TOPいけっち店長のひとりごと。2005年6月

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いけっち店長のひとりごと。

■05/06/25

 なんだか知らんが、忙しいときは色んな出来事がかさなるらしいですわ。
 今やってる仕事は、

○26日、日曜日の群馬県“カードキングダム沼田”イベント準備
○デュエルマスターズ転生編の研究
○秘密デッキ・エックスIIIの作成
○販売用構築済みデッキの作成
○7月のキャラショー出店準備
○仙台、町田の出店準備
○新ホームページの作成
○アクエリアンエイジでごにょごにょ

などなど。ま、ちょっと確認してみますね。


○群馬県“カードキングダム沼田”イベント
 こちらについては前回の“独り言”を。


○転生編研究
 DM転生編から登場の“クロス・ギア”。
 まったく新しいシステムなので、どのぐらい有益なのか、どう使うのがベストか、実際に試してみないと全然わかんない。

 子供たちは
「『クロスギア』かっけー!」
「つよー!」
と無邪気なもので、特に【ファイナル・ドラグアーマー】なんか大人気。ゾイドそっくりの絵でモンク無しにかっこいいし、
パックから出たとたん、
「ぎゃおおお!」
と大騒ぎ。
 いや、君自身が【ファイナル・ドラグアーマー】になってどうする(笑)


 中級者以上の人は、
「いやいや、コストは実は2倍だから」
「クロスさせてるヒマは無いから」
と、冷静(?)な反応。
 でも、ほんとーにそーだろうか?

 例えば、子供たちの使うクリーチャーを倒しても倒しても、出てくるクリーチャーに次々と【ファイナル・ドラグアーマー】がクロスして、毎ターンただ次々と殴りかかってきたとしたら・・・
 パワー7000から8000以上、ダブル・ブレイカーのクリーチャーが、ボカスカ殴ってきたら・・・・

「隊長! 敵の攻撃が激しすぎるであります! 6ターン目あたりからの攻撃は、すべてデカ過ぎ&ダブル・ブレイカーであります!」
「白旗あげ〜い! 耐えられまっしぇん!」
ってならないだろうか。

 実際僕も、一体何回「突然【超竜バジュラ(8弾)】」にひき殺された事か。
 「『クロスギア』、意外と強いんじゃないの?」ってのが、今のところの感想ですわ。


○エックスIII作成
 転生編通販3BOX以上購入のお客さまに送る特典記事「秘密デッキXIII」
 あああああ。これが、む、難しい・・・・っ!!
 しまむー、ヤナー、松本くん、オレ。東京・練馬春日店の頭脳を結集して、アイディアが出ることは出るんだが・・・・エックスI、IIを超える、個性的でインパクトのあるデッキはやはり難しい!
 言い訳になるが、転生編には、「こりゃいったい、どうやって使うねん」という、良い意味で“ヘンなカード”がなくって・・・せいぜい【ゲット・レディ】みたいな「普通にも使えますね」みたいな・・・
 ハリーに電話してみよう。

ハリー「仕方ないですねぇ。【地脈の超人(13弾)】にクロスギア使うんですよ」
池っち「ほう?! それで、どうなるの?」
ハリー「実は『クロスギア』もバトルゾーンに置くので、バトルゾーンの文明色が増えて【超人】がパワーアップするのです」
池っち「へえ! なるほど意外! ・・・・それだけ?」
ハリー「それだけ」
池っち「・・・・・・」
ハリー「・・・・・・」

 天才マハラジャ・マムゲン君にでも相談してみるか・・・・・。

 転生編お買い上げの皆さま・・・・“エックスIII”、もうちょっと待ってね。



○販売用構築済みデッキ作成
 デッキアイディアは、ほぼ無限。
 しかし、だからと言って、ホイホイ発売しない。いくつもの条件をみたして、やっと発売にこぎつける。

1・ちゃんと強い事。当たり前。企画倒れのデッキはここで全滅。
2・個性がある事。他によく似たデッキを売ってるなら、ボツ。
3・量産できる事。カード買取がおっつかないデッキ、すぐ売り切れになるのが目に見えているデッキはボツ。

