TOPいけっち店長のひとりごと。2005年4月

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いけっち店長のひとりごと。

■05/04/27

 もうすぐゴールデンウィークですなっ!
 いやいや、すっごい楽しみですよ。
 なぜかと言うと、去年もそうでしたが、この時期、僕に会いに来てくれる人達が、結構いらっしゃったりするからです。

「てめぇがいけっち店長か! オレの魂のデッキをくらええぇ!」
「ははは。まあそんなに殺気立たないで。はい、これが謎のデッキ“エックスII”ですよ。動きが読めないでしょ? おほほ。ざまあごらんあそばせ」
「いけっち店長、遊戯王で勝負だ!」
「はっはっは。何でも来てくださいよ。げげえぇ【カオスソルジャー−開闢の使者−】じゃねぇか! ぶぎゃぶるる」
などなどと、運よくお会いできた場合は、喜んで対戦させてもらいます。

 が、残念ながら僕が留守の状態の徳島店にご来店くださり、
「むぅ、店長め! 逃げたか! こうなったら風船君でもぶっ倒すか?!」
と探すも風船君も見当たらず(いつもいる訳ではありません。彼はFBに生息しているわけではないのです)、また、
「ハリーさんは、意外と怖い人には見えなかった」
と、偽りの感想を抱いて帰る方も、いらっしゃるのです。
(風船君は、僕の描いたイラストの通りの姿ですから、見ればわかるんですけどね)


 話が脱線しましたが、ようするに、せっかく僕に会いに来てくれたのに対戦できない、という悲しみを回避するために、ゴールデンウイーク前後の僕の行動予定を、お知らせしておこうと思います。


4月29日
 ゲーマーズ立川店に、カードキングダム設立のために出現。
 ゴールデンウィーク明けに延期になりました。
 詳しい日程は、決まりしだいこちらで連絡いたします。


5月1日
 愛知県の、フューチャービー岡崎店にふらふらと見学に。
 お昼ぐらいから出現するので、付近の皆さん、もしよかったら対戦してくださいね。


5月2日
 ららぽーと船橋のカードキングダムコーナー大改造。
 開設して半年間、大活躍のカード売り場は、人気ありすぎてもうボロボロ。
 ここらで一気に、カードキングダム札幌店で完成した新システムにリニューアルしようって計画。
 カードのいくつかに「おすすめコンボ情報」が書かれていて、見るだけで楽しい売り場になりますよ。


5月3日・5月4日
 カードキングダム練馬春日で、遊戯王とデュエルマスターズの新型デッキを開発。ご来店のお客様方に実験台になっていただく。けけけ。


5月5日
 ららぽーと船橋で、遊戯王大会! 大人数募集のすっげえ大会だ。
 一応、司会進行役として、僕も手伝いに行きます。
 優勝賞品だけでなく、勝てなかった人にもチャンスがあるように、いっぱい賞品を持っていって“ジャンケン大会”とか“遊戯王クイズ大会”とかもする予定。

遊戯王大会
場所:ららぽーと船橋
受け付け開始時間:11時
参加費:無料 デッキとペン、紙、魔力カウンターや羊トークンなどのゲームに必要なものさえ持ってくれば、だれでも参加できるぞ!
ルール:ライフ8000。サイドボードなし。
 一応、トーナメントだけど、負けても“スターチップ争奪戦”ができたらやりたいなぁ、とか計画中。


5月8日
 東京・幕張メッセにて開催の“デュエルマスターズ・スプリングチャレンジバトル”を見学に。
 フリーデュエルとかやったり、優勝決定戦を見たり、いろんな方に挨拶したり。


 とりあえず今のところ、こんな予定です。各地のみなさん、どうかよろしくね。





■05/04/12 君の町にもカードキングダム!

