□“ドラゴン”超速、そして連続降臨！ 狂気の積み込み連ドラデッキ！！
ご好評頂いているデュエルマスターズ研究所ですが、２回連続で「面白デッキ」が続きました事ですし、今回はちょいと、マトモに強い（それでいてとんでもない）、お勧めデッキをひとつ。
コロコロで【ボルメテウス・サファイア・ドラゴン】が紹介されてから、「ヤバイんじゃないの。【転生プログラム】が・・・」と言っていた、例のデッキの完成形。
４ターン目の【サファイア】の出現が、面白いほど楽勝でキマり、その後も次々とドラゴンが矢継ぎばやに出現、なんかもう「こりゃヤバいわ」と絶望的な試合展開になる超パワーデッキ、“連ドラ・転生サファイアバージョン”です！（「連続でドラゴンを召喚」、略して「連ドラ」）
ボルメテウス・サファイア・ドラゴン
１０コスト アーマード・ドラゴン １１０００＋
■スピードアタッカー
■パワーアタッカー＋３０００
■Ｔ・ブレイカー
■このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに、持ち主の墓地に置く。
| ■いんちき積み込みコンボデッキ“連ドラ・転生サファイアバージョン” |
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| クリーチャー |
１x エメラル（殿堂） |
３弾 |
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４x パルピィ・ゴーピー |
１３弾 |
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４x テンペスト・ベビー |
１７弾 |
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３x アクア・サーファー（Ｓトリガー） |
５/１８弾 |
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４x 紅神龍ジャガルザー |
８弾 |
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４x 紅神龍バルガゲイザー |
勝舞神龍 |
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１x ガルクライフ・ドラゴン |
４弾 |
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１x バルキリー・ドラゴン |
勝舞火炎 |
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１x バザガジール・ドラゴン |
６弾 |
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４x ボルメテウス・サファイア・ドラゴン |
ドリーム |
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| 呪文 |
４x 転生プログラム（Ｓトリガー） |
１０弾 |
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３x ブレイン・チャージャー |
８弾 |
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１x サイバー・ブレイン（Ｓトリガー・殿堂） |
１弾 |
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１x 炎槍と水剣の裁（殿堂） |
１３弾 |
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４x 地獄スクラッパー(Ｓトリガー) |
１４弾 |
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え〜、今回のデッキを紹介するにあたり、俺の気持ちは微妙です。
当研究所は、「デュエルマスターズがより楽しくなる」事をテーマに記事を作成しています。
よって、「このデッキが強いぜええええ！」という紹介よりも、「こいつは使って楽しいし、相手もびっくりだ！」ってデッキを多く記事にしているつもりなんですね。
除去デッキやマナ破壊などの、やられた方がつまらなくなるデッキは本当言うと、あまり紹介したくありませんが、「記事にして！」という需要は多いですし、場合によっては、ＤＭの問題点に対して警鐘を鳴らす記事として、必要とも考えています。（知らない酷いデッキに負けるより、知っていた方がなんぼかショックも減りますしね）
問題のある（と、僕たちが考える）デッキを紹介する場合には、できればその弱点も書くようにしていますし、僕たちも解決策を思い浮かばないような場合は、はっきりとそのように、「こりゃこまった」と書いてきたつもりなんですね。（【無双竜機ボルバルザーク（１０弾）】の時とか）
で、今回のデッキは・・・その真ん中。
納得のいかない凄まじいコンボパワーを持つと同時に、「使っててものすごく楽しい！」というデッキでもあるのです。
実際には、どうしようもなく強いわけでもなく、速攻デッキや、徹底的な除去デッキには、少し分が悪いのも事実。
しかし、デッキの平均点で言えば相当に強く、しかもそうしたデッキが、【ボルメテウス・サファイア・ドラゴン】【紅神竜バルガゲイザー】という、「売り切れたら手に入らない限定パック」に入っている、特典カードとも言えるカードをぶん回す物であるのは、やっぱ問題かと（他のカードで代用が利くものでなく）。