 こうして、実際に作られ、企画されて発売までこぎつけるデッキは、ほんの一握り。失敗とボツの屍の山の上に、販売用構築済みデッキは完成する。
 新殿堂環境は、今まで作れなかったデッキを生み出す追い風になってくれている。

 「強くて、面白いんだけど、数多く作れなかった幻の構築済みデッキ」は、今度の7月、キャラクターショーでの出店、“池っち店長の『カードキングダム』キャラショー店”で、限定販売しよーと思う。
 これについては、また今度詳しく。



○新ホームページ
 これについても、また今度。



○アクエリアンエイジでごにょごにょ
 え〜っと・・・・・。

 『アクエリアンエイジ』、来週の新製品から“サーガIII”になるんですよね。
 「これから始めようかな?」という方には、素晴らしいタイミング。

 なんです、が。
 アクエリを愛する、多くのプレイヤー&ジャッジの方々が、サーガIIIに関して“期待”を持っているのは当然なんですが、“不安”も大きいらしいのですよ。

 で、僕自身はあんまりくちばしを突っ込むのもどうかと思ってて・・・ゲームはデザイナーが作っていのだからデザイナーが変化しない限りアクエリってゲームは変わらないし、いきなりデザイナーを変える事は難しいわけで、イコール、アクエリは変えようがない、という結論だったのですよ。

 そうして自分を納得させてました、はい。要するに、あきらめてた。

 しかし、まだ、あきらめない人達がいる。

 そのことが、ずっと引っかかってました。

 何かできることはないのか、国産ゲームでは現在唯一、機能している“ジャッジ登録制度”を持ち、ただの趣味を超えるほどに熱心な“伝道者達”という“宝”を持つアクエリアンエイジ・・・僕ができることは、もう、本当にないのか、と。

 先攻有利を実証するために、公式大会での勝率調査を実施してもらった結果「先攻ドロー無し、後攻マリガンあり」となった。
 それで自分は「ギリは果たした、やるだけやった」と自分を納得させてしまったのではないか、と。

 メーカーのサポートは、他のゲームと比べても「やりすぎ(ほめ言葉)」というもので(何しろ社長自ら、イベントのたんびに出て来るほどの熱の入れようですから)、しかも精力的に活動してくれるプレイヤーも多い。
 実はこれ、僕の理想とするゲームの形なんですよね。

 しかし唯一にして、最大の弱点がゲーム自身。数値的バランスと、ゲームとしての逆転性の欠如。ルール逆転裁定の嵐。

 本当に納得してたんでしょうか。俺。
 だったら何で、今も続くプレイヤーたちの不安の声が、いちいち気になるんでしょう。
 納得してなかったんじゃないか。オレは。

 もう一度、やってみよう。プレイヤーの代表である、ジャッジの方々といっしょに。
 そう腹をくくったのが2・3日前です。


 こいつは商売とは一切関係ないので(今までだって、そんな行動ばっかりでしたが)、このホームページ上では、あんまり記事にする事はないでしょう。
 アクエリに関しては、ご報告程度を載せるにとどまると思います。

 あくまで個人としてやる事なので、アクエリサイトを運営する方の所に寄稿したり、実際に人にあったり様々な取り決めをしたりは、このホームページとは無関係にやろうと思います。

 具体的なプランはここでは述べず、アクエリのジャッジの方々にお話しますが、プレイヤー、一個人の集団が、カードゲームというものに、一体どれだけの事ができるのか。
 壮大な実験、そして挑戦です。


