トップデュエルマスターズ研究所第113回(2006.07.12)

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□子供が泣き出す! 大人に使おう! “インフェルノマナ破壊デッキ”
 
いけっち店長「ハリー・・・俺はまた、とんでもなく悪いデッキを作ってしまった!」
 
ハリー  「じゃあボツで」
 
いけっち店長「うん。残念。・・・じゃなくて! せっかく作ったからには記事にしたいんだけど・・・」
 
ハリー  「悪いデッキって事はあれでしょう。店長の分類で言うと、“DMが嫌いになるデッキ”にカテゴライズされるようなデッキなんでしょ」
 
いけっち店長「うん。子供たちも明らかに嫌な顔する」
 
ハリー  「当ててみましょう。マナ破壊ですね」
 
いけっち店長「ぎゃーす! 当たり」
 
ハリー  「オマケに【インフェルノ・ゲート】がらみだ」
 
いけっち店長「ぴきー!」
 
ハリー  「あのですね店長。カードゲームにおいて、子供達が最も嫌がるのがエネルギー破壊なんですよ。わかってるんでしょう?!」
 
いけっち店長「うん・・どんなにクリーチャー除去されても、苦しそうな顔をしつつもゲームを続ける子供たちも、マナ破壊されると泣き出すもんなぁ・・・。」
 
ハリー  「理由はお解かりでしょう。要するに、除去デッキ相手で出したクリーチャーが次々と破壊されていっても、とりあえず子供にとっては『引いたカードはプレイできる』。“カードをプレイする”という楽しみは残されています。
 たとえ、はたから見て“詰んでる”場合でも、初心者の子供にはわからないですからね」
 
いけっち店長「でも、そんな子供も、マナ破壊されると泣き出す。“何も出来なくなる”からだ」
 
ハリー  「そう。エネルギー破壊は、カードゲームの一つの戦術ではありますが、ライトユーザー向けのカードゲームでは、絶対に強すぎてはいけないシステムなんです。カードゲームに単純な“楽しさ”を求めている層が、そんな戦術を喜ぶはず無いですからね」
 
いけっち店長「じゃあ、あくまで大人同士で使うって事で・・・絶対に子供相手に使わない、って約束できる人にだけお伝えするって事で」
 
ハリー  「まあ・・出来るものは出来る。誰でも考えるようなデッキですしねぇ・・・」

■インフェルノ・デストラクション
クリーチャー
 4x ダンディ・ナスオ
17弾
 3x 青銅の鎧
1弾・18弾
 4x パルピィ・ゴービー
13弾
 4x シェル・フォートレス
2弾・18弾
 2x ボルメテウス・サファイア・ドラゴン
ドリーム
呪文
 4x 母なる大地(Sトリガー)
14弾
 4x 転生プログラム(Sトリガー)
10弾
 4x ブレイン・チャージャー
8弾
 1x サイバー・ブレイン(Sトリガー・殿堂)
1弾
 1x スケルトン・バイス(殿堂)
8弾
 4x インフェルノ・ゲート
19弾
 4x デーモン・ハンド(Sトリガー)
1弾・18弾
 1x 地獄スクラッパー(Sトリガー)
14弾
(【シェル・フォートレス】は【緑神龍ザールベルグ(双龍勝舞)】でも問題ありません)

 
 
 毎度お馴染み、3ターン目【パルピィ・ゴーピー】、次の4ターン目に【転生プログラム】で【シェル・フォートレス】を出して2マナ破壊。(このあたりの【転生プログラム】関連は、107回参照)

シェル・フォートレス
 9コスト コロニー・ビートル
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のマナゾーンからカードを2枚まで選び、持ち主の墓地に置く。



 次のターンには、2ターン目の【ダンディ・ナスオ】で墓地に埋めておいた【シェル・フォートレス】を【インフェルノ・ゲート】で出して2マナ破壊。
 6・7ターンにドローしたりマナ加速で、8マナのところで【母なる大地】を使って【シェル・フォートレス】を引っ込めて、その【シェル・フォートレス】を出してまたまた2マナ破壊。
 
 そこまでやっときながら、石橋を叩いて渡るがごとく【ボルメテウス・サファイアドラゴン】を出して攻撃。
 ひどい。ひどすぎます。


 もちろん、常にこういった最高の回りをするわけではありません。
 しかし、【転生プログラム】か【インフェルノ・ゲート】による4〜5ターン以内の【ザールベルグ】召喚は、ほぼ成功します。でもって、徹底的なマナ破壊開始。
 デッキから【シェル・フォートレス】。墓地から【シェル・フォートレス】。マナゾーンから【シェル・フォートレス】。
 対戦相手は、「またかよ〜!!」と叫びながら半泣き。
 そうこうしてるうちに、シールドトリガーという一縷の望みを絶つ【サファイア】で攻撃なんですから、やってられません。


 このデッキと同じように、「最終的に【サファイア】で勝つ」というデッキはいろいろあります。
 そしてそういったデッキには、【サファィア】はパワーアタッカーなので、先に出した【サファイア】は、相手の【サファィア】に殴り倒されてしまうという問題点があります。
 
 そこで、このデッキのように先に【シェル・フォートレス】でマナ破壊しおけば、相手は【サファイア】を出せなくなるので、こちらが一方的に【サファイア】で攻め込めます。


 【サファイア】を出す自力最速コンボは、
1ターン 【シナプス・キューブ(17弾)】を使ってデッキの上から3番目を【サファィア】にする。
2ターン 2マナクリーチャーを出す。
3ターン 【転生プログラム】を使う。【サファイア】爆誕

 ですが、安定性とカードアドバンテージの問題から、一般的には4ターン目に出す
【パルピィ・ゴーピー】または【テンペスト・ベビー】から【転生プログラム】
 というパターンが使われています。
 
 このデッキは、そのコンボに加え、
【ダンディ・ナスオ】→【インフェルノ・ゲート】→【サファイア】爆誕
という、とても決まりやすいコンボまで入っているので、ほぼありとあらゆるデッキよりも確実に、何度でも、【ザールベルグ】または【サファィア】を出せ、しかもマナ破壊により相手の動きを阻害して、一方的なゲームに持ち込めるわけですね。
 
 実際には、【サファィア】を出さずとも、相手のマナがなくなってしまえば、ほぼ逆転はされませんので、そのまま【シェル・フォートレス】や【ナスオ】で攻撃して、さっさと決着をつけてしまっても良いでしょう。
 もちろんさっさと決着をつけず、相手の苦しむ顔をのんびりと見物したい、というサディスティックな気持ちもわからんでもないですが、こちらはしょせんコンボデッキ。チャンスを逃すと、その後の引きによってはガタガタになるかもしれません。いい気になるのはやめときましょうね。


 なんだかんだで、【転生プログラム】と同じく、やっぱり使いまくる事になりそうな【インフェルノ・ゲート】。
 前も書いたとおり、このカード自体は“壊れた”強さではないと思いますが、【サファイア】などの壊れたクリーチャーがいる限り、延々と使われることになるでしょう。



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