 まずはお知らせです。
 え〜、今月16日土曜日、ゲーマーズ札幌店にて“カードキングダム札幌店”が召喚・・じゃなかった、開店します。
 もちろん、僕も出現しますので、デュエルマスターズや遊戯王のプレイヤーさん、ぜひ遊びに来てくださいね。アホな新作デッキ、いっぱい持ってきますぜ。(エックスUとか)
 16日には特に大会などはありませんが、僕はほぼ一日中いますので、対戦しまくる方向性で。
 17日は、遊戯王の大会がありますんで、邪魔にならない程度にすみっこで遊びましょう(笑)
 場所は、JR札幌駅の駅ビル9階です。1階から5階まではビックカメラになってるビルですのでよろしくね。



 さてここからは、カードキングダムフランチャイズのお話。

『問い・カードキングダムに加盟するとして、売り場作りを含めた初期投資はどれほどか?

 答え・もともとカードショップならば、基本的にはズバリ、加盟料金だけです。
 実は我々のノウハウは、片田舎で細々と始めた結果、少ない投資で最大の効果を上げる売り場作りに特化してきたのです』

「・・・なあ、しまむー。こう書いてみると、なんか貧乏臭くて情けなくないか?」
「いやいや、ローコストオペレーションは重要ですよ」
「うむ。英語で言うとかっこいいな」
「正体は貧乏人の知恵ですが」

・・・えーと、何を書いていたかというと、フランチャイズ募集にお問い合わせ下さった方々への、お返事を書いてたわけです。

「フランチャイズって何?」
という方のために説明しておきましょう。
 例えば、ローソンとか、吉野家さんとかは、どこに行ってもありますよね。
 こういうのが、フランチャイズチェーンです。
 「コンビニを作りたいぜー」という人が、例えばローソンに電話します。
「すいません。ローソン作りたいんですけど」
「はいはい。じゃあ、作り方教えるからね」 と、いうことになります。
 で、ローソンさんは、作り方を教えて、商品をそろえてくれる問屋さん(お店に、商品を売ってくれる大きなお店)を紹介します。
 その代わりに、「ローソンの作り方を教えて、お手伝いした授業料」をもらいます。
 こういう風に作られたお店が、ものすごく簡単に言うと、フランチャイズチェーン。
 つまり、ローソンは全部「ローソンという会社のお店」というわけではないわけです。山田さんが作ったら、山田さんのお店。看板がローソンなだけ。

 当店が今やってる事も、「カードキングダムの販売方法、売り場管理法を使って、お店を作る、あるいは改造しませんか?」という、フランチャイズ募集なのです。
 だから、近所のおもちゃ屋さんが、もしかすると突然、“カードキングダム”になるかもしれないって事ですな。
 しかし、いけっち店長が量産される訳ではないので、そこんとこ勘違いしないでね。(こう書いとかないと、『カードキングダムに行ったけど、いけっち店長はいなかったぞ。嘘つき!』とか言う子供が本当にいるからな。わしは珍獣かいな)
 まあ、カードキングダムになったお店に呼んでいただいたら、すぐ行きますが。

 4月3日にフランチャイズ募集をかけてから、予想を上回る数の問い合わせがありました。
 普通、こういう事業は、ゆっくりと増えていく物です。
 実際にできたお店を見て、「良さそうだな。うちもやってみるか」と思う人が、少しずつ仲間に入ってくる。それがフランチャイズ事業の常識です。
 しかし、今回の“カードキングダムフランチャイズ”には、いきなり問い合わせが10数件集まりました。
 ずばり、今のカードゲーム業界・・・否、玩具業界を生き残るに「カードゲームに力をいれよう!」という方がたくさんいた、という事だと思います。

 誰でも簡単にシングルを買う事ができ、ゲームの知識を得る事ができて、もっともっとカードゲームが楽しくなる。
 お店側の金額的、作業量的負担も少なく、カードゲームの知識の少ない店員でも、管理する事が可能。
 そして何より、「そこに行けば、いつでも間違いなくカードゲームを楽しむ事ができる」という保障があり、お客さまも店に行く事を楽しみにしてくれる。
 そんな売り場を作る方法。
 それが今、お客様だけでなく、小売店にも求められていると思います。

 われわれのカードキングダムグループは、おかげ様で、最初のスタートとしては、充分な数の仲間が揃いそうです。

 そこで、まずは絞り込んだ数で、磐石の態勢を整えようと思いますので、一旦フランチャイズの募集を“第一期募集”という形で打ち切り、第二期募集までの少しの間、受付を停止したいと考えます。
(突然では、「今から問い合わせようと思っていたが」という方に申し訳ないので、20日まで受付いたします。様子見の方も、とりあえず20日までにご連絡下さい)