 まあ、アクエリユーザーでない方は、「またなんか池っち店長がやってるらしい」ぐらいに思っておいて下さい。



○現在
 もちろん僕のいる場所は、東京都・カードキングダム練馬春日店
 14弾デッキ、回しまくりですよ。
 練馬春日ですよ、練馬。

 ・・・・いや、ちょっとショックなことがあったんスよ。

 この前『ゲーマーズ立川店』にいた時、高校生のカップルが、
「もしかして、池っち店長ですか?! いや〜、ホームページ見てます!」
と声を掛けてくれたのですが、
「なんで東京にいるんです?!」
と来た。

「いや、練馬の店にいるから・・・」
「ええっ? 徳島じゃないんですか?!」
「いや、今は行ったり来たりで」
「練馬の店って、ナンです? カードゲーム屋?!」

 知らねーでやんの。ホームページ見てくれてるのに。しくしく。
 練馬春日ですよ、練馬春日。
 


■05/06/19 熱すぎる群馬県

 いやぁ、やっとこさ、フランチャイズ第2次募集を始める事ができました。

 なにしろ、1回目の告知時に、お問い合わせいただけた小売店様、新規事業オーナー様は、あっという間に20件を超え、正直、収集がつかなくなりそうだったのです。

「売り上げがもう一つで」
「何万人の町です?」
「20万人ほど」
「半径10キロ内に競合店は?」
「2軒」
「シングルカード扱いの店は?」
「1軒ですね」
「そりゃ、300万近くは(売り上げが)無けりゃおかしいですよ」
とか言う会話が何回も。

 わかってきたのは、この業界の未来に皆さん、自信がない事。
 だからと言って、「どうすればいいのか」と悩む方々が多い事。
 挙句の果てには、「テレビゲームも扱うべきなんでしょうか?」と焦点が移動する人も。
 テレビゲームなど、釣堀に例えれば、とっくに多すぎる釣り糸が池を濁しきっている 状況なのに・・・・
(僕は昔、大阪で、ファミコンのスーパーマリオが新製品の時に、ゲーム専門アルバ イトとして小売業をスタートしました。それから15年以上、テレビゲームの専門家だったと思います)

 ご安心下さい。
 カードゲームは、続きます。
 本当の“カードゲーム専門店”は、これから必要とされていきます。

 根拠ですか?
 おわかりのはずです。カードゲームを楽しむ、お客様方の顔を、見ているのなら。



 と、いうわけで、
 カードキングダムフランチャイズ第4号店をご紹介いたします。


 ・カードキングダム沼田(おもちゃのカタヤマ内)

 ・住所:群馬県沼田市上ノ町843 0278-24-8833

 ・定休日:水曜日

 ・営業時間:10時から19時 金土のみ22時まで

 ・JR上越線沼田駅から徒歩で約20分。
  もしくは、沼田インターチェンジから自動車で約15分
   →詳しい場所はこちら

 はじめまして。群馬県沼田市の『カードキングダム沼田』です。
 豊富な品揃えと親切な対応を心がけ、池っち店長に過疎とか言われても負けずにがんばっています。
 オモチャ屋なので、カード以外にも楽しいものがイロイロありますよー。
 みなさまの来店を心からお待ちしています。
 


 え〜、とてもとても小さな町の、山の上の、群馬県だけあって“マザー”の「どせいさん」が住んでそうなところです。
 僕は心の中で、「サターンバレー」と呼んでいます。

本多君(「おもちゃのカタヤマ」カードゲーム担当)「人ん家をムーミン谷みたいに言わないで下さい!」

池っち店長「すいません。言い過ぎました。・・・でも、あれはびっくりするって!
 店の表側が商店街なのに、なぜか裏口から入ってくるお客さんの方が多くて、しかも裏口には“お稲荷さん”が祭ってあるし、マジで鳥居があるし、薄暗くて狭いし、
 わしは初めて通ったとき、『このままマジックの“神河物語”の世界に突入しちゃうんじゃないだろうか。
 一応、レジェンドクリーチャーになれるかなぁ。【スカートに頭突っ込む者・池っち】とか』って、色々考えちゃったぞ?!」