まとめましょう。
酷いし、おかしな（狂った）コンボだけど、面白い。
強さは取り返しが付かないレベルではないけど、これから手に入らなくなるだろうカードがタップリ必要なのは遺憾。
どうでも良い事でしょうか？・・ぼくはちょっと、心配なんですけどね。
□使い方説明・・炸裂！ 【転生プログラム】！
さてお立会い。
今までの【転生プログラム】デッキでは、【パルピィ・ゴーピー】や【アクア・アナライザー（１０弾）】でカードの順番を積み込み、次のターン、【転生プログラム】で大型ユニットが出るように、仕込んでおりました。
（詳しくは、過去の記事
５５回・
９８回などをお読みください）
初手に手札に入ってしまった大型クリーチャーカードは、基本的にマナゾーンに埋めるしかなかった訳ですな。（【爆竜兵ドラグストライク（８弾）】とかも一応ありましたが）
が、今回、１７弾の新しいカードのおかげで、「それ以外」の積み込み手段・・手札に入った【サファイア・ドラゴン】を、デッキに戻して【転生】させる事が、可能になっちゃいました。
【テンペスト・ベビー】・・・【転生プログラム】を、激パワーカードにするために生まれて来たとしか思えない、超強力カード！ こいつぁ、ヤバいぜ！
テンペスト・ベビー
３コスト サイバー・ウイルス ２０００
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを２枚まで引く。その後、引いたカードの数と同じ枚数の手札を自分の山札の上に好きな順番で置く。
初手に【サファイア】がいれば、マナゾーンに埋めず、とりあえず持っておきましょう。
【テンペスト・ベビー】を出したら・・２枚引いて、２枚デッキに戻すわけですが・・・例えばここで、【転生プログラム】【ボルメテウス・サファイア・ドラゴン】をデッキの上に戻したとしましょう。
当然、【転生】が上です。
次のターン、引いた【転生】を自分の【テンペスト・ベビー】に使えば、めでたく【サファィア】出現。
４ターン目に１０マナの超獣出現ですよ。しかもスピードアタッカー。いきなりトリプルブレイク。
むろん、今までどおりの【パルピィ・ゴーピー】からの【転生】もＯＫ。
しかし・・今までの手段だけでなく、「手札に来た巨大クリーチャーを、もう一度デッキに戻せる」という【テンペスト・ベビー】の出現のため、「回ったら、強いね」というコンボではなく、「回るよね」というコンボになってしまったのがとんでもない進化。
使ってる本人も「何かおかしいのでは？」と首をひねる事になりまする。
□第２の戦術・連続ドラゴン出現
【ボルメテウス・サファイア・ドラゴン】は、種族が「アーマード・ドラゴン」。
そしてＤＭ界にはドラゴンを簡単に出す方法があります。
それが、【紅神龍バルガゲイザー】・・・アタック時、デッキのてっぺんをめくって、それがドラゴン（アーマード・ドラゴン＆ボルケーノ・ドラゴン＆アース・ドラゴン＆ドラゴン・ゾンビ）だった場合、なんとタダで場に出せるという、びっくりドッキリクリーチャー。
紅神龍バルガゲイザー
６コスト ボルケーノ・ドラゴン ５０００＋
■このクリーチャーが攻撃するとき、自分の山札の上から１枚目を表向きにしてもよい。そのカードがドラゴンであればバトルゾーンに出し、ドラゴンでなければ自分の墓地に置く。
■パワーアタッカー＋１０００
「当たればラッキー！」な夢いっぱいクリーチャーですが、これが【パルピィ・ゴーピー】や【テンペスト・ベビー】による“積み込み”と融合すると、確実にデッキのてっぺんをドラゴンにできるため、確信犯的凶悪さの犯罪的クリーチャーへと変身します！
つまり、【バルガゲイザー】アタック。タダで出てくる【サファイア】。そしてスピードアタック。
または、タダで出てくる【ジャガルザー】。ターボラッシュで全軍スピードアタック。場合によってはゲームエンド。
こりゃ酷い。強すぎ。相手半泣き。
紅神龍ジャガルザー
６コスト ボルケーノ・ドラゴン ６０００
■Ｗ・ブレイカー
■ターボラッシュ(自分の他のクリーチャーがシールドをブレイクしたあと、そのターンが終わるまで、このクリーチャーは次のターボラッシュ能力を得る)
≪ターボラッシュ≫このクリーチャーがバトルゾーンにある間、バトルゾーンにある自分のクリーチャーはすべて「スピードアタッカー」を得る。
このデッキは、なに気に１５枚ものドラゴンが入っているので、積み込み無しで【バルガゲイザー】がアタックしても、そこそこな確率で“ドラゴン”が出現します。
光のデッキ相手に【ガルクライフ・ドラゴン】が出現したりすれば、【バルガゲイザー】をブロックするはずだった【電脳聖者タージマル】も吹き飛んで、戦線壊滅。デンプシーロール鼻血パンチ（謎）
ガルクライフ・ドラゴン
７コスト アーマード・ドラゴン ６０００
■このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、バトルゾーンにあるパワー４０００以下の光のクリーチャーすべてを、持ち主の墓地に置く。
■Ｗ・ブレイカー
このデッキはパズルみたいなもの。意外と難しく、「あっ！ 積み込む順番間違えた！」とか、「カードを使う順番間違えた！」という事がしょっちゅう発生するでしょう。
使いこなせるようになるまでには、できれば、友達の１人か２人に後ろに付いていてもらい、一緒に考えてプレイするのがお勧めです。自分が気付いていないコンボ、積み込み方が見えてくると思いますよ。
最後に・・「何で入ってるの？」という【ブレイン・チャージャー】ですが、実は重要。ぜひ使ってみて下さい。
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