 →フランチャイズ募集について

 1年後ぐらいには、全国にカードキングダムがあって、今よりもっともっと多くの人が、楽しくカードゲームをプレイできるようになっていて・・・お店も業界も、もっともっと元気になっている。
 そんなふうになればいいなぁ、と思ってます。




■05/04/08

 今日は、東京都江東区にある、“一心堂”というおもちゃ屋さんに行ってきました。
 「東京で、活気があって楽しいカード屋さんって、当店(カードキングダム練馬春日)以外はどこ?」とお客さんに訊くと、そこの名前が挙がったからです。

 また、「普通のおもちゃ屋さんで、カードゲームに力を入れている店」というパターンの成功例を、見ておく必要もありました。
 現在、当社が募集しているフランチャイズグループに、
「当方は玩具店なのだが、カードゲームに力を入れたコーナーを作る事は可能か?」
 といったお問い合わせが、たくさんあったからです。
 「カードゲームに力を入れたい。だがノウハウがない。安全に事業を拡大するために、カードキングダムに加盟したい」とお考えの方に、安心して当店のノウハウを使っていただけるかどうか?
 全然カードゲームがわからない人でも、シングルカードを取り扱う事ができるかどうか?
 当店のマニュアルに自信はありますが、より玩具店さんに対して理解を深めておこうと思ったのです。


 さて、一心堂さんは、僕が“終の棲家”として、まさに理想とする、地域に根ざしたおもちゃ屋さんそのものでした。(将来僕は、おもちゃ屋の頑固ジジイになりたいのです)

 もう30年も続いているというそのお店には、歴史と共に変化してきた店の様子が、年輪のように刻まれています。

 入り口には、人工芝を張った板が、仮説デュエルスペースの机として使われています。
 ずばり、昔の“ミニ四駆ブーム”の時には、レースコースの台として使われていたのでしょう。

 入ったすぐ横には、プラモデルが天井まで積み上げられています。
 ガンプラだけでなく、お城の模型、戦艦の模型、モーターボート、ミニ四駆、古いキャラクタープラモ(ロボダッチやらスクランブルエッグやら)など、はるか昔から、ず〜っと積み上げられてきた歴史が一目でわかります。

 ゴンドラ一個が丸ごと駄菓子のコーナーになっていて、100円あれば、色々買えます。

 レジサークルは、あの、“任天堂エンターティメント”の什器が使われていて、やはり一時期は、テレビゲームに力が入っていたことが伺えます。

 そして、ガラスケースには、色んなカードゲームのシングルがたくさん・・・!

 奥にはデュエルスペースが30席あり、毎日毎日、子供たちでいっぱいなんだそうです。
 僕が行った時は夜の7時ぐらいだったので子供はいませんでしたが、かわりに大人が10人ほどで、マジックやガンダムを楽しんでいました。(壁にネオジオの説明書が残っていたので、ゲームコーナーだった時期もあったのでしょう)

 僕が、古くて生き残っているおもちゃ屋さんがすごい、と感じるのは、こういったところです。
 基本はおもちゃ屋さんでありつづけながら、子供たちのニーズにあわせて、どんどん変化していけるところ。
 つねに子供たちの目線をキープし、店を作り直していく。変化を恐れない事。
 止まったら終わりだ、という事が、本当に理解されていて、ブームの変化に追い立てられてもへこたれず、儲かっても安心せず、走り続けるバイタリティ。
 「次はこれが売れるぞ」ではなく、「子供たちが、何々が面白い、と言い始めたぞ」とすぐに理解できるスピード。
 僕も、忘れずに心しておきたいと思います。

 ご主人に聞いてみると、ミニ四駆もやった、テレビゲームもやった、ファンシー雑貨に力を入れたことまであった、ということでした。
 そして、やはり今は、カードゲームなのだ、という事。

