まります。どうか今後ともよろしくお願いいたします。
|
■04/09/03 帰ってきました
ららぽーとから帰ってきました。ただいまっ!!
さて、向こうでの出来事は別に書くとして(大成功でした!)、これからの当店の動きについて、いくつかご報告します。
まず、遊戯王に大きく力を入れていきたいと思います。
コナミさんが各地の大型ショッピングセンターなどで「一万人ティーチングイベント」を開催していたり、アニメも「ネクストジェネレーション」として再スタートと、新規プレイヤー獲得に力を入れるそうですので、当店も遊戯王研究所の更新を増やし、また、以前好評だった「初心者講座」の記事を、現在対応でもう一度書きます。
これから遊戯王を始める方、昔やってて復活しようという方、ご期待下さい。
また、デュエルマスターズも負けずにどんどん記事にしていきます。
一部で、「〇〇が近々制限カードになるのでは?」とウワサされているようですが、年内に新しく制限カードが出る事はないそうです。
また、11弾が近日発売されますし、それらを使ったデッキなどももちろん、現在流行の【アクアン】に勝てるデッキもドンドン紹介していきます。
鋼の錬金術師カードゲームも新弾が出ました。
現在研究中ですので、久々に研究所を更新します。ハガレンファンの方、お待ちくださいね。
他、続きが止まっている記事も、忘れているわけではありません。次にまた東京関係の仕事で忙しくなるまでは、記事の執筆に集中いたしますので、どうかお見捨て無きようよろしくお願いいたします。
また、「より良いカードゲーム業界のために出来る事」が、皆様のおかげを持ちまして、少しずつ形に出来そうになってきました!!
はっきりとご報告出来る日が楽しみです。それじゃ!
|
〒770-0813
徳島県徳島市中常三島1丁目3番地1号2F Future Bee 徳島 Tel(Fax):088-656-3823
e-mail:fb-toku@stannet.ne.jp
|