本多君  「まあ、確かに都会では、ありません。しかし! 近所に映画館があります! “ハウルの動く城”が上映中!」

池っち店長「・・・・・」

本多君  「デパートもありましたよ! 撤退しましたが・・・・」

池っち店長「・・・・・・」

本多君  「いや、ですから」

池っち店長「過疎、か。・・・・・ぐぶるぎゅぐ!」

本多君  「(池っち店長の首を絞めながら)しかし、大会に子供たちはたくさん(30人以上)来てくれて、 すごく活気はあるんです!
 そう、この町にはカードキングダムがある!」

 失礼しました。

 実際、「裏口からのお客さんが多い」という変わったところを除けば、すごく明るい店内の、品揃えの良い大きなおもちゃ屋さん。

 2階はお雛様、五月人形などの並んだ、老舗の人形店になっていて、カードゲーム大会開催時には、ここが60人近く収容可能の、デュエルスペースになります。

 店員の本多君(社員さん)は、カードゲームに詳しく、当社のノウハウのほとんどを、あっという間に吸収した優秀な人材。
 また、自分でどんどん、面白いデッキを生み出すデッキビルダーでもあります。

 ・・・・何か、ほめてばかりでつまらんな。ネタにする事は無かったかな・・・・・
 チィッ。今日のところは見逃しといてやるか。

 それはともかく、6月26日、こちらカードキングダム沼田店にて、デュエルマス ターズ公認大会が開催されます!

『カードキングダム沼田店・デュエルマスターズ大会』

・6月26日(日) 14時開始(終了まで2〜3時間を予定しております)
・受付は、13時40分から50分まで
・予約も受け付けております。大会前日までに、お電話(0278-24-8833)をお願いします。
・以下のカードは、デッキに1枚づつまで
 【サイバー・ブレイン】
 【ディープ・オペレーション】
 【ストリーミング・シェイパー】
 【エメラル】
 【アストラル・リーフ】
 【アクアン】
・以下のカードは使用禁止
 【ガルベリアス・ドラゴン】
 日本語以外のカード
・14弾転生編(クリエイト・ギア)は使用可能です
 


 で、及ばずながらこの僕、池っち店長も、お手伝いに参じます。
 当日は、大会に参加できなかった人も途中で失格になった人も、僕とガンスリンガー(デッキ持って順番にデュエル!)で楽しんでいってください。

 また、ご来店の方々全員に、ホームページで読めない記事が満載の、“カードキングダムニュース・特別編集版”をお渡しします!

 例えばデュエルマスターズの記事では、ホームページ未公開のデッキ、“デスブレイド”とか、“ドラゴンスレイヤー”、“フォーチュンレッド”、その他を紹介予定!

 ガンスリンガー用に僕が持っていくデッキも、
 遊戯王は
・“池っち店長式ドラゴンデッキ”
・“カウンターヴァンダルギオン”
・“除去ガジェット”
・“海が好き”
・“ごりらーず”
・“クロノス先生ごめんなさいデッキ”
とかを持っていく予定。

 デュエルマスターズは、
・“エックス”
・“エックスII”
・“マムゲン君のペトロイドデッキ”
・“ばかメテウス”
・“ネオ・ペトイバー”
・“カチュアシュート”
・“魔天絶裁”
・“ナイトメア・ビフォア・クリスマス”
 などなど、秘密兵器がいっぱい。
 それに多分、14弾発売すぐだから、まだまだ考えた事もないような新型デッキがいっぱいある事でしょう!
(エックスIIIはどうなることやら? もしかして、来てくれたみんなと考えたりして !)