「しかし何だね。昔はどんなブームも1年で終ったのに、ファミコンが始めてだったよ。2年目になって、ますます盛り上がったのは。いつ終るか、いつ終るかと思ってたけど、結局消えずに残ってきたね。
 でも、カードゲームはまだわからなくて心配だったんだ。やっぱり、ベイブレードやたまごっちみたいに消えてしまうんじゃないかって。
 でも、なんだかカードゲームも大丈夫な気がしてきた。カードゲームよりも面白い物は、なかなか作れないだろうからね」

「そうですね。玩具には、“集める”“作る”“競技する”という楽しみがありますが、カードゲームには、そのすべてがありますから」

「うん。でも、それだけじゃないよ。ちょっとした“ギャンブル性”もあるし、ポケットに入れて持ち運べる“携帯性”もある。これは、なかなか超えれるものは出てこないだろう」

「なるほど」

「それと、今日あなたとお話して、すごく安心した。あなたみたいに若い人が、これからどんどんカードゲームショップを増やそうとしている。これは、その業界が大きくなっていくっていう印なんだ」

「(ああ、そういうものなのかも)・・一時よりは数が減ったカードショップですが、あれは、消えるべくして消えていったマニアな店が多かったからだと思うんです。本当の大多数のお客様に満足してもらえる店作りを、頑張りたいと思ってます」

 僕も10年間、玩具店で勤めていた下積みがあったので、色々と昔話で話が弾み、ついつい1時間あまり話し込んでしまいました。
 しかし、おかげさまで実に有意義なお話を聞く事ができました。
 年に1回ぐらいは顔を出し、教えを授かりたいと思います。
 一心堂さん、本当にありがとうございました。




■05/04/04 

 春ですね。花粉症でずるずるぴーです。

 今回は、カードキングダム練馬春日店でのイベントのお知らせ。

 4月10日(日)、13時から、カードキングダム練馬春日店にて、“遊戯王OCG大会 遊戯王プレイヤー.COMカップ”と銘打ちまして、遊戯王の上級者向け大会を開催いたします。

 練馬春日店には熱心な遊戯王プレーヤー様が多く、この方々が、子供たちに楽しくルールやコンボを教えて下さいます。
 おかげで、子供たちもめきめきと腕を上げ、より遊戯王を楽しくプレイできる環境になっています。

 そのため、当店での遊戯王大会はいつも、子供と大人、両方の参加者で大盛況なのですが、そういった大会では、大人の方々も「子供達を楽しませるデッキ」を持ってきてくださるため、「大人が本気で戦う大会」とはなりえませんでした。
 (「子供を楽しませるデッキ」を作れる人は、実はすごい上級者なのですが)

 ですが今回は、そういった上級者の方々が本気になれる大会。
 つまり、「制限・禁止改訂によって混迷している現環境において、改定前からどのようにデッキが変わったのか」を見定めるための、真面目な大会にしたいと思っています。
 大会結果は遊プレのサイトにフィードバックされるようです。

 よって、いつもの“参加費無料”の大会とは別枠にして、子供向けでない参加費を設定し、ガチンコ勝負のスイスドロー方式で順位を決定します!
 参加して下さる方々の中には、遊戯王サイトを管理されている方も何人かいらっしゃいます。
 ルールトラブルなどについてのサポートも、可能な限りしっかりして、競技性の高い物にしたいと考えています。

 東京近郊の、「遊戯王で真面目に闘いたい」というプレイヤー様、「我こそは!」と、奮ってご参加下さい!


『遊戯王OCG大会 遊戯王プレイヤー.COMカップ』

場所 カードキングダム練馬春日店
主催 遊戯王プレイヤー.COM
日時 4月10日(日) 13時受付開始(事前の電話予約も受け付けております 03−3926−1866)
参加費 500円 
上位賞品 “INVASION OF CHAOS”1BOXなどなど
(参加者が多く集まれば、賞品もどんどん豪華になる予定です)
その他 デッキはもちろんのこと、ライフ計算用のメモ&筆記用具、羊トークンなどのゲーム必需品をご持参ください。

 僕も見に行きます。最高レベルのデュエルプレイを楽しみにしていますよ。よろしく!



