Future Bee 徳島いけっち店長のひとりごと。2004年10月

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いけっち店長のひとりごと。

■04/10/29 

 18日に見た夢。
 ボボボーボ・ボーボボの“サービスマン”に追いかけられる夢を見た。
 アニメで見た事が無いので、声優は神谷明だった。
 逃げても逃げても、ヤツが回り込んでくる。あたかもオレの行動を予測しているが如くに。
サービスマン「逃げてもムダだ! くらえ、ダイレクトサービスりゃあぁ!!!」
オレ「ぎにゃああ〜!!!」
 モザイクのかかったヤツの股間を押し付けられ、悶絶するオレ。

 人生で初めて、社長になった日に見た夢が、これかい(当店は18日、“有限会社・遊縁”として登記いたしました)。


 え〜、話題転換。

 会社になった以上、アカウンタビリティ(企業としての社会貢献目的を提示する事・・かな?)をカッコ良く、述べてみたいところですが、それはまた今度にして(当ホームページを読み解いて下さっている方々には、とっくにご理解頂いている事でしょうし)。

 今回は、30日オープンの、“カードキングダム・練馬春日店”についてのおはなしをさせて頂きたいと思います。


住所:東京都練馬区春日町6−7−37
最寄駅:大江戸線「練馬春日町」駅徒歩5分
電話:03−3926−1866


 いろんな立場の方々が、さまざまな目的を持って、おいでくださる事と思います。
 しかしながら初日ですので、どれくらいお客さんが来るのか来ないのか、判断がつきません。
 お客さんがいっぱいの場合は、「けっ。せっかく対戦しようと来てやったのに、いけっち店長とかいうオヤジは子供とデュエルしてばっかかよ。オレが怖いのか? ああん?!」といった具合になり、お一人お一人にじっくりと、というわけにはいかないことになるでしょう。

 そこでお客さんがいっぱいの時のため、また「人見知りだから疑問に思ったことを訊けない」という方のため、目的別の当店のご利用方法のガイドを、前もってご説明しておきたいと思います。


同業者の方々へ
 ご近所のカードショップ、ホビーショップの方々も「はて、どんな店じゃろう?」と、見にいらっしゃる事でしょう。
 今までも、勉強熱心で業界に問題意識を持つ多くの方々が、徳島へご来店下さいました。
 ホビーショップの皆様は、それぞれにより良い売り場を目指してノウハウを積み重ねていらっしゃる事と思いますが、我々はまず、子供や初心者が買いやすく、利用しやすい売り場を目指して店作りをしてきました。
 そうする事で、より幅広い顧客が望めると考えてきたのです。

 同業者の方で、当店にご来店の方の中には、何にも言わず、色々と見て回るだけの方もいらっしゃいますが、実は、「どこどこの何店から来ました」と申し出ていただいた場合は、様々な販売ノウハウを、包み隠さずお話させて頂いています(こちらの説明もまだ抽象的でしたし、ご理解頂けたかどうか微妙な事も多かったのですが)。

 なんでそんな事をしているかというと・・・僕は“正しいカードゲーム専門店”などは今だ存在せず、“排他的なマニアの店”か、“コモンのシングルもキッチリ扱っていない、ゲームを解かってない店”があまりにも多すぎるのではないか、と考えているからです。

 もっとお互いにノウハウを高める必要性があるのではないでしょうか?

 ある調査によりますと、『低年齢層のカードゲームユーザーのうち、カードゲーム専門店を遊び場として利用しているのは実に全体の7%に過ぎない』という衝撃的なデータが出ており、「そりゃいったい、カードゲーム専門店って、なにやっとんねん」という事態であります。
 ですから、わざわざ当店にまで見に来てくれた同業者さんには、カードゲームをより良くしようとする“同士”としてお互い意見交換するべきではないか、とマジ思っとるのであります。


 そういう訳で、同業者の方々! もし練馬春日店にいらっしゃるのなら、以下の点に注意して店を見てみて下さい。

1・入り口から、子供の目線(膝立ちの高さ)で入る事。
 できるだけ、子供の頃を思い出して、大好きなおもちゃ屋さん(ラジコンショップでも可)にお小遣いを握り締めてやってきた気分で。
 そのための店作りをしています。