 ついでに、大会賞品の方も大サービス!・・・ってえ〜っと、何がいいかな。

 よし、通販で売ってない構築済みデッキを一つ、丸ごとプレゼントしようじゃねぇか!(シングル価格7000円分ぐらいのやつ)

 内容は秘密だ。しかし、気に入らないからって怒らないでくれよ。こんなプレゼントを勝手に決めて、ハリーに怒られるのはオレなんだからな。
 その上、プレゼントした相手に怒られたら、立場がなさ過ぎる(笑)

 ちなみにこの賞品は大会1位の人じゃなく、来てくれた人たち全員から、くじ引きかジャンケンなど、抽選でプレゼントしようと思う。
 だから、デュエルで負けても、チャンスがあるぞ。

 また、この日の事は、必ず“裏日記”の記事にしようと思う。元気な仲間が集まるのを楽しみにしてるが、無茶はすんなよ(笑)

 んじゃ、6月26日に、群馬県。
 


■05/06/14 無双竜機ボルバルザーク、ついに殿堂入り!

 今月号のコロコロコミックで、新殿堂レギュレーションが発表されました。
 今までのカードに追加して、
・【無双竜機ボルバルザーク(10弾)】
・【スケルトン・バイス(8弾)】
・【ロスト・チャージャー(9弾)】
・【ヘル・スラッシュ(6弾)】
の4枚が、新たに殿堂入りです。

 SCB(スプリング・チャレンジバトル)で、司会のデュエルジャッカー・ショウさんが、参加者の子供たちに【ボルバルザーク】についての意見を求めるなど、異例の事を行っていたので、「いよいよ【ボルバルザーク】に対して、何らかの動きがあるだろう」と思われていた方々もいたと思いますが、とうとうの決定です。

 とりあえず、【ボルバルザーク】だけでなく、除去コントロールデッキのキーパーツであり、子供達のやる気を失わせる「悪のカード」であった【ロスト・チャージャー】なども殿堂入りしたのは、実にめでたい事だと思います。
 多くのユーザーの声を、タカラさんが受け入れて下さった結果でしょう。


 タカラさんは、さらに、競技性を求める中級者以上のユーザーと、純粋にゲームとして楽しみたい子供達、両方を受け入れるために、大きな問題となっていた「大会参加権の抽選制度」を見直し、この夏の大会(ジェネレート・リーグ)では会場数を一気に2倍近くに拡大しました。
 タカラさんのお話では、SCB時の応募者数をもとに、応募者全員が参加できるようにした、という事です。
 これで、一つの大会に極端に集中したりしない限り、ほぼ誰でも大会に参加できるようになるでしょう。

 これにより、「そもそも大会に参加出来るかどうか」という運の要素が緩和され、本当の意味で“日本一”のプレイヤーを決める事が可能になってきました。
 新殿堂ルールの導入とあわせ、ますます夏の大会が楽しみです。


 とは言え、“ファルスラッシュ”“ボルメテウス・ダークタイフーン”のデッキを組んでみた方はお分かりでしょうが、除去呪文デッキがなくなったわけではありません。
 【炎槍と水剣の裁(13弾)】という極悪カードがある以上、むしろパワーアップしている面もあります。
 研究所第15回の、なつかしの【恵みの化身】を使ったタイプの“スラッシュデッキ”も、【フューチャー・スラッシュ(プロモ)】などを使えば復活できるかもしれませんし。

 実際【ボルバルザーク】も、【バルキリー・ドラゴン(勝舞火炎)】や【ディメンジョン・ゲート(10弾)】、果ては【幻想妖精カチュア(8弾)】や【魅了妖精チャミリア(6弾)】で持ってこれるため、まだまだ充分で戦えました。
 僕としては【ボルバルザーク】は「DM初の禁止カードにして欲しい」と思っているのですが・・・。
 とは言え、とりあえず殿堂入りでも大きな前進ですし、僕の心配が杞憂に終わり【ボルバルザーク】の使用される割合が問題ない程度になってくれれば、それに越した事はありません。
 夏には、「【ボルバルザーク】・・・そんなカードもあったねぇ」と笑えるようになっていれば、いいですね。



■05/06/05 新製品大人気

 5月末発売の新製品がエライ人気!
 ガンダムウォー“SEED DESTINY編”&“閃光のミネルバ”と、遊戯王の“CYBERNETIC REVOLUTION”が発売しました!