■05/04/01 

 いくつかの小売店や問屋さんとお話した結果で言うと、2004年の夏休みは、映画の影響か“ガッシュTCG”の人気が盛り上がったが、やっぱ一時的なもので(だってみんな買ってはくれていても“ゲームとして”あんまり遊ばなかったからね)普通にデュエルマスターズ(以下DM)が盛り返したって事らしい。
 そのあとは、ボルバルザークなんかでゲームがつまらなくなって盛り下がり(ものすごい影響だった。大会参加者の数が激減)、しかし今は、映画の人気で再び盛り上がっている。
 また、春なので、コロコロコミックの新規読者層が入ってきて、「これからDMを始めるぞ!」という子供達も増えてきている。
 でも僕の予想よりは、小売店での売り上げは、今のところあんまり伸びていないようだ。
 僕は、映画&春休み効果でもっともっと盛り上がるはずだ、と期待している。コロコロによる告知効果の大きいDMは、春にこそ爆発するはずだ、と。

 しかし、映画館での13弾先行発売は、果たしてどうだったのだろーか・・・?


 先行販売自体はいいと思う。
 活気付けるためにたまに違う売り方をするのは、面白い試みだ。僕も楽しみにしていた。
 豊島園の映画館に初日に行き、「いくつまで買っていいんですか?」と訊くまでは。
「いくつでもお買い上げ頂けます」
 その、販売所のお姉さんの答えを聞いたとたん、僕は顔が真っ青になった(と、思う。自分では見えないが)。
『これはヤバイ! 13弾を大量に仕入れた全国の問屋、販売店は、少なからず打撃を受けるんじゃないだろうか?!』
 しかし、映画館で喚いても何もならないので、冷静に、
「じゃあ、4BOX」
 こんなところで大人買いなんかしたくなかったけど、販売制限がないという事は、全部揃える人が全国にいるだろう、という事。
 「みんなと一緒に、発売した時からよ〜いどんで研究する。フライング情報で研究なんかしない」という自分ルールがあったが、いくらでも手に入る以上、どうやら今日が発売日になってしまったらしい。
 もう、ここで買って揃えて、研究するしかないやんか。
 半泣きだった。


 店に帰って、調査開始。
 どこの映画館でも、販売制限はないのか?
 映画館で売り切れたら、そこで終わりなのか?
 答え。
 基本的には販売制限なし。
 制限していた映画館も、「残りが少ないから」制限していただけで、追加入荷しだい、制限解除。
 売り切れたら、再入荷あり。

「13弾、新発売だよ〜!」
「映画館で買ったから、もうあんまりいらないよ〜」
 こういう影響が、少しはあると思う。

 どうだろう。一番良かったのは、映画館での先行販売は「一人5パックまで」とか限定にして、「売り切れなしなので手に入らない人はいないが、数はもっと欲しい」→発売日が楽しみ、という流れにして、小売店での売り上げの増加を狙う方法だったのではないだろうか?
 小売店の視点から見ると、「これは売れる商品だな」と思えない商品には、あまり販売に力を入れられなくなってしまう。


 でも、「映画館で売る」というイベントそのものは、DMという商品の新規顧客層開拓には、大きく貢献したのではないだろうか。
 子供が映画館に行く時は、お父さん、お母さんと一緒だ。なので、カードパックは、お父さん、お母さんに買ってもらえる。ここから、DMを始めようとする子供も多いだろう。
 実際、映画のパンフレットは、映画の内容よりむしろ、カードの紹介に力を入れているように見えた。
 タカラさんは、間違いなく、この映画からデュエルマスターズを始める、新規顧客層に力を入れようとしているって事だ。

 小売店としては、ここで開拓された新規顧客に対し、きちんとしたサービスを提供していく事が大切に思う。ちゃんとメーカーから渡されたリレーのバトンを、受け取る努力が必要だと思う。
 ようするに、初心者に優しい売り場作りだ。
 遊戯王も、GX編になって初心者が増えた。この顧客層に対応できた店が、売り上げを伸ばす事ができたと思う。
 DMも、ここからが勝負だ。
 メーカーさんの販売戦略も、コロコロコミックの記事も、初心者寄りにシフトするだろう。
 これで興味を持ってくれたお客さまがやって来た時、安心して利用してもらえる売り場を作っていく事が、僕たち小売店に期待されている事なんじゃないかな、と思う。