2・あらゆる商品は、基本的に安売り勝負していません。「この価格で売る」事の価値こそが、結果的にお客さまのためなのは、説明しなくてもおわかりでしょう。
 ・・えーっと、わかんなかったら聞いてください。

3・「売るための店」ではなく、「楽しんでもらうための店」である、と考えています。
 一見ムダなものこそ、実に大切で必要だと考えています。

4・今、どう売るべきか、ではなく、業界を活性化、長期化させるための計画に則って店作り・営業を行っています。
 カードゲームブームを長期化、安定化させる事こそ、我々“専門店”の責任であり、そうする事で、ご利用頂いたお客様を裏切らず、安心して遊んでいただける事と考えます。

 4で述べた事の補足ですが、我々は“カードキングダム”と、店名に“カード”を付けました。カードを中心にした販売を続けること、すなわち、カードゲームブームの安定化、底辺の拡大が命題です。
 これに同調して頂ける方、興味をもたれた方、ぜひご来店ください。



ヘビーユーザーの方々へ
 カードゲームを心から愛し、誰よりも楽しんでおられる皆さん。
 当“カードキングダム”は、皆さんがいつまでも、長く、安心して、なおかつやりがいのあるゲームを楽しめるよう、誕生した、と言って過言ではありません。

 ですが、果たしてそのための店、とはどんな店なんでしょーか?

 それは、逆説的ですが、「初心者に優しい店」なのではないか、と思うのです。
 極端に言えば、「カードゲーム店ってのは、オレ達みたいに、ある程度ゲームを知ってるヤツが来るもんだ。初心者なんてウザイだけだぜ。へっ、みろよアイツ。シングルカードの買い方もわかんねぇでやんの!!」なんてお店では、そりゃ初心者も来ませんよね。
 初心者が来ない→お店が寂れる→対戦相手が増えない→練習不足→強くなれない、楽しめない、ですね。

 また、大局的には、初心者が専門店で教えてもらえない→カードゲームの本当の面白さに気付く前にやめる→カードブレイヤーが増えない→滅亡。です。ルナ先生もびっくり。(?)

 てな訳で、当カードキングダムは、初心者のご相談に時間の許す限りお答えし、また、初心者が買いやすいよう工夫していきます。
 そうする事で、上級者の方々が楽しめる大会なども、参加者が増えるよう努めていくつもりです。

 ぶっちゃけ、店の人間だけでは、初心者の方々に色々とアドバイスする人数が足りません。ここは一つ、皆さんにも手伝っていただきたい所。
 また、人間、教える事によって自分自身、“教えられる”のも事実です。


 さて、オープンしてから1週間ほどは、僕(いけっち店長)もお店にいる予定ですが、上記理由から、できるだけ初心者の方々と対戦&デッキ相談などを行いたいと思ってます。
 そんな訳ですから、上級者のみなさん、本当にすいませんが、ほとんどの場合、対戦などはご遠慮下さい。時間のかからない少しのお話しぐらいでしたら、喜んでお相手させて頂きます。
 ただしその場合、話題を絞って下さい。
 「ホームページの何々の記事について云々」とか、具体的に提示して頂けば、すぐ答えられて早いです。



カードゲーム初心者さん、小さなお子様
 ようこそ! できるだけたくさんの物を見て、たくさん遊んでいってね。
 どうやったら買えるのか、デュエルスペースをどうやって使うのか、わからない事はナンでも聞いて下さい。
 君たちが聞いてくれれば、「なるほど、ここがわかりにくいのか」と僕達も気付いて、より良い売り場に改造していける。だから、ぜひ聞いて下さいね。

 とりあえず言っておくと、入り口から左右に見える、壁に貼ってるカードは、み〜んな選んで買えます。
 これらはコピーで、本物じゃない見本のカードだから、これを持ってレジに持ってきてくれれば、本物を出します。