 ガンダムウォーの構築デッキである“閃光のミネルバ”は、ドローカードあり、ライブラリー操作ありで動かしやすく、小型ユニットから大型ユニットへと戦線をつなぐという、カードゲームの基本的な動きが楽しめる、とても良くできた商品。
 ガンダムウォーをこれから始めようという人には、全力でおすすめする事のできる好商材と言えるでしょう。
 これをどれだけたくさんおすすめできるかで、その店の今後のガンダムウォーユーザー数が決定するのではないか、と思うほどです。

 対してブースター、“SEED DESTINY編”は、【アークエンジェル】と【フリーダムガンダム(ハイマットモード)】くらいしか、「あきらかに強ええ!」と言える物はなく、ちょっと寂しいのですが(笑)
 まぁ「使いようによっては強い」とか「使い方は難しいが強そう」とか、なかなか良さそうなカードも多いんですけどね。
 もしかしたら、今後の研究次第で化けるカードがあるかもしれませんし。

 ともかく、ガンダムウォープレイヤーがこれでまた確実に増加・・・環境に変化が無かったせいで飽きかけてた人が多く、一時的にプレイ人口が減ってた感もあったんだけど・・・まあ、現在「SEED限定構築ルール」で遊んでいる人達は、いまのところ充分楽しめているようですので、初心者と以前からのプレイヤー双方が楽しめる「SEED限築」はおすすめ、という事ですね。


 遊戯王は、前回と同じく、テレビアニメ“遊戯王GX”に登場したカードを主軸にした商品構成で大ヒット。
 2回続くと間違いありません。やはり遊戯王のアニメは影響力絶大。

 特にGXはカードバトルを中心に描き、「僕も同じカードを使ってみたい!」と思わせるような、ごっこ遊びとしての魅力を助長する演出が満載。

 アニメから入った人たちは、強さ弱さよりも、とにかく好きなキャラクターの使っているカードを求めます。
 「ゲーム上、弱いカードは使われない」的な競技性のみのカードゲームと比べ、遊戯王のような作り方・売り方は、まさに「価値の創出」と言えるでしょう。


 優秀な新商品のおかげで、現在のカードゲーム業界はかなりの好景気のように思います。
 おかげでカードキングダム練馬春日店、船橋店、札幌店ともに、5月の売り上げは、開店から最高の売り上げ金額となりました。
 この場を借りて、ごひいき下さるお客様方にお礼を申し上げます。ありがとうございました。


 さて、好景気とは言え、売り上げを安定させるには、ノウハウとお客様の支持が重要なのが小売業。

 以前募集させていただきました“カードキングダム・フランチャイズグループ”の事業ですが、現在、第二次募集の詳しい発表に向けて、最終の詰めを行っています。
 実は、第一次募集時、想像以上の数のお問い合わせをいただき、当初考えていた以上に大掛かりな組織運営となる事が予想されるようになった上、他社の協力もいただけるようになり、改めて組織のシステム、フランチャイズグループに対するサービスを練り直す(拡大)必要が出てきたのです。

 簡単に言うと、思ったより大きくなりそうだから、受け入れ態勢を整え直す、という事なんです。

 とは言え、ほとんどの用意はできあがっております。
 近日中には「カードキングダムフランチャイズ第二次募集・詳細発表」という形で、ご案内できる事でしょう。

 カードゲームで身を立てたい、現在の売り場を改造し、売り上げをアップしたい、また、作業量を減らしたり、ノウハウや知識の面でフォローをお求めのお店様。
 間違いなくお役に立てる、自信と理由がございます。
 第二次募集記事に、ご注目下さい。






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