 しかし、あえてタカラさんに苦言も呈しておきたい。

 まず、今回の先行販売について。
 映画を見に来てくれた人が、はじめてカードパックを買い、パンフレットを見て、DMの新しい顧客になってくれるよう誘導するのは、良い販売戦略だったと思います(ポケモンもそうでしたし)。
 だったら、売り切れたら意味ありませんがな。
 販売制限をかけないと、すぐ売り切れるのは目に見えてましたがな。
 実際、再入荷まで1週間あまり売り切れが続いていた映画館がいくつもあったって事ですし。


 もう一つ、ユーザーサポートについて。
 初心者が大切。それには大賛成。
 しかし同時に、今までずっとDMを愛してきた、昔からのユーザーの声にも耳を傾けていただきたいと思います。
 具体的には、

○中・上級者が“ゲームとして”楽しめる環境を整えるため、オフィシャルのルール裁定を、より明確に、より素早く更新してもらいたい。

○同上の理由から、殿堂カードの制定を吟味しなおして欲しい。
 殿堂入り希望の意見が多いにもかかわらず、殿堂入りさせないカードについては、ユーザーが納得できるよう、その理由を提示して頂きたい。

○メーカー主催イベントの運営を、毅然とした態度で行って欲しい。
 ゴミを散らかす人や、会場内でカードを現金取引するバイヤーは、会場内規制に掛かるだろうし、保護者の方に怪しいイベントと思われてしまうので、注意していただきたい。
 そして当然のことながら、子供たちが安心して大会に参加出来るよう、不正行為に対して厳しく対処していただきたい。

○大会参加資格が抽選方式である事の問題点は、1人で多数の応募を出す、年齢詐称、他人からの資格譲渡など、解決の難しいものが山積であるが、これらのシステムを変えるのは現実的には難しい。
 しかし、こうした不正行為が増加している根底には、
「一生懸命強くなって、バトルアリーナで何度も優勝し、日本一を目指しても、抽選に受からなければ本戦に出場する事すらできない、土俵に上がる事すら許されない」
という、熱心なプレイヤーの不満が原因なのだと思います。

 「デュエルマスターズは子供のもの。競技性を求める人はある程度切り捨てる」という事であれば、そもそも「メーカーイベントは小学生のみ」としたほうがトラブルも減るでしょう。
 ですが、もしそうではなく、競技性を求めるユーザーにも顧客としてゲームを続けてもらうつもりであれば、参加資格の必要な、別レギュレーションを設けるべきではないでしょうか?
 抽選制のオープンクラスとは別の、地元のバトルアリーナを予選とするような、競技としての大会。
 約3年続いてきたDMには、「競技として求めるプレイヤー」が育ってきています。
 その層を切り捨てないのであれば、その人たちに対応したレギュレーションが、そろそろ必要なのかも知れません。
 でなければ、「どんな事をしてでも大会に出る!」という不心得者が、運よく抽選に当たって大会を楽しみにやってきた子供たちに、悪影響を与える事になりかねません。

 今のような抽選制では、純粋にデュエルを楽しみたい子供と、競技性をもとめるガチガチのプレイヤーをいっしょにしてしまい、お互いに噛み合わないゲームになってしまうのではないでしょうか?
 そろそろ目的別に別けるべきではないかと思います。


 いろいろ書きましたが、もちろんこれは、DMに期待し、人気が続いて欲しいと思うからです。
 子供向きカードゲーム業界には、“遊戯王”と“デュエルマスターズ”の二本柱が必要だと考えています(一本では、片方に飽きた子への選択肢がありません)。

 新規顧客の増えるであろう春だからこそ、今までのユーザーが、新しく入ってくる子供達にとって“良きお兄ちゃん”でいられるように、ユーザーサポートの充実を期待いたします。


追記
 話は変わりますが、今週、当ホームページにて、当社(有)遊縁から、重大発表を行います。
 今後の我々の活動を、大きく左右するプロジェクトの発動です。どうか皆様、ぜひお読み下さい。




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