 レジのガラスケースには、特に人気のレアカードが飾られている。ここでも選んで買えるぞ。欲しいときは、そのままレジで、「これ下さい」と言ってね。

 さて、当店目玉が右手側のシングルカードコーナーだ。いろんなカードゲームのシングルが、ぜ〜んぶ、“弾”ごとにまとめて置いてある。
 欲しいカードがどの弾にあったかわからなければ、すぐ教えるぞ。その弾のファイルやコーナーを見れば、一発で見つかるはずだ。
 そう。コモンでもレアでも、ほとんど全部が揃ってるんだ。

 また、“おすすめカード”もよく見よう。上級者がよく使う、隠れたパワーを持つ必殺カードばかりをまとめているから、その使い方を読んで、君のデッキに投入すれば、いきなりパワーアップ間違いなしだ。


 正面にある“カードくじ”に貼ってる超レアカード軍団は、くじの商品! 当たったらもらえるぞ。
 くじを引きたければレジの方にいってみよう。1回50円だ(基本的には)。


 デュエルスペースは、デッキさえ持って来ればいつでも無料で遊べるぞ。
 ただし、置いてあるマンガを読んだり、テレビゲームで遊ぶには、メンバーカードが必要だ。
 メンバーカードは200円で、名前を書くだけですぐ作れる。別に面倒でもナンでもないので、いつでも大手を振って好きなように遊ぶために、作っておくのがおすすめ。ほとんどのカード大会も無料になるしね。

 じゃ、待ってるぞ。



■04/10/16 

 さて、重大発表でございまする。
 東京、練馬区春日町に、我々の二号店を出店する事になりました! かな〜り大規模!
 名付けて!!
“フューチャービー徳島・東京店!!”
 やったー! 東京なのか徳島なのか、ぜんぜんわかんないぜ!!

 すんません。ウソです。

 正式名『カードキングダム・練馬春日店』

 子供と大人がいっしょになって、好きなよーに遊べるお店。
 デュエルマスターズ、ガッシュ、ガンダム、遊戯王、などなどコモンまでシングル販売!!
 特産物として、お馴染み“構築済みデッキ”も販売!

 デュエルスペースなんとなんと、ずばり100席!! むろん無料!! 何人でも来いやあっ!!って感じ!!

 カードゲームだけでなく、各種テレビゲームで遊んだり、のんびり読書したり自由に過ごす事ができ、来ればいつでも、必ず楽しめる、一日中遊べるコミュニケーション・ユートピアです!

 あああ、言ってて自分で遊びに行きたくなってきたぜ。なんでオレはこの店の店長を、しまむーに譲っちまったんだ?! 今からでも代わるか? 強制人事権を発動なのか?!
 しかし東京に、風船君やアケノはいないしなぁ・・・何となくだが、東京の人はかしこいイメージがあるんで、わしのようなアホでは勤まらんよーな気がする。
 わしはここの、アホでうかつな子供達の中にいるから“かしこいふり”ができているのかもしれん。んふんふ。
 やはりここは、マダムキラーで男前のしまむーに店長として行ってもらおう。

 とは言え、開店してから当分は、オレも肉体労働者として刈り出されるので(ホンマに社長なんだろうか、ワシ)、練馬春日店に住み込む事になるぞ。
 むろん武器としてデッキを装備しているので、
「てめぇがいけっち店長か!! 死ぃねええぇぇ!!!」
「お前を殺れば、オレの名もあがるってもんよ、ぐへへぇ!!」
という皆様、いつでもいらして下さい。

 開店予定日、10月30日!
 アルバイトもまだまだ募集してますんで、カードゲームが好きなだけじゃなく、「人を楽しませるのが好きな人!」どんどん応募してね。



■04/10/05 

 最近発売された、“遊戯王デュエルモンスターズ・マスターガイド”という本がすんばらしく良い!

 遊戯王カードゲーム6年の歴史をすべて網羅した、と言って過言でない、濃い内容。
 歴史上の代表的なデッキをすべて紹介した上で(内容も文句なし!)、それらをお互い闘わせる「リプレイ」を記事にしていて、結果としてデッキの使い方、細かいテクニックを解かりやすく説明している。

 また、発売されたすべてのエキスパンションを、そのセットの特徴、代表的なカードのピックアップで魅力的に紹介し、幾つかのカードの実戦的なコンボ、テクニックをも説明。誰でも強力なデッキを作れるよう、導いてくれる。
 情報量が多すぎて、いきなりすべてのテクニックを身につけることは難しいかもしれないが、いくつものデッキを組み、繰り返し読む事で間違いなく誰でも“遊戯王デュエルモンスターズ”の奥深い楽しさが理解できるだろー。
 長く利用できる本だと思う。初心者にも、上級者にもおすすめ。

 もう、こんな本が出てしまったら、我々が“遊戯王研究所”を書く必要も無いんじゃないか、とも思ってしまう(笑)



 さて、お話変わって新製品の話題。
 12月下旬、“BLEACH(ブリーチ)”のカードゲームがバンダイから発売される。名付けて“ブリーチ・ソウル・カード・バトル”。

 僕も原作漫画は毎週ジャンプで読んでいて、特に茶渡が大好き。寡黙で頼りになるキャラはいいねえ。


 さて、ですがいい加減、カードゲームはキャラクターでは無く、内容の完成度で選ぶべきだと思うわけで(そりゃただのトレカではなく、遊んでナンボのゲームですし)、どこの誰がゲームを作るのか、が気になるわけです。
 いまさら言うまでもありませんが、「バンダイだから」「タカラだから」とメーカーで判断出来るのは、そのゲームのサポート、販売戦略について。作っているのは、みーんな“下請け会社”なのです。

 例えばバンダイのカードゲームでも、“デジモン”“ドラゴンボール”“ドラゴンドライブ”“ワンピース”等は「ORG」という会社。
 “ガンダムウォー”“ナルト”“鋼の錬金術師”はご存知「2D6ゲームズ」。
 どうでしょう。この中のいくつかを実際にプレイした事のある方は、作った会社によってまったくゲームの完成度が違う、という事実がおわかりではないでしょうか。

 テレビゲームで例を出せば、もっとわかりやすいでしょう。
 同じガンダムのポリゴンアクションでも、「連邦VSジオン」とゲームキューブの某めぐりあい宇宙では、同じ人類が作ったとは思えないほどの技術力、システム考案のレベルの差が感じられます。
 今度出る“シード”のゲームも、すごーく、楽しみにしていたんですが、「めぐりあい」の製作会社が作っている、というのがわかったとたん、買うのをやめました。悲惨な思いをするのが解かっているからです。

 いくら好きなキャラクターのゲームでも、信用できない製作会社が作っているなら・・・出来が悪くて悔しい思いをするのがわかっているなら・・・最初から、「買わない勇気」が必要だと思います。
 わかっててもつい、買ってしまう人がたくさんいるから、メーカーも、「ゲームの完成度と売れる数は、そんなに関係ないのか」 と考えてしまうのです。
 いや、本当に。業界の様々な方々とお会いしてうかがった話です。

 もし、そのキャラクターが本当に好きで、あるいはそのホビー(カードゲームなりテレビゲームなりフィギュアなり)がより完成度の高い方向に進んで欲しい、と考えるなら、上記「買わない勇気」が必要なように思うのです。製作者、製作会社、メーカーの今までのサポートで「信用できるかどうか」を考えるべきだと思うのです。


 ずいぶん前置きが長くなりましたが、“ブリーチ”のゲームをどこが作っているかについて。
 ジャンプに掲載されている“黒崎一護”のカードをよ〜くご覧下さい。ナンかこう、どっかで見たキャラクターカードゲームとびみょ〜にシンクロしませんか?
 バトルに出ているキャラクターのカードが手札にある場合、イベントカードとして使える・・・これはもしかして、“シャーマンキング・カードゲーム”!!!!
 そう。“ブリーチ・ソウル・カード・バトル”の製作会社は、“シャーマンキング”“レジェンズ・カードゲーム”の製作会社、「ウィズ」なのです!!!
 あぁ・・・・・・。


PS・遊戯王マスターガイドの本を作ったのは“ブレインナビ”ってところ。これは良い仕事だ。覚えておこう。



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